大阪市の北区をグルグル巡るブログ | 大阪市の北区メインでいろいろ仕事をしてます。仕事場も住んでるところも大阪市北区なので、北区をグルグル巡って、目にしたもん耳にしたもん感じたもんを、つらつらと書いています。

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天満音楽祭で考えた、音楽をお裾分けするということ
ここ数日、頼まれごとでiPodに入れる曲を200曲選び倒していて、自分のiTunesやらYoutubeやらを聴き倒していたのでした。

むかーし、はるかむかし、パンクに夢中だった青臭いばっかりのころ、演奏が上手いだの下手だのはどうでもよくて、存在がかっこいいかどうか、胸に突き刺さってくるものがあるかどうか、が、すべてでした。
世間との折り合いのつけかたに難儀していたときの気分とジャストで重なってくるような、ザラザラした感触だけを、音楽に求めてました。

だから、音楽を聴いていた、というよりも、今日も明日も生きていくための気力だとか、おなじようなザラツキを抱えている人間が僕だけじゃなくて少なくともこの音を奏でている人がいるといった安心を得るためのもの、でした。そんときの僕にとって、音楽とはそういうもので、それはもはや音楽ではなくて、表現のひとつですらなくて、それしかやりようがないといった、生きかたの問題でした。
生きたかを見つけていくための、教科書のようなもの。世間には転がってなくて、その音世界のなかだけで見つけることができる、宝石みたいなもんでした。

書くと長くなるから詳しくは書かないけれども、そういう僕に、音楽を音楽として捉えることの素晴らしさを説いてくれたのは、パリで出会った、ハンガリーから亡命してきたロマのストリッパーのおねえちゃんで、パリで同棲していたころ、世界中の音楽をそこで浴びるように聴いたのでした。

ソウル・ミュージック、フォーク、カントリー、マウンテン・ミュージック、ブルーズ、ラテンファンク、カリプソ、マリアッチ、マンボ、チャチャチャ、ルンバ、サルサ、ソン、サンバ、ボサノヴァ、フォルクローレ、中国民謡、オキナワ民謡、アイリッシュ、カンチオーネ、シャンソン、ミュゼ、フラメンコ、ロマ・ミュージック、西アフリカのポリリズム、ライ、ハワイイアン、ポリネシアンミュージック…、世界中のさまざまな種類の音楽を聴いていて、基軸となっていたのはダンスミュージックで、実際に旅をしている最中ではあったけれども、そのときは、音楽を聴くことで旅をしてましたな。

今でもパンクの持つスピリッツやパンクだけを聴きまくっていた当時に抱えていたようなザラザラとした感触はしっかりと持っているけれども、音楽を聴く歓びみたいなもんは、あんときのパリでの生活で手に入れたように思います。

あんときから、音楽を音楽として捉えることができるようになったし、その下地があったから、90年代以降のソフトロックやレアグルーブ、サイケ・フォーク、ラウンジ・ミュージック…、いわゆるこれまでの本流から外れていた音楽に、すっと入っていくことができたと思ってます。今、いっちゃんよく聴いてるのは、バルカン半島のミクスチャーと西アフリカのマリ、南アフリカのコンテンポラリー、北欧のフォークだしね。

音楽を音楽として捉える、ということは、奏でられている音楽から、めいっぱいの歓びを手に入れられるかどうか、ということです。

歓びだから、これは他人にお裾分けしてあげることができる。
いろいろと思案しながらiPodに曲を入れて、わたしてあげる、ということは、そういうこと。
最近はそういう機会もめっきり減ったけれども、久しぶりにやってみて、もうね、選ぶのが楽しくて楽しくて仕方がない(笑) いい機会でした。


ということをここ数日やっていて、そのまんま天満音楽祭に突入です。

昨年も、エントリーしました。
「天満界隈に音楽が溢れた日」

天満界隈のいろんな場所で、200組1300名が音楽を奏でる、秋の一大イベント。
メイン会場のOAP、普段は公開してない専念寺や宝珠院といったお寺さん、扇町総合高校、ライブハウス、商店街…、あっちゃこっちゃが会場になっていて、グルグル巡るもよし、ふらっと偶然見つけて立ち止まるもよし、ゆる〜く楽しめるイベントです。

こういうのは、上手い下手じゃないですね。
音楽の好きな人たちが、上手い下手を超えて、こんな素敵な音楽なんで聴いていってください!って、愛情だけを頼りに音を奏でて、生活のなかに音楽がある人もない人も、そういう愛情や音楽のなかに潜んでいる歓びを受け取るときのえも言われぬ感覚を楽しんでいる。そういう場です。
この音楽祭の素敵なところは、ミュージシャンの品評会になっていないところです。

会場によっては、時間によっては、お客が1人とか2人とかってのもあります。でも、そーゆーのは関係ない。場があることのほうが、よほど大切。場があることで、歓びが行き交うことも生まれます。

そのことは、ささくれ立った人生に少しは潤いを与えてくれます。
そういうことを、ここ数日の選曲作業と重ねあわせながら、感じていたのでした。


明福寺さんも会場。

天満音楽祭

天満音楽祭

天満音楽祭


普段は入れてくれない宝珠院の講堂がステージに。贅沢です☆

天満音楽祭


どこだっけな? どっかのお寺さん。
彼のギターは、なかなか聴きごたえがありましたわ。ギターのあらゆるところを使って演奏してました。

天満音楽祭


メイン会場のOAP会場です。

天満音楽祭


これもOAP会場。今回見たのが、たまたまソロが多かったので、こういう大人数は新鮮だったな。

天満音楽祭


これは、天三おかげ館。ここも即席のステージに早変わりです。

天満音楽祭


こちらは今回から会場に加わったフジハラビルの地下。さすがに雰囲気がある空間です☆

天満音楽祭



第11回天満音楽祭
10/10 実施
http://www.ten-on.jp/







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この記事のコメント
たまたま今日、宝珠院におじゃましてましてイベントのこと
聞きましたわ、少しでも地域に貢献を考えてます〜とは奥さんの
コメントでした。今、元にもどす作業でみな汗だくですわーですと。

| saito | 2010/10/11 9:12 PM |
この記事のコメント
> saitoさん

へぇ〜。行ってはったんですか。
オレは天満音楽祭以外で、なかをちゃんと見たことがないんで、ちょっと羨ましいです〜。

元に戻す作業…、今日は暑かったからな(笑)

| ルイス | 2010/10/11 9:23 PM |
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