天神橋筋商店街の4丁目にある
「上海食苑」に、久しぶりに行ってきました。
もう、何年ぶりかわからんくらいのお久しぶりなのだけれども、大人数で行くなら中華やら点心やらは、うってつけじゃないですか。…ということは、大人数の宴会を久しく仕切ってなかったということですな、僕は(笑)
ちなみに今、天満市場に「上海食亭」があるけれども、これはえーっと、元を辿ればおなじというか違うというか、とりあえず、いろいろありまして、今はまったく関係ないお店同士です。どっちもそれぞれに特色があって、どっちも美味しいですけれどもね。ただ、仲はよろしくないんで、それぞれのお店で相手のお店の名を出すなどということは、夢、せんほうがよろしいかと(笑)
さて、上海食苑です。本店は、天満市場の外の北側にあって、天神橋筋商店街は支店ですわ。今回行ったのは、こっちの支店のほうね。
この店に来たらこれを食べんことにははじまらん!というのが、小龍包ならぬ大龍包☆
ひとくちサイズの小龍包ならあたりまえですが(といって、まともな小龍包を出してくれるお店も少ないですけどね…)、ここのは肉まんをひとまわり小さくした程度の、巨大な龍包なので、大龍包(笑)
中に熱々のスープが入っているから、小龍包だと、口の中で外の皮を噛みちぎったら火傷しそうな熱々のスープが出てきてそれはそれは美味いもんですが、こんなでっかいのでそれをやると、口ん中が大火事になってしまいます…。なので、まずはストローを突き刺して、中のスープをある程度飲んでから、龍包を口ん中に放り込む、という段取りになります。
ちなみにストローは中のスープを吸うためにあるものだから、逆に空気を吹いて龍包の皮を膨らませたりしぼませたりして遊ばぬように(笑)
こっちは、海老入りの生地を揚げたもの。これも中にスープが入っていて、ストロー刺してまずはスープを飲んでから、口に放り込みます。
こんなかんじ。なかなかシュールな絵です(笑)
ちなみに衣が厚いから、スープが全然冷めなくて、結構な時間置いておいても、スープが熱々です。
中華生春巻き。
豆板醤と海鮮醤で味付けしてあるんで、なにもつけずに食べます。口の開いてないほうからかぶりつくように言われるのは、そこにタレが沈んでるから。
海老蒸し餃子
エビと豚肉、タケノコのプリプリした食感が絶妙☆
海老のマヨネーズ和え。
衣がサクッとしてて、食感がすんごく気持ちいいです。マヨネーズがフレンチ風味で、かろやか。中華には珍しい味付けですわ。
えーっと、なんだっけ?
なんかの青菜の炒めもん(笑) 醤油ベースで、なかなか濃い味付けだったけれども、美味かったです☆
あとは、記録なし(笑)
さて、点心は、世界中のどこへ行ってもありますな。
そのむかし、ユーラシア大陸の最西端はポルトガルのしみったれた港町ビスポってところで、点心の店を見つけて、聞けば3代前に上海から移民してきたというので、ユーラシア大陸まるまる横断しての移民ってことになるわけで、なんだってそんなことになったのか移民史をぜひぜひ聞きたかったんだけれども、当時の僕の語学力では叶わんことなのでした。
なんにせよ、中国移民は福建省からの人が大多数と相場が決まってますから、世界中の中華街で点心のお店はあるわけです。
なので、むかし、旅をしていたころは、よく点心を食ってたんですが、今はとんとごぶさたですわ。
神戸やら横浜やらの中華街は観光化されてしまってるから行列が絶えないし、そーなると足は遠のきます。近場だと、やっぱ、上海食苑か上海食亭ってことになるけれども、このあたりは他に美味いもんがなんぼでもあるんで、選択肢が多すぎてね(笑)
でも今回、久しぶりに食ってみて、やっぱ僕は点心が好きやわ〜、と、改めて再認識したのでした。またちょこちょこ行くとしよう☆
上海食苑 天神橋店大阪市北区天神橋4丁目6-19
tel. 06-6358-1577
11:30-14:45 17:30-24:00
無休
HP
http://www.shanghai-shokuen.com/→
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【過去の天満立ち飲みツアー】
■天満立ち飲みツアー note.001「天満酒蔵」■天満立ち飲みツアー note.002「天平」■天満立ち飲みツアー note.003「墨国回転鶏Que Rico」■天満立ち飲みツアー note.004「但馬屋」■天満立ち飲みツアー note.005「奄美・島料理 てぃだ」