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第3回北区の職人展がはじまってます。今回は、若手と伝統のコラボがメイン!
第3回北区の伝統文化と職人さん展

北区職人展、はじまってます☆
今回で第3回目で、前回の模様は、こちら。

「北区にはこんなにも素敵な手仕事があった!第2回 北区の伝統文化と職人さん展『ものづくりと手仕事を中心とした展示会』」

「北区自慢の箏の糸締め名人の仕事を見てきました☆」



今回の第3弾は、コラボがメインで、若いクリエイターの卵や学生さんたちが、老舗の技とがっぷり四つを組んだり、斬新な感性で提案したり、といった内容になってます。

すでに会期に先立ってイベントが行われていて、老舗の味噌やさんの味噌を使ったフレンチの料理教室も開催されました。

そちらのエントリーは、こちら。

「職人さん体験教室『天満の老舗味噌やさんの味噌を使ったお手軽料理をフレンチシェフに学ぼう』を見学してきました(体験参加できず試食もできず…涙)」



さて、今回の展示です。場所は、北区役所内にある区民交流プラザ。
2/23(火)〜3/5(金)※2/27(土)は休み
9:00〜17:30
の開催です。

入ってすぐに、現代風の提灯がお目見えします。

第3回北区の伝統文化と職人さん展

第3回北区の伝統文化と職人さん展


これは、安政年間から150年続いてきた天満の提灯屋さん、「提灯舗かわい」さんに若い絵師(でいいのかな?)の「図研むしまつ」さんが絵つけをした提灯です。現代風にアレンジされているので、今のインテリアに無理なく収まりますな。人気が出そうな気がします。

先月お邪魔した、注染という特殊な染めの技術を使って手ぬぐいをつくり続けている「注染てぬぐい にじゆら」さんの手ぬぐいと、染めの型も展示されてました。

第3回北区の伝統文化と職人さん展


にじゆらさんの注染の技術については、先月エントリーしたので、こちらを。

「大阪が生んだ染めの技術『注染』を今に伝える『注染てぬぐい にじゆら』さんを訪ねる」

京都の若いイラストレーターである関美穂子さんが描かれたイラストを、注染という伝統的な技法で染めた手ぬぐいと、その型が、セットで展示されてました。
イラストのこの部分が染まるとこんなかんじになって…、と、見比べてみると、なかなか楽しいです。

原画と作品がセットになっているものが、もうひとつ。

第3回北区の伝統文化と職人さん展

扇町総合高校の生徒さんがデザインした柄を、「水玉堂」の友禅職人、谷ゆりさんが染められてます。
原画には色がついていないので、谷さんが色を決めたんでしょうかね?

その隣には、コラボではない谷さん単独の作品が展示されてます。

第3回北区の伝統文化と職人さん展


見比べてみると、谷さん単独のものははんなりとした色使いなのに対して、コラボ作品はビビッドな仕上がりになってます。原画を描いた高校生と一緒に配色を 決めていったんだとしたら、こういうビビッドな色になるかも、なんて、製作現場を妄想してみましたが、どうでしょうか?(笑)



扇町総合高校からは、着なくなった友禅の着物を生活の身近な小物にアレンジした作品が出品されてました。病気などで着物を着ることができない人のために、着物を着ている感覚を少しでも味わってもらおうと、表地に着物の布をあしらった布団がね、よかったですわ。
こういう、ある意思を持ってデザインされたものって、僕は好きです。

第3回北区の伝統文化と職人さん展




若手のクリエイターの卵たちからの提案としては、大阪市立デザイン研究所の生徒さんが、味噌汁専門店「語らいバー みおん」を提案されてました。とりゐ味噌さんのお味噌を使って、ということなのでしょうが、味噌汁専門店とは! 味噌料理っていろいろあるし、田楽や土手鍋なんかの味噌料理のお店ならわかるんですが、味噌汁に限定しているところが大胆です。なぜ味噌汁に限定したのか、一度聞いてみたいもんです。

第3回北区の伝統文化と職人さん展



大阪デザイナー専門学校の生徒さんは、とりゐ味噌さんの味噌の販促ツールとして、ポイントカードやレシピのリーフレットを提案。ここは僕の専門分野でもありますが、若い人向けにアピールするデザインで、いいかんじです。ただ、これは、実際の製作現場だと、予算とにらめっこしながらつくることになるので、そのあたりを鑑みると、まあ、羨ましい仕事ではあるな、と(笑)

第3回北区の伝統文化と職人さん展

他、とりゐ味噌さんを題材としたもので、味噌バッグやエコ容器、おたまなど、さまざまな提案がなされてました。切り口によって、さまざまにひろがっていきますな。


さて、大阪天満宮の正門から南に一直線に伸びている参道は大川につきあたるのですが、そこにはかつて、天満宮の鳥居があったとのことです。第2次大戦の空襲で焼けちゃったらしく、今、その一体は南天満公園となっていて、参道のつきあたりにはなんと公衆トイレがあるんですが、そこに、かつての鳥居に代わる建築物として、宝塚造形芸術大学の学生さんが、アンテナショップの提案をされてました。
天満切子に発想を得たスケルトンな建築物で、景観の邪魔をしないよう、かつ、広がりのある建築物が提案されてます。職人さん同士や職人さんと地元の人たち、ユーザーさんたちが交わることのできる場を、ということのようです。

第3回北区の伝統文化と職人さん展




宝塚造形芸術大学の学生さんからは、これ以外にも、提灯を応用した新しい提灯や照明が提案されてました。取っ手が髷になってるのは、個人的にかなりグッときたかも(笑)

 第3回北区の伝統文化と職人さん展

 第3回北区の伝統文化と職人さん展

 第3回北区の伝統文化と職人さん展





天満切子を今に伝える「切子工房RAU」さんからは、代表の浦さんのお弟子さんの作品を。完成度、高いです☆

第3回北区の伝統文化と職人さん展



「かわい提灯舗」さんの若手職人さんが果敢にチャレンジしたのは、創作照明です。麦畑をイメージし、コンテンポラリーな広がりを持ってますな。

 第3回北区の伝統文化と職人さん展



宮地箪笥店さんからは、置床と小箪笥が。
置床は、省スペースでも設置できる移動式の床の間。2枚重ねにすることもでき、置きかたによってフォルムが変わります。移動式の床の間って、発想がすごすぎますわ(笑)

もう1点は、箪笥をサイズダウンしてつくったジュエリーボックス。古典的な着物の半纏を収納する箪笥を小さくして、ジュエリーボックスにしちゃってます。白木のままで展示してあるのは、注文が入ってから仕上げの塗りを決めていくためなんだとか。これ、買い求めたい人は、区役所に問い合わせすれば、なんとかなるみたいですよ。

第3回北区の伝統文化と職人さん展

第3回北区の伝統文化と職人さん展



この他、いろいろありすぎてすべてを紹介することができないだけれども、個人的に一番衝撃的だったのは、コラボ作品ではなく、人工ボディをつくられている「川村義肢株式会社 工房アルテ」の人工ボディです。

映画だとシリコン使ってあたりまえの世界になってるけれども、これは、そもそもが実用品であって、しかも実用品でありながらもリアルさというか美的な感覚が追求されているという逸品で、実物を目にして、マジで息を呑みました。。すごいのひとことです。
もちろん、オーダーメイドの一点もの。

第3回北区の伝統文化と職人さん展





一応、今回の職人展シリーズも今回の第3回がシリーズ最後ということで、これまでのものを含めての展示となっているようで、これでもか!というくらいに詰め込まれていて、アイテムがめちゃくちゃ多いです。なので、ここで全部紹介するのは、不可能。。。

やっぱ、現物をご覧になるのが一番ですわ。

というわけで、会期についての詳細は、このページの下を参照してくだされ。





















第3回北区の伝統文化と職人さん展
大阪市北区役所 区民交流プラザ
大阪市北区扇町2-1-27
HP http://www.city.osaka.lg.jp/kita/page/0000058674.html

会期:2/23(火)〜3/5(金)※2/27(土)は休み
開場:9:00〜17:30
入場無料


今後のイベント

2/26(金)14:00〜15:00
●提灯の製作実演

2/28(日)10:00〜12:00
●春のお茶会に使う和菓子をつくろう

2/28(日)14:00〜15:00
●ギャラリートーク(大阪市立扇町総合高校、宝塚造形芸術大学、大阪デザイナー専門学校、大阪市立デザイン教育研究所)

3/4(木)14:00〜15:00
●箪笥の製作・修理の実演

詳細は、北区役所企画調整担当まで(tel. 06-6315-9560)


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