大阪市の北区をグルグル巡るブログ | 大阪市の北区メインでいろいろ仕事をしてます。仕事場も住んでるところも大阪市北区なので、北区をグルグル巡って、目にしたもん耳にしたもん感じたもんを、つらつらと書いています。

大阪市の北区をグルグル巡るブログ
大阪市の北区をグルグル巡るブログ
<< まるい飯店に行って、思い出は思い出として美しいままにしておいたほうがよかったと思ったのでした | main | 連絡待ってますと言われてもな… >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


難波宮はここにあったひとつの証拠になってる豊崎神社
豊崎神社

豊崎神社


豊崎神社はこれまで一度も訪れたことがなかったのだけれども、北区内では、上から数えたほうが早いくらいの由緒ある神社なので、先週、時間を見つけていってきました。

地図で見たら、ほとんど淀川沿いですな。
城北公園通りよりも北側ってあんまり行かないんで、初めて見る風景も多かったけれども、梅田の北側の豊崎というよりも、長柄の西隣の豊崎と捉えたほうがいいかんじの雰囲気ですね。

工場と住宅地が混在していて、長距離トラックの運ちゃんがトラックを停めて休憩してるような、工業用のでっかい道路に囲まれて密集した区画がいくつもある、といった風情。

いわゆる梅田や天神橋を中心とする文化圏とはまるで違っていて、この一帯は長柄と地続きの文化圏やなというのは、強く感じましたわ。おなじ豊崎でも新御堂沿いのほうは、梅田の匂いがあるだけに、豊崎というのはなかなか広いエリアです。

さて、豊崎神社ですが、行ってみて、ビックリしました。デカいですね。
大阪天満宮のデカさは別格として、その次くらいにデカいです。境内には樹々が鬱蒼と茂っていて、鎮守の森であることが、ひと目でわかります。

伝えられているところでは、この地は、難波長柄豊崎宮の跡地で、平城京から平安京に遷都するあいだ、一瞬、この地に宮が置かれたといいます。
大阪城の横に難波宮跡がありますから一応は、正式にはあっちということになってるんだけれども、長柄から豊崎にかけての地にはそういう伝承がゴロゴロあって、宮が前期と後期にわかれていたとか、じつはこっちがほんまもんとか、まあ、いろいろあります。弥生式土器が出たという話があれば、奈良時代前期はこのあたりは海やん!という説もあって、なにがなにやら、というかんじです。
いろいろあるんですが、北区在住の僕としては、とりあえずここに難波長柄豊崎宮があったということでえーやん!と思うので、それを前提にします(笑)
豊崎神社がここにあるのが、その証拠!(笑)


なんにせよ、平安時代になって都は京都に移り、このあたり一帯は荒れ地になるんですが、松がたくさん茂っていたため、「八本松」と称されるようになったらしいです。

ほいで、10世紀末、藤原貴族のひとり、藤原重治という人がこの地を与えられ開墾することになった際、難波長柄豊碕宮の跡地が埋没してしまうことを怖れて、樹林のなかに小祠を建立して、孝徳天皇を祀ったとのことです。孝徳天皇というのは、難波長柄豊碕宮へ遷都したときの天皇です。これが、豊崎神社のはじまり。

その後、孝徳天皇だけでなく神さんも祀ってほしいという地の人たちのリクエストもあって、須佐男命(susanoo-no-mikoto)が合祀されたといいます。
須佐男命は、イザナギとイザナミのあいだにできたお子で、ヤマタノオロチを退治したことで有名ですな。英雄やし、繁栄を叶える神さんでもあるんですが、日本の神さんは多面的なので、このお方も例に漏れず、凶暴な一面もあって、あちこちで暴れまわってます。…えーっと、あかんあかん豊崎神社からどんどん離れていく(笑)

縁起を見てると、創建のころからずいぶんと長いあいだ、歴史がスッポリと抜け落ちてます。

時代は戦国時代まで下ります。
1614年(慶長19年)、大阪冬の陣のときのこと。徳川家康が休憩するために豊崎の足立市兵衛というオッサンの家に立ち寄ります。その際、市兵衛が差し出した麦メシの美味さにエラいこと感動した家康は、紋章などを市兵衛に賜ったそうです。
そのことにちなんで、1776年(安永5年)、足立家邸宅内に、鎮守として東照宮が勧請されたとのことです。家康を祀ったわけですな。で、さらに時代は下って、1907年(明治40年)、この東照宮が、豊崎神社境内に、末社として遷されます。


これが、東照宮。厳島神社と合祀されてます。

豊崎神社


境内にはほかに、恵美須神社、稲荷神社、摂社の鹿島神社(相殿として豊受大社を合祀)が祀られてます。



稲荷神社。鳥居がいくつも連なっているので、すぐにわかります。

豊崎神社



恵美須神社。瓦を葺いた屋根に風格が漲ってますな。

豊崎神社



鹿島神社です。鬱蒼としてます。

豊崎神社


鹿島神社の祠です。両サイドの狛犬の造形が素晴らしい!

豊崎神社


本殿も摂社も、鬱蒼とした樹々に覆われていて、まさに鎮守の森といった趣です。左端はご神木。でも、松じゃなかったですね。

豊崎神社



本殿と鹿島神社のアールです。
この時代の美意識は、アールに結構な角度がついているところにあって、平安時代を下るに連れ、アールの美意識はなだらかなものになっていきます。この時代のが、個人的には一番好きかな。


豊崎神社

豊崎神社



大鳥居の脇に佇む狛犬。でっかくて、超カッコいいです☆
顔つき、足の太さなど、なんともいえん美が!

豊崎神社





豊崎神社
大阪市北区豊崎6-6-4
mapを見る





■この町内の最近のエントリー■
スポンサーサイト

コメントする









この記事のトラックバックURL

http://kita-ku.jugem.jp/trackback/356
トラックバック
/PAGES
▲page top

pagetop
Copy Right(c)2009-2011 Joe's Garage inc. Asakaho Luis Ryuta All Rights Reserved.