大阪市の北区をグルグル巡るブログ | 大阪市の北区メインでいろいろ仕事をしてます。仕事場も住んでるところも大阪市北区なので、北区をグルグル巡って、目にしたもん耳にしたもん感じたもんを、つらつらと書いています。

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「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト」発表! 今日から展示です☆
「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト」


このブログで告知しまくっていた「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト」です。
DD HOUSEがある芝田商店街が主催しています。

応募が終了した4月25日の翌日に審査を行ない、無事に入選作品が決定しました☆

こちらにて発表されております。

http://shibata-shotenkai.com/photo-con/photo.html


入選作品は、以下の通りです。



【最優秀作品賞】山田 新太郎
「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト」


【芝田商店会賞】西川ヒトシ
「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト」


【北区商業活性化協会賞】梅園貴史
「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト」


【創造都市賞】井口和俊
「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト」


【フレッシュ賞】内海未散
「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト」


【佳作】安田 成樹
「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト」


【佳作】仁志 錦
「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト」


【佳作】東 圭一
「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト」


【佳作】瓜生 典子
「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト」


【佳作】榊 勇人
「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト」



そして、いよいよ本日より展示です☆
5月9日(月)〜20日(金)まで展示してます。

場所は、北ヤード工事現場の西面の仮囲いフェンスです。
ここです!

「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト」



JR大阪駅がグランドオープンしてるんで、結構、人が通ります!
しかも、朝はJR大阪駅から降りてくる通勤の人でいっぱいの場所なので、めっちゃ見られます!

この場所に、高さ約3mのフェンスを横に30mほどを使って、ギャラリーに見立てて、入選作品を5点、佳作を5点展示します。

展示は、入選作が2A0サイズ(1189mm×1682mm)、佳作がA0サイズ(841mm×1189mm)です。
でっかいです!

僕もまだ見てないので、今日、早速見にいってきます。
メッチャ楽しみ。

新しくなったJR大阪駅の見学なんぞを兼ねて、ぜひぜひ、お越し下さいませ〜。




「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト。」

http://shibata-shotenkai.com/photo-con/index.html

芝田商店会
http://shibata-shotenkai.com/




「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト」、〆切は4/25、展示は2A0サイズ(1189mm×1682mm)!
キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト    


こないだから告知ばっかりしている「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト」です。
DD HOUSEがある芝田商店街が主催してます。

詳しくは、こちらのサイトをご覧あれ。

http://shibata-shotenkai.com/photo-con/index.html


応募〆切は、4月25日(月)
ひとり10点まで応募できます。
メールで応募。

今日、入選作品の展示の概要が決まりました。


場所は、北ヤード工事現場の西面の仮囲いフェンスです。
ここです!

キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト


朝はJR大阪駅から降りてくる通勤の人でいっぱいの場所なので、めっちゃ見られます!
この場所、高さ約3mのフェンスを横に30mほどを使って、ギャラリーに見立てて、入選作品を5点、佳作を5点展示します。

展示は、入選作が2A0サイズ(1189mm×1682mm)、佳作がA0サイズ(841mm×1189mm)です。

展示されると、こんなかんじになります。
ブルーのところに、入選作、佳作の写真をカッティングシートにプリントして、フェンスにペタッと貼りつけちゃいます。

キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト

キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト

キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト


展示期間は、5月9日(月)〜20日(金)

JR大阪駅がグランドオープンして間もない時期ですから、結構、注目度高いです。
さらに、この場所は、朝、JR大阪駅を降りてくる通勤客がたくさん通る場所でもあります。

北ヤードが工事しているあいだだからこそできる展示です。
こんな機会は滅多にあるものではないし、皆さん、どしどし応募してくださいませ〜。



「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト。」
HP http://shibata-shotenkai.com/photo-con/index.html

芝田商店会
http://shibata-shotenkai.com/






【再々掲】「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト。」やります。 展示場所は、北ヤード工事現場フェンス☆もうすぐ〆切!
 「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト。」


少しまえにこのブログで告知したのだけれども、もっかい。
もうすぐ募集〆切なのでね。


あっちこっちでコソコソ話だけはしてましたが、キタを舞台にした写真コンテスト「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト。」、やーっと実施することになりました。主催は、梅田のDD HOUSE横にある芝田商店会です。

詳しくは、こちらのサイトをご覧あれ。

http://shibata-shotenkai.com/photo-con/index.html


応募〆切は、4月25日(水)
ひとり10点まで応募できます。
メールで応募。
入選作には、あらためてでっかい画像ファイルを送ってもらい、北ヤードの工事現場のフェンスをギャラリーに見立てて、ビルボードサイズにして展示します☆

展示期間は、5月9日(月)〜20日(金)

JR大阪駅がオープンしてすぐですから、注目度デカイです☆

テーマは、変わりゆくキタの今の風景、これからも大切に残したいキタの風景、明日のキタを感じさせるワクワクする風景。
エリアは、いわゆる「キタ」。厳密にエリアを限定はしません。ご自身が、ここもキタや!って場所を舞台にした写真を応募してくださいませ。

関係者かけずりまわって、あっちこっちで話をまとめまくって、やーっと実現しました。

皆さん、ぜひぜひ、応募してくださいませ〜。
フライヤーはあちこちに撒いてますが、PDFでご覧になりたい方は、こちらをクリックで。

http://shibata-shotenkai.com/photo-con/photo-con.zip



そうそう、数件、おなじような問い合わせがあったので、ここでお答えしておきます。

むかしの古い写真を応募するのではなく、あくまで、あなたが撮影した現在の写真で応募してくださいね。
これからも残したい風景や、変わりゆく今の風景や、未来を感じさせる風景は、あくまで、今現在の風景から、ということです。

ではでは。
みなさん、たくさんのご応募をお待ちしてま〜す☆







「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト。」
HP http://shibata-shotenkai.com/photo-con/index.html

芝田商店会
http://shibata-shotenkai.com/




【再掲】「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト。」やります。 展示場所は、北ヤード工事現場フェンス☆
「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト。」


少しまえにこのブログで告知したのだけれども、もっかい。

あっちこっちでコソコソ話だけはしてましたが、キタを舞台にした写真コンテスト「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト。」、やーっと実施することになりました。主催は、梅田のDD HOUSE横にある芝田商店会です。

詳しくは、こちらのサイトをご覧あれ。

http://shibata-shotenkai.com/photo-con/index.html


応募〆切は、4月25日(水)
ひとり10点まで応募できます。
メールで応募。
入選作には、あらためてでっかい画像ファイルを送ってもらい、北ヤードの工事現場のフェンスをギャラリーに見立てて、ビルボードサイズにして展示します☆

展示期間は、5月9日(月)〜20日(金)

JR大阪駅がオープンしてすぐですから、注目度デカイです☆

テーマは、変わりゆくキタの今の風景、これからも大切に残したいキタの風景、明日のキタを感じさせるワクワクする風景。
エリアは、いわゆる「キタ」。厳密にエリアを限定はしません。ご自身が、ここもキタや!って場所を舞台にした写真を応募してくださいませ。

関係者かけずりまわって、あっちこっちで話をまとめまくって、やーっと実現しました。

皆さん、ぜひぜひ、応募してくださいませ〜。
フライヤーはあちこちに撒いてますが、PDFでご覧になりたい方は、こちらをクリックで。

http://shibata-shotenkai.com/photo-con/photo-con.zip



そうそう、数件、おなじような問い合わせがあったので、ここでお答えしておきます。

むかしの古い写真を応募するのではなく、あくまで、あなたが撮影した現在の写真で応募してくださいね。
これからも残したい風景や、変わりゆく今の風景や、未来を感じさせる風景は、あくまで、今現在の風景から、ということです。

ではでは。
みなさん、たくさんのご応募をお待ちしてま〜す☆







「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト。」
HP http://shibata-shotenkai.com/photo-con/index.html

芝田商店会
http://shibata-shotenkai.com/





「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト。」やります。 展示場所は、北ヤード工事現場フェンス☆
「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト。」


あっちこっちでコソコソ話だけはしてましたが、キタを舞台にした写真コンテスト「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト。」、やーっと実施することになりました。主催は、梅田のDD HOUSE横にある芝田商店会です。

詳しくは、こちらのサイトをご覧あれ。

http://shibata-shotenkai.com/photo-con/index.html


応募〆切は、4月20日(水)
ひとり10点まで応募できます。
メールで応募。
入選作には、あらためてでっかい画像ファイルを送ってもらい、北ヤードの工事現場のフェンスをギャラリーに見立てて、ビルボードサイズにして展示します☆

展示期間は、5月9日(月)〜20日(金)

JR大阪駅がオープンしてすぐですから、注目度デカイです☆

テーマは、変わりゆくキタの今の風景、これからも大切に残したいキタの風景、明日のキタを感じさせるワクワクする風景。
エリアは、いわゆる「キタ」。厳密にエリアを限定はしません。ご自身が、ここもキタや!って場所を舞台にした写真を応募してくださいませ。

関係者かけずりまわって、あっちこっちで話をまとめまくって、やーっと実現しました。

皆さん、ぜひぜひ、応募してくださいませ〜。
フライヤーのPDFファイル、来週早々にアップします。




「キタのむかし・いま・みらいを、感じる写真コンテスト。」
HP http://shibata-shotenkai.com/photo-con/index.html

芝田商店会
http://shibata-shotenkai.com/




地域の防災訓練なるものに参加してきました
こないだ、梅田東地域(芝田、茶屋町、鶴野町)の防災訓練なるものに参加してきましたです。
いろいろお聞きしてみると、定期的に行なっているわけではないらしく、今回が初めてらしいです。
まあ、初めてってことでもないんだろうけれども、規模がすごくて、今回みたいなデカイ規模でやるのは初めてって意味だと思うんですけどね。

大阪はご存知のとおり、上町断層が都心のど真ん中を走っとります。都心のど真ん中にでっかい活断層が走ってるというのは、珍しいらしいですな。
んで、今回の避難訓練は、上町断層で大地震が発生し、大阪市域において最大震度7を観測したという想定での訓練です。
避難場所は旧・梅田東小学校体育館。
でもね、ただ避難場所に行くってだけの訓練じゃないんですよ。避難場所に行ってから、いろいろ体験訓練を行なうわけです。なかなかてんこ盛りでしたヨ。

避難自体はね、べつにおもしろくもなんともないです(おもしろがってちゃイカンが…)。先頭の班長さんが旗持って、残りはその後ろについてゾロゾロ歩くだけ。あ、避難経路の確認って意味合いはあります。

で、到着してすぐに行なうのは、点呼。班長による安否確認、町会本部へ報告などを行ない、収容避難所に避難誘導を行ないます。

防災訓練

こんときに、体育館の解錠訓練なんかも行ないます。錠前の鍵を解錠するだけなので、訓練もへったくれもないけれども、これもね、イザというときは焦るだろうから、まあ、やっとくに越したことはないですわな。

このあと、僕らペーペーは体育館のなかへ入って、班長さんたち(町会の役員さんたちね)は、災害対策本部を設置したり、避難所開設の設置確認したり、区の災害対策本部と連絡とりあったりして、すでにいろいろ忙しいです。

んで、僕らはいそいそと避難所になってる体育館へ入るんですが、入った途端、入口にでっかいテントが設置されていて、テントのなかを覗いてみると、煙が黙々と充満してます!
ほいで、このテントのなかを抜けていけ、と。煙中歩行訓練の実地体験ですわ。

防災訓練

なかに入ってみると、四方八方、なーんにも見えません。視界がまったく確保できないなか、歩行していきます。ちょっとオモロい!

防災訓練


煙のなかで僕らがアワアワしているあいだ、対策本部では、安否確認や避難情報をボードに書き込んでいく作業がはじまってます。

防災訓練


再び体育館に眼を転じると、停電が発生したときのことを想定して、ヤンマーさんのスタッフによる投光器の照射テストです。もちろん、自家発電☆

防災訓練


続いて、負傷者の搬入訓練と、搬送された負傷者の応急手当の訓練。

防災訓練


こっから先は、各グループにわかれての、体験コーナー巡りですわ。


これは、家屋が倒壊し、人が下敷きになっているのを発見した場合の訓練。

防災訓練

まず、ジャッキを探します。特に梅田東地域では車がたくさんあるので、ジャッキは探せばそこらじゅうにあります。そのジャッキを集めて、倒壊家屋や家具を持ち上げ、下敷きになっている人を救い出す、という訓練。
阪神大震災で亡くなられた方のなかで、最も多かったのが、倒壊による下敷きだったんで、これはやっておくべき訓練やと思いますわ。
ジャッキは水平に置き、アームには木板や鉄板を挟んで、点ではなく面で力を与えていくと、持ち上げやすくなる、と。もちろん、1個じゃなくて数個のジャッキで持ち上げるのがベスト。
ジャッキを操作しない人も、掛け声をかけたり、下敷きになっている人に呼びかけを行なったり、木板や鉄板を探したりと、できることはたくさんありますね。そこにいる全員が協力するのが大切で、声かけって意外と重要なんなやということも、わかったりしたな。


こっちは、応急手当の訓練。

負傷した場合、早い段階に適切な応急処置が行なわれることで助かる確率が上がるのは、今や常識ですね。
早い通報、早い応急手当、早い救急処置、早い救命医療の流れを「救命の連鎖」って呼ぶらしく、僕らのような、その場に居合わせた人ができることは、早い通報と早い応急手当です。

心肺蘇生の手順を学び、反応を見、119番通報とAEDの手配を行ない、気道を確保し、呼吸を見、人工呼吸を行ない、胸骨圧迫を行ないます。結構、忙しい。

防災訓練


AEDが到着すると、電源を入れ、電極パットを貼り、心電図の解析を行ない、電気ショックを行ないます。
これ、電源を入れると音声ガイダンスが流れるんで、慌てずにやれば、誰にでもできるようになってますな。AEDのレクチャー映像をむかし見たことがあるけれども、こうして実際に手にするのは初体験。やっぱ、現物を触ってると、イザってときに違いますわ。

防災訓練

こちらは、三角巾の使いかたを。最近は、風呂敷も三角巾も使わないなぁ。

防災訓練

このNTTの災害伝言ダイヤル「171」の使いかた体験やら、消防の「119」のかけかたなどなど…、以上が、体験訓練のダイジェストです。
じつにさまざまなことを体験したのだけれども、災害時以外にも使えるものもあるし、大変勉強になりますね。
最後は、アルファ米の炊き出しと試食。
アルファ米は、お米を炊いたあとに乾燥させたもので、保存が利くことから、災害発生時の非常食として流通してますね。お湯を注ぐだけで20分程度で食べられるようになるし、もう少し時間はかかるけれども、水を注いでも食べることができます。
また、自衛隊をはじめとするさまざまな団体で利用されている、缶入りのパンも。3年間も保存がきくというパンです。これがなかなか美味くて☆
アルファ米の炊き込みごはんはマズかったけれども、パンは美味かった☆
さらに、乾パンや水、お湯を注ぐだけのドライカレーなどの配給救援物資ももらっちゃいました〜。
えーっと、これは食っちゃいけないんだよな。イザってときに食べるんだよな。

防災訓練

防災訓練

防災訓練



以上が、今回の防災訓練。
結構、盛りだくさんなプログラムです。
なかなか、いい運動になった一日だったな。



「職人×学生 ワークショップ at キタ」
「職人×学生 ワークショップ at キタ」       

もう何度も書いているのでうんざりでしょうが、大阪市の北区では、伝統工芸に従事する職人さんの活動を支援する事業があって、今、職人さんたちと学生さんとでコラボレートしてもらい、若い人たちに伝統工芸に対する意識を高めてもらおうとする動きをしています。

昨年度は、デザイン系の学生さんと職人さんがコラボして、新商品の開発や、店舗の提案、販促ツールの提案などを行ないました。

今年度は、デザイン系以外の学生さんに参加してもらって、さまざまな取り組みを行なうワークショップを展開しています。
まず、昨年末に、職人さんと学生さんとでグループセッションを行なってもらい、学生さんに、職人さんたちの生の声や思いに触れてもらいました。

そのときの様子は、こちらを。

「職人×学生ワークショップ『キタの職人さんに出会おう』」


そして今回、日曜日に行なわれたのは、そのグループセッションを受けて、学生さんたちが、どのようなことを考え、どのようなことに取り組んだのかを、発表してもらいました。
題して、「職人×学生 ワークショップ at キタ」

発表は、ポスターにして展示するポスターセッションと、壇上に立ってプレゼンしてもらうギャラリートーク。

ポスターセッションでは、ECC国際外語専門学校の生徒さんたちによる「まちに活きる技と心」冊子の翻訳についてや、北稜中学校の生徒さんたちによる「職人さん見学について」など、なかなか興味深い展示が。

そしてメインイベントの、ギャラリートーク。
今回は、ギャラリートークのダイジェストをこのエントリーでお伝えしていきます。

トップバッターは、大阪大学の学生さんサイエンスカフェについて。

「職人×学生 ワークショップ at キタ」

サイエンスカフェの取り組みについてです。これは僕も毎回参加しているものなので。よーく知ってます。
運営されているスタッフの方が、昨年末、職人さんを交えてのトークセッションに参加され、その後、北区の職人さんである工房アルテさんを招いてのサイエンスカフェが開催されました。

そんときの模様は、僕もエントリーしています。

「第22回サイエンスカフェは『人工ボディをつくる 心のバリアフリーをめざして』工房アルテ・福島さん、愛と感動と疾風怒濤の人工ボディ奮闘記」


人工ボディは、工房アルテの福島有佳子さんが独自につくってこられたもので、「人工ボディ」という言葉自体も、福島さんの造語です。ここでしかつくれないものが大半で、海外からも引き合いが来るほどの、精巧なシロモノです。
今回も実際に実物が展示されたのだけれども、指のしわから爪の色、かたちまでマジでホンモノそっくりで、人工ボディだと知らないと、ギョッとするほどです。

福島さんがされているのは、交通事故や病気などで身体の一部を失った人のために、ハリウッドも真っ青の特殊メイク・レベルの人工ボディを完全オーダーメイドでつくるお仕事です。
カウンセリングから製作、メンテまで、すべて自己完結させてしまいます。

なぜ極限までホンモノそっくりにつくるのかというと、手がない人に、人工でもなんでも手があるだけでありがたく思え!というモノの考えかたが許せなかったからです。なぜ、手がない人が、ホンモノそっくりの手を求めてはいけないのか? 彼女の思いは、そんな疑問からはじまるのです。
お客さんと徹底的に対話し、お客さんのために最善のものを追求する福島さんの姿に、学生さんたちは心を打たれたようです。
また、障害者に接するのは難しいかもしれないけれども、そう考えるのではなく、ひとりの人間、ひとりのお客さんとして、正面から向き合う姿勢に、感動した!と。

次に、福島さんが考えている「心のバリアフリー」についても、学生さんから説明がありました。
たとえば、右手の指がない人は、右端に座る傾向がある。知らず知らずのうちに、指のない右手を隠そうとする心の表れなのですね。そうしたバリアが、障害者のなかには存在する傾向がある。
また、障害者の集まりなどにいくと、私たちの気持ちなんて一般の人にはわかるわけがない!なんていう、閉鎖的な心もあります。
そんな心のバリアを取り払い、心のバリアフリーを実現させるのが私の仕事!と言い切る福島さんの姿に、学生さんたちは感動します。

対話やお客さんのことを徹底的に考えるということについては、たとえば、生まれたときから指が2本しかない子供が来られたときの話が印象的でした。
親としては、残りの3本の指を用意して、ちゃんとしてあげたいと思う。でも、その子供との対話のなかから福島さんが導き出した答えは、新しい指はつくらずに、そのままで、というものでした。
その子供は、2本しか指がなくても、服を着ることも脱ぐこともできるし、ボタンを留めることもできる。日常生活において、なんら不自由していない。そんな子供に、新しい指を3本つけると、邪魔になるだけ。これは欠損ではないんだ、ということです。
学生さんたちが、そういう話を、自分の言葉で語ってくれました。

また、サイエンスカフェの普段の取り組みの説明も併せて行なわれました。
北天満サイエンスカフェでは、専門家や科学者を招き、最先端の科学をわかりやすく30分ほど話をしてもらい、参加されるお客さん、商店街の方々から素朴な疑問を投げてもらい、対話を通じて実りのある時間をつくっていきたいとするものです。

来月は、今回の会場ともなっている関西大学社会学部の与謝野先生による「社会的信頼学と天満天神での試み」です。これについても、ちゃっかり紹介し、参加を呼びかけてはりました。

この大阪大学の学生さんによるサイエンスカフェの取り組みは、僕も知っているだけに、なかなか感動的でした。

サイエンスカフェのHPは、こちら。興味を持たれた方は、どうぞこちらをご参照を。

北天満サイエンスカフェ



続いて登場したのは、大阪デザイナー専門学校の学生さん。

じつは今回、「キタの手わざ」というロゴマークが製作されただけれども、それを担当したのが、こちらの学生さんたちです。

「職人×学生 ワークショップ at キタ」

3人の学生さんがそれぞれロゴマークを製作し、それぞれを公開して、投票を行ないました。
100票くらいの投票があったのかな? 区役所と関西大学のリサーチアトリエに投票箱が置かれていました。
ハンコの先端をモチーフに伝統を感じさせるロゴ、「キタ」をモチーフにし、伝統と手わざを感じさせるロゴ、どっしりとし、角を丸く(角が立たない)し、可読性を考えたロゴの3点。

どれも製作にかける思いやしんどさがあったでしょうが、投票で選ばれたのは、どっしりとし、角を丸く(角が立たない)し、可読性を考えたロゴです。
さらに、それをベースに、最終的な改良を加え、完成したのが、これです。

ロゴを製作していく過程で、たくさんの人から意見をもらえたことはとても嬉しかったし、今後、デザインという仕事をしていくうえで、ここで職人さんたちとかかわり、学んだことを生かしていきたいと、今後の意気込みを語ってはりました。

この年代だと、自分のつくったものが実際に使われるというのは、このうえない歓びです。
僕自身もそうだったし、この感覚はすごくわかるなあ。
これからも、このときの感動を忘れずに頑張ってください。



最後に登場したのは、関西大学社会学部の与謝野ゼミの学生さんたちです。

今回の会場ともなっている天神橋3丁目商店街にリサーチアトリエを構えるゼミの学生さんたちが、社会学の手法を使って、北区の伝統工芸に関するさまざまな調査を行っており、その調査結果の発表です。

「職人×学生 ワークショップ at キタ」

学生さんたちの発表に先立って、与謝野先生より、リサーチアトリエの取り組みについての話がありました。

大学は企業や行政のようにたくさんのお金をかけたりすることはできないが、針治療を続けていくようにして、ちょっとしたツボを突いて、刺激を与え、粘り強く取り組むことで成果を挙げていきたい、と。
北区の掲げるテーマは、安心・安全に加えて信頼というものだけれども、信頼されるまちの実現に少しでも寄与できたら、と、語ってはりました。

さて、調査です。

すでにある調査結果が示されていたのだけれども、これがなかなか衝撃的!

関西の各県で、自県の伝統工芸に対する認知度を、自県の人と他府県の人とにアンケートをとってみると、あたりまえのことだけれども、自県の人のほうが、自県の伝統工芸をよく知っているという結果が出ました。
しかし、大阪では、違った。
大阪の伝統工芸に対する認知度は、大阪府民と他府県民とでは、なんと、差がない!という驚きの結果が出てます!
ただ、北区では少し様相が違っていて、たとえば天満切子や提灯などは、北区民のほうが区外の人よりも、たくさん認知していたという結果が出ました。

「職人×学生 ワークショップ at キタ」

この調査結果をもとに、関西大学社会学部の学生さんたちが調査に取り組んだことは、以下のふたつの観点からの調査です。
1)地域へのコミットメントと生活
2)伝統文化への興味

1)については、天満天神地域に住んでいる年数、愛着はあるかどうか、地域のお祭りや行事にどれくらい参加しているか、隣近所との付き合いはあるかどうか、などの聞き取り調査を行っています。
2)については、伝統文化についてどのくらいの関心があるのか、知っているかどうか、伝統工芸のイベントに参加したことがあるかどうか、などの聞き取り調査を行っています。

上記の調査を、かなりの突貫工事で行なったそうですが、そこに統計学的な係数を加えて分析してみると、

・居住年数と社会参加の関係性は高い
・社会参加と近隣との交流の関係性は高い
・伝統文化への認知とイベント参加の関係性は高い

という結果が出、
地域への愛着がある人ほどイベントに参加したいという、一連の流れが見えてきました。

この結果から、彼らが立てた仮説は、
・居住年数が高いほど、伝統技術に対する認知度が高い。
・北区の地域のイベントに参加する人ほど、伝統技術に感心がある。
というもので、地域への愛着が地域への活性化を促進すると、考えているようです。

愛着はあるし、イベントがあるなら参加したいが、イベントの存在を知らない人が多い。
なので、イベントの告知を強化するといいのでは?
という提案までなされました。

これは、僕自身の経験に照らしてみて、とても実感できるものです。
実際、このブログをはじめて、各地のイベントに参加するようになって、北区に対して愛着を持つようになったし、とても実感の持てる説です。
そして、大阪市はわりと質の高いイベントをやっているのに、広報がヘタクソすぎて周知されていない、というのは、僕の周辺では、共通の認識としてあります。僕のtwitter周りなんて、その話題ばっかりだし(笑)

最終的に、学生さんたちが出した結論は、次のようなもの。

「職人×学生 ワークショップ at キタ」

イベントに参加することが、伝統文化に関心を持つきっかけになりえる

天満天神地域への愛着を増すことに繋がる

地元地域の息の長い活性化へ繋げていく

これは、僕にとっても、ストンとくる結論です。



さて、以上が、学生さんたちの取り組みの発表。
続いて第2部、宝塚大学大学院 李瑛一教授による講演「新しい大阪の都市ブランドの構築について」です。
李先生は、まちづくりの専門家として、各地で活躍されている先生です。

「職人×学生 ワークショップ at キタ」

これまたザクッとダイジェスト版で紹介すると、

まず、ブランドには以下の3つがあり、
1)商品ブランド(モノ)
2)企業ブランド(企業)
3)場所ブランド(都市、地域、国)
最近は、(3)の場所ブランドの構築が流行っている、と。

この3つを繋げて操作することが大切で、たとえば、(2)がそのまんま(3)に繋がっている例としては、名古屋=トヨタなど。
北区の伝統文化も、(1)がすぐに(3)に繋がっています。

場所ブランドの構築においては、ブランドスケープデザイン、つまり、ブランドによってイメージされる良質の風景をデザインすること。それはブランドと接したとき、その出会いをより魅力的な体験に変えるものである、と。

たとえば、京都をイメージしたとき、どんな風景をイメージするか?そういうことが大切になってきます。
ちなみに、大阪は、1位から3位まで粉モン。ひったくり、不法駐輪など。関西のみならず、東京から来た人もそう思っている。これを払拭するところからはじめないとダメってことですね。

「職人×学生 ワークショップ at キタ」

魅力的な体験については、
ブランドを通じたコミュニケーションが挙げられるのだけれども、
産学連携、地域連携 ヤマほどもあるけれども、どれも上手くいっていない。結局は、出口の問題なのだそうです。
学校は、社会的な経験をしたからいいじゃないか。企業は、タダで提案してもらったからいいじゃない。結果、ただやっただけで終わってしまっている。
これを繋げていくためには、マーケティングをちゃんとしていかなければならないし、大学も次のステージに向かっていかなければならない、と。
大学としては、社会との垣根がなくなりつつあるので、大学のなかに社会とコミュニケーションできる場をつくるようにしていきたい、と。

ブランドデザインの戦略では、
近年、ブランドは無形資産として大変な価値を持っていることから、さまざまな分野で研究ないしは実践が行なわれていて、特にマーケティングでは新しい戦略として数年前から積極的に取り入れている、と。
それは「誇り」「ステータス」というブランドの概念から、魅力的で個性あるものが他者との差別化を生み、ある特別なイメージを創るものに変化しつつある、と。

ブランドの創りかたとしては、
まず、どうなりたいのか?を考え、どうイメージされたいのか?についてシミュレーションを行なうことが肝要。
たとえば、北区を考えたとき、
伝統的なまちということにしたいと考えたら、既存のものをどう発掘して、どうマーケティングして、どう売っていくかを考えなければならないですね。

そこで、伝統的なまちとして売っていくとするのなら、たとえば、日本全国の伝統文化を発信するイベントを北区で開催する。一例として、全国提灯イベントを北区で行うと、皆が、北区は提灯のまちだと認知する、というようなことです。

以上、ごくごく簡単なダイジェストだけれども、李先生の講演は、そういうお話でした。


その他、手ぬぐいやマカロンをモチーフにいた照明器具の展示や、パネル展示など、なかなか盛りだくさんの発表会でした。

「職人×学生 ワークショップ at キタ」


それにしても、たくさんの人がご来場。
アトリエに入りきれないほどの盛況で、ちょっとビックリしました。
関心のある人が、意外なほど多いってことですね。

「職人×学生 ワークショップ at キタ」


そうそう、今回は、なみはやノーツさんによるUst中継も実施☆

「職人×学生 ワークショップ at キタ」


プログラムの全容が、アーカーブの動画から、いつでもご覧いただけます☆
このブログにも、埋め込んでおきました。
ちなみに、なみはやノーツさんのUstチャンネルは、こちら。

http://www.ustream.tv/channel/namihayanote





職人×学生 ワークショップ at キタ 記念イベント
HP http://www.city.osaka.lg.jp/kita/page/0000114050.html
日時:2/27(日)14:00-15:30
場所:関西大学リサーチアトリエ「楽歳天三・天満天神楽市楽座」(大阪市北区天神橋3-9-9 地下鉄堺筋線「扇町駅」4番出口徒歩5分)
mapを見る



関西大学リサーチアトリエ「楽歳天三・天満天神楽市楽座」
HP http://www.kansai-u.ac.jp/rakusai/index.html







それぞれの職人さんたちの詳しい紹介は、過去のエントリーをどうぞ。

「北区にはこんなにも素敵な手仕事があった!第2回 北区の伝統文化と職人さん展『ものづくりと手仕事を中心とした展示会』」

「北区自慢の箏の糸締め名人の仕事を見てきました☆」

「職人さん体験教室『天満の老舗味噌やさんの味噌を使ったお手軽料理をフレンチシェフに学ぼう』を見学してきました(体験参加できず試食もできず…涙)」

「第3回北区の職人展がはじまってます。今回は、若手と伝統のコラボがメイン」


「提灯はこうしてつくられる!」

「職人展のイベント、『春のお茶会に使う和菓子をつくろう』に行ってきました。」

「職人展最後のイベントは、宮地箪笥店さんによる桐箪笥の洗いの実演でした☆」

「職人×学生ワークショップ『キタの職人さんに出会おう』」

「組織化された職能集団としての『造幣局』を訪ねて」

「『発見! キタの手わざと名品』展がはじまりました☆ 2/9まで!」




【本日14時〜 Ust配信】学生さんたちが北区の職人さんたちに触れて、考えたこと「職人×学生 ワークショップ at キタ」
本日14時から、Ust配信しまーす☆



Free Videos by Ustream.TV


またまた職人研です。

今回は、学生さんたちが、職人さんたちと触れて、なにを感じ、なにを考えたのか、具体的な取り組みも交えて、ポスターセッションやギャラリートークを行ないます。

ギャラリートークは、
大阪大学の学生さんたちは、「工房アルテ」さんを招いて行なったサイエンスカフェについて。
大阪デザイナー専門学校の学生さんたちは、「キタの手わざ」ロゴマークの製作について。
関西大学の学生さんたちは、北区の伝統工芸についてのリサーチについて。

ポスターセッションは、上記ギャラリートークのないように加えて、
ECC国際外語専門学校の生徒さんによる北区の伝統工芸と職人さんを紹介する冊子の翻訳について。
北稜中学校の生徒さんによる「職人さん見学」について。
などなど。

さらに、先日行なわれたウェスティンホテル大阪での展示・販売でお目見えした、「婚勝」や「摩訶蝋雲桃燈」、注染てぬぐいなどの実物展示。

ウェスティンホテル大阪での展示・販売の模様は、こちらをどうぞ☆

「発見! キタの手わざと名品展がはじまりました☆ 2/9まで」


などなど。

また、宝塚大学の李暎一教授による講演「新しい大阪の都市ブランド構築」も予定されてます。


なお、当日は、Ust配信あります。
Ustをセットしてくれるのは、大阪でUstといえばこの人!の第一人者、ナミハヤノーツさんです☆
チャンネルはこちら。

http://www.ustream.tv/channel/namihayanote
14:00-15:30の中継配信です。

ということは、もちろん、twitterのTLも流れるってことです。
ハッシュタグは「#shokunin」。
ガンガンつぶやいてあげると、きっと皆さん喜ぶかと。
※Ustにログインして、Ust画面からつぶやく場合は、ハッシュタグは不要です。自動でハッシュタグがつくように設定されてます。


イベントの詳細は、こちらをどうぞ。

http://www.city.osaka.lg.jp/kita/page/0000114050.html

あ、場所は、天神橋筋商店街の3丁目にある、関西大学リサーチアトリエ「楽歳天三・天満天神楽市楽座」です。






職人×学生 ワークショップ at キタ 記念イベント
HP http://www.city.osaka.lg.jp/kita/page/0000114050.html
日時:2/27(日)14:00-15:30
場所:関西大学リサーチアトリエ「楽歳天三・天満天神楽市楽座」(大阪市北区天神橋3-9-9 地下鉄堺筋線「扇町駅」4番出口徒歩5分)
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関西大学リサーチアトリエ「楽歳天三・天満天神楽市楽座」
HP http://www.kansai-u.ac.jp/rakusai/index.html







それぞれの職人さんたちの詳しい紹介は、過去のエントリーをどうぞ。

「北区にはこんなにも素敵な手仕事があった!第2回 北区の伝統文化と職人さん展『ものづくりと手仕事を中心とした展示会』」

「北区自慢の箏の糸締め名人の仕事を見てきました☆」

「職人さん体験教室『天満の老舗味噌やさんの味噌を使ったお手軽料理をフレンチシェフに学ぼう』を見学してきました(体験参加できず試食もできず…涙)」

「第3回北区の職人展がはじまってます。今回は、若手と伝統のコラボがメイン」


「提灯はこうしてつくられる!」

「職人展のイベント、『春のお茶会に使う和菓子をつくろう』に行ってきました。」

「職人展最後のイベントは、宮地箪笥店さんによる桐箪笥の洗いの実演でした☆」

「職人×学生ワークショップ『キタの職人さんに出会おう』」

「組織化された職能集団としての『造幣局』を訪ねて」

「『発見! キタの手わざと名品』展がはじまりました☆ 2/9まで!」

学生さんたちが北区の職人さんたちに触れて、考えたこと「職人×学生 ワークショップ at キタ」が2/27に開催。Ust配信あり☆ ハッシュタグは #shokunin
職人×学生 ワークショップ at キタ


またまた職人研です。

今回は、学生さんたちが、職人さんたちと触れて、なにを感じ、なにを考えたのか、具体的な取り組みも交えて、ポスターセッションやギャラリートークを行ないます。

ギャラリートークは、
大阪大学の学生さんたちは、「工房アルテ」さんを招いて行なったサイエンスカフェについて。
大阪デザイナー専門学校の学生さんたちは、「キタの手わざ」ロゴマークの製作について。
関西大学の学生さんたちは、北区の伝統工芸についてのリサーチについて。

ポスターセッションは、上記ギャラリートークのないように加えて、
ECC国際外語専門学校の生徒さんによる北区の伝統工芸と職人さんを紹介する冊子の翻訳について。
北稜中学校の生徒さんによる「職人さん見学」について。
などなど。

さらに、先日行なわれたウェスティンホテル大阪での展示・販売でお目見えした、「婚勝」や「摩訶蝋雲桃燈」、注染てぬぐいなどの実物展示。

ウェスティンホテル大阪での展示・販売の模様は、こちらをどうぞ☆

「発見! キタの手わざと名品展がはじまりました☆ 2/9まで」


などなど。

また、宝塚大学の李暎一教授による講演「新しい大阪の都市ブランド構築」も予定されてます。


なお、当日は、Ust配信あります。
Ustをセットしてくれるのは、大阪でUstといえばこの人!の第一人者、ナミハヤノーツさんです☆
チャンネルはこちら。

http://www.ustream.tv/channel/namihayanote
14:00-15:30の中継配信です。

ということは、もちろん、twitterのTLも流れるってことです。
ハッシュタグは「#shokunin」。
ガンガンつぶやいてあげると、きっと皆さん喜ぶかと。


イベントの詳細は、こちらをどうぞ。

http://www.city.osaka.lg.jp/kita/page/0000114050.html

あ、場所は、天神橋筋商店街の3丁目にある、関西大学リサーチアトリエ「楽歳天三・天満天神楽市楽座」です。






職人×学生 ワークショップ at キタ 記念イベント
HP http://www.city.osaka.lg.jp/kita/page/0000114050.html
日時:2/27(日)14:00-15:30
場所:関西大学リサーチアトリエ「楽歳天三・天満天神楽市楽座」(大阪市北区天神橋3-9-9 地下鉄堺筋線「扇町駅」4番出口徒歩5分)
mapを見る



関西大学リサーチアトリエ「楽歳天三・天満天神楽市楽座」
HP http://www.kansai-u.ac.jp/rakusai/index.html







それぞれの職人さんたちの詳しい紹介は、過去のエントリーをどうぞ。

「北区にはこんなにも素敵な手仕事があった!第2回 北区の伝統文化と職人さん展『ものづくりと手仕事を中心とした展示会』」

「北区自慢の箏の糸締め名人の仕事を見てきました☆」

「職人さん体験教室『天満の老舗味噌やさんの味噌を使ったお手軽料理をフレンチシェフに学ぼう』を見学してきました(体験参加できず試食もできず…涙)」

「第3回北区の職人展がはじまってます。今回は、若手と伝統のコラボがメイン」


「提灯はこうしてつくられる!」

「職人展のイベント、『春のお茶会に使う和菓子をつくろう』に行ってきました。」

「職人展最後のイベントは、宮地箪笥店さんによる桐箪笥の洗いの実演でした☆」

「職人×学生ワークショップ『キタの職人さんに出会おう』」

「組織化された職能集団としての『造幣局』を訪ねて」

「『発見! キタの手わざと名品』展がはじまりました☆ 2/9まで!」






「生誕80年 大阪が生んだ開高健展」にて、「夏の闇」の直筆原稿に触れて、涙が出そうになった
開高健


十代の終わりころだったのには違いないのだけれども、僕はもう、いつ、どのようにして開高健、大兄(氏の流儀に倣い、親しみを込めて大兄と呼ぶ)に出会ったのかを覚えていません。

キヨシローやブルーハーツ、ソウルフラワーやボブ・マーリーらと邂逅した瞬間のことは昨日のことのように鮮明に思い出せるけれども、大兄によって自身の胸が刻み込まれた日々のことを、僕は今、上手く思い出すことができません。

「オーパ!」だったか「もっと遠く、もっと広く」だったか、あるいは「ベトナム戦記」だったか…。いずれにせよ、なにかに導かれるようにして大兄の著作と出会い、出会ったその瞬間に雷に撃たれたような興奮を覚え、手当り次第に著作群を読み、全集を読み、選集を読み、デビュー作から時系列に再度読み、特に気に入ったものは何度も読み返し、以降も折りに触れて某かの著作を手にして再読し…、我が身に染み込ませるというよりも、消化不良になることも厭わず、我が身に入れてました。

単行本で買ったのにもかかわらず、同じ作品を文庫でも買い、全集も選集も買い、特装本も買い…、普通に流通している大兄の著作本は、きっと、すべて持っています。

今、彼の著作は、僕の手元には一冊もありません。
多くの本や雑誌に混じって、すべて、倉庫に置いてあります。
なぜなら、そのすべての著作は、僕の頭のなかに、入りすぎるほど入っているからです。
どの著作のどのページでも、空で暗唱してみろ、と言われたなら、僕はきっと暗唱してみせることができます。それくらい、身体に入ってしまっている。

僕が今、まがりなりにも売文屋として生計を立てることができているのは、きっと、大兄のおかげです。
十代の終わりから二十代の終わりまで、僕は、大兄の著作を、何度も何度も、原稿用紙に書き写してきました。小説であれルポルタージュであれ、まるまる一冊を、何度も何度も、手がダルくなろうが指がちぎれそうになろうが、原稿用紙に書き写してきました。
どんなクリエイターにも模倣の時代があると思うのだけれども、僕は、大兄のテキストを模倣することで、自分の文章修業としてきました。

いや、修業なんてモノじゃなかったな。
正直に告白すると、模倣することで、百科事典を丸ごと飲み込んだような博覧強記ぶりと隠喩の海のような、あの宝石のような日本語を、自分が書いているような気分になっていたように思います。

仕事ではすでにワープロを使っていたけれども、大兄のテキストを模倣するときは、原稿用紙に手書きでした。大兄の直筆を見ると、上手いわけではないのだけれども、大兄は、じつに愛嬌のある字を書くのです。僕は、その筆記すらをも模倣しようとしていたのでした。

先日、なんばパークスで開催されている『大阪市立大学創立130周年記念「生誕80年 大阪が生んだ開高健展」』に行ってきました。

大兄に縁のあるさまざまな品に混じって展示されていた、「夏の闇」の書き出しの直筆原稿…。
この現物を目にしたとき、涙が出そうになったのでした。

あの、僕がこの世で一番大好きな小説の、日本語で書かれたあらゆる著作のなかでもっとも高みに登りつめたと信じている小説の、直筆の原稿。
僕が、必死になって模倣していた、あのテキストが、あの愛嬌のある字で、そこにあるのです。
いろんなことが頭のなかを駆け巡っているようで、そのじつ空虚な白に支配されているようで、そんな不思議な感覚を、その直筆原稿をまえにして、僕は感じていたのでした。

「夏の闇」は、ベトナム戦争で信じるべき自己を失った主人公が、ひたすら眠り、食い、性に溺れ、女との邂逅と痴話ゲンカに終始するだけの、抜け道のない物語です。精神的な混迷に灯を探し、魂の救済を記す物語は、当時も現代にも通じるテーマで貫かれています。
時系列で並べると、「輝ける闇」「夏の闇」「花終わる闇」の三部作はすべて魂の救済が主旋律になっているのだけれども、その主旋律は、今の僕にとってはどうでもいい。

若いころは、その主旋律にこそ惹かれていたのだけれども、当時も、そして今も、バベルの塔のように聳えて見えるのは、やはり、その描写なのですね。

引用してみます。手元にないので、空で書きます。

毎日、朝から雨が降り、古綿のような空がひくくたれさがり、熱や輝きはどこにもない。夏はひどい下痢を起し、どこもかしこもただ冷たくて、じとじとし、薄暗かった。膿んだり、分泌したり、醗酵したりするものは何もなかった。それが私には好ましかった。

暖かい彼女のなかに入って、闇のなかにゆたっていると、ときどき、とろりとした甘い吐息を感じる。それに耐えながら、私は知らず知らずのうちに、襞のざわめきやそよぎから、歳月を読もうとしている。彼女の履歴を探ろうとしている。ここを通過していったに違いない男の、壮大な事業の跡を知ろうとしている。室に入ってすぐ右のあたりに、柔らかくて小さいが敏捷に動く小鳥の嘴のようなものがあったと思う。それが減っていないか、あるいは大きくなっていないかを知ろうと、感官を集め、耳を澄ますようにして、一歩一歩入っていく。嫉妬からではない。むしろ、淡い友情に近いものがあるからである。…。ある。立ち止まる。あった。それは私を迎え、ビクッとなって目覚め、柔らかく小刻みに刺し、退き、震えたりしはじめる。躍動感のある小人の踊りに似ている。旋律を奏でている。変わっていない。懐かしさが、広い領域にわたって支配する。


やっぱ、こうしてキーボードを叩いているだけでも、身体が震えてくるな。
隠喩の海です。夏を、性交を、このように表情豊かに書く日本語は、他にあるのだろうか?

この三部作をして第二の処女作だとするのは多くの人の一致するところだけれども、ベトナム時代に大兄と知り合った作家の日野啓三は、こう言います。

書け!書け!と、自身が自身に要求する。こうした要求を抱えてしまった作家は、不幸であるが幸福である、と。
書かねばならないと、他でもない自身に高いハードルを課し、大兄は、背中の痛みと引き換えに、煌めくような日本語の最高到達点を更新してくれました。


司馬遼太郎は、大兄が天に召されたときの弔辞で、次のように語りました。

大地に深く爪を突き刺して掘りくずしてゆく巨大な土木機械を思わせるような文体の創造とその成長に驚くうち、やがて『夏の闇』にいたって、特殊金属でできあがったようなその文体は、いよいよ妖怪のような力を見せました。まことに『夏の闇』にあっては、たかだかとした掘削機のアームが、全編に動きまわっており、それはあきらかに開高健によって改造された日本語。名作という以上に新しい日本語世界であり、おそらく開高健はこの一作を頂点として大河になり、後世に流れつづけるでありましょう。

と。

この弔辞もまた、司馬遼太郎の手描きのものが、展示されていました。
本当は、とてもとても長い弔辞なのです。


この他、大兄の釣り具コレクションや、先日解体された北田辺の旧家の模型、鮭の皮をなめして表紙にした特装本、母校天王寺高校での講演会のテープなど、大兄縁の品々が数多く展示されている、じつに見どころのある展覧会です。

もう少し長生きしていればノーベル文学賞は確実だっただろう、世界文学史に赤い太字で記されるべき作家、大阪が生んだ偉大な偉大な作家の展覧会です。

ぜひ、皆さんも、足を運んでください。




『大阪市立大学創立130周年記念「生誕80年 大阪が生んだ開高健展」』
2月11日(金)〜20(日)
11:00-20:00(最終日は18:00まで)
なんばパークス・パークスホール(7階)
大阪市浪速区難波中2-10-70
HP http://tokyo.ocu-yukokai.com/article.php/kaikoken
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