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能勢街道の起点、萩之橋跡碑を見て、落語「不精の代参」を思い出す
萩之橋跡

萩之橋跡

大阪といえば、中之島の大川(旧淀川)に代表されるように、物流においては海運が盛んでした。
が、しかし、街道筋がなかったわけではない。その代表格なのが、能勢街道ですな。

中津を起点として、十三、三国、庄内、服部、岡町、石橋、池田、木部、古江、多田、一の鳥居、そして尾根筋を通り妙見山へ至る。今の国道176号線と、かなり被ってます。
道中、服部天神宮、東光院(萩の寺)、原田神社、多田神社など、有名な寺社も多いし、中山寺や勝尾寺なども近隣にあるので、参拝路としての賑わいも見せたと言います。
1876年(明治9年)、太政官達60号で道路の種類や等級が定められたのだけれども、能勢街道は、府下で3本しか認定されなかった一等縦貫線に掲げられとります。それくらい、利用の多い道だったということ。

ちなみに今の国道176号線は、岡町から池田までにかけての刀根山まわりの山道が急で物資運搬に支障を来すために、1894年(明治27年)に現在の阪急豊中駅付近から石橋にかけて比較的平坦な新道が拓かれ、これが元となっています。「新能勢街道」とも言いますな。

んで、その名の通り、能勢街道は、大阪と能勢を結ぶ街道で、炭・薪・栗・柿・木材・銅・銀など、山で獲れるものが能勢から運ばれ、途中、池田からは酒・植木が運ばれます。大阪からは衣類・干物・魚・塩など全国から大阪に船で運ばれてきたものが小分けされて、能勢街道筋へ運ばれていくわけです。


僕は、能勢街道については語れるほどの知識もなにもないけれども、上方落語には、能勢街道が出てくる噺がたくさんあることは知っています。
有名なところでは「池田の猪買い」は、池田のまちづくりに一役買ってますね。「池田の牛褒め」「不精の代参」などなど。

なかでも、「不精の代参」は、米朝師匠の噺を聞いて、お気に入りのひとつですわ。

不精な男が、能勢の妙見さんに月参りに行かねばならないのだけれども、どうしても用事があっていけなくて、ブラブラしているに代わりに行ってもらうように頼むところから、話がはじまります。
ブラブラしている男は、断るのが邪魔くさいからという理由で、賽銭、ロウソク代、弁当を用意してもらって行くことになるのだけれども、それらを懐に入れるのがこれまた邪魔くさくて、首にくくりつけてしまう、と。
さらに不精は度を超していきます。
出かけるはずやのに、歩き出さんとそこに立ってるんで、はよ行かんかい!と言うたところ、行けるようにしてくれ、と。
どないするのかというと、能勢の妙見めがけて背中をトーンと突いてくれ、と。その勢いで歩き出すから、という塩梅。なんちゅー不精なことか(笑)
そうやって男は妙見山目指して歩きはじめるわけですが、途中、坂道でだんだんと勢いが弱くなり、しまいには、よろけて他の参拝客にぶつかってしまいます。
当然、参拝客は怒るわけやけど、ついでというかめんどくさいというか、代参してきてくれへんか、と、その参拝客に頼み込んでしまうわけです。代参で出向いた男がさらに代参を頼むという、不精の極みみたいな噺ですわ。
ほいで帰りにまた、行きとおなじように、背中をトーンと突いてもらうように頼むと、代参の代参が、怒って無茶苦茶突くわけです。
そうなると、能勢から大阪どころではなく、堺から和歌山を通り越して海にはまってしまう勢い。。。さらに、首にくくってある弁当がクルクルまわって邪魔になってくるという…。
そしたら、だ。向こうに、大口を開けた男が坂を上がってくるのが見えてですな、腹が減ってるやろうと思って、そいつに弁当を食わしたろうと思って声をかけるわけです。
すると、大口を開けて坂を上ってくるその男が言うのがですな、腹が減ってるんじゃなくて、笠のヒモが緩んでるんで、あごで留めてるんや、と。。。。

とまあ、出てくる人出てくる人全員がどうしようもない不精モンばっかりやというお噺。


えーっと、能勢街道のエントリーとちゃうんか?って話ですが、これ、能勢街道が舞台の噺です。
そんな、能勢街道の中津にある起点が、萩之橋跡です。中津のパン屋さんの前にありますな。





萩之橋跡
大阪市北区中津1-1
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