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北区のタウンミーティング「平松市長と語ろう北区地域懇談会」に行ってきました。地域から市政を変えていくのがテーマ
11/7、北区のタウンミーティング、「平松市長と語ろう北区地域懇談会」が北区民ホールで開催されたので、行ってきたのでした。
日曜の夜19:00〜20:30の開催ということで、会場が埋まるのかどうか事前に心配されていたみたいだけれども、なんのなんの満員御礼の大盛況でしたな。

ミーティングは、パネル・ディスカッションの形式になっていて、パネリストは、
平松邦夫 大阪市長
福塚秀彰 大阪市北区長
木下隆裕 北区地域振興会会長
西仲健治 北区商店会総連合会会長
木下真弓 関西まちづくり協議会メンバー、有償ボランティア団体連絡会メンバー
コーディネーターが
岩崎恭典 四日市大学総合政策学部教授
です。

行政、商店街、地域振興、ボランティアの各分野からそれぞれを代表する人たちがパネリストになってます。

客席のほうに目を転じてみると、500名の席はギッシリなんだけれども、知った顔が多くて…、ということは、普段から地域の活動に関わっている人が一堂に会している、というかんじなのかな。
政治も行政もそうだけれども、若い人たちがかかわってこないことには、年寄りの考えでモノが進んじゃうから、そこは問題だなあ、と、いっつも思う。選挙なんて、ネット上ではマスメディアとまったく違う意見で毎回盛り上がりまくるけれども、ネット上の意見が選挙結果に反映されないのは、若い人たちが選挙に行かないからだよね。

まあ、よろしい。

冒頭、平松市長の登壇です。
最初の最初に、例の環境局河川事務所の、川さらいで拾った財布を10年以上にわたってパクりまくってきた事件の陳謝ではじまっておりました。行政体は図体がデカイから、そのぶん不祥事も多いのはわかるけれども、最近、多すぎる気がする。

まあ、でも、そんな話はこのミーティングの本筋ではないので、よろしい。

今回のミーティングの趣旨は、地域から市政を変えるってことです。
平松さんが市長になって約3年、地域の人たちとたくさん言葉を交わすことで、大阪にはまちを愛している人がたくさんいて、まちを元気にするために力を尽くしている人がたくさんいる、ということを実感してきはったそうです。
大阪だからこそ誇りを持って暮らしたい人がたくさんいる、と。
折しも、中央集権から地方分権への移行が叫ばれるなか、大阪の元々の伝統でもある、行政なんかに頼ることなく自分たちでなんとかやる、といった、地域力を復興して、そこに行政も混ぜてもらう、一緒にやりまひょ!でやっていきたい、ということをおっしゃってはりました。

そういう考えのなか、「新しい大阪市をつくる市政改革基本方針 Ver.1」と仮称のついたしかも素案(笑)が発表され、その骨子を示したレジュメが配られました。

それを受けて、続いてお話されたのが、福塚北区長です。
地域といっても、各区ごとに事情はさまざまに違う。たとえば、北区の特性を挙げるとすると、
大阪駅周辺のすごい都市機能
商店街の発展
1200年続く天満宮を中心とした伝統
戦火を免れた古い地域とその地域に点在する高層マンション
三方が川に囲まれ、意外と緑豊か
というようなことが言えるのではないか、とおっしゃってはりました。

現在、大阪市では地域から市政を変える!をスローガンにしているのだけれども、区長の言葉に翻訳すると、地域が区役所を変え、区役所が市役所を変えることだ、と。

そうしたなか、北区が抱えている課題はさまざまにあって、
振興町会の加入率が他地域よりも少ない
大阪駅や北ヤードを中心に大規模な再開発が進んでおり、周辺の商業施設との共存を図っていかねばならない
高齢者が増えていくなか、安全で安心できるまちづくりを最優先で取り組んでおり、特に街頭犯罪は昨年よりも27%減少した、と。
北区には古くから住んでいる人、新しく入ってくる人、商売人、サラリーマン、老若男女問わず、じつにさまざまな人が住んでいて、そういう人たちが一体になっていけるようにしなければならない
などなど。

行政側から、まず、そういうお話がありました。

その流れで、続いてお話されたのは、木下北区地域振興会会長です。
昭和50年くらいは、ほとんどの人が振興町会に入っていたけれども、今は未加入者が多い。北区内での加入率は現在59%で、これは安心・安全・防犯に深刻な影響を及ぼす、と。
また、町会の次代を担うべき若年層が不足しているとも。

続いて、お話されたのは、西仲北区商店会総連合会会長。
商店街は今、どこも疲弊しているわけだけれども、やっぱり、景気が回復してこないことには、復興しない、と。
また、大阪駅や北ヤードなど日本全国が注目する大きな再開発が行なわれることは、新たな玄関口ができることでもあって、とても期待するけれども、同時に、北側の開発に伴って南側の人の流れがどうなっていくのかが懸念される。
それ以外にも、平場の商店街、中崎町や老松、阪急東通り、天神橋筋なども、取り残されないようにしなければならない。北区全体の商店街が潤うようにしなければならない、と。
また、商店会では地域へ奉仕することに取り組んでおり、飲酒撲滅や駐輪場mapサイトの構築などをやっている。これからもなにができるのか考えていきたいし、提案もしてほしい、と。

西仲会長の話を受けて、平松市長が、
北ヤードのまち開きがカウントダウンを迎えた今、旧来からある商店街に不安があるのは理解できる。
でも、商店街の魅力は対面販売にあり、外国からの観光客が増えてきている今、そうした人たちに、対面販売ならではの強みで、まちの魅力を伝えていくようなやりかたもあるのでは、といった提案もされてました。

お次は、有償ボランティアとして活躍されている木下真弓さん。
現場で毎日汗をかいていらっしゃるだけあって、彼女のお話は非常に迫力がありましたね。
町会の未加入者が増えているのもさることながら、そもそも町会の仕組みを知らない人が多い、と。
また、ボランティア活動にもさまざまなものがあって、無償で続けていくには無理がありすぎるものもあるし、さらに介護保険など行政が行う事業には、さまざまな規制も多く、現場では、やりたくてもできないことも多い。そうした既存の制度では行き届かないところに、有償ボランティアは入っていける、と、おっしゃってはりました。

こうした話を中心にディスカッションは進んでいき、廃校跡地利用や自転車の運転マナーなど、具体的な事柄についての客席から質疑などもあり、予定の1時間30分をオーバーして、約2時間のミーティングでした。


タイトルにもあったけれども、要は、
まずは地域でなんやかんやとやる、地域の事情に応じた課題に地域で取り組む、行政はそこに混ぜてもらって、行政にしかできないことでかかわっていく。そのために行政の仕組みを変えていかなければならない、といったことが、まあ、共通認識として共有できた、ようには思いますわ。

ただ、ここに来ているのは、普段から地域の活動に積極的に関わっている人が多かったから、それこそ、町会に加入していないような人たちをどうやって巻き込んでいくか、みたいなことは、またべつの機会に論じることになりそうですね。



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