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直線にこだわった意匠がたまらない「大江ビルヂング」
ビルマニアというわけではないので、詳しくもないし、貴重なビルもわりと見逃したりしているのだけれども、これは、まったくの予備知識なしでわりと気になっていて、あとで調べてみたら、やはりタダモンではないビルだったことが判明して、自分の審美眼も捨てたもんではないのだな、と、ひとりごちているルイスです〜。

西天満の、裁判所の近くにある「大江ビルヂング」

大江ビルヂング

ビルディングじゃなくて、ビルヂングね。
1921年竣工というから、大正10年です。大正生まれのビルが今も現役で生きてるんですね。普通の賃貸ビルってところが、すごいです。
場所柄、法律事務所の多いところだけれども、このビルも、大江さんなる弁護士が建てたビルです。設計は、葛野壮一郎さん。大阪電気倶楽部を設計しはった人ですな。
地上5階、地下1階のビルだけれども、とても5階建てとは思えん重厚さです。

大阪の近代建築って、アールを上手く使ったものが多い印象があるけれども、ここは少し趣が違いますね。
スパッと切り立った直線的かつ幾何学化された意匠が印象的です。

大江ビルヂング


かつてのダイビルなんかもそうだけれども、こういうふうに、コーナーに正面玄関がある建物って、近代建築には多いですね。
現代のビルには、こういうふうにコーナーに正面玄関をしつらえる設計のものってほとんど見ないけれども、いつ、どんな考えのもとに変わっていったんだろか?

大江ビルヂング


近づいてみると、正面玄関の大屋根がブロンズでできていることがわかります。すんげー贅沢☆。
感情を排したような直線的な意匠のなかにあって、ここだけ、ちょっと感情が見えるというか、重厚ななかにも温かみを感じますな。

大江ビルヂング


玄関横の、この大振りの石を配したような意匠にも、重厚さと温かみの両方を感じます。それにしても、大胆な意匠だこと。

大江ビルヂング


横にまわってみると、直線的な意匠にマッチするように、配管が何本も設置されてます。
初期のものは配管までブロンズ製。このへんの凝りかたが、なかなかたまりません。

大江ビルヂング


ビルは地階もあるのだけれども、こうして、陽の光が差し込むように設計されてます。
この部分から、地階のフロアを覗くことができます。できるというか…、一応、丸見え状態(笑)

大江ビルヂング


なんてことはない非常階段だけれども、どことなくセンスがよくて、かっこいいです〜。

大江ビルヂング


さて、なかに入ってみると、入ってすぐのところに、でっかい柱時計が☆
この柱時計だけでも、このビルが年輪を重ねてるってことがわかりますね。これ、すごくいい。

大江ビルヂング


郵便受けがこれまた洒落ていて、木製。銭湯にある下駄箱みたいで、めちゃくちゃカッコいいです。
こういう郵便受けには、わけのわからんチラシなどは入んないんだろうな、などと、意味不明のことを考えてしまいます。

大江ビルヂング


廊下はこんなかんじ。味がありすぎます。近代建築ならではの廊下というか…、大好きです☆

大江ビルヂング


天井には、何本もの配管が。あとから足してるんだろうけれども、設計時の意匠に配慮した配管の通しかたになってますね。

大江ビルヂング


一応、法律事務所向けに建てられたビルだけれども、今では雑貨屋さんや画廊などのテナントもいくつか入っていて、なかでもいい感じの味を出していたのは、地下にあった、散髪屋さん。この散髪屋さんだけは、きっと、むかしから入っていたのだろう、と。で、弁護士さんの髪を一手に引き受けてこられたのだろう、と、そんなことをかんじさせます。

大江ビルヂング


たぶん、僕みたいに意味もなくウロウロしている人が多いのでしょう、このビル、あちこちに撮影禁止の張り紙がしてあったので、ここらへんで退散(笑)





大江ビルヂング
大阪市北区西天満2-8-1


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