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グラナダ。
ざくろ

ざくろ

ざくろ


ざくろをね、いただいたのでした。

ざくろの旬は晩夏から秋にかけてなので、思いっきり旬を外れちゃってるんだけれども、今、ハウスやら輸入物やらで、なんなと手に入りますね。

ちなみに、いただいたのは、ぷららてんまの市場のなかにある、フレシコ青果さん。
ご近所付き合いをしているんで、買いものついでに、ときどき、そんな余録に与ることがあります。
好きだけど、高いから滅多に買わないんで、いただけるとなると、とても嬉しい(笑)

スペインのアンダルシア地方はフラメンコの故郷でありますが、その、アンダルシアの首府であるところのグラナダは、ざくろの故郷でもあります。
なので、ざくろは、スペイン語、ポルトガル語、イタリー語では、グラナダと言いますな。granada。グラナーダ。英語だと少し訛って、Pomegranate。
グラナダの食堂でざくろを食べていて、これはスペイン語でなんというんだ?と、間抜けなことをグラナダの食堂のオッサンに聞いたことがあります。
グラナダ生まれのグラナダだ、と、言い放たれましたわ。

夕陽が真っ赤で、ざくろも真っ赤で、そこに、闘牛とフラメンコの情熱の赤が加わりますから、グラナダの秋は、赤一色です。

毎朝、カフェで、パンに生ハムとアボガドを挟んで食っていて、ざくろのジュースを飲んでいたのですよ。
カフェには、いろんなフルーツが積んであって、それを手に持ってカウンターに行くと、その場で絞ってジュースにしてくれるのですね。
で も、ざくろだけは、あらかじめ絞ったものが瓶に詰められていて、そこから注いでもらっていたのでした。どうやら、ざくろだけは、絞るのではなくてミキサー にかけて、ガーゼで漉してジュースにしていたらしいのです。手間がかかっているぶん、ほかのフレッシュジュースよりもほんの少しだけ高かったな。

夜になると、フラメンコを観に、ペーニャへ出かけます。
遅いですよ。
夜11時くらいから。
グラナダのフラメンコはどこもレベルが高いので、高い店に行かなくても、安い店でもじゅうぶんに堪能出来ます。
踊り子の汗が届くくらいの距離でフラメンコを観るのが、僕は好きです。

悲しみや痛みは、人が持つ感情や感覚のなかでは、かなり正しいものだと、僕は思っています。
正しい、といういいかたは変だけれども、正しい、としか、いいようがないのですね。
歓びや怒りに比べて、悲しみや痛みは正鵠で、間違えようがないものだという意味で、正しい、と、僕は思っています。

その、悲しみや痛みが感じられる距離で、フラメンコをいつも観ていました。
それが感じられるかどうか、が、フラメンコの善し悪しを判断する、僕にとっての唯一の材料でした。
だから、フラメンコを観にいくということは、悲しみや痛みを求めにいく、ということにもなり、こうして言葉にすると、なかなか不思議な行動です。

ところで、悲しみも痛みも、不思議なものですな。
なぜ悲しいのか、ときどきわからなくなるときがあります。
それはきっと、孤独や、無理解や、不寛容や、無情であることへの悲しみであり痛みなのだと、今になって思うのだけれども、きっと、まだ固くて青いばっかりだった若いころの僕には、そういうものが必要だったのでしょう。

ざくろを食べると、あんなにも爽やかな果物なのに、あのころのことを思い出して、ホロ苦くもあります。


画像、スクエアにしてみたけど、悪くないな。




フレシコ青果
大阪市北区池田町3-1 ぷらら天満B1F
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