大阪市の北区をグルグル巡るブログ | 大阪市の北区メインでいろいろ仕事をしてます。仕事場も住んでるところも大阪市北区なので、北区をグルグル巡って、目にしたもん耳にしたもん感じたもんを、つらつらと書いています。

大阪市の北区をグルグル巡るブログ
大阪市の北区をグルグル巡るブログ
<< ビバ!家族写真☆ | main | クレープは本格的で美味いけどね、でもね…。 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


「大阪人」12月号&1月号は連チャンで天満天神特集。西日本書店でセットで売ってます☆
大阪人 西日本書店 天満天神


大阪人も知らない大阪発見magazine月刊「大阪人」が、先月と今月の2号連続で「天満天神」を特集しとります。

天満の地域密着型書店「西日本書店」さんに行くと、カウンター脇に、2号分山積みにして売られています。

北区をグルグルまわっている僕としては、これは外すわけにはいきません!もちろん、2号とも買っております。というか、毎月買ってるけど(笑)

ということで、ここでパラパラっと誌面を見ていくことにしませう。

まず、先月号の12月号から。

巻頭、いきなり天満市場の北側入口が見開きでドーンと出てます。
かつての天満市場も大半が新設のぷららてんまに移ってしまって、かつての面影を残すところはほとんどないけれども、ぷららてんまの北側に少しだけ、かつてのままのエリアがありまして、そこが、誌面巻頭でどーんと。

次のページを繰ると、お約束の天満宮。菅原道真のことが、わりに詳しく書かれています。
今の僕は、菅原道真とかかわりを持つ以前の、大将軍社時代の天満宮に興味の目が行ってるんで、あんまり得るところはなかったけれども、入門編としては、じゅうぶんすぎるほど充実した誌面になってます。

この号では、歴史を感じさせる老舗店がたくさん紹介されていて、最初に出てくるのが、天満宮の真ん前にある高級料亭「相生楼」。…行ったことないです(笑) 入口に川端康成生誕の碑が建てられているので、それを見に行ったおりに中を覗き見たことはあったけれども、この目で見たのは、そこまで。この誌面で、初めて内部を見ました〜。
江戸時代から続く格調高さがありながらも、来る人を拒まない温雅な空気でもてなしてくれる、とありますが、写真だけを見てると、格調高さがビンビン伝わってきて、やっぱ、門をくぐるのは勇気が要るなあ(笑)

続いて登場するのが、うなぎの「じん田」
ここ、天満市場にある、鰻の専門店です。ここで食べるんじゃなくて、持ち帰りのお店。要するに、鰻専門の魚屋さんみたいなもんです。
「大阪人」のすごいところは、メディアで持ち上げられている鰻屋さんがいくらでもあるのに、「じん田」のような、地元民しか知らんお店をピックアップしてくるところですね。
最近、どの情報誌も、べつの情報誌を参考にしながらつくってるのがバレバレの誌面をつくるところが多いけれども、「じん田」なんて、まずメディアに取り上げられないんで、これはもう、足で見つけてきたお店だってことが、容易に知れます。
ちなみに僕、土用に関係なく鰻をちょくちょく食べるけれども、ここで買って家で食べることも多いです。店で食べるよりやすくて美味い鰻が手に入るもん。

以降、「國重刃物店」「リストランテ・ピーターパン」「ゴマの和田萬商店」「果物専門店の丸留」「御菓子司の薫々堂」…、天満を代表する老舗が並びます。このあたりは、この手の特集を組むメディアのどれもが取り上げる、スタメンのような存在。

変わり種は、「あこや楽器」かな。
まちのレコード屋さんはほぼすべて姿を消しちゃったけれども、ここは、しっかりと生き残ってます。というのも、演歌に特化してるから。だから、カセットも取り扱ってる。演歌歌手が営業で来る。こういう店は、商店街の宝やと思いますわ。

もうひとつは、天ぷらの「天平」。僕の行きつけでもありますが、半世紀、天満で営業されている、天ぷらがごっつう美味い居酒屋さんですわ。ここ、メディアに滅多に登場しません。
べつに取材拒否してるとかではなくて、お店の人もお客さんも年齢層が高いこともあって、ネットに縁遠い人が大半で、こちらを紹介するブログなどは、ネット上には皆無です。
今やネットにはたいがいのもんがあると思ってたんだけど、こういうお店を見ていると、そうでもないことがわかります。オーナーやお客さんの年齢層が高くて、ネットに縁遠い人たちばかりが集うお店だと、ネットには登場しませんね。これ、意外と盲点です。
それはさておき、今やどんな雑誌も、取材対象を探すにあたってネットの情報を活用するけれども、「天平」が取り上げられているってことは、情報収集をネットだけに頼っているわけではない、という証拠にもなります。足で収集してるんだな、と、そういうことが透けて見えてきます。

立ち飲みが並ぶ天満を代表して、「上谷酒店」も登場してます。
飲み助に言わせると、天満の立ち飲みは、アルコールの値段が他所よりも安いみたいですね。酒屋直営の店が多いからかな。

途中、登場するコラムのお題は、「なにゆえ繁盛亭は天満につくられたのか。」でした。
これ、落語人からの視点で書かれているんだけれども、設立に尽力された商店会長の土井さんのお名前がいっこも出てきません。それはないんじゃないの?って、読んで思ったな。

天満宮関係では、もちろん、青空古本市も登場。このあたりは、定番、テッパンですね。
んで、古本市だけじゃなくて、市立北図書館も、ばっちりフォローされてます。僕の御用達ですが、地元関係の資料が充実してるし、司書さんが親切に探してくれるんで、僕、秘書代わりに使ってます☆

商店街の取り組みも紹介されてました。こちらは、それこそ土井さんの独壇場だから、出まくりですね。
おかげ館、関西大学とのコラボ…、「街に文化あり、人にふれあいあり」の基本理念に沿って、次々と事業が実現していくさまが、わりと詳しくレポートされてます。

職人さん関係も取り上げられてます。
桐たんすの「宮地箪笥店」(ご主人は大のバイク好き!ハーレーに乗ってはります☆)、大塩平八郎も愛した「とりゐ味噌」、なんとデジタルフォントを独力で開発してしまった印章の「三枝堂」、篩から巨大金網までの「藤為金網篩製造所」、モダンと伝統を融合させる紙の達人「福田表具店」(釣りキチです!)…、このあたりは僕がかかわっている職人研の主要メンバーさんでもあるのでよく知っているんだけど、なかなかメディアで取り上げてもらえる機会の少ない人たちなので、こうして誌面に登場する姿を拝見していると、嬉しくなってきます。

昭和の香り漂うライブハウス「音太小屋」も近ごろ名前が売れてきて、このたび登場。印刷屋の社長さんがはじめたお店ですね。逆に、中崎町ブルースでコアなファンの心を鷲掴みにしている「クイーン」は見当たらない。。

某お好み焼き屋、某うどん屋さんが載っていないのも、個人的には高く評価。
とっくに味が落ちちゃってるのに、その確認作業をせずに、むかしの情報をそのまま流用してるメディアは、たくさんあるからね。

逆に、なんで載ってないの?って思ったのは、JR天満駅南側にある「喫茶 プランタン」。隠れた名店のひとつだけれども、この号のコンセプトを体現しているお店だと思いますけどね。


と、ここまでが12月号。
どちらかというと、伝統に裏打ちされた、老舗級の名店、隠れた名店が多数紹介されていました。
続いて、続編となった1月号は…。

個人的には、こっちのほうが断然好き。
12月号は、入門編(にしては充実しまくってますが)というか、天満の地元民なら知っているスポットが8割方で、地元民としては物足りない。もっとも、天満の地元民のみに向けてつくっているわけではないだろうから、これは筋違いです(笑)

1月号は、新店中心に、気鋭のお店がたーくさん載ってます。んで、僕も知らないスポットがちらほら。こっちは断然ディープです。

巻頭見開きで登場するのは、「IORI&雲州堂」。元ソロバン教室だった蔵を改装して、ダイニング&イベントスペースになってるところです。商店街からは思いっきり外れるんで、ちょい行きにくいです。でも、素敵なスペースです。
ソロバン教室(兼ソロバンメーカー)だった時代、僕は仕事関係でお付き合いがあったんですが、10年近くまえかな、見事にリノベーションされました。ライブ見にいったり、友だちの結婚式の二次会に呼ばれたり…、折に触れてなんやかんやと長いおつきあいをさせてもろてます。誌面では、リノベーション時のエピソードが、たくさん紹介されてます。

次にドカンと登場してるのは、我が愛しの天満市場「ぷららてんま」
僕が普段使いで利用してる八百屋さん「フレシコ青果」(ぷららの元締め!)、旭ポン酢の一升瓶が常備されてる業務スーパー「プロマート」、せせりからささみまで鳥ならなんでも揃う名店「鳥ぴん」、魚の美味しい食べかたをいっつも教えてもらう鮮魚店の「長谷川商店」…、客足が落ちて皆さんひーひー言うてはるなか、頑張ってはる市場のお店が登場してます。
凄みを感じたのは、「浦野精肉店」さんが、ピックアップされてること。だって、なんてことないお肉屋さんですよ。超高級牛肉をメインに売ってるわけでなし、名物オヤジがいてるわけでもなし…、外から見てたら、普通の精肉店です。でもここ、もちろん上質の肉が安いってのもあるけれども、肉の扱いがメッチャ丁寧で、応対もすごく丁寧で、好感持てるんです。肉を扱うとき、必ずビニール手袋ををはめはるし。分量も、細かく対応してくれるし。店頭に並べてるときの保存の気の配りかたとか、素晴らしいです。
でも、そんなの地元の、それこそ毎日市場に行ってるような人しか、きっと知りません。そこを、きっちりとフォローしてくるあたり、どんな情報網持ってるねん?と、ちょっと驚愕しました。これは、マジですごい。

そして今回の歴史物は、堀川戎神社
今や天満宮までえべっさんをはじめてしまったすっかり影が薄くなってる堀川さんだけど、この界隈のえべっさんといえば、やっぱ、堀川さんです。もともと、こちらも戎神社なくて堀川神社だったんだけれども、そのあたりの鞍替えの話も、ちゃんと載ってます。

こっから先は、天満ルネサンスとでも言いたくなるような、新進気鋭の新店がズラリ。
僕も知らない店、名前は知ってるけど行ったことない店がたくさん載っていて、個人的には重宝してます。
それこそルネサンス・アートを彷彿とさせる陶芸の「五郎窯寸草庵」、最近静かなブームの本格ナポリピッツァの「RICCO」、謎めいていて気になりまくりの「電氣蕎麦」、北欧ブーム到来以前から北欧フェチを虜にしてる「dieci」…。

編集方針の違いや紙幅の都合など、いろいろあるだろうけれども、個人的にはこのラインナップに入れてほしかったのは、天満市場のお客相手に舌と胃袋を満足させ続けているプロ相手の食堂「ひろや」(池田町)とその空き時間を利用して大人気の葡萄酒場「裏HIROYA」(池田町)、トルコキリムを伝える絨毯職人「SUFi」(西天満)、西日本の着ぐるみを一手に引き受けている「サウンドワークス」(菅原町)、などなど。

そして、やっぱり登場した、天満の名物語り部おじさん、井上彰さん。「天満人」は、愛情溢れる素晴らしい雑誌でした。井上さんの近況を誌面を通じて知ることができて、喜んでおられる方も多いかと。

他、ルネサンス的新店の紹介は続きます。
こだわりまくりのコーヒーを淹れる「喫茶星屑」、起業家精神溢れる焼き鳥屋さんの「播鳥」、一生ものの家具をつくってくれる「hunsa basara」、猫の恩返しの実写板!弦楽器工房「Yamaguchi」、僕のブログの読者さんもきっとお世話になっているであろう「ビルマニアカフェ」、ブックカフェというか私設図書館というか、不思議な空間の「時色」、古本界に新風を巻き起こしている「駒鳥文庫」、かまぼこ屋さんから揚げたてかまぼこ居酒屋に変身した「八尾蒲鉾店」、天満の立ち飲みの名店・永田商店の息子さんが立ち上げた「天満アルコールクラブ」…。

よう知ってる店も、知ってるようで知らない店も、たくさん載ってます。どれもディープなお店ばっかりだけど、天満のディープなお店がこれだけラインナップされた本というのは、きっと、ないです。

プロジェクト関係も、もちろん、触れてくれてはりました。
天満天神を愛する人たちが自主制作で気長につくっている映画「テンロクの恋人」、そして僕もかかわっている天五中崎通り商店街で月イチ絶賛開催中の「北天満サイエンスカフェ」(なんか、僕も片隅に写真載ってます…)。

というわけで、「大阪人」12月号&1月号は、あんまり例を見ない、2号連続での天満天神特集。2号続くと、ディープなところまで掘り下げてもらえるんで、この2冊で決定版です☆

商店街の南森町交差点ちょい北側にある西日本書店だと、2号セットで売られてます。まとめて手に入れたい方は、ゼヒ☆


「大阪人」12月号&1月号 天満天神特集
HP http://osakajin.osakacity.or.jp/

西日本書店

大阪市北区天神橋2丁目北1-14
平日 / 9:00-21:00
土曜 / 9:30-21:00
日祝 / 11:00-20:00
不定休
HP http://www.books-nishinihon.com/
mapを見る




■この町内の最近のエントリー■
スポンサーサイト

この記事のコメント
↑大阪人×luis氏の解説=素晴らしいっす☆

| ハピネス☆ヒジオカ | 2010/12/09 11:01 PM |
この記事のコメント
桐たんすの「宮地箪笥店」(ご主人は大のバイク好き!ハーレーに乗ってはります☆)

ハーレー ではなくて BMWです。



| ひみつ | 2010/12/23 12:04 PM |
コメントする









この記事のトラックバックURL

http://kita-ku.jugem.jp/trackback/550
トラックバック
/PAGES
▲page top

pagetop
Copy Right(c)2009-2011 Joe's Garage inc. Asakaho Luis Ryuta All Rights Reserved.