大阪市の北区をグルグル巡るブログ | 大阪市の北区メインでいろいろ仕事をしてます。仕事場も住んでるところも大阪市北区なので、北区をグルグル巡って、目にしたもん耳にしたもん感じたもんを、つらつらと書いています。

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クリエイティブ・エキスポに行ってきた!活版印刷を体験してきた!
クリエイティブ・エキスポ           


メビック扇町主催、ブリーゼブリーゼで開催されている「クリエイティブエキスポ」に行ってきました。
最近、ブリーゼブリーゼからは足が遠のいているので、こういう機会でもなければ、ブリちゃんにも会えませんね。

まあ、ブリちゃんはどうでもいいけど(笑)

さて、クリエイティブエキスポは、大阪で活躍するクリエイターが、クリエイティブやデザインの魅力を発信するイベントです。

イラストレーター展や活版EXPO、バタフライ・コンピレーション・コレクション、D+こもらぼプロジェクト、kon-gara展、さらには西梅田サロン文化大学など、いろいろおもろそうなのが目白押しです。

詳しくはサイトをご覧くだされ。

http://www.mebic.com/creative-expo/

イベントのプロモ動画は、天満のイラストレーター、ハピネス☆ヒジオカさんがイラストとシナリオを担当されてます。

ハピネス☆ヒジオカさんのブログは、こちらね。ちなみに、EXILEの妹分のHappinessってのがデビューするらしく、今後、彼のブログは便乗アクセスが激増してとんでもないことになるかと(笑)

http://happihiji.blog100.fc2.com/blog-entry-563.html

ちなみに、西梅田サロン文化大学は、僕の盟友・カノくんが主催する中崎町サロン文化大学が西梅田に飛び出して行なうものです。これは日があわなかったので行かなかったんだけれども…、カノくん、すまん!

ちなみに、西梅田サロン文化大学のサイトは、こちら。

http://nishiumeda.blogspot.com/

さてさて、会場に行ってみますと…、

いきなり、カラフルな、こも樽。鏡開きに使う、あの、酒樽です。
これをキャンバスに見立てて、クリエイターさんたちが、新しい感性で新しい伊吹を吹き込んではります。
伝統を感じさせるものから、自由な発想のものまで、さまざま。これは見ていて楽しいものでしたな。酒を飲まない僕でも、これだと楽しめます☆

クリエイティブ・エキスポ


次に眼を引いたのが、蝶の標本を利用したアート。
蝶の標本やコレクションの世界って、どちらかというと閉じられた世界のイメージがあるけれども、クリエイターとコラボすることで、立派にアートになりますな。なんといっても大人っぽいし、色っぽいし、他の作品とは違った魅力があって、これはなかなか異彩を放っていたように思いますわ。

クリエイティブ・エキスポ


お次は、和紙を使ったタペストリーアート。
カーテンか?と言いたくなるほどの巨大な和紙を使って、模様や絵を刻んでいくと、まったく新しい風景が現れます。和紙の持つ耐久性と柔らかい風合いを生かしたアートですな。

クリエイティブ・エキスポ


近づいてみると、こんなことになってます。

クリエイティブ・エキスポ


どの距離から見るかで、まったく表情が変わって見えるのが楽しいですね。
しかし、これはどうやってつくるんだろうか?
手作業なのか、データを持ち込んで機械でやってしまうのか…。そのあたりの製作過程をぜひ教えてほしいですわ。

クリエイティブ・エキスポ


そしてそして、今回、個人的にもっとも楽しみにしていたのが、これ!
活版EXPO 1です。

クリエイティブ・エキスポ


僕が、広告の世界に飛び込んだばかりのころ、活版印刷というのは、まだかろうじて生きていました。
だから、活版印刷を実際に目にしたことは、何度もあります。でも、製作にかかわったことはなかったなあ。
当時の主流はもちろん写植。その後、Macが普及して印刷の世界は一気にDTPに移行していくわけですが、そうなると逆に、活版でしか出せない風合いが貴重になってきます。

でも、活版印刷は、すでに絶えて久しいですな。特に、阪神大震災を機に、ほとんどの活版印刷会社が廃業してしまいました。活字がね、震災によって、バラバラになってしまったんですよ。和文の場合は、数千種以上の文字が必要なわけだし、バラバラになって文字が欠けてしまうと、そのセットは使いものにならなくなるからです。そうした文字セットが、大きさによって、書体によって、何セットも必要になってくるので、揃えるだけでも大変です。

もちろん、利便性の面からだけ見ると、今やDTPに勝るものはありませんから、商業印刷の世界では、ますます活版の需要はなくなっていく…。でも、なくなっていくからこそ、そこに希少価値が生じて、こうして活版のよさを見直す機運もあるわけです。

僕のような、活版時代をかすかに経験した人間にとっては、懐かしくもあり新しくもあり、とても意義深い展示でした。

これが活版印刷の機械です。
手前の板状のところに活字と紙を挟んで、左手にあるレバーを引いて、プレスします。
すると、活版印刷の完成。版画とおんなじ要領です。

クリエイティブ・エキスポ


これが、会場に展示されていた活字です。
もちろん、ごくごく一部だけ。
あいうえお順じゃなくて、いろはに順に収められています。このあたり、すでに伝統工芸の香りすら感じますな。

クリエイティブ・エキスポ


そしてこの日はラッキーなことに明晃印刷の社長さんが会場にいらっしゃって、活版のワークショップまで体験することができました!超ラッキー☆

まず、好きなテキストを考えて、活字を拾っていきます。あいうえお順じゃないから、見つけるのが大変!いろはに〜、って、どんな文字でも最初から追っていかないと見つけられない(笑)

そうやって拾ってきた活字を、組版ステッキ(←25年ぶりくらいにこの単語を使ってる!)に並べていきます。あたりまえだけど、活字自体は鏡に映したみたいに逆になってるので、正しく並べられているかどうかをチェックするのが、慣れなくて大変です!

文字と文字のあいだに隙間を空けたい場合は、何も刻まれていないプレートを挟んでいきます。
活字の性質上、そのまま並べるとベタ打ちになります。詰めや歯送りを指定することはできないけれども、任意の場所の間隔を空けることはできます。

クリエイティブ・エキスポ


そして、組版ステッキに活字を組んで固定すると、今度はステッキを活版印刷期にセットします。

クリエイティブ・エキスポ


次に、印刷する紙をセットします。
組版ステッキと紙の位置がずれないようにセットするのは、今も昔も、印刷屋さんの職人芸ですな☆

クリエイティブ・エキスポ


そして、セットが終わると、レバーをガッチャン!とやって、プレスします。
すると、こーゆーのが完成します☆
えーっと、テキストの都合上、ボカシ入れてますが、そこはスルーしてくだされ(笑)

クリエイティブ・エキスポ


これがねー、味わい深いのですよ。アップで見ると、ほら、文字にエンボス(凹凸)がついているのがわかるでしょうか? そして印字された文字も、微妙ににじんでいる…。このあたりの味は、じつにじつにたまりません。

クリエイティブ・エキスポ


もちろん、こんなワンフレーズだけじゃなくて、こんな複雑なこともできるし、多色刷りもできます。

クリエイティブ・エキスポ


この謹賀新年の原版が、これ。

クリエイティブ・エキスポ


いやいや、このワークショップは楽しかったな☆
機会があれば、仕事で、ぜひ、活版印刷を使ってみたくなりました。
ちょうど社長もいらっしゃったので、価格だとか、対応できる指定だとか、思わずお仕事モードになっていろいろ聞いちゃいました。

ちなみに、明晃印刷さんでは、工場見学も受け付けているとのことなので、ぜひ行ってみたいと思ったのでした。

明晃印刷さんの工場見学は、電話にて予約すると行けるそうです。

明晃印刷
大阪市福島区福島3-5-25
tel. 06-6451-4438
HP http://www.meiko-print.co.jp/
mapを見る



というわけで、個人的にも大きな収穫のあったクリエイティブ・エキスポ。2月27日まで開催しているので、興味のある方は、ぜひ☆






クリエイティブ・エキスポ
2月11日-2月27日
ブリーゼブリーゼ
大阪市北区梅田2-4-9
mapを見る
主催:メビック大阪
HP http://www.mebic.com/creative-expo/





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