大阪市の北区をグルグル巡るブログ | 大阪市の北区メインでいろいろ仕事をしてます。仕事場も住んでるところも大阪市北区なので、北区をグルグル巡って、目にしたもん耳にしたもん感じたもんを、つらつらと書いています。

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柄好きハデ好きの僕にはたまらん傘がたくさん☆ Sun mi傘展
Sun Mi 日傘 扇子展

Sun Mi 日傘 扇子展

Sun Mi 日傘 扇子展

Sun Mi 日傘 扇子展    


開いた途端、ぱあっと色彩が弾けて、そこらじゅうが極彩色になる。でも、サイケなんじゃなくて、ポップ。
そういう傘なのです。

TJWKの販売会場に使わせていただいたり、なにかと仲よくさせてもらっているトルコキリムのお店「SUFi」さんのところで、Sun miさんの傘展が行われたのでした。

Sun miさんは、こんな人。

http://sunmi.biz/

Sun miさんが傘に使っているのは、アフリカンバディックで、主に西アフリカの人々が普段身にまとっている布です。
この布の楽しさに目を奪われたSun miさんが、この布を何枚もはぎ合わせて使う傘を思いついて、つくったんだそうです。
んで、布に目が行きがちだけれども、傘職人が手作りでつくられたという竹の骨も素敵です。


傘のことやら布のことやらの詳しいことは知らんけれども、この柄を見れば、心をワシヅカミされる人はすぐにされちゃうかと。僕はされちゃいました☆

柄のモチーフがおもしろくてね。
植物や鳥など、自然を模したものはもちろんだとしても、身のまわりにあるものなんでも柄にしちゃうんだそうで、伝統の値打ちもへったくれもない軽さが、この 柄のいいところですわ。携帯電話やらPCやらをモチーフにした柄まであるというから、もう、開いた口が塞がりません(笑)
今回は登場しなかったけれども、現地の西アフリカではすでにiPadをモチーフにしたプリントも登場しているのだとか。

ブラック・ビューティの人たちって、新しいものが好きだし、音楽に目を転じると、手近なものを使って新しい楽器をつくるのが得意だったりするし、そういうことを考えると、これらの柄がアフリカから登場してくることも納得できます。


ド派手好きだし、柄on柄の重ね着は大好きだから、僕はこーゆーのはたまらんです!

僕は、黒一色とか、グレーだブラウンだといった、まあ、普通の勤め人が身につけるような色はまったく受けつけない人間で、やっぱ、色がたくさんあるのがいいんですよ。
だって、そのほうが元気が出るやん!
有象無象にまみれて疲れることが多いなかで、せめて気分だけでも盛り上がる服でありたい、と、いつも思っていて…、と、理屈をつけることはなんぼでもできるけれども、そんなことはどーでもよくて、やっぱ、ただただハデ好きで(笑)
なにかをデザインするときも、放っておくとすぐに色を増やしてカラフルにしちゃうから、自制するのが大変なのですよ(笑)

なので、この傘はぜひとも欲しかったのですが、ただ、傘が嫌いで(笑)
雨の日でも、よっぽどでなければ、傘を持ち歩くくらいなら濡れてるほうがまし、という人間なので(笑)

というわけで、この布を使って、ゆるいパンツをつくってくれんかね、と、Sun miさんにお願いしておりまする〜。ま、お願いして3年くらいになるのだけれども(笑)


あ、傘だけじゃなくて、ウチワやスリッパもあります。でも僕はやっぱ、パンツがいいな。

Sun Mi 日傘 扇子展

Sun Mi 日傘 扇子展


そして、今年からは雪駄もお目見え☆
鼻緒のデバックがお洒落ですな。
桐じゃなくて、竹を使った雪駄です。ソールもついてる☆

Sun Mi 日傘 扇子展


5月22日(火)〜29日(火)までやってまーす。




2012 Sun Mi 日傘 扇子展
http://sunmi.biz/

日時 5月22日(火)〜29日(火)
場所 トルコキリム専門店「SUFi」
http://www.sufirugs.com/




金環日蝕、ちょっと狂躁
金環日蝕。いたるところで写真やらブログやらがアップされているので、今更ですが、見に行ったんですよ、僕も。

朝、7時に起きて、扇町公園へ。
晴れてたんで、おっ!と思ったんだけど、だんだんと曇ってきましたですな。
でも、雲が遮光フィルターの役目を果たしてくれて、おかげで肉眼で見ることができました。

扇町公園にも、たくさんの人が集まってました。
通勤時間を早めて、出勤前の人もちらほら。

金環日蝕


この時間帯は、お犬さんの散歩をしてはる人も多いので、お犬仲間サンたちも集合してはりましたな。

金環日蝕


本気の人も、たくさんいてはりました。

金環日蝕


もちろん、ヘリコプターも出動。

金環日蝕


iPhoneで撮影したけど、これが限界(笑)

金環日蝕


ちょうど金環日蝕のときは黒い雲が邪魔していて、万事休す!ってかんじやったんですが、上手い具合に雲の切れ間から20秒くらいかな、ばっちり見えましたー。

その瞬間、
あたりは少し暗くなって、
あたりは少しひんやりしてきて、
鳥が騒ぎだして、
拍手が起こってましたです〜。
やっぱ、歓声上げたり拍手したり、思わずしてしまいますね。



日蝕観賞後、道のいたるところで、空を見上げている人たちが。
そのままいつもの喫茶店に行ってみたら、知らない顔のお客さんがわんさか。

金環日蝕



そういう日でしたな。

金環日蝕関係の記事は、このへんにまとまってました。

http://b.hatena.ne.jp/articles/201205/8862





絶賛開催中「わたしのマチオモイ帖」展で考えた、まちを紹介するということ。
マチオモイ帖                    


今、関テレの3階にある「メビック扇町」にて、「my home town わたしのマチオモイ帖」展が開催されているので、行ってきました。

5月11日(金)〜6月10日(日)
会期中無休・入場無料
平日:11:00〜21:00
土日:11:00〜19:00

展示の詳細については、HPをご覧あれ。
http://www.mebic.com/machiomoi/


はじまりは、広島の女性コピーライターさんが、ご自身のふるさとである瀬戸内海の小さなまち、因島の重井町を、自分の目線で、自分の言葉で伝えたいと、アクションを起こしたこと。私家版で、「しげい帖」というものをつくられたのですね。
その企てが大きく羽ばたいて、全国でたくさんのクリエイターたちが、自分のまち、思い入れのあるまちを、自分目線で紹介する冊子をつくっています。

それらが、今、メビック扇町で、一堂に展示されてます。

こんなかんじ。

マチオモイ帖

マチオモイ帖


大小さまざまなまちの「マチオモイ帖」があって、見てるだけでとても楽しいです。
北区だと、中津や中崎、天満、同心、天神橋、中之島…、ほんまに狭いエリアに限定したものもあれば、市や県にまでエリアをひろげたものもあります。もちろん、市町村の区割りではなく、このあたりのエリア、なんてのも。果ては、海外のものまでありました。

とーっても自由です。

ガイドブックのようでガイドブックではないようで…、要するに、自分が気に入ってる店や場所といった定型のフォームにしたがうのではなく、まちへの思いをテキストやビジュアルで見せたり、というのが多いですね。

判型も自由。A4やB6といった定型に収めているものもあれば、小さな豆本にしたり、超横長にしてみたり、果ては布にアップリケを貼りつけてつくったり、冊子という枠すら超えて映像作品にしてみたり…。

このへんも、とーっても自由です。


ひとつひとつを手にとって見ていると、クリエイターが、対象物(まち)に向けての愛情を表現したものになっていることが、よくわかります。

「クリエイターが社会に対してできること」
これが、プロジェクトの、マチオモイ帖のコンセプトになっています。
なっているのだけれども、そのじつ、これらの作品で表現されているものは、クリエイターが社会に対してできることではなく、その裏返しの、「クリエイターが社会からもらったもの」が、表現されているのですね。
このまちから、こんなにもでっかい愛情をもらった、それを表現することで、社会に対してなにかを返していく。そんなふうに、言い換えることができると思います。

震災からこっち、家族や友だち、地域とのつながりなど、自分を育んできた大切なものをあたらめて見つめ直す動きは、いたるところではじまっています。このプロジェクトも、そんななかで大きくなってきたものだと思います。

このブログもそうだけれども、僕もまた、自分が今暮らしている場所を見つめることを、やっています。

そんななか、思うことは、
マチオモイ帖のように、自分のまち、足下に目線を向けることは、とりもなおさず、自分自身の内側を見つめることなのだ、ということです。

自分の目線でまちを紹介するということは、現在の自分をかたちづくってきたものを紹介することにほかならず、そう考えると、これらの作品はすべて、「僕はこのような人間なのです」と、自己紹介をしているのだ、と。
そうすることで、自身が何者であるのか、という問いに自身が答え、その先に、「クリエイターが社会に対してできること」があるのだ、と。

その意味でも、このプロジェクトは、自身へ問いを向ける、いいきっかけになると思います。
そして、そうした試みは、なにもクリエイターの専売特許じゃない。まちに暮らすひとりひとりすべてがマチオモイ帖をつくったら、とてもおもろいやろな、とも。


以下、目についたマチオモイ帖から。
どれも、手にとって、中を見ることができます。

早速目に飛び込んできたのが、天満のイラストレーター、ハピネス☆ヒジオカさんの「へなへな大阪天神橋劇帖」。以前、スケジュールの都合でお仕事のブッキングが流れたことがあったのだけれども、これをつくられていたのね(笑)

マチオモイ帖


そして、僕にマチオモイ帖の存在を教えてくれた、カノさんの「中崎帖」。
いつぞや、明日までに大量の画像処理をしないとダメなんです〜、と、飲みの誘いのときに気に留めていたのは、これのためですね(笑)

マチオモイ帖


北区関連で拾ってみました。

「中之島おさんぽ帖」

マチオモイ帖


「中津3帖」

マチオモイ帖


「中之島帖」

マチオモイ帖


「同心帖」

マチオモイ帖


「天神橋帖」

マチオモイ帖


「てんま帖」

マチオモイ帖


「大阪市北区梅田1帖」

マチオモイ帖


こんな、蛇腹タイプのものもありました。

マチオモイ帖

マチオモイ帖


横長のも。

マチオモイ帖


これは布をベースにして、アップリケでつくってはります。

マチオモイ帖


このへんのは、海外のん。
手前の黄色いのは、行ったことないパプア・ニューギニアについて、ご自身のイメージで紹介してはります。

マチオモイ帖


東北の被災地からも。

マチオモイ帖

マチオモイ帖



これは、僕の父親の墓のある、広島県府中の「府中帖」。
少し前に、年若い僕の友人が、このまちへUターン就職したばかりです。教えてあげなければっ!

マチオモイ帖



関西だけでも、たーくさんの場所のマチオモイ帖がつくられてます。

マチオモイ帖




「my home town わたしのマチオモイ帖」

5月11日(金)〜6月10日(日)

会期中無休・入場無料
平日:11:00〜21:00
土日:11:00〜19:00
場所:メビック扇町(大阪市北区扇町2-1-7 扇町キッズパーク3F

メビック扇町HP 展示プログラム
http://www.mebic.com/machiomoi/

日本全国マチオモイ帖
http://machiomoi.net/






天満宮のすぐ南に、安藤忠雄デザインの上方落語協会会館ができてます〜。
  

上方落語協会の本拠地、「上方落語協会会館」が、4月26日に完成したと聞いたので、GWのあいだ、サクッと見に行ってきました。
天満宮のちょい南を東に行ったところにあります。
これで、天満宮を挟んで、北側に繁盛亭、南側に会館と、このあたりはすっかり上方落語の拠点となってきましたな。

建物は、安藤忠雄さんが無償で設計を請け負ったのだとか。まあ、言われなくても、ひと目見ただけで安藤建築ですね(笑)

上方落語協会会館

上方落語協会会館

上方落語協会会館


外観からは何階建てなのかさっぱりわからないけれども、どうやら鉄筋コンクリート3階建てだとのこと。
上部に大きな三角窓と天窓(ビルの一番奥まで貫いてます)があり、自然光が入るようになってます。
左側に縦横にスリットが入ってます。これ、「上方」の「上」の字をあしらったのだとか。
この建物には、協会事務所、上方落語の資料室や落語家の稽古場などがあるそうです。

なんか、おしゃれな外観で、従来の落語のイメージはどこにもないですね。
三枝師匠の言によると、繁盛亭が古典落語なら、協会会館は未来につながる創作落語的なのだそうです。


見学とか、できないのかな?


ちなみにこれは、後ろから見たところ。
後ろも、シュッとしてます。

上方落語協会会館




上方落語協会会館
大阪市北区天満4-12-7
HP http://www.kamigatarakugo.jp/
mapを見る

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