僕らの仕事では、最終工程のオペレーションをお局さん的ポジションの婦女子さんたちが司っていることが多く、ここのご機嫌を損ねると、ただでさえ普段から聞いてもらっている日程上の無理どころが通常のスケジュールであっても支障を来しかねないので、僕はですな、ときどき、スイーツなんぞを持参するわけです。
で、ここ数年は、阪神百貨店うめだ本店の地下に入っている「シェ・コパン」のケーキがテッパンだったのですが、そこが撤退しましてですね、それなら!と、阪急百貨店のうめだ本店の第1期棟がオープンして1Fがスイーツのフロアになったので、そっちで探そうかなとも思ったのだけれども、あそこ、行列が多すぎです。
で、どっかいいとこないかなあ、と、いろいろ探しているのですが、紀伊国屋書店の梅田本店、BIGMANのスクリーンの前に、いきなり、スイーツのお店ができてますな!
9月の頭、突如として、宝塚ホテルの「パティスリー・プルミエ」がオープンしてます。以前、ここになんの店があったのかすっかり忘れているというアルツっぷりはともかくとして、ここにスイーツのお店が。。。
宝塚ホテルに「プルミエ」というフレンチのレストランがあるのですが、そこは行ったことがあって、美味しいです。そのぶん、値段も張りますけどね(笑)で、きっと、そこのスイーツ部門を分離させていると思うのですが、調べてみると、「パティスリー・プルミエ」の名でスウィーツ専門店が阪急沿線に数店舗あるみたいですね。1926年創業ですから、めっちゃ古いです。
BIGMANの前なのでもちろん待ち合わせ場所に使うところでもあるのですが、ガラス越しにケーキをデコレーションしてるところを見せるというデモンストレーションを行なってるので、待ち合わせでまってるあいだ、退屈せんですむかもしれません(笑)
はてさて、どんなケーキがあるのかな、と、覗いてみるとですな、まず目に飛び込んでくるのが、バームクーヘン。たねやの「クラブ・ハリエ」が火を点けて以降、どこもかしこもバームクーヘンに進出しているような気がしますが、ここもまた(笑)
さらに店内に入っていくと、いろとりどりのショートケーキ、焼き菓子に混じって、ロールケーキが(笑)これまたモンシュシュの「堂島ロール」が火を点けて以降、どっこもかしこもロールケーキだらけですでに食傷気味ですが、ここでもロールケーキ登場です。。。。
他、マカロンがあり、ブームになりつつあるプチサイズのケーキが多数あり、ロールケーキもバームクーヘンもあって、流行りもんはひととおり揃えてみました!みたいなラインナップで、はっきりいって、なにに手を出していいやらサッパリわからんので、お店の人にオススメを聞いて、なぜか、モンブランが好評です!と、ほんまかいな?と思うような回答をいただいたので、モンブランに手を出すことにしました。
和栗を使ったものとラム酒に浸けたものの2種類あったので、両方を1個ずつ。どっちも1個450円です。
これが和栗のモンブラン。
こっちが、ラム酒に漬けた栗のモンブラン。
これ、まあまあアタリ☆でした。
クリームが品のいい甘さで、栗も上等。土台がスポンジケーキじゃなくてしっとり系の焼き菓子風になってるところがヒットでしたな!
ただーし、量が多いです。写真ではわからんかもしれませんが、プチサイズがブレイクしかかっている昨今の風潮に逆行するかのように、デカい!たぶん、直径7cmくらいあって、そこらのモンブランよりもひとまわりデカいです。
コース料理食べたあとの最後のシメにガッツリとスイーツ!という場合には満たされる分量ですが、3時のおやつ用におつかいものに使うのには、ちょっと量が多いかも、ってかんじですな。
あ、僕的には量が多いのは全然オッケーなんですけどね(笑)
でも、この、量が多い!ってところに、ちょっと伝統を感じたりもします。最近の独立系のパティシエ・ブームって、どこも、ちょこんとしたのが多いですからね
場所柄、毎日のように通るところなので、これからもちょくちょく手を出して様子を見るかもしれません〜。
パティスリー・プルミエ 宝塚ホテル (Patisserie Le Premier TAKARAZUKA HOTEL)大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街1F
tel. 06-6376-1005
10:00-21:00
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