大阪市の北区をグルグル巡るブログ | 大阪市の北区メインでいろいろ仕事をしてます。仕事場も住んでるところも大阪市北区なので、北区をグルグル巡って、目にしたもん耳にしたもん感じたもんを、つらつらと書いています。

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大阪府議会選挙 - 立候補者のHPを吟味してみる
大阪府議会議員選挙


大阪府議会議員選挙がはじまりましたな。
また選挙カーのがなり声をガマンせねばならん、うっとおしい季節となりました。春なのに無粋。

前日は市議会選挙立候補者のそれぞれのHPを見ました。
こっちね。

「大阪市議会選挙 - 立候補者のHPを吟味してみる」


今日は府議会選挙の立候補者のHPを。

今回の北区の立候補者は、以下の通り。例によって、届け出順で。
定数1人のところ、3人が立候補しています。

久谷眞敬(くや)
窪田三紀(くぼた三紀)
今西和貴(今西かずき)

()内は、ポスターにあった表記。あいかわらず、仮名を多用する人、多いですね。

恒例の、各候補者のHP激辛チェック、行きますか。

政策や人物の善し悪しは、床屋さんや飲み屋さんで談義するとして、僕は、広報屋の視点から、HPを通じて効果的な広報ができているのかどうか、言いたいことがちゃんと伝わるようなHPになっているのかどうか、から、各候補者を探っていこうと思ってます。

毎度のことながら、激辛評になってしまうんだけど、政治家のHPって、それくらいヒドいんですよね。さて今回は、どうなったことやら。

では、行きます☆


久谷眞敬(くや) - 大阪維新の会
http://blogs.yahoo.co.jp/kuya46osaka
http://www.kuya98.com/

ふたつあるんですよね。
下のリンクは、たぶんね、自由民主党時代のもの。でもこの人は今、大阪維新の会に属してます。
鞍替えしたからといって、なにもURLを変えてしまうことはないと思うけれども、違う場所に新たにHPをオープンさせるのなら、かつてのは削除しておかないと、エラいことになります。こんなこと、あたりまえだと思うが…。

というわけで、仕方がないので、今のHPを見てみます。
ブログ形式になってますね。

Yahoo!ブログを使ってはって、デザイン的なものは、Yahoo!ブログが用意しているテンプレートのなかから選んではりますな。
なので、オリジナルじゃないので、候補者にマッチしたもの、というよりも、イメージに一番近いものを、というかんじでしょうかね。
そこそこキレイで、読みやすくて、無難なものを選んだ、という印象ですな。

でも僕は、政治家のHPというのは、ごちゃごちゃとたくさんのコンテンツを掲載するよりも、ブログ一本で行くのが一番いいと思っています。
ブログというのは、続ければ続けるほど、その人の人間性や活動が見えてくるし、その人の力量やコミュニケーション能力が試されるので、僕らからすると、判断材料にするのには、一番のツールだと思うのですよ。

その意味で、この人のHPはブログ一本で行ってはるので、僕は、正解だと思います。

もちろん、ブログなのだから、更新しなければならないし、更新頻度が少ないと、それだけでマイナスです。
その点、この候補者は、わりとまめにブログを更新されてはりますね。さらに、エントリー記事の内容が、おざなりではなくて、そこそこ充実してます。

僕が今まで見てきたHPのなかでは、一番マトモですわ。

惜しいのはね、ブログ記事のタイトルのつけかたですね。
たとえば、最後のエントリー記事のタイトルは、「統一地方選挙の意義」となっています。
書籍や印刷物のタイトルだと、これでオッケーなのだけれども、ブログタイトルというのは、クリックしてもらわんとはじまらんので、これではふじゅうぶん。
タイトルに結論を持ってこないと、クリックなどしてもらえません。なので、「統一地方選挙について私は○○○と考える」くらいのタイトルにしないと、読んでもらえません。

ブログ一本で行くのなら、そこまで考えないとダメですね。



窪田三紀(くぼた三紀) - 日本共産党

毎度のことだけれども、ここでも共産党は、やはり、インターネットを拒絶しているかのようで、この候補者のHPはどれだけ検索しても見当たりませんな。マジで、これでいいのかな?



今西和貴(今西かずき)- 自由民主党
http://ameblo.jp/kaetarudeosaka/

こちらも、ブログ。
前述したけれども、政治家のHPは、ブログ一本で行くのが一番です。
補完ツールとして、twitterがあれば、それでよろしい。
なので、この人の広報戦略も、間違ってないですね。市会に比べて府会の候補者のほうが、HPを使った広報が進んでますね。

ただ、この人、いつ立候補を決意したのか知らないけれども、ブログをはじめたのが今年の2月からで、エントリーされた記事は19本です。
しかも、雪が降って寒いとか、○○でパスタ食って美味かったとか、わりとどーでもいいエントリーが多くて(笑) や、もちろん、そういうエントリーもあっていいとは思うんだけれども、やっぱね、どういう問題に取り組みたいのかとか、どういう政治活動をしてるとか、どういう問題意識を持っているとか、そういうのがあってのホッコリネタや小ネタなので、もちょっと、ちゃんとした記事のエントリーがたくさんあったほうがいいですな。

なんもないよりは全然マシだけれども、広報の視点から見ると、コンテンツのボリュームが少なすぎるのは、でっかいマイナスで、下手すれば、それだったらないほうがまし、って事態にもなりかねませんから。

あとね、プロフィールがしょぼすぎ。
プロフィールには所属政党もないし、政治信条もないし、年齢すら書かれていない…。
人物像をイメージするための手がかりがね、少なすぎるのですね。




ということで、ブログに絞っているぶん、市会の立候補者よりもマシです。
ブログだと、僕らみたいな専門家にイチからつくってもらう必要もなく、したがって、コストはかぎりなくゼロにできるのだから、ご自身が汗をかくだけで済むわけです。これ、重要。

ご自身が汗をかくだけで済む、ということは、ご自身のすべてが言い訳なしで試されるということでもあります。おカネがなかったので…、という言い訳が通用しなくなるからな。

だからこそ、ブログはお手軽だし、効果的なツールだけれども、ごまかしがきかないぶん、マジメに取り組まないと、思わぬ落とし穴にハマりますから。
少なくと、政治家さんのブログの活用は、まだまだヘンテコリンなのが多いし、配慮に欠けているものも多いので、気をつけないとダメですね。

特に気になるのが、なにかのイベントに出席した記事を書いたとして、そのイベントの主催者に向けて記事を書いている場合が多いですな。
主催者に顔を向けて、紹介しましたよ!って意図が見え見えの記事です。
でも、そのブログの読み手であるユーザーは、じつは、主催者以外の人が圧倒的に多いわけです。
だから、本来は、主催者に顔を向けるのではなく、ユーザーに顔を向けてかかねばならんのですね。
でも、そのあたりは、まーったくできてないですね。それができている政治家のブログを、僕は、まあ滅多に見たことがないです。

そこらへんのことがわかる政治家って、いつ出現するかな。そこは、僕にとってはひとつの判断材料になってますね。





大阪市会・府会選挙
告示 4月1日(金)
投票 4月10日(日)7:00-20:00

期日前投票
4月2日(土)-4月9日(土)8:30-20:00

※選挙の詳しいことや速報などは、大阪市選挙管理委員会のサイトに掲載されています。
http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu240/shikai/index.html

選挙には行ったほうがいいよ☆
若い人は、特にね。
オジィやオバァばっかりが選挙に行くと、若い人の考えなんて、政策に反映されないんだからっ!



大阪市議会選挙 - 立候補者のHPを吟味してみる
大阪市議会選挙


大阪市議会議員選挙がはじまりましたな。
また選挙カーのがなり声をガマンせねばならん、うっとおしい季節となりました。春なのに無粋。

さて、今回の北区の立候補者は、以下の通り。届け出順ね。
定数3人のところ、7人が立候補しています。

美延映夫(ミノベテルオ)
新里嘉孝(にいざと嘉孝)
山崎寿美雄(やまざき寿美雄)
小玉隆子(こだま隆子)
田中豊(田中ゆたか)
吉村洋文(よしむら洋文)
北端秀行(北はた秀行)

()内は、ポスターにあった表記。あいかわらず、仮名を多用する人、多いですね。

恒例の、各候補者のHP激辛チェック、行きますか。

政策や人物の善し悪しは、床屋さんや飲み屋さんで談義するとして、僕は、広報屋の視点から、HPを通じて効果的な広報ができているのかどうか、言いたいことがちゃんと伝わるようなHPになっているのかどうか、から、各候補者を探っていこうと思ってます。

毎度のことながら、激辛評になってしまうんだけど、政治家のHPって、それくらいヒドいんですよね。さて今回は、どうなったことやら。

では、行きます☆


美延映夫(ミノベテルオ) - 大阪維新の会
http://www.minobe-teruo.com/

トップページのヘッダのところがflashなのがウザい。
特に、ナビゲーションのボタンがヘッダのflashに組み込まれているので、トップページに戻るたびにオープニングフラッシュを見なければならず、見終わらないとナビゲーション・ボタンが出てこないので、これ、ストレスが溜まりますね。

しかもオープニングだけじゃなくて、ヘッダに延々と動きがあります。これも、ウザい。バックの太陽みたいなのから光線が延々とアニメーションで出てくるのやら、「ブログもやってるでぇ」って吹き出しが上下して動いてるのとか…、アクセントにしてるつもりなんだろうけれども、なんのため?って思いますね。ただただ、ウザイ。
どのページにも、ポイントポイントでアニメーションが使われていて、動きのあるページにしたいんだろうな、とは思うんだけど、動きのあるページというのは、じっくり読ませるのには不向きなので、やめたほうがいいかと。

ちなみに、「ブログもやってるでぇ」ってことだけど、大阪の政治家って、親近感を出そうとして、こんなふうに大阪弁を使おうとするけれども、あんま効果ないですね。タイトルに大阪弁使うよりも、本文を大阪弁にするほうがはるかに親近感持てるのに、そこはそうはならない…。これ、いっつも不思議ですわ。

サイトの強調カラーが「オレンジ」です。
不思議です。通常、政治家は「信頼」を象徴する青を使うことが多いけれども、この人は、オレンジ。膨張色なので、体型にあわせてるのかな?(笑)
オレンジには、活動的で軽快なイメージもあるので、そっちの意味合いで使っているのかもしれません。
でも、バックが「赤」なので、オレンジは死んじゃってますね。

デフォルトで設定されている文字が小さい。fontサイズ10pxって…。気取ったデザイン系のサイトじゃないんだから、こんなちっこいfontサイズで、読ませる気があるのか?と(笑)

大阪維新の会に入ってはりますけど、維新の会のメルマガ登録と維新の会へのリンクが貼られているだけで、政策理念のページにすら大阪都構想のことも出てこないし、会との繋がりが深いのか浅いのか、そのあたりのことはまったくわかりません。

トップページに短い動画が置かれているんだけれども、視聴してみると、東日本巨大震災へのお悔やみとお見舞いを喋ってはるだけでした。



新里嘉孝(にいざと嘉孝)
http://niizato-y.net/

サイトの強調カラーは「青」。政治家さんは、ほとんどの人がこの色を使いますな。「信頼」の色だからね。
2番目の色、3番目の色は、それぞれ「オレンジ」「緑」。強調カラーに対しての補色を使ってはります。セオリー通りですな。
ただ、あいだに赤やら黄色やらも混じっていて、色を使いすぎ。使えば使うほど、どこに注目してほしいのかわからなくなるので、色は少ないほうがいい。

トップページに動画があります。
声、喋りかた、雰囲気など、動画に含まれている情報量は膨大だから、動画を使うのは効果的ですよね。
でも、この動画、タイトルが「niizato y002」って…。これだと、なんの動画なのか、見るまでわかりません。あと、6分28秒というのは、長過ぎるな。
3分超える動画なんて、よほど期待を持たせるものか、最初のつかみで食いつかせるような仕掛けがないと、最後まで見てくれません。

活動報告のところを見てみると、
タイトルが列記されていて、それぞれ「続きを読む」ボタンが配置されているのだけれども、タイトルがね…。「民主大阪PRESS」「プレス民主」「淀川河川敷お掃除大会」…。そんなのばっかり。特に、「プレス民主」の連発は、なんじゃらほいです。なにが書かれているのかさっぱりわからないこのタイトルで、「続きを読む」ボタンをクリックさせるモチベーションなんて、どうやったら生まれるんだろうか?
それでも頑張ってクリックしてみたら、印刷物がjpg画像で配置されているだけで、しかも字は読めません。これ、なんのためにアップされてるのか、不思議でしょーがない(笑)

ブログページも同様で、タイトルが列記されているだけで、しかも内容を連想させるタイトルになっていないので、「続きを読む」ボタンをクリックする気には、まったくなりません。
しかも、サイト自体は2008年からオープンしているようなのだけれども、ブログは2本しかアップされてない。。。アーカイブがないのか、それとも書いていないのか…。



山崎寿美雄(やまざき寿美雄) - 共産党

サイトがない。少なくと、googleでお名前を検索しても、出てきませんでした。
共産党って、相変わらず、ネットの世界では存在感がゼロですな。いいの、それで?



小玉隆子(こだま隆子) - 公明党
http://www.kodama-ryuko.net/

この人のHPは、一見して、悪くはないですね。
シンプルで、ごちゃごちゃしてないのが、まずいいです。
基調カラーは「朱」で、少々キツいけれども、コンテンツを囲む各ボックスにアールが施されているから、キツい感じがしない。むしろ、ポップ。

動画が3つあるけれども、3分台まででまとめられていて、時間的にも悪くない。ただし、それぞれの動画のタイトルが「実績と政策」「こだまがゆく!」となっているのだけれども、そーゆータイトルじゃなくて、中身がわかるタイトルにしてほしかったですな。

トップページにある「実績マップ」は、クリックすると、lightboxによる画像が飛び出す仕掛けで、画像を見せる手段としては、今、もっともスマートな見せかたですな。ただし、ポップアップで出てくる画像は、単にテキストを画像化しただけのものなので、もったいなー、と。

実績の項目があるけれども、このページもjQuaryというやはりのプログラムを使った見せかたにはなっているけど、肝心のコンテンツが写真のみ。なにをやったのか、ということは、このページには書かれていません。。。
まあ、トップページに「こだまnow」って会報誌のリンクが貼ってあるんで、そっちを見てくださいってことなんだろうけれども、ごちゃごちゃしていないのに、あるべきところにあるものがなかったり、こんなところに?ってコンテンツが多くて、ナビゲーションは全然よろしくない。

あと、専門的になるけれども、全体のプログラム構成がね、フレームでつくられているんですよね。だから、どのページに飛んでも、URLが変わりません。これ、検索エンジン対策には、非常にマズい。
わりと新しいプログラムが使われているので、プロが入っているのは間違いないなく、当然ツレームでつくられていることもわかっているはずなんだけれども、そこには手をつけてない。サボってますね。



田中豊(田中ゆたか) - 無所属
http://www.tanaka-yutaka.net/

あのー、各コンテンツのページに飛ぶと、トップページに帰ってくる術がないですね…。ナビゲーションボタンがトップページにしかないので、一度どっかのページに行ってしまうと、「戻る」ボタンを使ってトップページに戻ってから他のページに行かねばならんという…、今どき考えられないほどの致命傷。

基調カラーは「ブラウン」系。落ち着きはあるけれども、インパクトはないですね。第一、なんでこの色なのか、意図がまったく感じられない。

ほいで、連絡先や事務所所在地がテキストじゃなくて、画像で文字がつくられているので、コピペも選択もできません。不便きわまりない。

本体ページとブログのデザインが違っていて、しかもブログのfontサイズが小さすぎ。デフォルトだと10pt。目が痛くなるサイズですね。

で、この人のサイトで使われている日本語、てにをは、が、不正確すぎます。



吉村洋文(よしむら洋文) - 大阪維新の会
http://yoshimura-hirofumi.com/

北区では維新の会から二人が立候補していて、そのうちの一人。橋下さんがバックについている、ということが前面に出ているサイトになってますな。
トップページに掲載されている政策も、本人が語っているものではなくて、維新の会のもの。
そして、ご本人は、双子のお子さんを抱えるパパだそうです。それはいいんだけれども、そのことが前面に出てるって、どうなの? 人柄をアピールするでも、政策をアピールするでもなく、双子のパパです!って言われて、どう受け止めればいいのかしら?

基調カラーは「緑」。でも、2色の緑を使っていて、その配色がマズくて、目が痛いばっかりです。
緑は若さを連想させるカラーで、候補者も若いから、その点は間違っていないと思うんだけど、でも、それ以前に、配色が悪すぎて、目が痛いんですわ。

ナビゲーションボタンをクリックできるスペースが小さすぎ。四角のアイコン部分しかクリックできず、メニューの文字はクリック範囲外です。不親切ですな。

ブログは、Jugemのテンプレートを少しカスタマイズしてある程度だけど、まあまあ見やすいものになってます。ただ、HP本体の基調カラーが「緑」なのに、ブログでは「水色」「緑」の2色が同程度使われていて、どっちが基調カラーなのかわかりません。統一しないと、印象づけられないよ、と。



北端秀行(北はた秀行) - みんなの党
http://www.kitahata.info/

パッと見、ユーザーのことを少しは考えているデザインになっている印象。
バックにベージュを敷いて、文字は「黒」ではなく「グレー」。一番、目に優しい配色ですな。
ただ、基調カラーを用意していないので、どこに注目していいのか、よくわからんデザインになってしまってます。

ではブログにいろいろ書いてあるのかなとブログページに飛んでみると、ブログのデザインが本体サイトとはまるで違うのはご愛嬌だとしても、ブログのエントリーが少なすぎます。これだと、急造のイメージが拭えません。

とにかく、コンテンツが少なすぎて…。




とまあ、候補者全員のを見ると、こんなかんじ。
全員を通じて言えるのは、コミュニケーションが一方通行のHPになってしまっていることですわ。
言いたいこと、伝えたいことを盛り込むのが精いっぱい。それすらできてない人も多かったけれども、よくて、そこまで。
だから、どう受け止められるか、ユーザーが知りたい情報が盛り込まれているのか、ユーザーが知りたい情報にすぐにアクセスすることができる仕組みになっているのか、ユーザーにとって使いやすいサイトになっているのか、そういう視点でつくられているものは、いっこもありませんでしたわ。

これって、選挙のときの候補者の振る舞いに似てますね。
名前の連呼、笑顔と握手のバーゲン、考えの連呼、お願いしますの連呼、あれやりましたこれやりましたの自慢話…、伝えたいことだけに汲々としていて、どう受け取られるのか、ということに目を遣っているとはとても思えまへん。
HPも、まんまそんなかんじです。

その意味で、全員、デザイン面からは及第点にはほど遠いサイトですね。全員、失格。
ネットでの選挙活動を解禁せよ!なんて普段から言ってる候補者もいるようだけど、こんなんじゃ、解禁されてもアドバンテージにはなりませんわ。


明日は、府会選挙の候補者のHPを見てみます。



大阪市会・府会選挙
告示 4月1日(金)
投票 4月10日(日)7:00-20:00

期日前投票
4月2日(土)-4月9日(土)8:30-20:00

※選挙の詳しいことや速報などは、大阪市選挙管理委員会のサイトに掲載されています。
http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu240/shikai/index.html

選挙には行ったほうがいいよ☆
若い人は、特にね。
オジィやオバァばっかりが選挙に行くと、若い人の考えなんて、政策に反映されないんだからっ!








参院選挙が近いので
参議院選挙


選挙、近いし、一応、選挙モノをエントリーしとこうかと。

それにしても、毎度のことながら参院選は盛り上がりませんな。
昨年の衆院選と違って、目立った争点がないし、消費税を無理矢理争点にしている気がしないでもない。だいたい、W杯やってる時期に選挙をぶつけるって、時期が悪すぎます。まあ、北区にかぎっていえば、天神祭とぶつからなかったのが救いといえば救いで。

と、ぶつぶつ言ってても仕方ないので、今さらながらにお勉強。

僕もWEBディレクターなんで、それぞれの立候補者がどのようなWEB戦略を行っているのかを中心に見ていくことで、判断材料としてみます。


大阪選挙区は定数3でしたっけ? そこに、10名が立候補してはります。
今日、このエントリーを書くために調べて初めて知ったんですが(笑)、大阪選挙区では、民主党から2人立候補してるんですな。小沢一郎が言ってた、複数候補擁立で議席をかっさらうというやつですな、これは。

さて、ポスターの貼ってある順に並べると、

大川あきこ(社民党)
http://www.okawa-law.com/akiko/
トップページのヘッダ部がフラッシュやないですか〜。政治家のサイトって、時代遅れなのが多かったけれども、とりあえずはこのレベルまで来ました、ってかんじ。ただ、メニューボタンが、おそらくはFIREWORKSのテンプレートにあるのをそのまま流用しているだろうことが容易に推測でき、デザイナーさん、ちょこっと手を抜いたな!と(笑)
訴えてはるのは、平和憲法死守、雇用創出、子育て環境の確立、年金医療介護制度の確立、自然環境の保護、と、これまでの社民党の金科玉条から一歩も出てないので、よくも悪くも新鮮味はありまへん。
社民党って、支持するしないはべつとして、基本理念は世間にじゅーぶん伝わってると思うんですね。でも、その理念をどうやって実現させるのかのロードマップがね、いつもいつも説得力がない。なので、あんまり支持を得られない。というのが多数派の感覚だと思うんですが、どうでしょうか? そのあたりがサイトにあれば、じっくり読んでみる気にもなるけど、とりあえず金科玉条の理念だけだと、もうとっくに飽きてます。その飽きをどう打破するかが、広報戦略にあってしかるべきだと思うんですが、見たところ、なさそうですな。


北川イッセイ(自民党)

http://www.k-issei.jp/
こちらは、古いタイプのサイトデザインで構築されているサイト。それでもコンテンツはそれなりに充実してるし、コンテンツを充実させることができるのは、ひとえに現職として活動しているからこそ、ですな。書くことなかったら、コンテンツの水増しにも限界があるわけで(笑)
んで、大変気になったのは、テキストです。どのテキストも、である調で書かれていて、それゆえに無用なコビは売らない!って姿勢は伝わらないでもないんだけれども、テキストそのものが淡々としすぎていて、あまりに無機質で、血の通った思いのようなものが伝わってこないんですね。
プロフィールには、文学青年だった、とあるんですが、ほんまかいな?と(笑) むしろ、文章を書いたりするのはとーっても苦手なんじゃないか、というところがビシバシ伝わってくるんですが、そのあたり、WEBディレクターは指摘しきれなかったのかな? 


尾立源幸(民主党)

http://odachi.info/
一応、ちゃんとしたデザイナーさんが入ってつくったサイトだな、というのは、すぐにわかります。グリッドがしっかり計算されているんで。ほいで、wordpress使ってはりますね。政治家のサイトでwordpress使ってるところは、まだまだ少数だと思うけれども、政治家は頻繁に情報発信するべきだと思うし、wordpressの導入は必須だと思いますけどね。twitterもやってはるし、自民党の議員さんはWEBとの親和性が高い人が多いですな。
あとは、次の段階だと思います。それは、伝えたいことの優先事項をきっちりと仕分けして、効果的に伝えられるデザインの構築ですわ。ここはまだまだ。それにアクセスもよくない。動画を見れば、ブログを読めば、PDFファイルをダウンロードすれば、と反論されるだろうけれども、それはちっともユーザーフレンドリーじゃない。


清水ただし(共産党)

http://www.shimizu-tadashi.jp/
サイトを見た瞬間、おおっ!と声を上げてしまいました。ポートフォリオサイト+ブログ+twitterと、基本的なツールは押さえてるじゃないですか。共産党といえば、WEBなどどーでもいい!って投げやりまくりなサイトしか見たことがなかったので、世間的な基準はともかくとして、共産党スタンダードからすると、格段の進歩です(笑)世代交代が進んでると見ていいのか?(笑)


浜野ゆきこ(日本創新党)

http://www.hamanoyukiko.com/
これまた完全にプロのデザイナーさんの手が入ってるサイトですな。政治家色よりも女性らしさを前面に出した、と。読みやすさ、見やすさという観点からだと、このサイトが一番かも。ただし、イメージ写真が結構多いのが、ちょっと気になります。風景写真を多用するんじゃなくて、僕なら、もちょっとご自身の関係する写真を使います。
まあ、でも、そんなことよりも一番気になったのは、サイトに登場するご本人の写真と、選挙ポスターに使用されている北新地のおねえちゃんみたいな写真とのギャップがすごすぎ!


深田とし子(幸福実現党)

http://fukata-toshiko.hr-party.jp/
昨年の衆院選んときの幸福実現党の立候補者のサイトって、宗教臭さが漂ってて気持ち悪かったけど、この人のは、とりあえず、まともな印象を与えるもんにはなってますな。戦略、変えてきてますね。
ただ、このサイトにかぎったことではないのだけれども、どの候補者も、動画を埋め込みすぎです。テキスト読むよりも動画を見たほうが得られる情報量は多いけれども、動画を視聴するのには、それなりの時間がかかるわけで、生半可なことでは、動画は最後まで見てもらえまへん。たくさんの情報を伝えたいから動画を埋め込みたいのはよくわかるけれども、ユーザーサイドに立ったとき、それを最後まで見るかどうか、という視点は、どの候補者のサイトにもないように思いますな。


川平たいぞう(みんなの党)

http://www.taizo-kawahira.com/
基調色が緑。緑ですか〜。エバーグリーン、ピースフル…、そんなイメージですかね。そうだとしたら、もちょっと深みのある緑を使ったほうがいいと思いますわ。特に、メインメニューのon click時の緑はいただけません。
数種の緑の多様と、細かいデザイン処理の仕上げが甘いんで(フッターのエンボス処理とかね)、そのへんの仕事で手を抜かれたぶん、きっちりと損をしてると思います。ジャッジが甘い。あと、プロフィールのページの経歴んところで表組みを使ってはりますが、これ、音声認識的にまずい処理では?


岡部まり(民主党)

http://www.okabemari.com/
う〜ん。政治家のサイトをつくったことがないので、製作過程での具体的なやりとりのニュアンス的なものがわからんのですが、きっと優秀な製作チームがついているであろう彼女にして、このレベルのサイトですか、というのが、第一印象。悪いつくりだとも思わないし、さまざまなWEBツールを駆使してるんはいいとしても、全体から受ける印象が、なんやらぼんやりとしていて、なにも伝わってきません。どういうやりとりの結果、こういうサイトができたのか、後学のためにも知りたい。知名度だけに頼る、という戦略も、もちろんアリだと思うし。


山分ネルソン祥興(新党改革)

http://www.yamawake.asia
サイトの基調色となっているオレンジは、若々しさやパワフルさを出したいときに使う色のはずなんだけれども、どーも、このサイトからは、そういう印象を受けないのはなぜ?(笑)
でも、サイトそのものは、細部まで目配せされた、キチンとしたものになってます。地味に丁寧。名前からもわかる通り、マレーシア出身で、今年帰化されたようです。
100人いれば100人が思うところである、なんでこないだまで外国人だったアンタが立候補してるんだ?ってところを前面に出すのかどうか、つまり、彼のアピールポイントはどこにするか、というところが、戦略立案のキモになってますな。で、WEBを見ていると、そこが前面に出ているわけじゃなくて、そこも含めた総合的なペルソナと党の政策をアピールしてはります。さあ、これが吉と出るか凶と出るか。


石川ひろたか(公明党)

http://www.hiro-ishikawa.net/
ぱっと見の印象は、このサイトが一番いいですな。信頼と清潔のイメージのあるブルーを基調としているのはお約束だけれども、偉大なるマンネリで、この強固なイメージに頼らん手はないと思います。さらに、色使いを抑えているから、見やすいし、目に入ってきやすい。
細かいところは、挙げればいくつかあるんですが(メインメニューの選択領域が狭い、とか)、テキストベースのコンテンツがわかりやすく整理されているあたりに、キチンとディレクションされている跡がうかがえます。



…なんだかアラ探しみたいになっちゃいましたが、自分の仕事だと見えないアラが他人の仕事だと見えまくってしまうというのは、僕、相当性格が悪いんですかね?

あとはなんだ、比例? そーいえば、そんなのもあったな(笑)
あれは、政党を選ぶんでしたっけ?(笑)


というかんじで、つらつらとサイトを見てたら、本日ですな、天神橋筋商店街のJR天満駅前あたりで、選挙管理委員会による選挙に行こうキャンペーンが行われているところに遭遇しましたです。


参議院選挙


センキョン☆ こんなキャラがいたのか!(笑)

参議院選挙


で、君はなんて名前のキャラ?(笑)

参議院選挙


北区長も啓蒙キャンペーンに参加してはりました。

参議院選挙


キャンペーンで見つけたベッピンさん☆

参議院選挙




さてさて、選挙、どーなりますかね?
そうそう、今、北区役所の入口入って右すぐのところで、期日前投票やってます。なんも持っていかんでも投票できるらしいです。







選挙戦-大阪4区を見る vol.12 最終日、千両役者ハマコー見参☆
 第45回衆議院選挙 大阪4区



大阪市北区は、衆院選小選挙区の行政区分だと、大阪4区。
立候補者は、

春山よしかず(幸福実現党)
中山泰秀(自民党)
長谷川良雄(日本共産党)
吉田おさむ(民主党)

の、4人。



やっと選挙が終わりましたね。

8/29の20時をもって最後の街頭演説があるはずなので、あっちこっちで大物さんが応援演説に来はるだろうと思って調べてたら、中山候補(自民党)の応援演説で、梅田のナビオ前に、なんとハマコーさんが来るではないですか!
吉田候補(民主党)は、相変わらずスケジュールが公開されてないので、よくわかりません。。。

もはや現役の政治家ではないので、自民党のHPのスケジュール欄には載ってませんでしたが、今でもTVなんかじゃ人気あるし、中山候補(自民党)の最後の隠し球ですかね? これは行かねば!と思い、行ってきましたですよ。

夜19時からの演説なので、これが最後の最後!

行ってみると、中山候補(自民党)は他をまわってるみたいで、ナビオ前には来てませんでしたが、ほどなくして、黒塗りのハイヤー到着。ハマコーこと浜田幸一氏の登場ですがな。

出てくるなり、僕ら、聴衆のまえにいきなり歩み寄ってきて、ピースサインやらV サインやらをはじめて、いきなり、即席の撮影会みたいになってます(笑)
しかも、だ。やっぱ、ハマコーさん、TVで見たまんまの女性好きで、若いおねえちゃんを片っ端からつかまえて、ツーショットの写真やら写メやらで、すんごいことになってました(笑) SPとか、いないんですかね? とにかく、一発で騒ぎを起こしてくれます。というか、聴衆の心のつかまえ方が、上手すぎです☆

ハマコー 浜田幸一 中山泰秀


ほいで、わりと長い撮影会(笑)が終わって、いよいよ演説かなと思ったら、車の屋根に登らんのですね。普通、どの候補者も応援演説の人も、車の屋根に設置された演壇に登って、高いところから、よく見える場所から演説すると思うんですが、ハマコーさん、いきなり、路上ではじめちゃいました☆

それもなんと、僕の目のまえではじめちゃったもんだから、大変です。僕、目のまえ、ほぼ1mくらいのところで演説を聴くはめに(笑) や、こんな経験は初めてです。

ハマコー 浜田幸一 中山泰秀


ハマコーさんって、やってきた政治活動の中身の是非はともかくとしても、やっぱ、いつも注目を引くし、聴衆の耳目の集めかた、心のつかみかたを、徹底的に心得てますね。

笑いあり涙ありの人情チックに話を持っていって、2分に1回くらいの割合で、聴衆を沸かしてました。
それとやっぱ、話がわかりやすいですね。
庶民感覚でわかる話しか、しないです。

ほいで、なんで中山候補(自民党)の最後の応援演説にハマコーさんなんだろうか?という疑問も、ハマコーさんの口から語られました。

中山候補(自民党)のお父さん、中山一輝元衆議院議員とハマコーさんは、同期当選の仲で、石原慎太郎なんかも入れて青嵐会を結成した仲なんですね。それで、お父さんとの義理を果たすために、今回、息子のために駆けつけたというわけです。

なんとですな、ハマコーさん、土下座までしてました。
長年の友人の息子の選挙のために、土下座までできるって、すごいと思いましたですよ、マジで。そこでまた、白けさせないだけの迫力がありましてね、それがまたすごいですわ。まさに、千両役者☆

ハマコー 浜田幸一 中山泰秀

ハマコー 浜田幸一 中山泰秀


で、土下座のあとは、ハマコーさんお得意の歌(笑) 「お母さん」って歌ですが、突然、歌いだしました。親子愛というか、道徳を説いた、彼らしい歌ですが、選挙演説で、それも応援演説で、歌うって!(笑)まさに、ライブ感いっぱいの演説会。こういうのばっかだと、僕は毎日でも演説を聴きにいきますな☆

ハマコー 浜田幸一 中山泰秀


もうね、ハマコーさんオンパレードってかんじで、聴衆全部を持っていってました。中山候補(自民党)は、こんだけやってもらったら、一生、頭が上がらないんじゃないですかね。

聴衆もたくさん集まってました。

ハマコー 浜田幸一 中山泰秀



そのあと、ハマコーさんと入れ替わりで、中山候補(自民党)がやって来て、最後の演説を行ない、20時をもってマイクを置き、長きにわたった選挙戦も終了。

最後は、中山議員(自民党)が電通時代に同期だった友人の、一橋大学応援団出身の方が来られて、エールを送ってました。

ハマコー 浜田幸一 中山泰秀




さあ、明日はいよいよ投票日。
どういう結果が出ますかね?


僕のブログも、明日以降は通常のブログに戻ります〜。あ、選挙結果があるか。。。





衆議院議員選 大阪4区







選挙戦-大阪4区を見る vol.11 舛添厚労大臣、現る現る〜!
 第45回衆議院選挙 大阪4区



大阪市北区は、衆院選小選挙区の行政区分だと、大阪4区。
立候補者は、

春山よしかず(幸福実現党)
中山泰秀(自民党)
長谷川良雄(日本共産党)
吉田おさむ(民主党)

の、4人。



自民党のHPを見ていたら、演説会のスケジュールがアップされていて、28日の午前中、舛添要一厚生労働大臣が中山候補(自民党)の応援演説に来ることがわかったので、これはちょっと見たいな〜、と思い、行ってきました。

場所は、京橋の京阪モールの前。北区じゃないけど、ここも大阪4区の選挙区ですからな。

行ってみたら、市議の船場太郎氏、府議の花谷充愉氏も応援演説に来ていて、この地域の自民党オールスターが勢揃い☆ なかなか壮観な風景でした。

中山候補(自民党)

中山候補(自民党)


船場市議なんて、今や吉本新喜劇に出なくなって久しいですから、久しぶりに顔を見ましたな。

中山候補(自民党)も訴えていることですが、船場市議、花谷府議ともに、地方分権を訴えてました。保育所の設置にかかる細かで理不尽な規制などを例に出して、霞ヶ関ですべてを全国一律で決めてしまうのではなく、税源を地方に移譲して、税の地産地消を訴えてました。

その後、中山候補(自民党)の演説があって、ここでは、やっぱ外交問題ですかね。民主党の日の丸引き裂き事件にはじまって、加工貿易立国である日本の外交の重要性、自衛隊の派遣問題についてなど、持論を展開してました。

中山候補(自民党)


そうこうするうちに、本日の主役(?)の舛添厚労大臣が登場! ひと際大きな拍手が起こってましたから、やっぱ、人気ありますな。次期総裁候補最右翼なんて声が出てくるのもさもありなんの人気でした。

中山候補(自民党)

中山候補(自民党)



かりゆしルックのカジュアルな雰囲気とは裏腹に、さすがに厚生労働の現場を仕切ってるだけあって、具体的で説得力のある問題提起をしてはりましたな。
インフルエンザへの取り組みにはじまって、民主党の提案だととんでもなく高い税率がかかってしまうことなど、ライバル政党のマニフェストに書かれている矛盾点などを、するどく突いてました。

舛添厚労大臣は、学者時代は、エラそーなところがちょっと鼻についたもんですが、政治家に転身して何年かを経て、グッと庶民性が出てきて、親近感が湧くようになりました。話がわかりやすいというか、すっと入ってきやすい喋り口調と中身で、聞き入ってしまいますね。

麻生首相が梅田に来たときもそうだったけれども、聴衆が想像以上に多いんですよね。
新聞各社の世論調査の結果はともかくとして、現場の雰囲気って、新聞やテレビが伝えている情勢とは、ちょっと違うような気がするんですけどね。

さあ、選挙まであとわずか。どうなりますかね?



ところで、吉田候補(民主党)の演説って、誰か、党の偉いさんが応援演説に来たりしてるんでしょうか?彼のHPには、演説会の日程がアップされてないから、事前に調べようがありません…。。。



衆議院議員選 大阪4区




選挙戦-大阪4区を見る vol.10 ネット上では自民党と民主党がまだまだデッドヒート中
 第45回衆議院選挙 大阪4区



大阪市北区は、衆院選小選挙区の行政区分だと、大阪4区。
立候補者は、

春山よしかず(幸福実現党)
中山泰秀(自民党)
長谷川良雄(日本共産党)
吉田おさむ(民主党)

の、4人。





さて、僕らwebディレクターは、サイトを運営していくとき、どれほどのアクセスがあるのかを時間軸で確認する作業を欠かさず行います。

なにか新しいネタをアップしたときはもちろん、関係するでっかい話題が出てきたとき、月末や月初…、いろいろな切り口で時間軸を切って、それぞれでどのようにアクセスが推移するのかを見ます。

そうした情報は、googleが一番詳しくアナライズしてくれるので、webディレクターやサイト運営の担当者にとっては、googeが提供するアナライザーは欠かせないソフトになっています。

そのときの手法を丸々使えないのだけれども、今回の衆院選について、やはりgoogleは、さまざまな情報を提供してくれています。

そのなかに、
google 未来を選ぼう衆院選2009
で提供されている検索ランキングの推移、というものがあります。

それを見るとですな、

選挙区に関係なく全国レベルで、検索されている政党別アクセスランキングは、8/26の段階で、以下のグラフのようになってます。




大阪4区に限定し、候補者べつに見ると、8/26の段階で、以下のグラフのようになっています。




こうして見ると、テレビや新聞などの既存のメディアが行なった世論調査の結果とは違って、自民党と民主党のデッドヒート、わずかながら、全国だと自民党、大阪4区だと中山候補(自民党)に関心が持たれていることがわかります。

たしかにこれらのデータは、あくまで検索された回数であって、誰を支持するかという数字ではなく、むしろ関心度の高さを知るデータだけれども、テレビや新聞などの既存のメディアが伝えている民主圧勝なら、関心度でここまでデッドヒートを繰り広げますかね?

まだまだ迷っているから情報収集をしている、と、見たほうが自然のように思えます。





衆議院議員選 大阪4区








選挙戦-大阪4区を見る vol.9 ブログに見る中山候補(自民党)と吉田候補(民主党)の関心度
 第45回衆議院選挙 大阪4区



大阪市北区は、衆院選小選挙区の行政区分だと、大阪4区。
立候補者は、

春山よしかず(幸福実現党)
中山泰秀(自民党)
長谷川良雄(日本共産党)
吉田おさむ(民主党)

の、4人。


大阪4区の選挙戦、ここへ来て、様相が変わってきたような印象を受けます。

小選挙区なので、党対党のぶつかり合いのはずなのですが、今、完全に、候補者個人の資質を問う戦いになってきてますな。

中山候補(自民党)吉田候補(民主党)のことですが、事実上、この2人の一騎打ちの様相を呈しているので、他の2人には申し訳ないけど、もう、省きます。

麻生首相は、カネないなら結婚しないほうがいい!と言ったか言ってないか真意もなにも知りませんが、そのような発言をしたとマスコミにこき下ろされ、鳩山代表は、非核三原則のうちの核を持ち込まないを再考すると言ったか言ってないか、これまた真意もなにも知りませんが、ブレているとやはりマスコミにこき下ろされ、中山候補(自民党)も吉田候補(民主党)も、党の政策やマニフェストをアピールするのではなく、自身の資質を訴える方向に舵を切ったように、見えます。

つまり、政治エリート一家の中山候補(自民党) vs 孫請け町工場の息子の吉田候補(民主党)という図式ですな。
両候補者とも、そうした自身のバックボーンを前面に出して、自分ができること、やろうとしていることには、これだけの担保がある!と、訴えています。もう、党など、どっかいってしまっているかのような(笑)

中山候補(自民党)がそれをやるのはともかく、吉田候補(民主党)がそれをやっているのは、メディアが流している、民主党圧勝か!の突風を、吉田候補(民主党)自身がそれほど感じていないのでは、と、思うのですね。
突風が吹いているのなら、党の追い風に乗って、党を前面に出したアピールを行なえばいいと思うのですが、実際、彼が今、行なっているのは、自身のバックボーンと、自身の政策提言と、自身の問題提起のように見えます。

ちなみに、産經新聞に、こんな記事が出てました。


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先行する吉田を中山が激しく追い上げ、長谷川と春山が続く。

吉田はマニフェスト配布に力を入れて「政権交代」を強く押し出し、無党派層の支持拡大と自民支持層の切り崩しを図る。終盤は候補者個人名の浸透が課題とみて、ビラの街頭配布にも力を入れる。

中山は得意分野の防衛問題や、地方分権による「大阪都政」の実現などを訴え、独自色を出している。高い投票率を予想して、街頭での演説を数多くこなし、無党派層への浸透も図っている。

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まず、例によって、なにかわかることはないかと、googleを使ってみました。
ブログに絞って、検索してみました(googleのトップページから、検索オプションの「その他」>「ブログ」を選択)。公示日以降ってことで、さらに、この1週間で絞り込んでみました。

「中山泰秀」でブログ検索(この1週間のみ) 16件
「吉田おさむ」でブログ検索(この1週間のみ) 2件

吉田候補(民主党)は、2件しか引っ掛かってこなくて、うち1件は、僕のブログです(笑)

あんまりな件数なので、絞り込みを1週間から1ヶ月にしてみました。

「中山泰秀」でブログ検索(この1ヶ月のみ) 82件
「吉田おさむ」でブログ検索(この1ヶ月のみ) 3件

とりあえず、どー見ても、大阪4区の場合、中山候補(自民党)のほうが圧倒的に関心は高いようです。どのような関心の持たれかたなのかは個々のブログでさまざまでしょうが、関心の高さは、一目瞭然です。





衆議院議員選 大阪4区




選挙戦-大阪4区を見る vol.8 ネット上で盛り上がる自民党のネガティブ・キャンペーン
 第45回衆議院選挙 大阪4区



大阪市北区は、衆院選小選挙区の行政区分だと、大阪4区。
立候補者は、

春山よしかず(幸福実現党)
中山泰秀(自民党)
長谷川良雄(日本共産党)
吉田おさむ(民主党)

の、4人。



さて、YouTubeやニコ動、2ch、自民党のHP、google、mixiなんかを巡回していると、ここに来て、自民党が行なってるネガティブ・キャンペーンに注目が集まってるみたいです。

で、それについて書こうと思っていたら、昨日、モロにネガキャン色を出した自民党のフライヤーが、家のポストに投函されてました。

自民党 ネガティブキャンペーン



いやいや、ネガキャンは野党がやるもんだとばかり思ってましたが、まさか、与党サイドからこういうのが出てくるとは思いませんでした。

たぶん、こんだけ大々的にネガキャンを展開したのは、今回の自民党が初めてでしょうね。
一般に、ネガキャンはやりすぎると投票率が下がったり相手候補に票が流れたりして逆効果になることが多い、と、言われてますが、実際に日本で展開されたことがない以上、それはあくまで仮説にしか過ぎません。今回、それがどうなるか、初めて証明されるんじゃないでしょうかね? ちょっと興味があります。

興味深いのは、そうしたネガキャンが、主にネット上で展開されていて、新聞やテレビといった従来型のメディアには、ほとんど出てこない点です。

選挙活動、政治活動における最新のメディアであるネットに、日本では試されたことのない手法をぶつけてみる、というのは、戦略として、一番大きな可能性に賭けている気がします。これを既存メディアでやったら反発を食らうこと必至だけれども、ネットだとわからん、という現状認識から出発している戦略だとしたら、その認識は、賭けてみる価値のあるものだと、思いますね。


以下、自民党がYouTubeにアップした、ネガキャン用の動画。
これがねー、中身の是非はともかくとして、わかりやすく、エンターテイメント性もそこそこあって、よくできた動画なのですよ(笑)

3本連続で、どーぞ。それぞれ1分程度の動画です。



●プロポーズ編


男:「ボクの方がキミを幸せにできる。
  ボクに交代してみないか?
  バラ色の人生が待っているよ。
  出産や子育ての費用も教育費も、
  老後の生活費も介護の費用も、
  ボクに任せれば全部OKさ!
  高速道路も乗り放題だよ!」

女:「お金は大丈夫?」

男:「細かいことは結婚してから考えるよ!」

女:「えぇぇぇ???」

根拠のない自信に人生を預けられますか?
根拠がある。
自民党



●ラーメン編


女:「あ、あなたは!」
男:「いらっしゃい!久しぶり!口先だけじゃなくて、こうしてせいさくしてるんだよ」
女:「じゃあ、見せていただくわ」
男:「当店自慢のマニフェスト麺。ウチはこれ1つで勝負です」
客A:「油が足りな〜い」
男:「じゃあ、給油しますよ」
客B:「ちょっと!給油はやめるんじゃなかったの?」
男:「給油やめます」
客C:「地方色が足りないな〜」
男:「いやいや、ほら、こ〜んなに」
客D:「成長性がないじゃないですか!」
男:「いやいや、ほら、こ〜んなに」
客E:「子供にもやさしくしてよ」
男:「は〜い、はいはい。2万6千円分のふりかけをばら撒くよ」
女:「ちょっと、最初と全く違うんじゃない?」
男:「いえいえ、最初からこれです」
女:「えぇぇぇ?」

相手に合わせるだけでは、誰一人幸せにできない。
揺るぎない政策 自民党



●ブレる男たち


4人バラバラ ブレフォーです!

♪〜
テロ対策での給油
反対!
 反対!
  反対!

ホントウデスカ?
・・・とも言えな〜い

貿易(米国との貿易自由化)
自由化!
 自由化!
  自由化!

なーに言ってんだ!

・・・とも言えな〜い

地方
分権!
 分権!
  分権!

とも言えな〜い

ブレフォーに日本の明日をまかせられますか?
ぶれない政策 自民党






動画、なかなかおもろいです(笑)



選挙戦-大阪4区を見る vol.7 各政党の選挙特設サイトを見比べるも、自民党の圧勝で話にならなかった件
 第45回衆議院選挙 大阪4区



大阪市北区は、衆院選小選挙区の行政区分だと、大阪4区。
立候補者は、

春山よしかず(幸福実現党)
中山泰秀(自民党)
長谷川良雄(日本共産党)
吉田おさむ(民主党)

の、4人。



さて今回は、各政党のHPを見比べてみます。政党のHPというと、党の歴史やら組織図やらデータベース的なコンテンツも多いので、そーゆーのはサクッと省略して、政策提言のコンテンツだけに焦点を絞ってみます。

何度も言いますが、当局が公選法のアホウな運用を行なっているせいで、マニフェストそのものは、選挙期間中、政党のHPからは削除されてます。その代わりに、マニフェストのダイジェスト版のような政策提言のコンテンツが、どの政党のHPにもアップされています。


これまで、幸福実現党、自民党、日本共産党、民主党と、律儀に届け出順で、しかもできるだけ公平に扱ってきたのだけれども、なんだかんだいって、事実上、自民党 vs 民主党の戦いだし、大阪4区には公明党の立候補者はいないので、このエントリーからは、自民党と民主党に絞って、見ていくことにします。

じゃ、まずは自民党から。

自民党のHP
http://www.jimin.jp/index.html

これがですねえ、webディレクターの視点からすると、見れば見るほど、惚れ惚れするような出来で!(笑)

トップページが、完全に選挙バージョンになっているというか、平時のトップページとは、明らかにつくり変えてあります。今、自民党のHPに来る人って、大半が選挙がらみの情報を知りたいのだから、そこに特化したトップページとメニューに、つくり変えてありますわ。
なので、目的の情報に、非常にアクセスしやすい!トップページに、立候補者を一発で検索できるのも、いいですな。

そして、公選法的にはきっとグレーゾーンであるはずの、政党HPの更新を、やってます。果敢に踏み込んでますな。演説会の日程だとか、すでに行なった演説会の内容などが、日々、アップされてます。ついでにマニフェストも全文載せちゃえばいいのに。

次に、政策提言のページ。
自民党のHPは白バックにブルーでまとめ、信頼感や清潔感を出してますが、政策については、グリーンを使って、かつ、現状を「改める(- → +)」ための政策と「伸ばす(+ → ++)」ための政策を、きっちりとアイコン化しているので、わかりやすいです。
大体、どの党のマニフェストも、詳しすぎるというか、レイアウト的な整理にもうひと工夫してくれないと頭に入ってこないなあ、というものばかりなのだけれども、この、自民党HPの政策提言のコンテンツは、見せ方に、非常に気を使ってますな。デザイナーが、かなり素敵な仕事をしてます。

もちろん、気になる点もないことはなくて、2点ありました。
まず、アップされているビラのPDF、動画に、ネガティブ・キャンペーンを展開しているものが非常に多い点。そーゆー方針でそうなってるんでしょうけど、ネガティブ・キャンペーンって、日本の社会に馴染むんでしょうかね?イマイチ、疑問です。
もいっこは、デフォルトの状態だと、文字の大きさがちっこいんですよね。デフォルトでもう1pt大きくしてもいいかと。これだと、高齢者はしんどいはずです。で、文字の大きさを変えるボタンがついてないのがね。cssでセレクターを設定すればすぐにでもできるんだから、これはやるべきだと思いますな。

まとめると、
信頼感、清潔感のデザインと配色になっている。
選挙に特化したコンテンツに絞っている。
公示期間中も、果敢に更新している。
ナビゲーションが非常にわかりやすい。つまり、見やすい。目的の情報にアクセスしやすい。
政策の分類と見せかたが、非常にいい。
文字サイズを選択できるようにしてほしい。




次、民主党のHP
http://www.dpj.or.jp/

まず最初、ドメインがダメです(笑)自民党が「jimin.jp」なのに対して、民主党は、英語の「The  Democratic Party of Japan」の頭文字をとってるんでしょうが、一見して、わかりません。自民党を検索するとき、「jimin」とurlボックスに直接入力する人はいるだろうけれども、民主党を検索するときに「dpi」と入力する人間はいません。これだけで、アクセスにハンデが生じます。

で、トップページは、どっかのポータルサイトとよく似てます(笑)
白場にダークブルーを基本カラーとして、強調色は赤なのですが、どーもね、色使いが安っぽいんですよね。

ま、いーや。
特設サイトがあったので、そっちを見ます。

民主党の選挙用特設サイト
http://special.dpj.or.jp/

ドメインと配色のマズさは、前述した通り。
一応、いいところを見たいんですが、どーしてもマズいところが目につくな(笑)

メインのナビゲーションが、「PDF」「音声版」「点字版」となってます。
サブ扱いのナビゲーションが、「ポスター〜」「ニュース」「幹部ウォッチ〜」「投票方法」「個人献金」「モバイル」となってるんですが、これらのメニューだけだと、政策のコンテンツがどこにあるのか、わかりません。なーんで、こんなナビゲーションなんだ? 不思議、としか言いようがないです。

そして、さらに不思議なのは、「PDF」「音声版」「点字版」のどのボタンをクリックしても、まったくおなじデザインのコンテンツに飛びます。一応、違うページに飛んでるみたいなのですが、一見したところ、それはまったくわかりません。
というか、PDFだ音声だ点字だと、コンテンツはおなじだけれどもメディアが違うということなのであれば、ひとつのページにまとめちゃって、お好きなメディアを選んでください!で、いいと思いますけどね。

で、結局のところ、政策提言は、PDFをダウンロードしないと、見られないのね。そりゃないわ(笑)
しかも、トップページはセンターにコンテンツを配置して、それ以外のページは、左寄せ…。

さらに、これは自民党のところでも指摘したのですが、デフォルト状態での文字の大きさが、小さい。さらに、大中小と文字の大きさを選択できるボタンもない。

どーもね、民主党の特設サイトは、やっつけでつくったとしか思えませんわ。それくらい、雑!

これだと、幸福実現党のHPのほうが、全然マシです。マジで。

幸福実現党のHP
http://www.hr-party.jp/index.html

日本共産党のHP。エラい学者先生の論文集のようなサイトでした(笑) この愛想のなさは、ある意味貴重(笑)
http://www.jcp.or.jp/giin/senkyo.html


いやいやいやいや、自民党と民主党のサイトを見比べて、それぞれ事細かに点数でもつけてみようと思っていたのですが、アテが外れました。
だって、民主党のHPって、ちょっとヒドすぎです。
政権交替を目指して、ニューカマーとして登場するイメージをつくらなきゃならないときに、こんな安もんのチラシみたいなページをつくって大丈夫なのか?と、心配すらしてしまいます〜。







衆議院議員選挙 大阪4区






選挙戦-大阪4区を見る vol.6 各政党の動画を見比べる
第45回衆議院選挙 大阪4区



大阪市北区は、衆院選小選挙区の行政区分だと、大阪4区。
立候補者は、

春山よしかず(幸福実現党)
中山泰秀(自民党)
長谷川良雄(日本共産党)
吉田おさむ(民主党)

の、4人。



これまでは候補者に焦点を当てたエントリーを書いてきたのだけれども、今回は、視点を政党に移してみます。
googleが開設した選挙サイト「未来を選ぼう 衆院選 2009」では、事前に募集した政治家に聞きたい質問5つにたいする回答動画がアップされているので、それをチェック! 政見放送よりは、ほんの少しくだけたかんじですな。

5つの質問は、これです。

1)子育て、教育
これから生まれる子どもが、「日本に生まれて良かった」 と思うために、また、安心して子供を産み育てることができる社会を実現するためにどんな施策を実行しますか?
 
2)年金、福祉
誰もが、安心、納得できる年金制度をどのような形で構築していきますか。また、生活保護の問題点(不正受給、年金受給額とのねじれ等)も併せて考えを聞かせてください。

3)外交、経済、景気、雇用、その他
日本で暮らす外国人の方が増えています。外国人の雇用、外国人の参政権、移民政策について考えをきかせてください。

4)農業、林業、漁業
後継者不足なのに、新規参入に対する壁がものすごく厚いこれらの分野に、どのような政策を持っていますか?

5)政治、政治家
インターネットを活用した選挙活動の実施に関する賛否とその理由をお聞かせください。


以下、動画で話された内容の要約を書いておきます。

まずは、自民党から。


1)子育て、教育について。
アジア中の一番優秀な人が日本に集まり、アジアのリーダーたらんとする日本の教育機関の確立。
3〜5歳児の教育を大切にするため、幼児教育の無償化を実施。
親の収入によって教育に差が生まれないよう、たとえば、あとで返済しないでもいい奨学金の制度の創設。
所得制限のある児童手当は、ときどきのライフステージに応じたきめの細かいものに変えていく。
これらの施策を実施することで、子育ての不安をなくし、いい日本をつくっていくことで、この国に生まれてよかったと思える国にしていきたい。

2)年金、生活保護
年金記録問題は、来年の終わりまでには決着をつけると約束する。
将来に向けて、困難を招くような大変革ではなく、小さな変革を積み重ねることで、混乱と困難を回避すべき。国民年金、共済年金と厚生年金を一元化し、無年金者を出さないよう、受給資格を10年に短縮する。

3)外国人の雇用と参政権
外国人の方がどんどん日本に来て、日本がアジアのリーダーとなり、切磋琢磨するようにしたい。
参政権は、拳法に則って、日本国民のみを守っていきたい。

4)農業、林業、漁業
農業で収入を得られるのか?という国民の疑問を払拭する農業にしたい。
初期設備の貸し出しなど支援を充実させ、若い人がどんどん農村に入っていくような仕組みをつくりたい。
収入がきちっと確保できるようにするため、相続でバラバラになってしまった農地などを集約し、一定規模の農地を取得しやすいように、農地改革を行なっていく。
法人が農業に入っていく仕組みもひろげていきたい。
漁業も、浜での研修を実施して、漁師さんに研修費が入るような仕組みもつくった。

5)ネット活用の選挙
活用できるようにしたい。一方で、匿名の誹謗中傷が集中する傾向があるので、取り組みたい。



続いて日本共産党。やーっと、日本共産党がネット上で活動している姿を拝めます(笑)


1)子育て支援策
総合的な支援が必要。
労働時間の上限を決め、子育てと仕事が両立できる仕組みを作ることが必要。
現在、全国に4万人いる保育園の待機児童の解消を最優先する。
経済的な負担、保育料や授業の軽減。
小学校に上がるまでの、子供の医療費の無料化。
児童手当として、月1万円を18歳まで支給。
これらの財源を確保するため、サラリーマン増税は行なわい。
高校の無償化、大学授業料の削減、返済の必要のない奨学金制度の創設、生活保護の母子加算の復活、就学援助、児童扶養手当を充実させ、どんな家庭でもしっかり子育てができる社会を目指す。

2)年金、生活保護
無年金や少ない年金しかもらっていない人を救うため、受給資格を10年に短縮する。
月額5万円の最低保証を行ない、さらに掛け金に応じて上乗せする方式。
生活保護は憲法25条の生存権で保証された権利なので、権利行使しやすいように計画をつくり、具体化する。もちろん、申請受付の門前払いはやめさせる。
社会保障の充実にあたっては財源の問題がとわれるが、税金の無駄遣いを糺し、軍事費を削減し、消費税に頼らない財源確保を訴えていく。

3)外国人の参政権と雇用
派遣切りにあっている外国人労働者をしっかりと保護する政策が必要。
外国人の差別を許さないこと、権利保護をしっかり行なって、労働条件の改善を行っていきたい。
外国人の中央参政権については、被選挙権も含めて、住民としての外国人の権利を保障するために、法案を出して具体化していきたい。

4)農業
食糧自給率向上のために、農業を全力で支えていく。
アメリカなどからの要請による自由化、大企業中心の政治を変えることが必要。
まず、農家の所得保証、農産物の価格保証を行ない、農産物をつくる意欲を引き出す。担い手の育成も重要なので、月に15万円×3年を支給して、新しい担い手をつくっていく。自由化に歯止めをかけ、世界の貿易ルールの見直しを呼びかける。

5)ネット活用の選挙
政治のうえでネットは大いに活用を進めていきたい。選挙でも同様に。国民が多面的に気軽に選挙活動に参加できる仕組みをつくっていきたい。



次、民主党


1)子育て支援
民主党がもっとも力を入れているのが少子化対策。
出産一時金を55万円に引き上げ、誰もが安心して、まず、分娩ができるように。
新生児専門の小児科医の不足に対応する。
0〜15歳まで子供手当月26,000円を投入することによって、経済的な負担を減らす。
高校の無償化。
私立には12万円〜24万円の学費助成を行い、家庭の経済的な事情で私立という選択肢を持てない受験生をなくす。
希望者全員奨学金制度を実施し、大学や専門学校生、学び直しをしたい社会人にも対応していく。どんな地域に生まれても、どんな家庭に生まれ得も、学びの機会が平等に持てる学習権を

2)年金、生活保護
年金は一元化。それぞれのステージで職業を変えていく人が増えていく時代にあって、多様な生き方、女性に対応するため、一元化。
現役時代に掛けた掛け金に応じて、年金の受給額が決まっていくシンプルな制度にする。
最低補償年金70,000円を創設。財源は、消費税。消費税にすることで、年金未加入がなくなる。
したがって、年金は、最低保証年金と所得比例年金をあわせて、老後の安心を確保。ただし、高額の掛け金を納める人は、最低保証年金の受給額は減る。
消された年金問題は、今後2年間で2000億円かけて、洗い出しを行ない、年金通帳制度を導入して、問題解消する。

3)外国人の雇用、参政権
国内のグローバル化が進んでいる現在、小中高において、コミュニケーションの授業を実施する。
国内外の外国人に対する日本語教育を実施し、ソフトパワーをアップさせる。
外国人の雇用、移民政策は、国民と議論。
永住外国人の地方参政権は実施する。

4)農林水産業の後継者問題
食糧自給率、食の安全、これからの成長産業である農業、医療、環境であることから、農林は重要。
若い人は不可欠。
農家に対する個別保証制度を実施し、生産価格が販売書くを上回ってしまうときは、差額を補填し、安心して長期的に農業を続けられる制度の導入。
農水産品の加工製造、卸と小売り、飲食、情報、観光、これに農業を加えて、農産業を大変魅力のある産業にしていく。そのことで国際競争力も実現可能。

5)ネット
民主党はインターネットを活用できる公選法改正案を3度も国会提出している。全面解禁したい。
国民の現場と政策現場の距離を一気に縮める。インタラクティブ性を活用して、政策立案の場で現場の人との会話を密にすることができる。新しい民主主義を作っていくうえで、非常に重要。




幸福実現党は、googleに対して回答動画がなかったようなので、動画がアップされてません。
なので、ここでは紹介のしようがなし。残念だけれども。



衆議院議員選挙 大阪4区




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