大阪市の北区をグルグル巡るブログ | 大阪市の北区メインでいろいろ仕事をしてます。仕事場も住んでるところも大阪市北区なので、北区をグルグル巡って、目にしたもん耳にしたもん感じたもんを、つらつらと書いています。

大阪市の北区をグルグル巡るブログ
大阪市の北区をグルグル巡るブログ
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


ピエロハーバーで木村クンたこ焼きを食べた。他。
コトのはじまりはゴリモンさんだと聞いているのだけれども、真偽のほどは知らん。
なんでも、ピエロハーバーのメニューに、木村くんタコ焼きが登場したというのですね。

ピエロハーバー

木村くんというのは、キムチ+食べるラー油ですな。今年、大流行り。
ちなみに僕は、食べるラー油というのは、じつはまだ一度も食したことがありませぬ。食べるものにかんしては、流行りものにはあんまり飛びつかんタチなのですよ。意外と保守的ですねん。

でもでも、ピエロのメニューはコンプリートしたいので(笑)
もちろん、迷わずオーダー☆
なんにせよ、ピエロのフードは、もっともっと評価されていいくらい、なに食べてもクオリティが高いですから。

ピエロハーバー


タコ焼きの中にはキムチが入っていて、トッピングされているのが、食べるラー油ですな。
食べるラー油、ペロッと舐めてみると、そんなに辛くなくて、むしろ旨味が幾重にも詰まっていて、なかなか美味いです☆

食べると、タコ焼きのキムチがシャキシャキしていて、タコ焼きとは思えん食感が新しいです〜。
ほいで、むちゃくちゃ辛いというわけではなくて、ほどよい辛さ。
食べるラー油というのは、激辛ブームが生んだ遺産だと思うのだけれども、僕、限界に挑戦!みたいな辛さのチキンゲームは興味ないし、そういうのだったらヤダなーと思っていたので、これはいいです。
こんくらいの、旨味が感じられる程度の辛さがちょうどいいのですよ。

ちなみに、一緒に注文した冷やし飴は、単体で飲むと美味いけれども、木村くんタコ焼きとは相性よくないです(笑)

ピエロハーバー



さて、そんなピエロハーバーでは、今、鉄道写真展が開催されておりまする。
7/31まで。
たーくさんの人が、なかなかシブい写真を出展されてはりまして、コンテスト形式となっているので、投票できます。
関西だけじゃなくて、全国、や、海外の鉄道を撮影したものまで出展されていて、みんな元気やな〜!と思いながら、つらつらと眺めておりました。

ピエロハーバー


んで、平行して、ジオラマづくりも進んでますな。
これ、誰でも参加できます。
キットもたくさんあるし、持ち込んでもいいし、ゆる〜く進んでおります〜。
僕、このジオラマのどっかに大仏を建立してやろうかと目論んでいるところ(笑)

ピエロハーバー




というかんじで、ピエロハーバー、今日も相変わらずのカオスっぷりで、いろんなもんがめいめいで展開されておりまする〜。



中津芸術文化村ピエロハーバー
大阪市北区中津6-1-10
tel. 06-6451-7780
11:00-23:00
無休
HP http://www2.odn.ne.jp/sugar-town/


大きな地図で見る

豊崎宮の夏祭りから済美カーニバルへ。キタは夏祭りの季節です。そしてTJWKも☆
天神祭は7/24、25だけれども、そのときまでは、キタのあちこちで夏祭りが行われております。

梅田、中津、豊崎など、キタのあちらこちらで夏祭りが行われています。
中崎界隈は、豊崎宮の夏祭りですね。こちらは、講じゃなくて、町会ごとに行なわれています。

中崎の交差点あたりでウロウロしていると、天五中崎通り商店街のすぐ北側にある黒崎町の豊崎宮夏祭りに遭遇しました。太鼓の地車を、法被を来た人たちが細い路地を縫うように曵いてました。
このあたり、天神さんの氏地じゃないのかな?と思っていたら、天満宮と豊崎宮の両方の氏地の端っこにあたるので、両方のお祭りをやるんだそうです。
なんか…、忙しいような得しているような(笑)

済美カーニバル


これまでは済美小学校跡で開催されていた中崎西1町会主催の豊崎宮夏祭りも、コミュニティセンター前のグラウンドを使って、無事に開催されています。

済美カーニバル


こちらでは、7/30-31に行なわれる済美カーニバルの開催に向けて、着々と盛り上がっていってますね。
スケジュールが、コミュニティセンターまえに貼り出されています。

済美カーニバル


済美カーニバルは、中崎町コミュニティセンター前のグラウンドをメイン会場として、第2会場のECCアーティスト専門学校会場2号館ほか、地域のいろんなお店が参加して行なわれる夏祭りです。
盆踊りだけじゃなくてさまざまなステージがあるし、参加するお店は、中崎町を代表するオシャレ店ばっかりです。

プログラムも、すでに配布されています。
プログラムは、前田クラフトさんのブログからダウンロードできるので、ぜひぜひダウンロードしてくださいませ。

前田クラフト・ブログ「大阪中崎町物語」

済美カーニバル



じつはですね、僕たちがやっている、3.11で傷ついた被災地をニットで繋いで支援する「Think Of JAPAN While Knitting」のモチーフサーキットも、ECC社会貢献センターさんと地域の方々のご協力をいただいて、こちらで開催することとなりました。

詳細は、サイトを。

http://atricot.jp/tjwk/

モチーフサーキットの開催時間は、11:00-16:00。
ECCアーティスト専門学校2号館の6Fラウンジで、行ないます。
冷房完備、ネット環境完備、自販機もアリ☆という素晴らしいスペースです。
もちろん、周辺では済美カーニバルが開催されているまっただ中なので、そちらも楽しみつつ、モチーフサーキットにご参加いただければ、と思っています。


ではでは。
お暑うございますが、どちらさんも、体調を崩さずに夏を楽しく乗り切ってくださいませ〜。
夏祭りは、夏の邪気を祓うためのお祭りでもあるので。






お初天神の夏祭りは、なっかなか勇壮なのですよ☆
お初天神の夏祭り、例大祭です。
毎年、7月の第3土曜日が本宮。その前日が宵宮です。
ほぼ同時期にあちこちで夏祭りが開催されるし、祇園祭とも重なってるし、毎年、このあたりはなんかしら仕事の予定が目白押しになっていて、なっかなか行けないのですね。

でも、お初天神の例大祭はなかなか勇壮でいい!と以前から聞かされていて、いつかはガッツリと見たいと思っているのだけれども、なかなか…。

今年も、お昼間に行なわれた獅子舞と役太鼓の巡行を見ることができませんでした。
その代わり、夜、宮入はガッツリと見ることができた!

梅田界隈は、お初天神、綱敷天神(と、綱敷天神御旅社)の神社があるのだけれども、夏の例大祭を欠かさずに行なっているのは、お初天神だけです。綱敷天神は、どういうわけか夏祭りをやらないのですね。歴史も格式もあるのに、なぜか、なんもやらない。なぜなんでしょうかね?

一方で、お初天神のそれは、勇壮です。
梅田界隈が氏地なので、それほど住人はいないはずなのだけれども、それでも祭りが続いているわけは、今は住んでいないけれども商売はこの地で行なっている人たちや、梅田に籍を置く企業さんたちが協力して、お初天神の例大祭は、ずーっと途切れることなく行なわれています。
そういうのを見ていると、地域の繋がりって、いろんなパターンがあるなあと思いますね。

ちなみに、お初天神の氏地は意外なほど広くて、東は新御堂筋を越えて兎我野町の一部、北は曽根崎警察署、JR大阪駅、西は毎日新聞社までです。
大阪駅前ビルやリッツカールトン、阪神百貨店、ブリーゼブリーゼ、ヒルトンホテル、あの界隈すべて含んでます。炎天下のもと、それらを全部練り歩くのだから、なかなかのお祭りですよ。

これが巡行表。エリア、めっちゃ広いです。
下の図の東側は大阪天満宮、北東が綱敷天神、北西が豊崎宮の氏地ですね。

お初天神 例大祭


お昼間、仕事でこのあたりを通ったら、獅子舞がいろんなお店の前で舞っているところに遭遇。

お初天神 例大祭


こちらは、傘ですね。

お初天神 例大祭


夜、お初天神に行ってみると、役太鼓と獅子舞が宮入りするまえに、地車囃子が奏でられ、大阪名物の龍踊りが舞われていました。キタのお祭りは、これ、必須☆

お初天神 例大祭


そして、夜になって、氏地を8時間かけてまわってきた役太鼓の宮入りが行なわれたのでした。

赤い烏帽子姿の打ち子が乗る役太鼓は、猛スピードで本殿に突っ込んできて、本殿前で90度右に旋回して、ビタッと止まります。
そのタイミングを計るために、予行演習というか、本殿に突っ込んでは旋回せずに後ろに戻って、また突っ込んで旋回せずに後ろに戻って…、と、何度も突っ込みを繰り返して、タイミングが計れたときに、右に旋回して、キュッと止まります。

この、キュッと、ビタッと止めるのが粋なのだけれども、そのためにはもちろん習熟とチームワークが必須です。今年は20人ほどが初参加だったので、ちょっとずれちゃったんだとか。見てる僕らにはわからないレベルなのだけれども、やっている当人たちには、そのあたりのこだわりがあるそうです。
でも、僕たちは、宮入ダッシュを何度も見ることができて、これはこれでよかったりもするわけです。

今回、念願の夜のお祭りをガッツリと見ることができて、いやーよかったです。
やっぱ、このお祭りは勇壮で、見応えがありますよ☆




追記)

当初、このエントリーで、役太鼓や獅子舞を上から撮影した動画と写真を掲載しておりました。
お祭りの素晴らしさや迫力をお伝えしたいために掲載したのですが、このエントリーをアップしたあと、いろいろと調べたところ、役太鼓や獅子舞を上から撮影したりすることは、神さまを見下ろすことにもなり、大変失礼な行為にあたるということがわかりました。
また、お祭りの関係者にも確認したところ、そのような行為は大変な失礼にあたり、祭りを行っている人たちにとっても大変バカにした行為であるとのご指摘を受けました。
知らなかったこととはいえ、これらは大変な配慮を欠いた行為であり、お祭りの関係者のお気持ちを深く傷つける行為であったことを、深謝いたします。
また、当該箇所を速やかに削除いたしましたことを、ご報告申し上げます。

2011.7.21







阪神百貨店の地下で「地サイダー・地ラムネ」特売やってたので、「ありまサイダーてっぽう水」などを買う
地サイダー・地ラムネ

地サイダー・地ラムネ


阪神百貨店の地下で「地サイダー・地ラムネ」の特設コーナーができているという聞いて、サクッと行ってきました。

こんなかんじで色とりどりの地サイダー&地ラムネが並んどります〜。見てるだけで、涼しそう。30種くらい置いてありました。
ちなみにサイダーとラムネの違いは…、知りませぬ(笑)

大阪さんを中心に全国の地サイダーが集められているのだけれども、一番人気は、どうやら、
日本最初といわれる有馬の「ありまサイダーてっぽう水」と、「大阪サイダー」。どちらも復刻版です。

ありまサイダーてっぽう水ってのは、なかなか由緒があるみたいですね。

かつて、有馬温泉の山手の谷間に、温泉の影響で毒水が湧き出ていたのでした。
その湧き水を飲むと、鳥も虫も苦しんで死ぬので、人々はいつしかこの地を「地獄谷」と呼ぶようになったんだそうです。
その後、太閤さんの時代に、三田藩主の山崎家盛がこの毒水を炭酸水と知って、温泉場をつくろうとしたのですね。ところが、有馬の住民は、毒水を使うと恐ろしいことになると秀吉に直訴し、造成工事を差し止めさせたのでした。そこで、家盛は怒って有馬の住民を皆殺しにしたと伝えられています。

そっから時代は下って、明治初年、有馬が湯山町と呼ばれていたころ、湯山町長の梶木源次郎が有馬の杉ケ谷に炭酸ガスを含む泉があると聞いて、兵庫県庁に調査を依頼したところ、内務省司薬場の検定により毒水が良質の炭酸水であると確認されました。
有馬温泉では、古来、湯治の効能が著しいと評判の高い赤褐色の含鉄塩化ナトリウム泉があり、赤湯、または金泉と呼ばれていたのだけれども、検定以降、この毒水、つまり無色透明の二酸化炭素冷鉱泉が銀泉と呼ばれるようになります。

堺の酒造家で、清酒「春駒」の醸造元である鳥井駒吉は、日本で初めて清酒を瓶詰めし世界各国に清酒を輸出した明治の大起業家です。1882年に日本初の民間鉄道会社である阪堺鉄道 (現在の南海電鉄)、1887年には大阪麦酒(現在のアサヒビール)を設立した人でもあります。
その彼が発起人となって設立した「有馬鉱泉株式会社」が、有馬に湧き出る炭酸水を瓶詰めし、炭酸入りのミネラル・ウォーターとして海外に輸出しはじめました。

1906年には、炭酸水に香料や甘味を加えて「有馬炭酸鉄砲水」という名称で清涼飲料水の製造がはじまり、さらに1908年には本格的に製造が軌道に乗り、年間二、三千箱も出荷するようになったのでした。
栓を抜くとポンという音がしたので、「てっぽう水」。その後、「有馬サイダー」と呼ばれるようになったのでした。

これが、「ありまサイダーてっぽう水」事始めです。

よく考えたら、炭酸せんべいは食べるけれども、有馬のサイダーを飲むのはこれが初めてで、ビンをあけてゴクッとひと飲みすると、ピリピリ感は弱めで、爽やかに喉を流れていきます。
ふむ。美味いっす☆


今回は、そういう大阪産のサイダー以外に、奥能登の「しおサイダー」なるものも買ってみました。
全部で4種買ったもんね☆
トマトサイダー、スイカサイダーとかもあったのだけれども、そのあたりのは今回はスルー。

地サイダー・地ラムネ


しおサイダーは、海水塩を使ったサイダーだとのこと。変わり種ですね。
飲んでみると、塩というよりも、にがりの香りがほのかにします。ほんのり塩苦い、ちょっとビターなサイダーです。美味いけれども、でもこれはやっぱ、変わり種の一種のような気がするな。
ま、でも、こういう機会にしか飲むこともないので、これはこれでいいかと。

地サイダー・地ラムネの販売は、8月中旬ごろまでやってるらしいです〜。



阪神百貨店 B1F 食品売り場
大阪市北区梅田1 B1F
HP http://www.hanshin-dept.jp/


大きな地図で見る

市場の八百屋さんにスペインオムレツのレシピを教わる
フレシコ青果

フレシコ青果 

フレシコ青果


市場で買いものをする利点は、気軽にレシピを教えてくれることですな。

で、今晩はスペインオムレツをつくったのでした。いっつも自己流でつくってるんだけど、ちゃんとした…、や、ちゃんとしたってことはないな(笑)八百屋さんに教えてもらったスペインオムレツ。

夏やし、買い込んでいた野菜も傷みはじめていたので、これ、使ってしまわなあかんやん!という、喫緊の事態が発生していて、八百屋さんでそんな話をしていたら、スペインオムレツと相成ったのでした。

ジャガイモとタマネギとカボチャは使うとして、
ズッキーニ、ナスビ、オクラも使わなあきまへんねん。ナメタケと長芋もあったんだが、さすがにナメタケと長芋は使い道がなく、これは頑張って明日まで生き延びてもらうことにして…。

さて、と。

タマネギは糸切り。
ジャガイモとカボチャはスライスしてからブロックに。
ズッキーニ、ナスビ、オクラはスライス。
あ、ベーコンがあったほうがいいよね。なので、ベーコンを短冊に。

糸切りタマネギは、弱火で飴色になるまで炒める、と。
フライパンを洗ってから、ズッキーニとナスビを中火でしっかり炒める、と。
ベーコンも炒める、と。
その横で、カボチャとジャガイモを煮る、と。
さらにその横で、卵を…、えーっと野菜の量がエラい量になってるんで、これに見合う卵の量って、もしかして6個か7個くらい? 何人分つくるんだ?(笑)
しゃーない、明日の朝と夜もこれを食べるつもりで、卵を7個、割りました…。
卵にコンソメスープを足して、塩コショウして、ニンニクパウダーも入れて、やっぱり牛乳入ってるほうが好きやから入れて、泡立て器でひたすら泡立てて。。

煮るのと炒めるのと泡立てるのとサッカー見るのとで、この料理、結構、面倒ですな(笑)

下ごしらえが終わったら、フライパンにオリーブオイル敷いて、溶き卵を半分ほど、どばーっと流し込む。
弱火でゆるゆるかき混ぜながらですな、静かに静かに卵を固めていく、と。
んで、ある程度固まったら、野菜を片っ端から卵のうえに敷いていって、最後に、残り半分の溶き卵を、どばーっと流し込む。

直径32cmのフライパンにてんこ盛りなので、重量がエラいことになってます(笑)
というか、これ、どないして引っくり返しましょか。。。。

手首を返してポンっ!と引っくり返すのは…、絶対に無理ですな。
といって、こいつを丸ごと乗せるほどの大皿もなく…。
あ、フライパンの蓋を使えばいいのか☆

そんなわけで、フライパンに蓋をかぶせて、フライパンごと引っくり返して、蓋にオムレツ乗せて…、うっ!重い!あ、電話! 無理! 無視! 悪いっ!
というような、作業を経てですな、蓋に乗せたオムレツを横滑りさせてもっかいフライパンに戻して、ん? ちょっと焼き焦げがつきすぎましたですな。まあ、これぐらいのほうが香ばしくてよろし。

とまあ、無事に大技もクリアしまして…、ん? トマトがあるやん! ギリギリやん!
今から、トマトピューレつくってソースにしてオムレツにかけて…、なんて気力はないので、ま、普通にスライスして、心尽くしのサイドメニューに(笑)

さ、今から3食、スペインオムレツ(ではないな、もはや。笑)が続きます。。。。
で、カボチャがやっぱり美味い☆
オクラが入っているから、ちょいアフリカ風。
スペイン…、半分アフリカみたいな国だし、それもまたよろし。

明日は、長芋とオクラとなめこの三練りが加わる。
明後日は、ゴマ豆腐を開ける。


そうそう、件の八百屋さんというのは、ぷららてんまにある天満市場の地下、エスカレータ降りてすぐのところにある、フレシコ青果さんですわ。天満市場のドン、ですね。いろいろ教えてくれます〜。

フレシコ青果





フレシコ青果
大阪市北区池田町3-1 ぷららてんま B1F
6:00-18:30


大きな地図で見る                  

JR大阪駅ホーム上の屋根の付け替え工事がはじまってますね。
 大屋根だけだと雨が舞い込むとかで、JR大阪駅のホーム上の屋根がずーっとそのままだったけれども、ついに撤去がはじまりましたね。

こうだったのが、

JR大阪駅


こうなってます。

JR大阪駅


既存のホーム屋根をとっぱらって、ガラス製の屋根に取り替える工事は8月の下旬からはじまって、来年の3月末をメドに工事するんだそうです。
まあ、深夜のみの作業になるから、工事はゆるゆるしか進みませんわな。

JR大阪駅

なんにしても、ガラス屋根に決まってよかったです。
今のままだと、せっかくの開放感溢れる大空間の魅力が半減だもんね。

現状の屋根の一部がとっぱらわれるだけでも、開放感が増しますね。


まあ、それくらいしか書くことないのだけれども、それだとあんまりなので、トリビアを。


えーっと、時空の広場にある金の時計の直径は、160cmあります。
意外とデカい☆

JR大阪駅


こっちの銀の時計は少しちっこくて110cmだっけな。
その後ろにある大屋根の南側の付け根は、免震構造になっていて、1m近く動くようになっています。わざと、ちゃんと固定していないだとか。

JR大阪駅




JR大阪駅
大阪市北区梅田3-1-1


大きな地図で見る

モチーフサーキット@北区社会福祉協議会は、オバァ大集結で大盛況でした☆
001モチーフサーキット@社福


7月12日(火)、「Think Of JAPAN While Knitting」の関西でのモチーフ・サーキット第5回目を開催しました。場所は、神山町にある大阪市北区社会福祉協議会。


モチーフサーキットもいよいよ折り返し。今回が後半のスタート。こっから毎週のように8月の第1週まで続きます。いやー、準備が大変だぞ!と(笑)

「Think Of JAPAN While Knitting」のサイトはこちら。

http://atricot.jp/tjwk/

もう、僕のブログでのエントリーも増えました。

「【TJWK】モチーフサーキット@同志社女子大学 純正館も、遠くからたくさんの人が集まり大成功でした☆」(2011.7.4)

「TJWKモチーフサーキット@afu、猛暑にもかかわらず大盛況でした☆」(2011.6.30)

「【改訂版】TJWKモチーフサーキット後半 草郷孝好先生のお話「水俣、木沢に見る繋がりの大切さ」」(2011.6.13)

「TJWKモチーフサーキット@関大リサーチアトリエ、大盛況でした☆」(2011.6.6)

「いよいよ6月4日、傷ついた被災地をニットで支援していくためのプロジェクト「TJWK」のモチーフ・サーキットを開催。繋がりましょう☆」(2011.6.3)

「6月4日、傷ついた被災地をニットで支援していくためのプロジェクト「TJWK」のモチーフ・サーキットを、関大リサーチアトリエで開催します。来てね☆」(2011.5.30)

「傷ついた被災地をニットで支援していくためのプロジェクト、「Think Of JAPAN While Knitting 関西」のお手伝いをすることになりました」(2011.5.6)


今回は、今までのモチーフサーキットよりも年齢層がグッと高いです。たぶん、平均でオーバー60。オーバー70のオバァもいらっしゃいます。
最初に、モチーフサーキットを企画したとき、これは地域のコミュニティに持っていくのが一番効果的だろうなと考えて、かつ、会場提供だけじゃなくて、さまざまなバックアップが得られるような、協力的で理解のあるところを選びました。
なんせ、おカネも人件もないという、ナイナイ尽くしの状態だったので。
幸いにして、たくさんの団体に、こちらが想像していた以上に協力していただき、あらためて、このプロジェクトが持っているポテンシャルの高さに驚いていたのだけれども、そんななか、今回の、北区社会福祉協議会さんに協力してもらってモチーフサーキットを行なうことは、僕のなかでは、ちょっと特別な位置づけでした。もちろん、全部でたった8回の開催だし、どの会場も大切には違いないのだけれども、社福で開催する分は、ちょっとべつの位置づけを持たせていました。

それは、ここで開催するなら、きっと、オーバー60、オーバー70のオバァたちにたくさん集まってもらえる、ということ。
僕は、このモチーフサーキットの素敵なところは、年代も性別も生活テリトリーも越えて、さまざまな人が越境するようにして繋がっていく、その繋がりのカラフルさがなによりも素敵なことだと思っていて、それこそが、実際に足を運んでもらって、おしゃべりをしてもらって、みんなでモチーフを編むことの意味であり、意義だと思っています。

でも、このプロジェクトは、おカネがまったくないために、告知と集客の大部分を、ネット上で展開しています。
サイトを立ち上げ、ブログで書き続け、twitterやfacebookなどのSNSを駆使して、それこそ経費をまったくかけずに済むところで情報を流し、広めてきました。
でも、オーバー60、オーバー70のオバァたちは、その場所とはまったく違うところで生活している人たちです。
でも、きっと、その人たちこそが編みものが得意な世代だし、他人のためになにかをやることを厭わない人たちだし、口コミの素晴らしいネットワークを持っている人たちだし、この人たちを真ん中に置いておかないと、このプロジェクトは推進力を維持できないかもしれないとすら、僕は思っていました。
さらに言うなら、この人たちは、プロジェクトの目のまえのことの処理に汲々としている僕たちが間違えたりブレたりしたときの、お目付役にすらなってもらえる、と、僕は思っています。
ボランティアだ支援だと言ったところで、僕らや若い世代の人たちは、意識しようがしまいが、どっかに、自分の歓びのため、自己満足のため、という側面を抱えています。これはもう、まぎれもなく。
でも、オーバー60、オーバー70の人たちって、僕の知るかぎり、ごくごく自然体で、「無私」の人たちが多いですね。長い年月、心を磨かれて、珠のような心持ちで、「無私」の気持ちを持ってらっしゃる。
そのモラルを、僕たちはきっと必要とするときが来るだろうし、それこそをプロジェクトの真ん中に置いておいたら、呼びかけ人のatricotさんや協力してくれる若い人たちが変な方向に行くことはないだろうという思いも、僕にはあったのでした。

だからこそ、北区社会福祉協議会さんにはどうしても協力していただきたくて、僕は、わりと初期の段階でお話を持っていったのでした。
オーバー60、オーバー70のオバァたちを集めることにかけては社福の右に出る団体はいないだろうし、それ以上に、僕ら以上に当事者意識を持ってイベントをつくってくれて、それはそれは惜しみないご協力をいただきました。
また、こういうイベントの製作に慣れている人たちばっかりだから、もう、めーっちゃキメ細かくやってくれはって、それはそれは素晴らしいイベントになりましたですよ☆


ブランケットの完成品実物はもちろん持っていって展示したけれども、こうやって、他のブランケットの写真もプリントして、各テーブルに置いてくれはりました。これ、社福さんのナイスアイデア☆
テーブルに敷かれた風呂敷も、ちょっとした気遣いです。これも、すごくナイス☆

001モチーフサーキット@社福


冒頭のatricotさんのご挨拶。
このプロジェクトをはじめた経緯やモチーフサーキットの意義、想いなどとともに、北区という地域の人の結びつきの素晴らしさにビックリしていることも、語ってました。

001モチーフサーキット@社福


こちらは、強力助っ人の方々。
社福さんで、事前に声をかけていただいて、腕に覚えのある方が、今回の先生役を引き受けてくださいました。
編みものが得意ではない人が来られたとき、彼女たちが先生役となって指南してくれはります。
これは、そのための事前の打ち合わせ。大淀から駆けつけてくれはったのですよ。メルシー☆

001モチーフサーキット@社福


今回は、社福さんの口コミルートをメインに告知しているので、集客にかんしてはまったく心配していなかったけれども、開始30分も前から続々と集まりだしました。もう、あらためて、社福さんの集客力にビックリ☆

001モチーフサーキット@社福


毛糸の寄付も、たくさんいただきました☆

001モチーフサーキット@社福


いつもは、参加された方の笑顔をたくさんアップするのだけれども、今回は、僕の愛すべきオバァたちをメインに☆
僕は、これくらいの年代の人とは毎日のようにバカ話をしているけれども、やっぱ、そういう時間が一番楽しかったりもするのですよ。
オバァたちは、普段、外に出ない人も多いので、こういう機会に外に出てきてもらうのは、それだけでも意味があるのですよ〜。

001モチーフサーキット@社福

001モチーフサーキット@社福

001モチーフサーキット@社福

001モチーフサーキット@社福

001モチーフサーキット@社福

001モチーフサーキット@社福

001モチーフサーキット@社福


展示していたストールタイプのブランケットを羽織って、ご機嫌のオバァ。よく似合ってます〜。

001モチーフサーキット@社福


おなじ社福の子育てプラザから、職員さんが駆けつけてくれはりました。結構、離れてる場所から来てくれはったのですよ〜。感謝☆ 慣れないかぎ針を持って、頑張って編んでくれはりました!

001モチーフサーキット@社福


そして、関西大学リサーチアトリエのときにUst配信をしてくださったナミハヤノーツさんが、あのときの続きをやって完成させねば!と、駆けつけてくれはりました。ビックリ☆

001モチーフサーキット@社福


また、今回は、社会福祉協議会の職員さんの友田さんに、被災地の様子やボランティアについての講演もしていただきました。
友田さんは、ボランティアコーディネーターとして5月25日〜6月1日、被災地である気仙沼の災害ボランティアセンターに行ってこられ、ボランティアのコーディネートをされてきました。また、こちらの活動を伝えてくれたり、毛糸やモチーフを持っていってくれたりもしています。

講演の様子は、下の動画を。
ただ、講演の後半…、SDカードの容量が満タンになってしまって尻切れとんぼで…。
相変わらず、動画関係はグダグダですんません。。。。




大阪からバスで行ってこられ、仙台まで12時間、仙台から気仙沼まで3時間かけて、行ってこられたのでした。
仙台から気仙沼まで3時間かかるのだから、今回の震災がいかに広い範囲に被害を及ぼしているのかがわかります。
気仙沼の被害状況は、亡くなられた方が977人、行方不明者が473人、被災棟数10,672棟、被災世帯9500世帯、避難者2579人、避難所53施設、仮設住宅2114戸、地盤沈下76cmという、想像を絶する被害です。
さらに、暑くなってきた今時分は、津波が運んできた海のヘドロが悪臭を放ち、さらにハエが発生したりと、テレビからは伝わってこない状況を、たくさん話していただきました。

阪神大震災と大きく違うのは、被災の原因が津波であったために、おなじまちでも、ちょっと高台にあった家など津波が及ばなかったところは無傷、でも津波にさらわれたところは家が根こそぎなくなっているという、そのコントラストです。
だから、全財産をなくした人がいる隣で、まったく無傷で普通に生活をしている人がいるという…。

ただ、漁業さえ再開できたらこのまちはどうにかできる、という地元の人たちの力強いパワーがあって、漁港の整備が急ピッチで進められているそうです。
仮設住宅の建設も進み、避難所からそちらに移り住んでいる人も、順次増えていっているようです。

そんななか、友田さんたちは、バラバラにやってくるボランティア希望の人たちを受け付け、ボランティアを希望している被災世帯とのマッチングを行なってこられたのだそうです。
ボランティア希望の人たちにオリエンテーションを行い、ボランティア保険の登録を案内し、掃除や介護、通訳などボランティアしたい仕事を分野別に分け、それぞれにゼッケンをつけてもらい、どんな仕事が得意なのかが一目でわかるようにされていたのでした。

阪神大震災のときと違って、今回集まってくるボランティア希望の人は、それなりの覚悟も情報も持っていて、しっかりとした装備で来られた人が多かったそうです。
アメリカから自前の車を持ってボランティアに来られた強者もいたそうです。そうやって、いろんな人が出会い、そこでもたくさんの繋がりが生まれたのだとか。

でももちろん、いいことばかりではないですね。
たとえば、1000人の炊き出しができる設備を持って、ボランティアに来られた人たちがいました。
でも、炊き出しを求めているのは20人や30人の人がいる避難所です。そちらに行ってもらうようにお願いすると、1000人分の炊き出しをするつもりで来たのに、と言われ、上手くマッチングできないケースも多々あったそうです。
10時間以上の時間をかけて、仕事を休んで、泥かきのボランティアに来たけれども、雨で泥かきは中止。案内することができない。すると、泥かきに来たのに…、と、グチられることもあるのだとか。
友田さんはそのたびに苦悩されるのだけれども、果たして誰のためのボランティアなのか、というところに立ち返るのだそうです。

避難所では、皆さん、自分だけじゃないから、と、例外なくおっしゃる。
でも、何ヶ月もプライバシーがない窮屈な場所で、ストレスも溜まっていきます。
ちょっとしたことが、ガマンできなくなる。これは仕方がないことだけれども、ちょっとしたことがトラブルに発展する現実もあります。
避難所の体育館に、認知症の方がいらっしゃる場合もあります。
この人たちは、最終的に、体育館の外の、共用部に隔離されたように追いやられている例もあります。
でもね、ストレスがピークに達してるなかで、たとえば、体育館の床に頭を置いて寝なければならない状況で、夜中、走りまわられる…。
極限の状況では、もう、なにが正解なのか、容易に結論を出せる状況ではなくなっています。
仮設住宅の抽選に当たった人は、妬まれもします。

そういう現実があるとわかったうえで、支援を続けていくのは、キレイゴトではないだろうし、考えなければならないことはたくさんある、と、友田さんはおっしゃっておられました。


友田さんのお話は、そこに行かれたからこそ語れる具体的なナマの情報で、生々しい迫力があり、遠く離れた僕たちが、なにをするにせよ、具体的にイメージしていく一助になります。
動画は最後が切れちゃってるんですが、皆さんも、ぜひご覧ください。30分弱の動画です。



というかんじで、
13:30からはじまったモチーフサーキットも、14時には無事に終了。
今回は、48人の方にご参加いただき、177枚のモチーフができあがりました。
さらに、ご自宅で編んで持ってきていただいたモチーフは、なんと425枚☆

今回も、素敵な素敵なモチーフサーキットとなりました。
皆さん、ありがとうございました。



最後に、今回のモチーフサーキットを後援していただき、もう、感謝しきれないほどのご協力をいただいた北区社会福祉協議会の皆さん、ありがとうございました☆

北区社会福祉協議会の友田さん(後列左)、松本さん(後列右)、ありがとうございました☆

001モチーフサーキット@社福


開始早々から降りはじめた雨も最後には止んで、東の空にでっかい虹がかかりました。それも二重☆
大丈夫、このプロジェクトは女神に愛されています☆

001モチーフサーキット@社福






次回、大阪での開催は、7月31日(日)11:00-16:00、中崎町のECCアーティスト専門学校2号館6Fラウンジです。済美カーニバルも開催されているので、盆踊りや出店を楽しみながら、ゼヒゼヒご参加下さい☆



Think Of JAPAN While Knitting 関西
HP http://atricot.jp/tjwk/


これからのモチーフサーキット


7月18日(月・祝)9:30〜11:30
 カフェ・ルッカ(京都市中京区新京極六角東入ル南側)

7月31日(日)11:00〜16:00
 ECCアーティスト専門学校2号館 6Fラウンジ(大阪市北区中崎西2-6-11)

8月6日(土)10:00〜17:00 
関西大学リサーチアトリエ(大阪市北区天神橋3-9-9)



例によって、写真をたくさん用意しています〜。

facebook 「大阪市の北区をグルグル巡るブログ+北区ネタ」
album モチーフサーキット@大阪市北区社会福祉協議会



スライドショーでご覧になる方は、こちらから。

Flickr 「モチーフサーキット@大阪市北区社会福祉協議会」スライドショー


下のサムネイルを、クリックするとでっかい写真をご覧いただけます。

モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福 モチーフサーキット@社福




Think Of JAPAN While Knitting モチーフサーキット@大阪市北区社会福祉協議会
7月12日(火)13:30-16:00
大阪市北区社会福祉協議会 在宅サービスセンター
大阪市北区神山町15-11

後援:大阪市北区社会福祉協議会




ガレキをアートに変える被災地の子供たち、「ワタノハスマイル」
もう終わっちゃったのだけれども、どうしてもエントリーしておきたいこれを。

先週、打ち合わせがあって、千里山にある関西大学を訪れました。
実家が近いので、むかしは大学にも遊びにいったことがあるのだけれども、たぶん30年ぶり(笑)
すっかり様変わりしていて、そりゃまあビックリしたけれども、まあ、それはよろしい。

そのときにね、凛風館1階学生ラウンジってところに案内していただいたのでした。
場所の下見のために案内してもらったのだけれども、いいものを見つけたのでした。

「ワタノハスマイル」、というプロジェクトの展示が行われていたのですね。

ワタノハスマイル

これは、NPOスマイルホープという団体が、東日本大震災の避難所のひとつになっている石巻市の渡波(watanoha)小学校にボランティアに行かれたことがキッカケとなっています。
活動内容は、子供たちと遊ぶこと。
グラウンドを整備したり、安全に運動ができる場所をつくったりして、子供たちと遊んできた、と。
どんな場所にあっても子供の笑顔というのは心を救ってくれるし、いいもんですね。

展示では、そうした子供たちの笑顔の写真がたくさん展示されていたのだけれども、心惹かれたのは、その活動の一環で行なわれた、校庭に流れ着いたまちの瓦礫を使ってつくったオブジェの展示。

これがですね、いいのですよー。
震災云々を抜きにして、子供たちが挑戦したアートとして、じゅうぶんに素敵なものばかりで、思わず見入ってしまいました。
どれもポップでキュートで、やっぱ、お子たちの手にかかるアートは、自意識が薄いぶん、自由な発想で僕たちをハッとさせてくれますね。

ワタノハスマイル

ワタノハスマイル

ワタノハスマイル

ワタノハスマイル

ワタノハスマイル

ワタノハスマイル

ワタノハスマイル

ワタノハスマイル

ワタノハスマイル

ワタノハスマイル

ワタノハスマイル

でっかい写真は、例によって、facebookに置いてあります。

Facebook - 大阪市の北区をグルグ巡るブログ
album「ワタノハスマイル@関西大学」



子供たちの笑顔をモチーフにしたアート・プロジェクトといえば、僕ら広告屋の大先輩である水谷孝次さんの「Merry Umbrella Project」が有名だけれども、こういうのもいいですね。

特に、ガレキを使っているところがいい。
国がグダグダなおかげで(僕らが選んでいるはずの日本国政府は、憲政史上最大レベルで溶解してるヨ)ガレキの処理は未だ35%しか進んでいないというし、そもそも焼却場すらメドが立ってないし、被爆したガレキの処理先も先送りになってるし…、そんなガレキをね、ガレキから「大切なもの」に変えてしまうマジックは、やっぱ、お子らが持っているパワーだと思うのですね。
そして、
価値を反転させる。これはアートが持っているパワーです。
そのふたつが融合して、これはいいプロジェクトだなあ、と、心に刻まれたのでした。

さて、関西大学に訪れ、この場所を案内してもらったのは、
僕たちが進めている、東日本大震災で傷ついた被災地をニットで繋いで支援するプロジェクト「Think Of JAPAN While Knitting」の展示を、こちらで行なわせてもらうための下見だったのでした。

「Think Of JAPAN While Knitting」についての詳細は、こちらを。

http://atricot.jp/tjwk/

例によって、関西大学の社会的信頼システム創成センターの与謝野教授のお力添えで、
8月6日に、こちらで、展示を行います。

8月6日は、天神橋筋商店街の3丁目にある関西大学リサーチアトリエにてモチーフ・サーキットを行なうのだけれども、じつはその日、本校の千里山キャンパスでは、オープンキャンパスが行なわれているのですね。
そこで、与謝野先生から、せっかくオープンキャンパスが行なわれるので、高校生やその親御さんも来られるから、そちらでもやってみては、と、ご提案いただいたのでした。
ただ、それをするのには、こちらサイドの態勢が整えきれないので、展示をメインにして、サブ的に小さなモチーフ・サーキットも行なう、ということになったのでした。
詳しくはまた後日発表するけれども、このときは、そのための下見です。

素敵な場所だし、今回のように素敵な展示も行われている場所なので、それらに負けないよう、僕らも素敵な展示を行えるように頑張ります。



ワタノハスマイル
HP http://ameblo.jp/watanohasmile/

日時 7月4日〜7月8日
場所 関西大学千里山キャンパス 凛風館1階学生ラウンジ
HP http://www.kansai-u.ac.jp/index.html
吹田市山手町3丁目3-35


大きな地図で見る

南森町交差点のりそな銀行のギャラリーで、天神祭でお馴染みの提灯の展示をしています
もうすぐ天神祭ですねー。

7月24日が宵宮、25日が本宮です。
24日は、鉾流神事、獅子舞などがあります。
25日は、陸渡御、船渡御、奉納花火などがあります。
あ、ギャルみこしは23日に出ますから、お忘れなく。

天神橋筋商店街でも、練習のお囃子が聞こえてきて、ぼちぼちお祭りムードになりつつあります。
提灯も吊られはじめたしね。

さて、そんななかですね、南森町交差点北西にあるりそな銀行のショーウィンドウで、提灯の展示が行われております。

提灯


展示されているのは、職人研による提灯の紹介です。提灯は、天神祭にたくさんの提灯を納めている、かわい提灯舗さんの提灯。

かわい提灯舗さんのサイトはこちら。

http://www.chochin-kawai.com/


職人研というのは、大阪市北区内で伝統工芸に従事する職人さんの活動を支援したり応援したりするサポーターみたいなもんです。

職人研の活動については過去にいろいろエントリーしてきたけれども、最新のものは、これかな。

「職人×学生 ワークショップ in キタ」


このとき、会場提供してくださった関西大学リサーチアトリエさんが、りそな銀行と提携されていることもあって、りそな銀行のショーウィンドウに提灯の展示を企画してくれはったのでした。

展示では、提灯の構造などがわかるようになってます。

提灯

提灯


提灯には大きく分けて、「地張」「巻式」の2通りのつくりかたがあります。
「巻式」は、丸竹ヒゴを螺旋状に巻いていくもので、「地張」は、一本一本の割竹を独立して輪に止めていくやりかたです。
伝統があるのは「地張」で、大きな提灯を張るのには、もっとも適した構造です。ただ、手間がかかることもあって、この技術をマスターしている職人さんももはや少なくなり、それこそ無形文化財的な位置づけになりつつありますわ。
天神祭などで使われる提灯は、もちろん、こちらの「地張」でつくられた提灯。
構造がわかるように、スケルトンにして展示してあります。


この時期、商店街にも提灯がたくさん吊られます。

提灯


こうやって眺めているだけでも風情があっていいもんだけれども、提灯の構造やつくりかたなどの知識があると、また違った楽しみかたも増えようというもの。
この機会に、ぜひぜひ覗いてみてください。
展示は、8月いっぱい、やってます。

提灯は、灯が入るとキレイなので、こちらの展示も、夜に見るのがいいかな。

そうそう、もうひとつトリビアを。
上記写真を見てわかるように、提灯は、メインの文字が、店の前を向くのではなく、店の横を向くように吊られます。
これは、往来を歩く人に、遠くからでもわかるように見せるのが目的なので、そのように吊られています。




りそな銀行南森町支店 ショーウィンドウ
大阪市北区天神橋2丁目北2-6


大きな地図で見る


関西大学リサーチアトリエ
大阪市北区天神橋3丁目9-9
HP http://www.kansai-u.ac.jp/rakusai/




ホームレス雇用創出×放置自転車対策=レンタサイクル。homedoorが梅田ロフトでレンタサイクルの実験をやってます☆
今、梅田のロフトの入口に、白のかわいいチャリが数台置かれています。
見ると、「HUB chari」って書かれてますね。

どうやら、ベリブ(レンタサイクル)の実験をされているようです。
期間は、7/10(日)まで
実験なので、アンケートに答えると、1回200円の料金が無料になります。

HUB chari

HUB chari


Homedoorという、学生さんが起業してNPO法人化を目指している団体があって、昨年の11月に、こちらの代表の人が、僕にコンタクトをとってこられました。
代表の方は、まだたっぷりと幼さの残る女性の学生さんでね。
ホームレスの雇用創出のためボランティア団体で、そのときのメールの文面、ブログから伝わってくる匂いは、もんのすごく社会正義に溢れていた人たち、というイメージ。

僕は、正義という言葉は大キライだし、見知らぬ人から熱をダイレクトに当てられるのも好きではないので、本当は会うのも気が進まなかったのだけれども、でも、学生さんたちが熱心にやろうとしていることにたいして大人がそれを無碍にしていい道理などあるはずもないので、時間をつくってお会いしたのでした。それが昨年の11月のこと。

お会いしてみると、やはり、熱く理想を語られました。
や、理想を語る人は、僕は好きです。面と向かって、やりたいことや叶えたいことを真っすぐに語る人は、僕は大好きです。
でもそこに、公共のためだとか、ホームレスのため、○○のため、といったエクスキューズがついたり、自分のやっていることが正義!みたいなものが漂うと、僕は、いつも口をつぐんでしまいます。
なんのためであってもいいし、正義なんてあってもなくてもいいけど、核となるところは、自分はこれがしたい!という、欲望であるべきだと、僕は思っています。まず最初に、その欲望こそが語られるべきで、諸々の○○のためというエクスキューズは、その次でいい。
誰かのため、なにかのため、というのは、ギリギリのところを踏ん張れる動機としては弱いと僕は思っていて、まず、自分自身の心が充実するのかどうか、というところと向き合いたいと、僕は思っています。

その意味で、Homedoorの方たちは、ホームレスの人たちと接するなかで心のなかのなにかが大きく動いたという個人的な体験があって、そのうえで、なんとかしたい!という思いを、抱えてはりました。
エクスキューズの方が少し強いような気もしたけれども、でもそこは学生さんです。思いはたっぷりある。これからなんぼでも頭を打っていけばいいと思うし、僕も、出せる情報は出せるだけ出しました。
で、最終的には、「人」と繋がっていくことだよ、と、アドバイスしておいたのでした。
思いを持ち続けて行動していくと、必ず、その熱に当てられた人が集まってくるし、人さえいれば、おカネやブツは、最終的にはなんとかなります。
そういうことを、お伝えして、そのときの会談を終えたのですね。

あれから、8ヶ月。
特に連絡をとりあうこともなかったけれども、やりましたねー☆

彼女たちは、あのときに語っていたことを実現するべく、一歩一歩、進んではりました。

今回、梅田ロフトで実験的に行なわれている「HUB chari」は、レンタサイクルの実験です。
梅田ロフト、中崎町の済美福祉センター、西本町のUSTREAM CAFE OSAKA、大阪城公園の近くにある谷町空堀の4ヶ所に拠点を置いて、この4ヶ所のうちのどこからでもチャリをレンタルすることができて、どの拠点に乗り捨ててもいいという、フランスのベリブ方式のレンタサイクル・システムです。

協力してくれるお店や団体には、軒先を提供してもらい、そこにレンタサイクルの拠点を設置します。
これ、「ノキサキ貢献」と、彼女たちは呼んでいます。
今回の実験では、「ノキサキ貢献」してくれたところが梅田ロフトをはじめ、4ヶ所あるということですね。

そこには小さなフラッグが立てられているので、そこで自転車を借りることができます。
利用する際には、身分証で本人確認をしたうえで、会員登録を行ないます。
で、チャリをレンタルし、4ヶ所の拠点のどこかに乗り捨てればオッケー。

HUB chari

HUB chari


原資となる自転車は、放置自転車。修理し、それを使います。
この、自転車を修理する人件と、レンタサイクルの拠点に配置する人員を、ホームレスの人たちの雇用創出に使います。
放置自転車問題とホームレス雇用の双方を解決する一助として、このプロジェクトはあるのですね。

これ、そのまんま、8ヶ月前に彼女たちが僕に語ってくれたことです。
あのときは、まだ、思いだけで、影もかたちもなかった。
でも、8ヶ月で、社会実験をするところまでこぎつけたのですね。素晴らしいな。

僕も梅田界隈で放置自転車問題に取り組み、レンタサイクルの可能性をずっと探っているけれども、いつの間にやら、先を超されてしまいました。

実験は、7月10日の日曜まで。
今回は、ホームレスの人たちを交えているわけではないので、雇用促進というところまでは行っていないようです。

でも、今回の実験を契機に、来年には本格稼働させたいと、彼女たちは言っていました。

上手くいけばいいな。





HUB chari 実験
7月3日〜10日実施

主催:Homedoor
http://ameblo.jp/rikkaman/

ユメコラボ
http://yumecolabo.jp/topics/detail.php?tid=102

HUB chari拠点 梅田ロフト
大阪市北区茶屋町16-7
http://www.loft.co.jp/shoplist/umeda


大きな地図で見る

1/2PAGES >>
▲page top

pagetop
Copy Right(c)2009-2011 Joe's Garage inc. Asakaho Luis Ryuta All Rights Reserved.