大阪市の北区をグルグル巡るブログ | 大阪市の北区メインでいろいろ仕事をしてます。仕事場も住んでるところも大阪市北区なので、北区をグルグル巡って、目にしたもん耳にしたもん感じたもんを、つらつらと書いています。

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職人展のイベント、「春のお茶会に使う和菓子をつくろう」に行ってきました。
またまた職人展。エントリー連発ですが、なんせ企画はすべてフォローしようと決めたもんで(笑) 今しばらく、お付き合いくだされ。

過去の関連エントリーは、こちら。

「北区にはこんなにも素敵な手仕事があった!第2回 北区の伝統文化と職人さん展『ものづくりと手仕事を中心とした展示会』」

「北区自慢の箏の糸締め名人の仕事を見てきました☆」

「職人さん体験教室『天満の老舗味噌やさんの味噌を使ったお手軽料理をフレンチシェフに学ぼう』を見学してきました(体験参加できず試食もできず…涙)」

「第3回北区の職人展がはじまってます。今回は、若手と伝統のコラボがメイン」


「提灯はこうしてつくられる!」




今回は、「春のお茶会に使う和菓子をつくろう」です。2月28日の日曜日に開催されました。

行ってみてビックリしたのだけれども、区役所って、第4日曜日は窓口が開いてるんですな!住民票や印鑑登録、戸籍、国民保険、年金、高貴高齢者医療関係の事務手続きの窓口が、開いてました。
これ以外にも、毎週金曜は午後7時まで延長してるらしいです。ちょっとは民間に近づいてるやん!と、思った次第。全然知らんかったですわ。

詳しいことは、区役所のサイトのこのあたりに載ってます。

http://www.city.osaka.lg.jp/kita/page/0000018667.html




さて、和菓子づくりです。

実演して教えてくださる先生は、「御菓子司 八幡屋」のご主人、木下さんです。
北区の長柄で生まれてはります。もちろん、お店も長柄。

職人展 / 春のお茶会に使う和菓子をつくろう


御菓子司とは耳慣れない言葉だけれども、普段使いで食べる饅頭や団子と違って、宮中や寺社、お茶席に納めたりする上菓子をつくる人を、御菓子司と呼びます。

木下さんは、大学を卒業後、もともとは家業である御菓子司を継ぐつもりはなかったのですが、希望通りの就職先に進むことができなかったため、かなり消極的な理由で、家業を継ぐことになったんだとか(笑)
最初の2年間は、実際に製作することなく、和菓子に関する本ばっかり読んでいて、イマイチ、身が入らず…。そこへ、渋々、お茶を習いにいったら、これがおもしろくて、お茶を習いはじめたのをきっかけに、お菓子づくりのおもしろさがわかってきたとのことです。

今では、裏千家の茶名を持つ、華道もたしなむ和菓子職人です。
今回の講習では、裏千家からスタッフがお二人、お手伝いに来てくださってました。

さて今回の講習では、生菓子と干菓子をつくります。
お茶の席では、濃茶には生菓子、お薄には干菓子がセットになってます。
今回は、その両方を。

生菓子は、この季節にぴったりの、菜種きんとんです。

黒餡を中心を緑に染めた白餡ベースの生地で包み、表面に、黄色に染めた白餡ベースの生地を菜の花に見立ててチョンチョンとあしらえたら、できあがりです。

生地は先生がつくってくれます。
寒梅粉(もち粉みたいなもんですな)が手に入ればいいのだけれども、なかなか難しいので、ユリ根を蒸して裏ごしし、白あんに混ぜれば、代用できるそうです。

そこに、緑の天然着色料を混ぜて、生地を緑に。

職人展 / 春のお茶会に使う和菓子をつくろう


菜の花に見立てる黄色の生地も同様につくり、篩のようなもので、裏ごしします。

職人展 / 春のお茶会に使う和菓子をつくろう



篩の目から生地を押し出したので、生地は、ムーミンのニョロニョロみたいな形状になります。
きんとんというのは、篩に通したものを言うんだそうです。なので、こんなかたちでも、きんとんです。きんとんといえば栗きんとんしか思いつかない僕には、なかなか新鮮な驚きでした。

職人展 / 春のお茶会に使う和菓子をつくろう


篩の目の大きさによって、当然、ニョロニョロの太さは変わります。

職人展 / 春のお茶会に使う和菓子をつくろう



緑のニョロニョロで餡を包むのですが、これは菜の花の草を表しているので、そっと扱って包んでいかないと、つぶれてしまって、単なる球体になってしまうので、丁寧に丁寧にやります。

職人展 / 春のお茶会に使う和菓子をつくろう



最後に、菜の花を表す黄色のニョロニョロをチョンチョンと乗せれば、完成☆

職人展 / 春のお茶会に使う和菓子をつくろう



続いて、桜とハマグリをあしらった干菓子をつくります。
生地は例によって先生がこねてくれます。で、ピンクの天然着色料で染めていきます。

職人展 / 春のお茶会に使う和菓子をつくろう



生地を、木型に押し込んでいきます。この木型も、つくる職人がほとんどいなくて、割ったりするとエラいことになる、貴重なものなのだそうです。

職人展 / 春のお茶会に使う和菓子をつくろう



ギュウギュウ押し込んで、固め終わると、型をとんとんと叩いて、中身をとりだします。

職人展 / 春のお茶会に使う和菓子をつくろう



すると、ホラ! キレイな桜の干菓子が完成です☆ 花びらの細かいところまで、フォルムがキレイに出てます。

職人展 / 春のお茶会に使う和菓子をつくろう



続いて、ハマグリ。黄色をベースに、貝殻の端っこのところに茶色をあしらって、グラデーションをつけます。
まずは、茶色の生地を、貝殻の端っこのところにこすりつけるように乗せていきます。

職人展 / 春のお茶会に使う和菓子をつくろう



その上から、メインの生地である黄色の生地を、これまたギュウギュウと木型に押し込んでいきます。これ、意外なほど、たくさん入ります。

職人展 / 春のお茶会に使う和菓子をつくろう



型から取り出すと、ほら、茶色と黄色のグラデーションがついたハマグリの干菓子が完成☆
下の写真は、勢揃い!

職人展 / 春のお茶会に使う和菓子をつくろう





こうやってみると、粘土細工に似ているように思いますな。
でも、フォルムをつくっていく繊細な作業もさることながら、生地をこねるところも難しいんだと思いますわ。
普通の料理と違って、お菓子づくりは計量をキッチリやらないとダメだというし、普段の料理で勘に頼って味付けしてる僕のようなおおざっぱな人間には、不向きかと(笑)






というわけで、職人展も、いよいよ佳境☆




第3回北区の伝統文化と職人さん展 提灯の製作実演
大阪市北区役所 区民交流プラザ
大阪市北区扇町2-1-27
HP http://www.city.osaka.lg.jp/kita/page/0000058674.html

会期:2/23(火)〜3/5(金)※2/27(土)は休み
開場:9:00〜17:30
入場無料


今後のイベント

3/4(木)14:00〜15:00
●箪笥の製作・修理の実演

詳細は、北区役所企画調整担当まで(tel. 06-6315-9560)


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