大阪市の北区をグルグル巡るブログ | 大阪市の北区メインでいろいろ仕事をしてます。仕事場も住んでるところも大阪市北区なので、北区をグルグル巡って、目にしたもん耳にしたもん感じたもんを、つらつらと書いています。

大阪市の北区をグルグル巡るブログ
大阪市の北区をグルグル巡るブログ
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


第26回サイエンスカフェは「社会的信頼学と天満・天神での試み」。不確実な世の中を生きるための「信頼」とは?
北天満サイエンスカフェ

北天満サイエンスカフェ


久しぶりの北天満サイエンスカフェです。

僕の周囲では、震災の影響を鑑み…、という理由でイベントが中止や延期される例が、ほとんどないです。義援金を募る場を提供するなど中身の変更は若干あるけれども、延期も中止もなし。

今、関西がやるべきことは、経済をまわしていくことと被災地に勇気と元気の風を送り続けることと、個人個人がやるべき日常のタスクを粛々とこなしていくことだと思うので、こうやって、決められたプログラムをこなしていくことは、いいことだと思っています。
無関心になれ、ということではなく、平常心を保とう、ということ。木鶏でありたい、と、近ごろ特に思うようになってきましたわ。


さて今回は、「社会的信頼学と天満・天神での試み」というお題で、関西大学社会学部教授の与謝野有紀さんのお話です。今回は、久々の文系ネタです。

かわいいお名前で、そのむかし、エンコー募集のなりすましが出現して大迷惑を被ったらしいです(笑)や、ホンモノのご本人は、ソフトで気さくで、それでいて熱血漢の、素敵な先生です。ご専門は、社会階層論と数理社会学。
僕も個人的に親しくさせていただいている先生なので、今日のブログのエントリー、めちゃくちゃプレッシャーかかってます(笑)

最初、会場に到着してみてビックリしたのが、なんと、紙芝居セットが一式、どーんと置かれているではありませんか。与謝野先生、気合入りまくりというか、ノリノリ(笑)や、こーゆー遊びの仕掛けは全力でやらないとシラケるだけなので、大好きです☆
さらに紙芝居の横にはプロジェクター(アシスタント役だった林先生、お疲れさまです!)まで鎮座し、ハイテク+ローテクの2本立てという、北天満サイエンスカフェ史上、最強の装備での講義と相成りました。凄すぎ☆

北天満サイエンスカフェ

というわけで、本題、行きます!

まず、社会学の分野で、今、一番ホットな話題は、「信頼とはなにか?」というテーマと、「不確実な世の中で生きる」というキーワードらしいです。
おおむかしにガルブレイスの「不確実性の時代」を読んだ記憶はあるのだけれども、まあ、それはきっと関係ないだろうな。

キチンとしたシステム、社会的な制度があれば大丈夫、社会を完全に制御してしまうことはできる、という長らく存在した命題というか理想というか考えが、じつはそんなことはないんじゃないか、というところに来ているのが、今の社会学なのだそうです。

ここで、オストロゴルスキー・パラドックスという、おもしろい例を紹介してもらいました。

たとえば、赤党と黒党という2大政党があったとして、それぞれの政治的なスタンスが次のとおりだったとします。
○が推進、●が反対とします。

   原  発 TPP 子供手当
赤党  ○  ○  ○
黒党  ●  ●  ●

上記のような状況があって、5人の人に、党を選んでもらうことにしましょう。
5人の人は、それぞれ上記のイシューに対して、下図のような考え方を持っているとします。
自分の考えがすべて合致する政党がない場合は、3つのイシューのうちの2個以上が合致する政党を選ぶとします。
すると、こうなる。

1)● ○ ○ →赤党
2)●  ●  ● →黒党
3)○ ○ ● →赤党
4)○ ● ○ →赤党
5)●  ●  ● →黒党
  ↓ ↓ ↓
  ●  ●  ●

5人の考えと行動を多数決の視点から眺めてみると、投票結果は赤党が勝つが、それぞれ個別のイシューを集約して多数決をとってみると、すべてのイシューで反対意見の人が多い、と。
つまり、すべてのイシューで投票者の多数決は否決という結果が出ているのに、すべてを推進するとしている赤党が選挙では勝ってしまうというパラドックス…。

ちょっとびっくりしました。でも、そうなってますね。いや、なんちゅーバラドックス。。。
これ見ると、世論調査や住民感情と議会の議決がズレるのはあたりまえやん!って思ってしまいます。

これが代議制ってやつです。代議制を採用していると、必ずこのような現象が起こりうる、と。これ、5000人でやろうが50000人でやろうが、おんなじなんだそう。

代議制が完全な制度なんてもちろん思っていないけれども、こんな危険が潜んでいるとは…。。

つまり、投票ルールをはじめとする集合的意思決定ルールの設計にはとてつもない困難が伴うということですね。
どんな選びかたでも独裁者が出現する可能性はあるし、よく工夫された制度でもパーフェクトにはならないし、どんな民主制も完全にはならない。。。

これ、アローの一般不可能性定理です。

裏を返すと、
人間の社会には、必ず不確実なものが残る、と。
そこを前提にして、僕らは生きていかねばならないし、そこを前提にした地点からコトを進めていこうとするのが、今の社会学の現状なのだそうです。


ここで初めて、与謝野先生が専門とされている、今回のサイエンスカフェのテーマでもある「信頼」が登場します。

不確実なのだから、相手のことを推測しないといけない、と。

社会学における「信頼」とは、相手の能力と意図を推測する、というほどの意味だそうです。

たとえば、ここで先生が例に出されたのが、B・ビュッフェの「空中ブランコ」の絵。
寺山修司は、その絵を取り上げて、空中ブランコは信頼を見せものにしている、と、書きました。

空中ブランコには、ブランコから勢いよく飛び放つ人と、飛び放たれた彼を受け止める人がいるわけですが、「信頼」とは、彼を受け止める機能、のことを指します。
「信頼性」は、受け止める人の意図と能力、を指します。
「信頼感」は、彼は受け止めてくれる能力があるだろう、受け止めてくれる意図があるだろうと感じること、を指します。

このような言葉の定義付けがなされたうえで、社会的信頼学とは、能力と意図を推測することをテーマに研究が進められている学問のようです。

もう少し言葉を継いでみると、

「信頼性」は、対象が期待された機能を果たすこと。
「信頼感」は、ある対象への信頼性の推定値、だと言えます。キチンとやってくれると期待すること、ということですね。そういうふうに感じる度合いのことを、「信頼感」と呼びます。

北天満サイエンスカフェ


そして、この、信頼を上手く利用してシステムを設計し構築していくと、不確実な世の中にあっては、システムはシンプルに築けるのではないか、と、最終的にはそこまで話が及んでいきます。

たしかに、対象物に信頼感を持つことができたら、自分と対象とのあいだの関係は、複雑なルールを設けなくても良好な関係を結ぶことができて、上手い具合にコトを運んでいくことができるように思います。

信頼をキーにした調査の実例を、いくつか挙げていただけました。

たとえば、社会のなかで信頼が欠如すると、死亡率が上がってくる、というデータが得られています。

北天満サイエンスカフェ

いつの時点での調査なのかは聞き漏らしたけれども、アメリカの州別のデータで、「人々がつけこんでくる!と感じる度合い」と「死亡率」は右肩上がりの正比例の分布を示していて、ルイジアナがつけこんでくると感じる度合い、死亡率ともにトップでした。たぶん、巨大台風のカトリーヌがルイジアナを襲ったあとに調査されたものの結果だと思うのだけれども、社会のなかで信頼が欠如すると死亡率が上がる、という実例です。

また、ジニ係数を使ったデータも見せていただきました。
ジニ係数とは、銀行系のシンクタンクが作成するレポートなんかでよく見る数字だけれども、所得をベースにして不平等度がどれだけあるかを計算した数字、というほどの意味だったはず。違ったかな?(笑)

ま、それはいいとして、縦軸に「人は信頼できる」という感覚の度合い、横軸に「不平等感」を据えて調査結果をグラフにしてみると、右肩下がりのグラフが出現します。
つまり、不平等感(要するに、格差ですね)が大きい社会は、信頼感が欠如している社会、ということを示すグラフです。調査結果から、そういうことがわかっています。
もちょっとくだけた言いかたをすると、所得格差が大きい地域ほど、他人や地域への信頼感が低下している社会である、ということ。

北天満サイエンスカフェ


僕は…、というか、多くの人は、そのことを直感的感覚的にわかると思うんだけれども、こうやってアカデミックな世界の人が実地にリサーチして、数値化されたデータとして示してくれると、自分の捉え方はそんなに間違っていないのだな、と確信を得ることにもなり…。あ、これって、僕が覚える、社会学への信頼感ってことになるのかな?(笑)

話はさらに、自殺へと及んでいきます。

日本は、世界でも際立って自殺が多い国ですね。
いちいち細かいデータは挙げないけれども、交通事故、殺人、青少年犯罪、幼児虐待は、日本国内にいてると多いと感じるけれども、世界的な相対評価のなかで見ると、極めて少ないとのことです。でも、自殺率だけは違う。世界でも際立って、日本では自殺が多い。

この「自殺率」について、回帰分析を使っての説明をしていただきました。

北天満サイエンスカフェ

回帰分析自体は、僕ら広告屋もマーケティングのときに使います。もちろん、僕はそんな難しいことしないですよ!専門チームに依頼しますよ!(笑)
えーっと、僕自身がちゃんと咀嚼していないので上手く説明することができないのですが、たとえば、説明したいものが「自殺率」だったとして、それを説明するのに「アルコール消費」や「貯蓄高」といったものの変数を用いて説明するというか分析するというのが、回帰分析だと認識しています。

得られたデータを見ると、アルコール消費や共働き世帯の割合は、自殺率を比較的高めるほうにリンクしているというデータが得られているようです。あ、これ都道府県別に見たデータです。

アルコール消費はなんとなくわかるけれども、共働き世帯というのは意外でした。意外だったけれども、よくよくお話を聞いてみると、共働き世帯の実態は、共働きで収入がよその家庭よりも倍になっているのではなく、夫婦それぞれの収入が低いから共働きでようやく、よその家庭並みの収入を得られている、ということなのだそうです。

一方で、「一般的な信頼」や「スポーツ行動」「貯蓄現在高」は自殺率を引き下げるほうにリンクしているようです。

ここでも、信頼が出てきます。
僕が書くと論理的な飛躍がありすぎるけれども、どうやら、「信頼」というのは、人間が生きるライフチャンスに、大きな影響を与えているという結論が、導き出されるようです。
でも、これも、直感的な感覚で、ストンと腑に落ちる結論。

社会学の世界では、ひとつの推論として、
お祭りが盛んな地域では、災害が起こったときに生き残る人が多い、ということが言われているそうなのだけれども、これも肌感覚ですごくわかります。
天神祭を見ていても、これはもう人々の強い結びつきや、たくさんの結びつき、つまり信頼がなければ成り立たない種類のものだから、そういうものが存在している社会では、災害が起こったとき、そうした信頼が力を発揮します。結果、生き残る人が多い。すごく納得できる話です。

というふうに、不確実不完全なシステムしか構築できない社会であっても、社会のなかにたくさんの信頼を築いていくことで、信頼性と信頼感を増すことで、社会システムはシンプルに、かつ安価に構築できるのではないか、というのが、今、社会学が見据えている方向なのだと。

なるほど〜。
ということは、お話にもじつは出てくるのですが、見知らぬ他人をどんだけ信頼できるか、ということですね。信頼という推測を、顔も名前もわからない人にまで広げていけるかどうか…。

このへんの可能性というのは、どうなんでしょうかね?

たとえば、僕は今、仕事のなかで行政とお付き合いすることが多いけれども、お付き合いのなかった以前と比べて、行政への信頼感というのは、明らかに違ってきています。

顔が見えない、付き合いのなかった以前は、味噌もクソも一緒くたに、あいつらはどーせバカだから、と吐き捨てる飲み屋談義の定番を、僕もやっていました。なんでもかんでも行政が悪い。そう言っていれば、とりあえずは場は収まったもんです。
でも、お付き合いをするようになって、ここは信頼できる、でもここはダメ、と、腑分けすることができるようになったし、是々非々で見ることができるようになりました。つまり、行政の信頼性をある程度見極めることができるようになったし、信頼感が増した、と言えます。
そのおかげで、たとえば行政のある言動がメディアで叩かれまくっていたとして、そこに単純に同調することもないですね。もっとも僕はメディアの内実も知っているので、メディアに対しても是々非々でつきあってますが(笑)
でも、付き合いになかった以前、やはり、信頼感というものはなかったですね。

というふうに、信頼感というのは、やっぱ、顔や名前が見える相手とそうでない相手とでは、違います。その差は、そう簡単に埋められるものではない、というのが、僕の肌感覚。

僕はかつて、ハンガリーの動乱から逃げてきたロマのストリップダンサーと、パリで短い時間を共に過ごしたことがあるのだけれども、そのときに彼女に言われた言葉を、今も胸に刻んでいます。
それは、
「いろんなことを見て、聞いて、感じなさい。いろんなことを知りなさい。そして、知り得たことのすべてを、他人の立場や環境をリアルに想像するための手助けにしなさい。他人の立場をディテールまでリアルに想像することができたら、戦争や諍いはなくなるわ」
というものです。
この言葉を僕は今でも胸に持っていて、そんな僕が考える「信頼」とは、やはり、知ることからはじまり、そのことによって想像を精緻にし、それが信頼(感)に繋がっていく、ということです。
であるならば、やはり、顔が見えない、名前を持たない相手に信頼感を覚える、というのは、絶望的に遠い地点にある理想のような気がしてなりません。


でも、社会学が「信頼」をキーにしてさまざまことにトライしているのだということを知り、社会学における「信頼」ってなんやねん、という、自分のなかで曖昧模糊としていたことが、かなりクリアになりましたです。
そこには、文学的な曖昧さはなく、キチンと科学的な分析のうえで成り立っている、文字通りの社会「科学」たる学問なのだということも。

ほいでまた、紙芝居を使ったお話だったので、クイズやらおまけやら、水飴やら型抜きやら、小道具と演出がこれでも用意されていてですね、エンタテイメント溢れる時間というか…、与謝野先生、どんだけww ってくらいに、おもしろかったです☆


きっとこのエントリーをご覧になるであろう与謝野先生、僕、お世辞は言わない人間なので、そのまんま受け取ってくださいませ〜(笑)
というよりも、シロートの書いた駄文に、なんも理解しとらん!とか、厳しいツッコミも、ナシで!


今回のお話を聞いていて、思うのは、やはり原発行政のことです。
今回の事故対応もそうだし、原発建設予定地で毎度毎度起こるいざこざを見ていても、そう。
安全だ!エコだ!と、政府や電力会社が一体になって叫んだところで、信頼性も信頼感もまったく生まれてこない。。。
そうした信頼関係を築かないかわりに、おカネがジャブジャブ投下されてきたのが、原発じゃないですか。
おカネではなく、信頼関係を築くことを第一に考えて、そのためにも誠実な振る舞いを続けることで信頼性や信頼感を醸成してきていたなら、もうちょっと違った展開があったのでは、と思います。
少なくとも今、僕たちは、政府に対しても電力会社に対しても信頼感をまったく覚えていない、という前提で、コトの判断を行なっているじゃないですか。そんな社会で、上手くいくはずがない。

東日本、東北地方は、これから復興をはじめて行くのだろうけれども、震災以前の状態に戻すなんてバカなことを考えるのではなく、それこそ信頼性と信頼感で結ばれた線を無数に張り巡らせたような社会システムの構築を目指してほしいし、それをするチャンスじゃないか、と、先生の今回の講義を聞いていて、僕は思ったのでした。


さて、そんな与謝野先生は、じつは天神橋筋商店街の3丁目にて「関西大学リサーチアトリエ」を構え、この地で、研究と地域連携を展開されてはります。

こんなところです。

関西大学リサーチアトリエ「楽歳天三・天満天神楽市楽座」
HP http://www.kansai-u.ac.jp/rakusai/index.html

もちろん、そこでの事例も紹介されました。

そのひとつが、古書店map
これは、リサーチアトリエのスタッフでもある関大院生が作成した、天満天神の古書店mapです。(Mくんの力作☆)

北天満サイエンスカフェ


このmapをつくることで、どういうことがわかり、どういうことが起こったか。

じつは、天満天神には古書店がたくさんあるのですが、mapをつくる過程で、それぞれの店同士の交流や付き合いが少ないことがわかりました。
でも、mapをつくり、古書店やそれ以外の場所にもmapを配布するわけですが、そうすることで、古書店さんがmapを見て、べつの古書店を訪ねたり、と、新しい交流が生まれたそうです。さらには、古書店間での商売にすら発展した例もあるのだとか。

ちなみに、map作成にかかった費用は、学内にある印刷機を使ったので、数万円。人件費、地図製作費などは、スタッフ間で賄うために、実質の持ち出しはゼロです。

それだけのわずかな経費で、交流が生まれ、交流が生まれることで信頼が醸成されます。

そういう試みを、この場所でいくつもされている。
じつは、2月の末に行なわれた北区の職人展のイベント「職人×学生 ワークショップ at キタ」でも、さまざまなリサーチを行ない、興味深いデータや仮説を導き出してくれたのでした。

そんときのエントリーは、こちら。

「職人×学生 ワークショップ at キタ」

こんときは、Ust中継もしたので、アーカイブから与謝野先生のお話を聞くこともできます☆



ということで、今回のサイエンスカフェ、終了☆
テーマが文系の僕にもとっつきやすいものだったこともあって、また与謝野先生のお話もおもしろくてわかりやすいもので、久しぶりに充実した時間だったのでした。

惜しむらくは、寒すぎたことかな。
空っ風が抜けまくる商店街で、激寒のなかで座ってお話を聞くのは、どんなにおもしろい話であっても、修業か!と言いたくなるほどの厳しさがありますわ。マジ、カンベンしてほしい。。。。
与謝野先生、そしてアシストされていた林先生、お風邪を召されたとか。お大事に☆




北天満サイエンスカフェ
天五中崎通り商店街
大阪市北区黒崎町
HP http://kitatenma-cafe.com
mapを見る 



【過去の北天満サイエンスカフェ】
■「天五中崎通り商店街で北天満サイエンスカフェ開催☆ 路上の紙芝居風講義がおもろすぎます!」

■「寺子屋風にサイエンスを学ぶ 『北天満サイエンスカフェ』。天五中崎通り商店街で新型インフルエンザについて学んだのでした。」

■「第4回北天満サイエンスカフェは、『遺伝子組み換え作物は安全か?』で、またまた生活に密着したサイエンスでした。」

■「第5回北天満サイエンスカフェは、子供向けだけど子供騙しじゃなかった『こども面白サイエンスカフェ』☆」

■「今年一発目の北天満サイエンス カフェは『地球の未来を考えよう! 〜気候変動と私たちのくらし〜』です☆」

■「第7回北天満サイエンスカフェは 『まちづくり』について語り合ったのでした」

■「第8回北天満サイエンスカフェは、初の遠征!適塾を見学してきました☆」

■「今回の北天満サイエンスカフェは、食の大切さについて。不健康生活を肯定するルイスがグチりまくるブログの巻(笑)」

■「サルは自己犠牲を伴う行動をとる! 第10回北天満サイエンスカフェは、ヒトの仲間であるサルの生態を見る☆」

■「今回のサイエンスカフェは『睡眠 について考える』。考えても、生活習慣を変えんかぎりはどうにもならんけど…(笑)」

■「今回もやっぱり大人が夢中になった、こども面白サイエンスカフェ☆」

■第13回サイエンスカフェは、錬金術☆

■第14回サイエンスカフェは「家族と住まい」&オープニングイベント! ライフスタイルと家について語り合ったのでした

■久しぶりのサイエンスカフェは、今回もやっぱり夢中になってしまった「子ども面白サイエンスカフェ」

■お盆のまっただ中に、星と宇宙について語るサイエンスカフェ☆

■久しぶりのサイエンスカフェは「女と男」。自我は胎児のうちから芽生えて決定しているという驚きの事実!

■サイエンスカフェだけじゃなくてライブあり屋台ありキッズソーランありで、盛りだくさんをタンノーした北天満 秋のコラボレーションでした

■第21回北天満サイエンスカフェは、水とアルコールの不思議な混ざりかた

■第22回サイエンスカフェは「人工ボディをつくる 心のバリアフリーをめざして」工房アルテ・福島さん、愛と感動と疾風怒濤の人工ボディ奮闘記

■第23回サイエンスカフェは、クリスマスに子ども面白サイエンスカフェ☆

■第25回サイエンスカフェは「血液の話」



第25回サイエンスカフェは「血液のはなし」
サイエンスカフェ

サイエンスカフェ


久しぶりの北天満サイエンスカフェです。
1月のサイエンスカフェをお休みしちゃったんで、じつは今年初。ちなみに25回目です。もう25回になるのね。

今回は、血液の話。
お話してくれる先生は、医学情報センターあさひの寺岡敦子さんです。

血液というと、なにを思い浮かべるかなあ。
僕は、職業柄、左首〜左肩、背中の左にかけての血行障害を抱えているので、そのあたりのことが聞ければいいなあ、と思わないでもない。あるいは、やっぱ、血液型と性格の関係?

すると、やおら黒板にスラスラと書きはじめたのが、次のようなもの。。。

白血球:好中球、リンパ球、単球、好塩基球、好酸球

…。
いきなりハードル高そうです(笑)知ってる単語がひとっつもない!リンパ球だって、リンパはなんとなくわかるけれども、リンパ球ってのは、僕の脳内HDには入ってないです(笑)
なんすか、これ?(笑)
どうやら、白血球とひとくちに言ってもいろいろあるらしく、上の5個の「球」は、すべて白血球の種類なのだそうです。そう、白血球というのは、5種類ある。

ふーん。
ま、よろしい。この話はあとで出てきます。

まず、基本的なお話から。

血液っちゅーのは、血球(赤血球)、バッフィーコート(白血球、血小板、網赤血球)、血漿からできている、と。ま、これは聞いたことがあります。
ヒトの血液量は、体重の約1/13(男性で8%、女性7%)で、仮に体重が70kgの場合だと、約5kgが血液の重さとなります。結構な重さですね。
肝臓よりも大きな臓器である、と、そういうふうに言う人もいるんだとか。この表現は、なるほどな!と思いましたですね。

次、血液の役割です。
赤血球が、酸素を運ぶ
白血球(好中球)が、異物と戦う
血小板が、止血する
これが、血液の主な役割。

続いて、血液はドロドロではダメで、かといってサラサラだけでもダメで、そのバランスが大切、といった話になっていくのだけれども、このあたりからいきなりハードルが高くなるぞ、と。

じつはこのあたりから話がさっぱりわからんようになるんですが(笑)まあ、書いてみましょう。

なんちゃらとかんちゃらの因子が作用して、出血を止めるために血液を凝固させる一連の分子の作用、つまり凝固系の血液凝固因子と、固まった血栓を溶かして分解する系の分子の作用があるのですよ。
舌を噛みそうなカタカナがたーくさん並んだカスケードを見せられたのだけれども、んなもん、頭に入るわけがない(笑)
なので、スルー!

次、アレルギーについて。
アレルギーっちゅうのは、要するに、身体に特定の抗原(カビとか埃とか花粉とか漆とか)が入ってくると、過敏に反応することの総称を指しますね。
そうした抗原が身体内に入ると、身体がそれに対抗すための準備状態に入ります。
そこで止まればいいんだけれども、さらに抗原が入るとですね、その準備状態がさらに強く反応するようになって、細胞が収縮し、ヒスタミンが分泌され、アレルギーが起こる、と。
ん〜、わかったようなわからんような話です。

まあ、これ以外にも話は多岐にわたり、冒頭に書いた5種類の白血球の話なんかも出たのだけれども、カタカナが多くて、もう、なんの話をしているのやら(笑)

血液型の話は、こんなのでしたな。

血液型というのは、A・B・O・ABの4つに分類されているけれども、これは、その人が持っている白血球の抗体によって分類されているのだそうです。ちなみに、白血球の抗体自体は約400種類あって、厳密に分けるとそのぶんだけの血液型があるということになるらしいです。

血液型というのは、輸血の歴史と関わりがあって、
まだ血液型が発見されていない17世紀のころには、文献によると、貧血患者に仔羊の血を輸血した例があるそうです。もっとも、これには、助かったとも助からなかったとも書かれていないそうですが…。
続いて、1900年、ランドシュタイナーって人が、ABO型の血液型を発見します。
血液型を含む輸血技術というのは、このあたりから急速に進んでいくらしいのですが、推進力となったのは、第一次世界大戦。兵士が戦場で負傷し、輸血のニーズが高まったことから、急速に技術が進んでいったらしいですね。
この分野に関しては、日本は後発らしいのだけれども、やっぱ、その時期に戦争していないからでしょうね。
ちなみに、日本で輸血の意識が高まっていったのは、1930年、当時の浜口総理が狙撃され、輸血によって助かったからですと。この事件を契機として、輸血は必要!って意識が、国民全体のなかにひろがっていったんだそうです。
今は、人工血液の開発が待たれてますな。

えーっと、血液型と性格の関係性ですが、一応、昭和の後期にこの方面についてのアンケート調査を科学者が行なっていて、その結果、性格との関係性があると結論づけられたことが契機となって、ひろがっていったんだそうです。
が、このアンケートには、かなりのバイアスがかかっていて、今では、統計学上の見地から、正確なアンケートではない、と結論づけられています。
したがって、血液型と性格の関係性は証明されていない、というのが、科学者のあいだでの現在の認識。


ふう。
話が難しすぎて、血液の話はこれくらいでごカンベンを。




北天満サイエンスカフェ
天五中崎通り商店街
大阪市北区黒崎町
HP http://kitatenma-cafe.com
mapを見る 



【過去の北天満サイエンスカフェ】
■「天五中崎通り商店街で北天満サイエンスカフェ開催☆ 路上の紙芝居風講義がおもろすぎます!」

■「寺子屋風にサイエンスを学ぶ 『北天満サイエンスカフェ』。天五中崎通り商店街で新型インフルエンザについて学んだのでした。」

■「第4回北天満サイエンスカフェは、『遺伝子組み換え作物は安全か?』で、またまた生活に密着したサイエンスでした。」

■「第5回北天満サイエンスカフェは、子供向けだけど子供騙しじゃなかった『こども面白サイエンスカフェ』☆」

■「今年一発目の北天満サイエンス カフェは『地球の未来を考えよう! 〜気候変動と私たちのくらし〜』です☆」

■「第7回北天満サイエンスカフェは 『まちづくり』について語り合ったのでした」

■「第8回北天満サイエンスカフェは、初の遠征!適塾を見学してきました☆」

■「今回の北天満サイエンスカフェは、食の大切さについて。不健康生活を肯定するルイスがグチりまくるブログの巻(笑)」

■「サルは自己犠牲を伴う行動をとる! 第10回北天満サイエンスカフェは、ヒトの仲間であるサルの生態を見る☆」

■「今回のサイエンスカフェは『睡眠 について考える』。考えても、生活習慣を変えんかぎりはどうにもならんけど…(笑)」

■「今回もやっぱり大人が夢中になった、こども面白サイエンスカフェ☆」

■第13回サイエンスカフェは、錬金術☆

■第14回サイエンスカフェは「家族と住まい」&オープニングイベント! ライフスタイルと家について語り合ったのでした

■久しぶりのサイエンスカフェは、今回もやっぱり夢中になってしまった「子ども面白サイエンスカフェ」

■お盆のまっただ中に、星と宇宙について語るサイエンスカフェ☆

■久しぶりのサイエンスカフェは「女と男」。自我は胎児のうちから芽生えて決定しているという驚きの事実!

■サイエンスカフェだけじゃなくてライブあり屋台ありキッズソーランありで、盛りだくさんをタンノーした北天満 秋のコラボレーションでした

■第21回北天満サイエンスカフェは、水とアルコールの不思議な混ざりかた

■第22回サイエンスカフェは「人工ボディをつくる 心のバリアフリーをめざして」工房アルテ・福島さん、愛と感動と疾風怒濤の人工ボディ奮闘記

■第23回サイエンスカフェは、クリスマスに子ども面白サイエンスカフェ☆



第23回サイエンスカフェは、クリスマスに子ども面白サイエンスカフェ☆
今月2回目にして今年最後の北天満サイエンスカフェが、12月25日、クリスマスの日に行なわれました。
しっかし、この日は寒かったですな〜。雪がちらつくなかでの開催となりました。
アーケードのある商店街とはいえ、路上なので、やっぱ寒いわ(笑)

今回は、毎回大好評の「子ども面白サイエンスカフェ」。これももう4回目になるけれども、毎回、子供だけじゃなくて、気がつけば大人が食いついているという塩梅の、人気プログラムです☆

北天満サイエンスカフェ


クリスマスらしく、スタッフの阪大生たちはサンタの格好をしたりといろいろだったけれども、出色の出来だったのは、この、わけのわからん月光仮面みたいなオッサン。誰よ?(笑)

北天満サイエンスカフェ


ま、クリスマスらしくてよろし。
そんなことよりも、今回もおもしろ実験目白押しだったので、早速そちらの紹介から。

いきなりの不思議大発見というか不思議実験だったのが、これ。
流行りの3Dテレビ???
でっかいレンズを使って、箱の奥のほうにある物体を、ずーっと手前で像を結ばせて立体映像を出現させます。像だけで実体がないので、手を伸ばしても触ることができない…。
理屈はわかっていても、なかなか不思議なもんです。お子らも目を丸くして、手を伸ばしてましたな。

北天満サイエンスカフェ


これは、水中にシャボン玉をつくる実験。
シャボン玉といえばストローに詰めた石鹸水を空中に向かって吹いてつくるもんだけれども、これは、水中に吹いて、水中にシャボン玉をつくっちゃいます。泡じゃなくて、あくまでシャボン玉なので、水面に浮いてこずに、水中を漂っています。まさに水中のシャボン玉。
さてその鍵は、コップのなかの液体がシャボン液で、シャボン玉をつくる液体もシャボン液だということにあります。シャボン液は普通の石鹸水ですが、特性として親水基で構成しているために、水の分子と弱い結合による原子団をつくります。
そのせいで、投入したときに、薄い空気の膜ができる。この膜のせいで水中にシャボン玉ができるように見える、ということです。

北天満サイエンスカフェ


これは乾電池を使ったモーター。細いモールを取りつけた軸を、電気を通すことで回転させてます。まさに電気モーターの原理。フレミングの左手の法則だったっけ?
N極とS極の磁界のなかにコイルを置き、そのコイルに電流を流すとコイルがある方向へ動きはじめる。コイルに電流を流すと磁力線の力で動く、という仕組みですね。

北天満サイエンスカフェ


これは世界一固い殻を持つ木の実、マカデミアン・ナッツを割ってるところ。
球体ではあるけれども、てっぺんとお尻に目があります。目を繋いでいる繊維はアール状になっているから、強度が強いですね。そういうところはいくら万力をまわしても、そう簡単に割れるもんじゃない。でも、上下の目に力がかかるように万力をセットすると、簡単に殻を割ることができます。これは、そういう実験。
見事実験が成功した暁にはマカデミアン・ナッツにありつけるという、嬉しい実験でもあります。

北天満サイエンスカフェ


これはなんだっけな?
試験管があって、実験らしい実験ですね。
えーっと、酸とアルカリを混ぜると二酸化炭素が発生しますが、そういう実験。ケーキを膨らませたりするのも、この原理の応用ですね。
アルカリの粉末に酸性の液体を垂らすことで、二酸化炭素の泡を発生させ、気体が発生していることを目で見ることのできる実験です。
フィルムケースなどを使って密閉させて実験すると、最後にはフタがポーンと飛んじゃうという、なかなかダイナミックな実験でもありました。お子らだけでなく、大人たちまでビックリ(笑)

北天満サイエンスカフェ


これまたシャボン玉の実験ですが、丸い輪っかにシャボンの膜を張ってシャボン玉をつくるのではなく、さまざまな形状のものをシャボン液につけると、どのように膜を張るかという実験です。個人的にはこれが一番おもしろかったかな。

形状によっては、どのように膜を張るのかまったく予想がつかなくて、これはおもしろかったですよ。
下の写真をご覧あれ。こんなのがいくつもいくつもありました。

北天満サイエンスカフェ

北天満サイエンスカフェ

北天満サイエンスカフェ



などなど。
寒いなか、学校も終わったことだし、お子らがたくさん集まって、さまざまな実験に目を白黒させているという、いつもながらの素敵な光景が繰り広げられたのでした。

さてさて、来年はどんなプログラムが出てきますかな。



北天満サイエンスカフェ
天五中崎通り商店街
大阪市北区黒崎町
HP http://kitatenma-cafe.com
mapを見る 



【過去の北天満サイエンスカフェ】
■「天五中崎通り商店街で北天満サイエンスカフェ開催☆ 路上の紙芝居風講義がおもろすぎます!」

■「寺子屋風にサイエンスを学ぶ 『北天満サイエンスカフェ』。天五中崎通り商店街で新型インフルエンザについて学んだのでした。」

■「第4回北天満サイエンスカフェは、『遺伝子組み換え作物は安全か?』で、またまた生活に密着したサイエンスでした。」

■「第5回北天満サイエンスカフェは、子供向けだけど子供騙しじゃなかった『こども面白サイエンスカフェ』☆」

■「今年一発目の北天満サイエンス カフェは『地球の未来を考えよう! 〜気候変動と私たちのくらし〜』です☆」

■「第7回北天満サイエンスカフェは 『まちづくり』について語り合ったのでした」

■「第8回北天満サイエンスカフェは、初の遠征!適塾を見学してきました☆」

■「今回の北天満サイエンスカフェは、食の大切さについて。不健康生活を肯定するルイスがグチりまくるブログの巻(笑)」

■「サルは自己犠牲を伴う行動をとる! 第10回北天満サイエンスカフェは、ヒトの仲間であるサルの生態を見る☆」

■「今回のサイエンスカフェは『睡眠 について考える』。考えても、生活習慣を変えんかぎりはどうにもならんけど…(笑)」

■「今回もやっぱり大人が夢中になった、こども面白サイエンスカフェ☆」

■第13回サイエンスカフェは、錬金術☆

■第14回サイエンスカフェは「家族と住まい」&オープニングイベント! ライフスタイルと家について語り合ったのでした

■久しぶりのサイエンスカフェは、今回もやっぱり夢中になってしまった「子ども面白サイエンスカフェ」

■お盆のまっただ中に、星と宇宙について語るサイエンスカフェ☆

■久しぶりのサイエンスカフェは「女と男」。自我は胎児のうちから芽生えて決定しているという驚きの事実!

■サイエンスカフェだけじゃなくてライブあり屋台ありキッズソーランありで、盛りだくさんをタンノーした北天満 秋のコラボレーションでした

■第21回北天満サイエンスカフェは、水とアルコールの不思議な混ざりかた

■第22回サイエンスカフェは「人工ボディをつくる 心のバリアフリーをめざして」工房アルテ・福島さん、愛と感動と疾風怒濤の人工ボディ奮闘記



第22回サイエンスカフェは「人工ボディをつくる 心のバリアフリーをめざして」工房アルテ・福島さん、愛と感動と疾風怒濤の人工ボディ奮闘記
今月の北天満サイエンスカフェ、じつはお題を聞いた当初からずーっと楽しみにしていて、過去最高におもしろいサイエンスカフェになるだろうなとも予想していて、実際、その通りになったという、じつにじつに幸福な時間を過ごしたのでした。

お題は、
「人工ボディをつくる 心のバリアフリーをめざして」
お話をしてくれるのは、工房アルテ福島有佳子さんです。

北天満サイエンスカフェ 工房アルテ


福島さんには、これまでお会いしたことはなかったのだけれども、お噂はかねがね耳にしていて、ずーっと、会いたいな!と思っていた方なのでした。

福島さんがされているのは、交通事故や病気などで身体の一部を失った人のために、ハリウッドも真っ青の特殊メイク・レベルの人工ボディを完全オーダーメイドでつくるお仕事です。
カウンセリングから製作、メンテまで、すべて自己完結させてしまいます。

ここで書きたいことはヤマほどもあるのですが、まずは、この人工ボディを見てください。
蝋人形館か!ってくらいに、リアルです。リアルすぎて、怖いくらい。

北天満サイエンスカフェ 工房アルテ

指を例にとると、皮膚の色(指だけで数十ヶ所、色を使い分けます)はもちろんのこと、血管の浮き具合、関節のしわ、爪の切り方、爪の根元にある白いところ(←なんて言うんだっけ?)…、もう、なにからなにまでリアルです。しかもこれ、使う人にあわせてつくるんで、こうやって、パーツ単体を持ち出してリアルだどうだという話ではないところが、すごすぎます。

このジャンルに関しては、福島さんが前人未到の開拓者だし、今でも全身対応できるのは工房アルテさんだけだし、要するに、先達も先生もいないなか、彼女は、ひとりで、ここまでの境地に達してるわけです。
人工ボディという言葉も、彼女がつくった言葉です。

すると、先生は、お客さんが先生、ということになってきます。
たとえば、義手や義指にマニキュアを塗りたいと、お客さんが言ったとする。通常、人工ボディなんだから、そこまで言わないで、それはわがままってもんでしょ!となります。
五体満足の人は、マニキュア塗りたけりゃ塗るわけで、誰もそれをわがままとは言わない。でも、人工ボディだと、わがままになっちゃう。
福島さんは、そこを見逃さない。普通の人が普通にできることは、人工ボディを使う人もできるようになるのが自分の仕事、と捉えます。
そっから、マニキュアを塗った人工ボディの開発に取り組みます。今だと、ジェルネイル。人工ボディはシリコンでできてるんで、ジェルネイルを施しても、ツルンと滑っちゃって、できないんですよね。でも、試行錯誤して、できるようにした。
お客さんが先生だというのは、そういう意味。
僕も、クレームこそがビジネスチャンスだと捉えるタチなんで、この話は、すんごくよくわかります。
ただ、僕らの通常の世界だと、キリがない!って思うこともある。でも、福島さんは、そこに限界を設けない。そのすごさは敬服に値します。

これ、どうよ? ジェルネイルを施した人工ボディの指。
これが人工ボディの指だとは、間近で見ていてもまったくわかりません。

北天満サイエンスカフェ 工房アルテ

北天満サイエンスカフェ 工房アルテ


この、どこまでも技術を追求し続けるハンパない情熱もさることながら、このお仕事は、つくづく、ヒアリングというかカウンセリングというか、とにかく、ユーザーの立場に徹底的に寄り添うことがキモなのだな、と、思いました。

身体の一部を失った方たちの、僕らの想像をとっくに超えた興味深いお話も、たくさん聞くことができました。

たとえば、右の小指がなくなってしまった人は、常に、右端に座るようになります。心にバリアがあるんですね。

一方、たとえば、生まれながらにして指が2本しかない人は、服を着たりボタンを留めたりすることができるかどうか。答え、できます。2本の指を自在に操って、服を着たり脱いだり、ボタンを留めたり外したり、編みものだってできる。2本で足りなければ、足の指だって使うし、それでも足りなければ、口を使う。
つまり、キチンと機能している以上、これは欠損ではないんですね。単純に、先天的に指が2本だ、ということだけです。
その人は、それで通常の生活を送ることができているし、心にバリアがない。
ただ、先天的なものの場合、その人を生んだおかあさんが、自責の念に駆られ続ける。
そういうところにまで目配せしながら、ヒアリングをし、カウンセリングを続けていくのが、福島さんのスタイルです。

生まれながらにして指が2本で、それが機能しているとき、その人に、残り3本の人工指を用意することは、しないそうです。
その3本をつけてしまうと、今度は逆に、機能を失ってしまう。2本指だったときにできていたことが、5本指になったせいで、できなくなってしまう。僕らの指が突然6本だったり7本だったりになったときのことを想像すると、なんとなくわかるかもしれません。こんなこと、徹底的に相手に向き合ってないと、気づかないと思いますね。

なぜ、人工ボディにこだわり続けるのか。
つまるところ、心のバリアフリーを目指したいわけです。
身体の機能の一部をなくしてしまったことで、身体の一部を欠損してしまったことで、心にコンプレックスを抱くようになる。その、心のバリアをなくして初めて、人工ボディも意味を持ってくる、と、彼女は考えます。

たとえば、片腕がない小さな女の子でも、家族の理解とサポートを受けて、のびのびと暮らしている例があります。
小さいお子らのあいだのことやし、悪気がなくても、なんで手がないねん?って言うてくるお子は、なんぼでもいます。
そんとき、その女の子は、家にあるわ!って言い返すんだとか。
こういう切り返しができる女の子には、バリアはないですね。こういう事例を聞いていると、感動すら覚えます。
結局のところ、障害の大きさが問題になるのではなくて、障害をどのように感じるのかが問題になってくるのだということが、この事例を見るとわかります。そしてそれは、本人だけの問題ではなくて、周囲まで含んでくる問題です。

向き合っていないとわからないこと、想像の及ばないことは、まだまだなんぼでもあります。

福島さんがつくっておられる人工ボディは、義肢とは少し違います。
義肢には、機能が備わってます。しかし人工ボディには、機能はない。手や足にしたところで、動くわけではない。

たとえば、交通事故などで顔の一部、たとえば片目を失ってしまった場合。
片目だとしたら、不完全ながらも残った片目で機能は果たせます。が、しかし、現実問題として、顔の一部を欠損してしまうと、仕事がなくなります。
悲しい現実ではあるけれども、たとえば、顔の一部を欠損している人を雇うところは、奇特なところだと言えます。
現実に仕事がなく、生活ができない。しかし、そういう人をフォローする保険なりの法整備は、なされていない。人工ボディはオーダーメイドなので、保険の対象から外れてしまうのだそうです。しかし、オーダーメイドでないプロパーの顔って、なに?

福島さんは、そんな現状をなんとかしたくて、法改正にまで手を染められています。
なにからなにまで、その行動力は、桁外れです。

むかし、違う場所に店を構えていたとき、近くに暴力団事務所があったそうです。
そのころ、暴対法が施行されて、暴力団を廃業した人がたくさんいた。しかし、彼らの多くは、小指がありません。小指がなけりゃ、仕事にもあぶれます。
そこで、彼らが福島さんのところにやってくる。そういう境遇の人たちだから、実費だけで人工ボディの小指のオーダーを請け負う。でも、そういう人たちだから、支払いを踏み倒す人もいてるわけです。でも、めげずに、取り立てに行く。精一杯のことをやっている自負があるから、怖いもの知らずでギャンギャン文句を言いながら、支払ってもらいにいく。

元暴力団が駆け込んでくるわけだから、警察にも目を付けられます。あんたんところはなにをやってるんや?と。指つけてるだけやん!

そのうち、第三セクター方式で、彼らの就職の斡旋施設までつくるようになります。
思い立って、警察のマル暴に出向いていって、指つくってる、就職斡旋もしてる、そちらも協力してくれ、と、掛け合いにいく。
もうね、思い立ったら即行動の、桁外れの行動力ですわ。

ここに至る疾風怒濤のような福島さんの人生も、おもろかったです。
たまたま知り合いに耳のない人がいて、その人が風邪を引いても耳がないばっかりにマスクをかけることができないでいた。
じゃあ、私がマスクを引っ掛けるボタンをつくったげるわ!ってことで、ボタンみたいな拙い耳をつくって、接着剤で耳のところに引っ付けてあげた。それが評判を呼んだ。

なかなかできることではないと思います。
こっから、彼女の快進撃がはじまってます。や、これ以降も紆余曲折いろいろあったけれども、ここが原点。

その間、彼女は独学で技術を磨き、お客さんを先生として技術を磨き、お客さんの声を聞くことで技術を磨き、お客さんの声を聞くことに心血を注ぎ、わがままをわがままとせず、お客さんに寄り添い、心にポッと灯った思いを、桁外れの行動力でもって、走っていきます。

お客さん、患者さんについてきてもらうために、技術を磨いた。
どうなってもいいように、技術を磨いた。技術は、嘘をつかないから。

息を飲むばかりの2時間でした。






次回のサイエンスカフェは、
12月25日(土)14:00-16:00
「こども面白サイエンスカフェ vol.4」

毎回大好評の、おもしろ理科実験がたくさん。
いつのまにか、大人が食いついているという実験ばっかりです☆



北天満サイエンスカフェ
天五中崎通り商店街
大阪市北区黒崎町
HP http://kitatenma-cafe.com
mapを見る

工房アルテ http://www.kawamura-gishi.co.jp/arute/ 



【過去の北天満サイエンスカフェ】
■「天五中崎通り商店街で北天満サイエンスカフェ開催☆ 路上の紙芝居風講義がおもろすぎます!」

■「寺子屋風にサイエンスを学ぶ 『北天満サイエンスカフェ』。天五中崎通り商店街で新型インフルエンザについて学んだのでした。」

■「第4回北天満サイエンスカフェは、『遺伝子組み換え作物は安全か?』で、またまた生活に密着したサイエンスでした。」

■「第5回北天満サイエンスカフェは、子供向けだけど子供騙しじゃなかった『こども面白サイエンスカフェ』☆」

■「今年一発目の北天満サイエンス カフェは『地球の未来を考えよう! 〜気候変動と私たちのくらし〜』です☆」

■「第7回北天満サイエンスカフェは 『まちづくり』について語り合ったのでした」

■「第8回北天満サイエンスカフェは、初の遠征!適塾を見学してきました☆」

■「今回の北天満サイエンスカフェは、食の大切さについて。不健康生活を肯定するルイスがグチりまくるブログの巻(笑)」

■「サルは自己犠牲を伴う行動をとる! 第10回北天満サイエンスカフェは、ヒトの仲間であるサルの生態を見る☆」

■「今回のサイエンスカフェは『睡眠 について考える』。考えても、生活習慣を変えんかぎりはどうにもならんけど…(笑)」

■「今回もやっぱり大人が夢中になっ た、こども面白サイエンスカフェ☆」

■第13回サイエンスカフェは、錬金術☆

■第14回サイエンスカフェは「家族と住まい」&オープニングイベント! ライフスタイルと家について語り合ったのでした

■久しぶりのサイエンスカフェは、今回もやっぱり夢中になってしまった「子ども面白サイエンスカフェ」

■お盆のまっただ中に、星と宇宙について語るサイエンスカフェ☆

■久しぶりのサイエンスカフェは「女と男」。自我は胎児のうちから芽生えて決定しているという驚きの事実!

■サイエンスカフェだけじゃなくてライブあり屋台ありキッズソーランありで、盛りだくさんをタンノーした北天満 秋のコラボレーションでした

■第21回北天満サイエンスカフェは、水とアルコールの不思議な混ざりかた




第21回北天満サイエンスカフェは、水とアルコールの不思議な混ざりかた
北天満サイエンスカフェ  


先週末の土曜、11月6日は、北天満サイエンスカフェなのでした。
一応月イチ開催なのだけれども、先月の開催が10月下旬だったので、前回から2週間くらいしか空いてません。…しんどいな(笑)

まあ、よろしい。

さて、今回のテーマは「水とアルコールの微妙な混ざり方」です。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学から古賀精方さんがお話してくれました。

前日の夜、知り合いのカメラマンから連絡があって、明日のサイエンスカフェに行くから〜、って言ってきたのでした。今まで一回も来たことないくせに、今回はテーマが酒だから、飲めるとでも思ったんでしょうか?
よくよく聞いてみたら、そんなことではなくて、雑誌の取材でたまたま撮影に来るとのことでした。
…なんか、世の中は狭いな。

まあ、よろしい。

そもそも、水っちゅーのは、そこらじゅうに溢れかえっているというか、多くのもんが水でできているわけです。
たとえば、地球は、ほとんどが水です。
6×10の27乗gが地球の重さで、そのうち水圏の総重量は1.2×10の24乗gやそうです。

人間も、水だらけ。
体重100kgの人だと、そのうちの70kg分は、水。しかも、毎日2.5kgの水が身体を出入りしとります。

ちなみに、水にモノを投げ入れると、あるものは浮き、あるものは沈むわけですが、これは比重(もしくは、密度)によるわけです。プラチナが一番密度が高い物質ですと。
んで、氷は水に浮きますな。

ま、氷が沈んじゃうと、魚が氷に押しつぶされて死んじゃうし、ヒトを含む多くの生物は海中から発生して進化してきたのだから、氷が水に浮くのは、多くの点からハッピーなことだと言えます。

ではここで、水とベンゼンを例に、物質の三状態を見てみます。

水が、氷(固体)→水(液体)→蒸気(気体)と変化する分岐点は、それぞれ0℃と100℃です。
ベンゼンは、5℃と80℃。
それぞれの状態の密度を見てみると、
水は、固体 / 0.920 液体 / 0.997 気体 / 0.001
ベンゼンは、固体 / 1.00 液体 / 0.90 気体 / 0.001
となります。
これを見ると、水(液体)よりも氷(固体)のほうが密度が低いので、水が氷に浮くことがわかります。
逆に、ベンゼンは、固体のほうが液体よりも密度が高い。
物質によって、固体よりも液体のほうが密度が高い、とは、言い切れないのだということが、わかります。
ちなみに、それぞれの状態に転移するために必要なエネルギーは、
水だと、固体→液体のときに16、液体→気体のときに40
ベンゼンだと、固体→液体のときに3.5、液体→気体のときに2.5
なのだとか。えーっと、単位はなんだっけな?…忘れた(笑)

北天満サイエンスカフェ


さあ、こっからアルコールが登場します。

そのまえに横道。
アルコール度数というのは体積で決定されているのですが、これ、分子量で見ると、全然変わってきます。もちろん密度が違うから、変わってくるわけだけれども、たとえば、こういうことです。

アルコール46gと水18gを足すと64gとなります。
でも、分子量は、どちらも6×10の23乗ずつです。
さらに体積は、アルコールが57.5ml、水が18.0mlです。
アルコール度数というのは、体積ベースで算出するので、この場合、アルコールの体積数を総量で割って、76%という数字が出ます。これが、アルコール度数です。

さて、こっからが本題。
じつは、水とアルコールを混ぜた際の密度が、アルコールの濃度に応じて右肩上がりに直線で勾配を描くのではなく、ある地点で急勾配となりある地点で緩やかな勾配となり、微妙なカーブのついた山形の曲線を描きます。

北天満サイエンスカフェ


ここから、水とアルコールの混ざりかたが、濃度によって違っていることが導き出されるわけです。
その混ざりかたは、いくつかあります。

ケース0
ひとつひとつがバラバラ。

ケース1
水は水らしく結合しており、アルコールは水が取り囲んでいる。

ケース2
それぞれが主に自分たち同士で固まっていて、固体単位がバラバラ勝手。

ケース3
アルコール同士が固まっている。それに水がひっつく。

このように、濃度によって、アルコールと水の混ざりかたが違ってくるために、水とアルコールを混ぜた際の密度とアルコール度数の関係を示すグラフが、奇妙なカーブを描きます。

あ、度数の強いお酒(=密度の高いお酒)を飲むと、細胞が溶けてしまんだそうです〜。
だから、度数を下げたほうがよろしいかと。



とまあ、そんなお話でしたな。

サイエンスカフェが終わったあとは、なぜか、すぐ隣の公園で路上ライブが。
娯楽談話室ってバンドだったかな。懐メロフォークの演奏してはりました。

北天満サイエンスカフェ



次回のサイエンスカフェは、
12月11日(土)14:00-16:00
「人工ボディをつくる 心のバリアフリーをめざして」
話題提供は、福島有佳子さん(工房アルテ)です。

ハリウッドの特殊メイク真っ青の、すんばらしい人工ボディが登場するはずです。
これは、絶対に来たほうがいい☆



北天満サイエンスカフェ
天五中崎通り商店街
大阪市北 区黒崎町
HP http://kitatenma-cafe.com
mapを見る




【過去の北天満サイエンスカフェ】
■「天五中崎通り商店街で北天満サイエンスカフェ開催☆ 路上の紙芝居風講義がおもろすぎます!」

■「寺子屋風にサイエンスを学ぶ 『北天満サイエンスカフェ』。天五中崎通り商店街で新型インフルエンザについて学んだのでした。」

■「第4回北天満サイエンスカフェは、『遺伝子組み換え作物は安全か?』で、またまた生活に密着したサイエンスでした。」

■「第5回北天満サイエンスカフェは、子供向けだけど子供騙しじゃなかった『こども面白サイエンスカフェ』☆」

■「今年一発目の北天満サイエンス カフェは『地球の未来を考えよう! 〜気候変動と私たちのくらし〜』です☆」

■「第7回北天満サイエンスカフェは 『まちづくり』について語り合ったのでした」

■「第8回北天満サイエンスカフェは、初の遠征!適塾を見学してきました☆」

■「今回の北天満サイエンスカフェは、食の大切さについて。不健康生活を肯定するルイスがグチりまくるブログの巻(笑)」

■「サルは自己犠牲を伴う行動をとる! 第10回北天満サイエンスカフェは、ヒトの仲間であるサルの生態を見る☆」

■「今回のサイエンスカフェは『睡眠 について考える』。考えても、生活習慣を変えんかぎりはどうにもならんけど…(笑)」

■「今回もやっぱり大人が夢中になっ た、こども面白サイエンスカフェ☆」

■第13回サイエンスカフェは、錬金術☆

■第14回サイエンスカフェは「家族と住まい」&オープニングイベント! ライフスタイルと家について語り合ったのでした

■久しぶりのサイエンスカフェは、今回もやっぱり夢中になってしまった「子ども面白サイエンスカフェ」

■お盆のまっただ中に、星と宇宙について語るサイエンスカフェ☆

■久しぶりのサイエンスカフェは「女と男」。自我は胎児のうちから芽生えて決定しているという驚きの事実!

サイエンスカフェだけじゃなくてライブあり屋台ありキッズソーランありで、盛りだくさんをタンノーした北天満 秋のコラボレーションでした




サイエンスカフェだけじゃなくてライブあり屋台ありキッズソーランありで、盛りだくさんをタンノーした北天満 秋のコラボレーションでした
北天満サイエンスカフェ


今月の北天満サイエンスカフェの季節となりました。
10月23日の土曜日に開催。ただし、今回は、サイエンスカフェだけじゃなくて、「北天満 秋のコラボレーション」と題しまして、ライブがあったりキッズソーランがあったり出店が出たりと、盛りだくさんなお祭り模様の商店街となったのでした。

というよりも、昨年の今ごろも同様のイベントをやっていて、それがサイエンスカフェのスタートだったので、ということは、今回で丸1年になるってことです。

オープニングは、阪大軽音楽部「SWING」の学生さんたちによる、コンボスタイルのジャズライブ☆
いつもながらライブが行われる場所は公園の入口なんですが、こんな場所でライブをやる機会は、プロアマ問わず、滅多にあるものではありません(笑)
公園のなかじゃなくて、公園の入口だからね(笑)

北天満サイエンスカフェ

北天満サイエンスカフェ

「オータム・リーブス」とか、スタンダードな楽曲をたくさん演奏してはったおかげで、知っている人も多く、盛り上がっておりましたです〜。

その横では、なぜかアフリカツメガエルが飼育箱に入れられていて、子どもたちによる写生会が!

北天満サイエンスカフェ

北天満サイエンスカフェ


アフリカツメガエルってのは、南アフリカに棲息しているカエルで、通常のカエルと違って、陸に上がることがないそうなのです。一生を水中のなかで過ごして、ときどき、息継ぎのために水中から顔を出します。
さらに、なぜか爪がある。
んで、なんだってここにアフリカツメガエルがいるのかというと、科学者にとっては、とーっても身近な存在のカエルで、でも一般的にはまったく知られていないから、ここで親しんでもらおう、と。
このカエルは年中卵を産むらしく、実験生物として、サイエンスの業界では、とっても重宝しているらしいです。
さてさて、お絵描きしたり触ったりして、お子らはアフリカツメガエルと心を通わせることができたでしょうか?(笑)

北天満サイエンスカフェ


その向かいでは、ポップコーンが売られ…、

北天満サイエンスカフェ


スーパーボールすくいもあり…、

北天満サイエンスカフェ


こっちは的当て。近くの商店街から応援に来てはりました。

北天満サイエンスカフェ


金券も売り出されていて、こんなふうに張り紙してあるお店で使うことができます。

北天満サイエンスカフェ


と、あっちこっちの屋台を覗いたりしているうちに、揃いの法被を着たお子らがゾロゾロと入ってきました。
近くの愛の恵み幼稚園からキッズ・ソーランを披露です☆

北天満サイエンスカフェ


しかも、場所を隣の浪速商店街に移しての2ステージ☆
父兄の方々のカメラのフラッシュがすごいことになってましたが、お子らのソーランは、ビシッとしていて、結構な特訓を重ねてきたであろうことが伺える、なかなかのものでした。

北天満サイエンスカフェ


そして、これらのイベントが終わって、ようやくいつものサイエンスカフェに。

北天満サイエンスカフェ

今回は、大阪大学大学院言語文化研究所ジェリー・ヨコタさんを話題提供者に迎えての、「テレビ・映画に見る人間模様を科学する」です。

じつは前回のサイエンスカフェで「女と男、それを決めるのはなにか?」と題して、発生学、心理学、進化学、歴史学といった主に生物学的な見地から男女について考えたのだけれども、今回はそれの続きで、人文科学の見地から捉えてみよう、というものです。

アメリカでベストセラーになった本に、「Men are from Mars, Women are from Venus」という本がありまして、違う惑星から来たほどに男と女は違う、という本なのだけれども、このタイトルはダブル・ミーニングになっていて、Marsは火星であると同時にギリシャ神話における戦いの神、Venusは金星であると同時に恋愛の神なので、それぞれが男女の本質を象徴していると言いたげなタイトルになっているのでした。

この他、脳内メーカーよろしく、男と女の頭のなかで占められている思考はどれほど違うのかといったことを皮肉まじりにイラスト化したジョークも紹介されました。
男性の頭んなかは、ど真ん中に「SEX」がありまして、ほか、ゴルフに行く言い訳だとかカー用品のことだとかなんとか。女性の頭んなかは、約束を守る、ショッピング、チョコレート…(笑)

とまあ、かように、男女の違いは、文化的に捉えてみても、ありとあらゆるところで語られているわけです。

今回は、ワークショップっぽくなっていて、参加している人たちを少人数のグループに分けて、男女の違いを考えさせる映画やドラマのワンシーンを出し合い、それについて論じてみることになったのでした。

北天満サイエンスカフェ


僕は、テレビのニュース番組の多くは、メインキャスターが男性でアシスタントが女性の場合が圧倒的に多いけれども、もし、報道ステーションの古館伊知郎アナがアシスタントの役割を担い、市川寛子アナがメインキャスターになったら、どれほど違和感があるかとか、そういうことについて考えておりました。

他のグループから出た意見として興味深かったのは、ホラー映画である集団がサバイバルしていく展開の場合、生き残るのは女性であるパターンが多い、というものでしたな。これ、ハッとさせられた。

テレビや映画の場合は、そもそもが、ステレオタイプの男女関係が描かれる場合が多いです。
もちろん、そのステレオタイプにおもねることによって、僕たちは容易にその物語に感情移入できるのだけれども、たまには、果たしてそのパターンでいいのか?と、立ち止まって考えることで、騙されないというか、メディアリテラシーをつけていかなければならないな、ということも、考えさせられましたですな。

たとえば、赤ちゃんポストやコインロッカーベイビーがニュースで取り上げられるとき、我が子を捨てるとは何事か!母性はどこへ行ったのか?といった批評とともに語られがちだけれども、父親について話が及ぶことがほとんどない、といったことですね。

そのあたりは、気をつけていかなければならないなあ、と、思った次第。

今回のサイエンスカフェは、あいだにワークショップ的な参加者同士が語り合う時間が設けられていたこともあって、あっという間の2時間で、珍しく時間が早く流れたような感覚になりました。この方式は、なかなかいいな。

途中、こんなおやつも出ました(笑)

北天満サイエンスカフェ



さて、これで北天満秋のコラボレーションもこれで大円団ではなくてですな、最後にもういっこ、再び公園入口でのライブが行われたのでした。

なんだっけな?オッサンばっかり集まっての懐かしのフォークソングのライブ。
ちびまる子ちゃんとか、誰でもが知ってる曲ばっかで、縦横無尽にやってはりました。

北天満サイエンスカフェ


というわけで、この日は商店街で、一日どっぷり。タンノーしました☆



次回のサイエンスカフェは、
11月6日(土)14:00-16:00
「水とアルコールの微妙な混ざり方」
話題提供は、古賀精方さん(British Columbia大学)です。

なんか、酒が飲めるかも、ってことらしいです。。。




北天満サイエンスカフェ
天五中崎通り商店街
大阪市北 区黒崎町
HP http://kitatenma-cafe.com
mapを見る




【過去の北天満サイエンスカフェ】
■「天五中崎通り商店街で北天満サイエンスカフェ開催☆ 路上の紙芝居風講義がおもろすぎます!」

■「寺子屋風にサイエンスを学ぶ 『北天満サイエンスカフェ』。天五中崎通り商店街で新型インフルエンザについて学んだのでした。」

■「第4回北天満サイエンスカフェは、『遺伝子組み換え作物は安全か?』で、またまた生活に密着したサイエンスでした。」

■「第5回北天満サイエンスカフェは、子供向けだけど子供騙しじゃなかった『こども面白サイエンスカフェ』☆」

■「今年一発目の北天満サイエンス カフェは『地球の未来を考えよう! 〜気候変動と私たちのくらし〜』です☆」

■「第7回北天満サイエンスカフェは 『まちづくり』について語り合ったのでした」

■「第8回北天満サイエンスカフェは、初の遠征!適塾を見学してきました☆」

■「今回の北天満サイエンスカフェは、食の大切さについて。不健康生活を肯定するルイスがグチりまくるブログの巻(笑)」

■「サルは自己犠牲を伴う行動をとる! 第10回北天満サイエンスカフェは、ヒトの仲間であるサルの生態を見る☆」

■「今回のサイエンスカフェは『睡眠 について考える』。考えても、生活習慣を変えんかぎりはどうにもならんけど…(笑)」

■「今回もやっぱり大人が夢中になっ た、こども面白サイエンスカフェ☆」

■第13回サイエンスカフェは、錬金術☆

■第14回サイエンスカフェは「家族と住まい」&オープニングイベント! ライフスタイルと家について語り合ったのでした

■久しぶりのサイエンスカフェは、今回もやっぱり夢中になってしまった「子ども面白サイエンスカフェ」

■お盆のまっただ中に、星と宇宙について語るサイエンスカフェ☆

■久しぶりのサイエンスカフェは「女と男」。自我は胎児のうちから芽生えて決定しているという驚きの事実!




久しぶりのサイエンスカフェは「女と男」。自我は胎児のうちから芽生えて決定しているという驚きの事実!
北天満サイエンスカフェ

北天満サイエンスカフェ 

久方ぶりの北天満サイエンスカフェです。
先週の土曜、9月25日に開催されたのでした。
最近は、話が専門的すぎてブログでフォローできないこともあったりするんだけれども、今回は大丈夫☆
おまけに気候もよろしく、非常にいいコンディション。

お題は、「女と男、それを決めるのはなにか - 発生学・心理学・進化学・歴史学の視点から」です。
話してくれるのは、ルイ・パストゥール医学研究センター宇野賀津子さん。

こんな方です。

北天満サイエンスカフェ


免疫学がご専門なのだけれども、同時に性科学を研究されていて、でも、この学問は、さまざまな専門と横断的にかかわって幅広い視点からとらえていかなければならず、今回のお話も、そのまんな、さまざまな視点で「男と女」を見ることとなりました。

3万5千年前に、今の人類の原型となる原人類は誕生したとのことだけれども、それから長い年月、全体の個体数、つまり人口は、ほぼ横ばいでした。それが激増するのは、数百年前に起こった産業革命を機に、です。人類誕生からのタイムスパンでとらえると、ついさっきのこと、ということになりますな。
ちなみに、日本で人口増のきっかけとなったのは明治以降のことで、これはつまり、近代文明が流入してきたことが大きい。産業革命の波が、鎖国から開国によって、まとめてドカンと入ってきたときを境に、人口が激増していきます。

そういうグラフを眺めていると、
「多産多死」→「多産少死」→「少産少死」という流れを辿っていくことがわかります。

人口が激増する以前、出産が少なかったわけではなく、乳幼児の段階で死ぬということが多かった、ということです。平均で5人生んで2人くらいが成人した。3人は、成人せずに亡くなったので、生んでいるけれども全体の人口は増えない、ということです。

それが産業革命を境に、乳幼児の生存率が高まっていくので、そのぶん、人口増加に繋がっていく。

その先にあるのが、現代です。
乳幼児が亡くなる率は激減したけれども、さまざまな社会的な要因があって、出産の回数そのものが激減している、という状態です。

このあたりの流れを、女性のライフスタイルで見てみると、
多産多死の時代、平均で15歳で初潮を迎え、結婚し、そこから4年以内に最初の出産をし、以降、4年毎に出産、平均で5人のお子を生みます。
縄文の時代から鎌倉時代までは、だいたい、そんなかんじ。
このことから、女性の一生は、出産と育児が大部分を占めている、ということが導き出されます。そういうライフスタイル。

現代になると、13歳で初潮を迎え、20〜30歳で結婚、出産し、人生で2人生むか生まないか、といったところです。こうなると、女性の一生のメインの仕事は、出産や育児ではなく、べつのところにある、ということになります。これが、少産少死のモデルケース

あくまで平均的なモデルケースだし、これにあてはまる必要もないですが、歴史学的に見て、多産多死から少産少死まで、女性の一生における性の役割が変わってきているのが、見てとれます。歴史学的な観点から見ると、そういうことがわかってくる。

次に、視点を進化学に移してみます。
生命の発展というのは、水中から陸上へと推移していったわけですが、生物が陸上にあがったことにより、さまざまな変化がありました。
乾燥への対応や肺呼吸などに加えて、生殖のスタイルも変化した、と。
水中時代は、卵子に精子をブワーッと振りかけるのが主な生殖法だったのが、陸上での生活に合わせて変化するようになり、哺乳類の登場によって、母体のなかで一定期間、子を育てるスタイルが確立しました。
これが1億2500万年くらいまえの話。

さらに生物学的な見地でモノを見ると…、
顕微鏡が発明された17世紀、研究者はさまざまなものを顕微鏡で見て興奮したわけですが、精子を顕微鏡で見てみたところ、精子のなかに赤ん坊のミニチュアが見つかった!という発見が世を席巻したそうです。
そのように見えないこともないのだろうけれども、男がメインの時代らしい逸話ですね。
これが20世紀に入って、受精のメカニズムが徐々に解明されてきます。1990年代のこと。ビックリするくらいに最近ですな。

卵子の遺伝子は、22+Xです。
精子の遺伝子は2種類あって、22+Yもしくは22+X。
んで、両者が合体、つまり受精したとき、44+XYとなれば男が、44+YYとなれば女が生まれます。
ということは…、かつて男児を生めぬ嫁さんは女腹と罵られたことが、じつはまったくの言いがかりであったことがわかります。遺伝子的には、お子の性別を決定するのは、精子が握っているのだから。

さて、少し話をまとめてみると、
ヒトの性分化にはさまざまな見地から見ることができ、
遺伝子の性は、染色体による違いで分化することができます。
性腺の性は、清掃や卵巣ができ、ホルモン分泌があり、ということで分化することができます。
身体的な性は、内性器、外性器などで分化することができます。ちなみに、一般的には、外性器の違いにより、男女の別は戸籍上の性別欄に登録されます。

次に、心の性があります。
僕は、ヒトは生物学的な性+生まれた直後から社会に強要される「男らしく」「女らしく」といった社会的な性が補強されて、ヒトは男性になったり女性になったりするのだ、と思ってきました。生物学的な性に加えて、社会的な男性性や女性性が加わって性別はできあがっていく、と。

でも、どーやら違うみたいですね。

心の性は、胎児のうちにメインの部分が決まる、と、現状では考えられているようです。
どういう実験や論証があるのかわかんないけど、この説は、今回のカフェでもっとも衝撃的でしたな。
自我というものは、外的な要因があって、そのカウンターのなかで形成されていくものなのではないか?そうではなくて、最初っから、生まれる以前から内在しているものなのだとしたら、コペルニクス的な転換を強いられるのかもしれません。これはマジでちょっとビビった。

このあと、話は性同一性障害へと流れていきます。

要するに、身体的な性と心の性が一致しないということ。
かつては、カウンセリングによって、身体の性に心を合わせるようにしてきたのだけれども、時代は変わってきています。
今はむしろ、心の性に身体を合わせるほうがハッピーなんじゃないか、というコンセンサスができつつあり、その方向でカウンセリングを行ったり治療したりするケースが増えてきているみたいですね。もっとも、いきなり性転換手術をするというような乱暴なものではないけれども。

僕はもともとが絶対的なものなど滅多にあるものではないと思っているし、ゲイやオカマちゃんやドラァグクィーンたちのように性を軽々と越境しているような人たちと日常的に接しているので、男性性、女性性にはさまざまなバリエーションや、彼我のあいだには無数のグラデーションがあるのだということを実感してます。

というわけで、今回のサイエンスカフェは、食いつきやすい話題でもあったので、なかなかおもしろい時間でした☆


次回のサイエンスカフェは盛りだくさんで、
10月23日(土)13:00-17:00
13:00〜 ジャズ演奏(大阪大学軽音楽部)
14:00〜 キッズソーラン(愛の恵み幼稚園)
15:00〜 第20回北天満サイエンスカフェ 「演劇の人間模様を科学する(仮)」(大阪大学のジェリー・ヨコタさん)




北天満サイエンスカフェ
天五中崎通り商店街
大阪市北 区黒崎町
HP http://kitatenma-cafe.com
mapを見る




【過去の北天満サイエンスカフェ】
■「天五中崎通り商店街で北天満サイエンスカフェ開催☆ 路上の紙芝居風講義がおもろすぎます!」

■「寺子屋風にサイエンスを学ぶ 『北天満サイエンスカフェ』。天五中崎通り商店街で新型インフルエンザについて学んだのでした。」

■「第4回北天満サイエンスカフェは、『遺伝子組み換え作物は安全か?』で、またまた生活に密着したサイエンスでした。」

■「第5回北天満サイエンスカフェは、子供向けだけど子供騙しじゃなかった『こども面白サイエンスカフェ』☆」

■「今年一発目の北天満サイエンス カフェは『地球の未来を考えよう! 〜気候変動と私たちのくらし〜』です☆」

■「第7回北天満サイエンスカフェは 『まちづくり』について語り合ったのでした」

■「第8回北天満サイエンスカフェは、初の遠征!適塾を見学してきました☆」

■「今回の北天満サイエンスカフェは、食の大切さについて。不健康生活を肯定するルイスがグチりまくるブログの巻(笑)」

■「サルは自己犠牲を伴う行動をとる! 第10回北天満サイエンスカフェは、ヒトの仲間であるサルの生態を見る☆」

■「今回のサイエンスカフェは『睡眠 について考える』。考えても、生活習慣を変えんかぎりはどうにもならんけど…(笑)」

■「今回もやっぱり大人が夢中になっ た、こども面白サイエンスカフェ☆」

■第13回サイエンスカフェは、錬金術☆

■第14回サイエンスカフェは「家族と住まい」&オープニングイベント! ライフスタイルと家について語り合ったのでした

■久しぶりのサイエンスカフェは、今回もやっぱり夢中になってしまった「子ども面白サイエンスカフェ」

■お盆のまっただ中に、星と宇宙について語るサイエンスカフェ☆




お盆のまっただ中に、星と宇宙について語るサイエンスカフェ☆
北天満サイエンスカフェ

北天満サイエンスカフェ


盆の真っ最中に北天満サイエンスカフェです。
8月14日の土曜日、暑いんで、いつものお昼開催じゃなくて、夕方18時からの開催となりました。暑いのはかなわんので、そっちのほうが全然ありがたいです☆

今回は、「第17回 星空のロマンを語ろう」です。大阪大学の理学研究科の先生、藤田裕さんがお話してくれました。
ペルセウス流星群の出現が最盛期だった夜の翌日という、なかなかタイムリーな時期の開催となりました。

ノートPCにプロジェクターを繋いで、と、サイエンスカフェらしからぬハイテク機器を使ってのお話。ごくごくまともな風景のはずなのですが、北天満サイエンスカフェでは、滅多に見られぬハイテクチックな風景です(笑)

北天満サイエンスカフェ


というのも、今回は、mitakaというソフトを使って宇宙を旅するので、どーしてもPCが必要なのですね。
宇宙って、たしか、「宇」は天地四方上下、「宙」は往古来今なので、その意味でも、時空を縦横無尽に行き来するこのソフトは、まさに「宇宙」そのものです。まさに、google earthの宇宙版。

ちなみに、mitakaはフリーで提供されていて、下記のサイトからDLできます。

http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/



最初は、身近なところで、星座の話からはじまります。
星占いの12の星座は、あまたある星座のなかからどうしてこの12個が選ばれているのかというと、すべて太陽の通り道、つまり黄道上あるからですね。

そんなところからはじまって、まずは太陽系から宇宙を見ていきます。
火星の衛星を見たり、火星と木星のあいだにある小惑星帯を見たり、その小惑星帯のなかにあってハヤブサが目指したイトカワを見たり、細かい塵状のものから岩石でできている土星の輪を見たり…、時空を超えて、太陽系の惑星を行ったり来たりして、眺めていました。

ちなみに、土星の衛星であるタイタンは衛星でありながら水星と同程度の規模の大きさで、しかも、生命体がいる可能性があるんだそうです。

あと、冥王星。数年前までは太陽系の一番外の惑星として数えられていたのが、今は、惑星の序列からは外されている星です。僕らが小さいころには、水金地火木土天海冥って習ったもんですが、今、冥王星は、その序列からは除外されてます。
望遠鏡の発達により、太陽系外縁天体、つまり海王星よりも外側にあって太陽の周りをまわっている小さな星がたくさん発見され、冥王星はむしろそのようなカテゴリーに属するべき星だとの認識が大勢を占めるようになり、惑星の序列からリストラされてしまったわけです。ヘールボップ彗星とかセドナとかに代表される小惑星ですね。

旅はまだまだ続いていきます。

いよいよ太陽系を出て、広大な宇宙の大海原に出ていきます。
宇宙で用いられる距離の単位はいくつかあって、光年は光が1年間に進む距離、つまり約9.46キロメートル×10の12乗。
ちなみに天文学で最も一般的に用いられる単位は「天文単位」という単位で、1天文単位=地球と太陽の距離、とするものです。「1au」と表記するらしいです。

旅を続けます。

太陽系を中心にして宇宙をズンズンとズームアウトしていくと、4光年離れたあたりで、初めて恒星が登場します。
アルファ・ケンタウリ、アルクトラルス、シリウス、プロキオンなど。
アルファ・ケンタウリはケンタウルス座アルファ星で、三重連星です。ケンタウルス座で最も明るい恒星。
シリウスは有名ですね。おおいぬ座のアルファ星で、太陽を除けば地球から見える最も明るい恒星です。
プロキオンは、子犬座のアルファ星。冬の大三角を形成している星のひとつですな。

このあと、銀河系の外に出て果てしない宇宙を見、また地球に戻ってきたり…、とてつもないスピードで宇宙を行ったり来たりしてました。
天文学の発達は天体望遠鏡の発達とともに進んでいくわけですが、天体望遠鏡の発達により、現在、系外惑星が約400個発見されています。惑星がたくさん見つかっているらしいのですね。
そうした惑星のなかには、確率的に言って、生命体が存在する可能性はあるわけで、その鍵となっているのは、やはり、酸素の有無なんだそうです。
つまり、学者の現在の戦略としては、まず、酸素の有無を調べることで生命体の存在を探る道を模索している、と。

このあとは、おなじみ、僕のような文系の人間にはサッパリわからない、宇宙の膨張の話(笑)
もう、ここらあたりになってくると、僕の手に負える代物ではありません(笑)
ダークマターとか、ダークエネルギーとか、そういうキーサードでwikiでもご覧いただければ。。。

なんにしても、お盆に視線を宇宙に向けるのは、なかなかロマンチックな気分にもなれて、いいかんじでした。



北天満サイエンスカフェ
天五中崎通り商店街
大阪市北 区黒崎町
HP http://kitatenma-cafe.com
mapを見る




【過去の北天満サイエンスカフェ】
■「天五中崎通り商店街で北天 満サイエンスカフェ開催☆ 路上の紙芝居風講義がおもろすぎます!」

■「寺子屋風にサイエンスを学ぶ 『北 天満サイエンスカフェ』。天五中崎通り商店街で新型インフルエンザについて学んだのでした。」

■「第4回北天満サイエンスカフェ は、『遺伝子組み換え作物は安全か?』で、またまた生活に密着したサイエンスでした。」

■「第5回北天満サイエンスカフェ は、子供向けだけど子供騙しじゃなかった『こども面白サイエンスカフェ』☆」

■「今年一発目の北天満サイエンス カ フェは『地球の未来を考えよう! 〜気候変動と私たちのくらし〜』です☆」

■「第7回北天満サイエンスカフェ は 『まちづくり』について語り合ったのでした」

■「第8回北天満サイエンスカフェ は、初の遠征!適塾を見学してきました☆」

■「今回の北天満サイエンスカフェ は、食の大切さについて。不健康生活を肯定するルイスがグチりまくるブログの巻(笑)」

■「サルは自己犠牲を伴う行動をと る! 第10回北天満サイエンスカフェは、ヒトの仲間であるサルの生態を見る☆」

■「今回のサイエンスカフェは『睡 眠 について考える』。考えても、生活習慣を変えんかぎりはどうにもならんけど…(笑)」

■「今回もやっぱり大人が夢中に なっ た、こども面白サイエンスカフェ☆」

■第13回サイエンスカフェは、錬金術☆

■第14回サイエンスカフェは「家族と住まい」&オープニングイベント! ライフスタイルと家について語り合ったのでした

■久しぶりのサイエンスカフェは、今回もやっぱり夢中になってしまった「子ども面白サイエンスカフェ」





久しぶりのサイエンスカフェは、今回もやっぱり夢中になってしまった「子ども面白サイエンスカフェ」
北天満サイエンスカフェ


久しぶりの北天満サイエンスカフェです。
先月、「ラマルクの動物哲学から200年、進化論の今」をテーマに行われて、一応参加したんですが、結局ブログにエントリーせず仕舞い…。あまりの暑さに、途中、喫茶店に逃げ込んだってのもあるんですが、忙しさにかまけてエントリーする機会を逸していたのでした。

サイエンスカフェのスタッフがブログを書かれているので、興味のある方はそちらをドーゾ。

http://kitatenma-cafe.com/blog/archives/126

そんなわけで、気を取り直して、先週の土曜日、7月17日に行われたもの「第16回 子ども面白サイエンスカフェ vol.3」です。

子ども面白サイエンスカフェは今回で3回目だけれども、現役の理科の先生がたくさん来てくれて、子どもたち相手に理科のワークショップというか、実験をたくさんやって見せて、お子らにも体験してもらうというものです。
これがね〜、おもしろいのですよ☆
お子を引き連れた大人たちはもちろん保護者の役目なのですが、気がつけば、いつもいつも、大人が食いついています(笑)かくいう僕も、いっつも食いついて、お子らを押しのけて参加してます(笑)

さてさて今回のお題は…、

まずは、これ。
ブラックスライムをつくろう!

北天満サイエンスカフェ

むかし懐かし水糊をですな、水で薄めます。んで、砂鉄を入れて真っ黒にします。水糊を薄めてるんで軽く粘性があって、しかも真っ黒だから、墨汁みたいになります。ここに放射水溶液…ん?なんか違うような気がするが(笑)とにかくその液体を入れるとですな、粘性が一気に増して、墨汁みたいなものがスライム並みの粘性を持つようになります。手に持ったとき、墨汁状態のままだと手が真っ黒になるけれども、スライム状になると、物体は真っ黒のままでも手が黒くなったりはしません。そのくらい、粘性が増す。だからなに?って話だが、きっと、化学的な法則をそっから導きだすのがこの実験で、不真面目なこの大人は実験に夢中になっただけで、肝心のところを聞き漏らしておりまする〜。


気を取り直して、次☆
ベニハナ染めです。

北天満サイエンスカフェ

ベニハナには紅を染める紅色色素のカーサミンと水に溶けやすい黄色色素(サフロールイエロー)があって、ベニハナから採取した染料で布を紅に染めてから水で洗うと黄色色素を取り除くことが出来ます。紅色色素は水には溶けないんで、そのままの色が残る。これがベニハナ染めの仕組みですね。
逆に、木灰液などのアルカリに触れさせると、紅色色素が抜けて黄色になります。さらにクエン酸や酢酸などの酸を使うと、黄色が赤に変わります。
いろいろと変化させることができるから、この実験は楽しい!


お次は、真空の力を使った実験が数種。
これ、密閉されたビンのなかにマシュマロを入れて、ポンプを使ってビンのなかの空気を抜いているの図です。すると、マシュマロがでっかくなります。原理はわかるんだけれども、こうして実際に目の当たりにすると、なかなか不思議です。

北天満サイエンスカフェ


こんなのもあります。
板とミニバケツをくっつけて、ミニバケツのなかの空気をこれまた抜いていくと、なかが真空状態に近づきます。そうすると、板とミニバケツがひっついたままで、どんなに引っ張っても離れなくなります。

北天満サイエンスカフェ


この板も、同様の原理。
板と机の中に空気が入らない状態だと、机を持ち上げることすらできます。

北天満サイエンスカフェ


これも同様の原理。管のなかにある空気をチューブを吸って抜いていくと、下にある液体がズンズン上に上がっていきます。題して、人間真空ポンプ。僕、液体を2.6mも上に上げることに成功して、超高性能ポンプの認定証をいただきました☆われながら、大人げない(笑)

北天満サイエンスカフェ

北天満サイエンスカフェ



最後は、これ。これ、メチャクチャ不思議だった。
紙を折って、写真のように鉛筆を乗せます。んで、折ってある紙をそっとのばしていくと…、鉛筆が落ちません。。。手元に鉛筆があれば、ぜひやってみてほしいんですが、両手の人差し指を離して平行にして、そのうえに鉛筆を乗せてください。で、人差し指をゆっくりと近づいていくと、ピッタリと指が合わさったところが、その鉛筆の支点です。指をどの位置に持ってきても、近づけるときに勝手に調整されて、必ず、支点で重なりあいます。物理にはそういう法則があるらしいのですが、これは不思議だったな。これを応用すると、たとえば、バットの支点はどこにあるのか、なんてことが一発でわかります。

北天満サイエンスカフェ

北天満サイエンスカフェ


というかんじで、今回も楽しかったサイエンスカフェ。
次回は…、のまえに、近いうちに韓国のメディアが取材にくるとかで、今週末あたりになんらかのイベントがあるみたいなので、時間があればそっちものぞいてみようかと。





 北天満サイエンスカフェ
天五中崎通り商店街
大阪市北 区黒崎町
HP http://kitatenma-cafe.com
mapを見る




【過去の北天満サイエンスカフェ】
■「天五中崎通り商店街で北天 満サイエンスカフェ開催☆ 路上の紙芝居風講義がおもろすぎます!」

■「寺子屋風にサイエンスを学ぶ 『北 天満サイエンスカフェ』。天五中崎通り商店街で新型インフルエンザについて学んだのでした。」

■「第4回北天満サイエンスカフェ は、『遺伝子組み換え作物は安全か?』で、またまた生活に密着したサイエンスでした。」

■「第5回北天満サイエンスカフェ は、子供向けだけど子供騙しじゃなかった『こども面白サイエンスカフェ』☆」

■「今年一発目の北天満サイエンス カ フェは『地球の未来を考えよう! 〜気候変動と私たちのくらし〜』です☆」

■「第7回北天満サイエンスカフェ は 『まちづくり』について語り合ったのでした」

■「第8回北天満サイエンスカフェ は、初の遠征!適塾を見学してきました☆」

■「今回の北天満サイエンスカフェ は、食の大切さについて。不健康生活を肯定するルイスがグチりまくるブログの巻(笑)」

■「サルは自己犠牲を伴う行動をと る! 第10回北天満サイエンスカフェは、ヒトの仲間であるサルの生態を見る☆」

■「今回のサイエンスカフェは『睡 眠 について考える』。考えても、生活習慣を変えんかぎりはどうにもならんけど…(笑)」

■「今回もやっぱり大人が夢中に なっ た、こども面白サイエンスカフェ☆」

■第13回サイエンスカフェは、錬金術☆

■第14回サイエンスカフェは「家族と住まい」&オープニングイベント! ライフスタイルと家について語り合ったのでした



      

第14回サイエンスカフェは「家族と住まい」&オープニングイベント! ライフスタイルと家について語り合ったのでした
月イチになって少しばかり落ち着いた北天満サイエンスカフェ。土曜日にあったので、行ってきました。
会場ではないのだけれども、拠点というか、サイエンスカフェのベースキャンプみたいなものがオープンして、今回は、そちらのオープニング・セレモニーも併せて行われたのでした。

ベースキャンプは、こんなところです。商店街の、黒崎公園入口すぐのところにあります。

北天満サイエンスカフェ


国会議員やら市、府会の議員さんやら、エラい人たちがたくさん来てはりましたな。主催者さんにとってはともかくとしても、カフェに参加している僕らにとってはべつにどーでもいいこと。でも、エラい人がたくさん来て、あちこちにアナウンスしてくれるのなら、来てもらうことにも意味はありますね。

オープニングなので、北天満ユニオンサイエンスカフェではおなじみのシーポンさんのライブがありました。

北天満サイエンスカフェ

世代を超えて誰もが知ってる曲を歌ってくれる、アカペラのグループです。
トトロの曲、恋のバカンス、亜麻色の髪の乙女、ジェットコースター・ロマンス、セプテンバー…、ジャンルを横断しまくって誰もが知ってる曲ばっかり。黒崎公園の入口でのストリート・ライブなので、立ち止まって聞いて行く人がわんさといてまして、つかみはオッケーです☆ 彼らも、ライブの回数を重ねるたび毎に上手くなってきてます。

その後、オープニング・パーティがあって、ちょっとしたケータリングがふるまわれて、本チャンのサイエンスカフェ開催☆

北天満サイエンスカフェ


ベースキャンプがオープンしたので、てっきりそこでするもんだと思っていたら、参加者がたくさん来すぎたみたいで、結局は、いつも通りに商店街の路上で…。ベースキャンプ、宝の持ち腐れじゃないですか(笑)

今回のお題は、「家族と住まい - 生活に合った住まいに住んでいますか? - 」。話題を提供してくれるのは、大阪市大の小伊藤亜希子さん(准教授なんですが、そうした肩書きを取っ払ったところからスタートするのが、サイエンスカフェの趣旨だとのことなので、ここでもそうします)。

北天満サイエンスカフェ

日本の都市の住宅の多くは、戦後に普及したnLDK型の住宅で、これらは一見機能的だけれども、多様化する私たちのライフスタイルとズレていることもしばしばあります。
そこで、今回のカフェでは、赤ちゃんのいる住まい、住まいのなかの妻の居場所、子ども部屋など、いろいろな事例と角度から家族と住まいについて考えてみる、というのが趣旨です。

こちらが、今回の話題提供者の小伊藤亜希子さん。

北天満サイエンスカフェ

僕の育った家は、千里ニュータウンの団地。
大阪万博で各国のパビリオンを運営する参加国のスタッフの宿舎にするために建てられたものが、大阪万博が終わってから公団(今のUR都市機構ね)に払い下げられて、一般住宅として公募されたもんです。
2LDKでLDと廊下がフローリングで、ユニットじゃないバス・トイレがありました。
高層住宅で、ベランダがあって、当時としては最先端の住宅で、入居当時はなかなかモダンな扱いやったそうです。当時、フローリングなんて、ほとんどなかったんじゃないかな。
これ、まさに、戦後に普及したnLDKの典型的なパターンですな。。。というか、先駆けです。
僕は、そういう家で育ったんで、戦後に普及したnLDKのライフスタイルを一身に浴びて育っていることになります。

それまでの住宅というのは、食事をしたり団らんをしたりお客を迎えたり着替えをしたり…、なんでもしちゃうような、用途がよくわからん部屋があるのが、日本の伝統的な家屋やったそうです。

それがLDKという欧米のスタイルが導入されて、使用目的が限定された部屋が出現しました。
リビングというのは、人(家族)が集まる場所として、パブリックな空間として機能します。それに対して、個人の部屋(寝室)は、プライベートな空間として機能させますな。

でも、おもしろいのは、これからです。
パブリックな空間として用意されたはずのリビングで着替えをしたりするのが、日本人ですね。我が家でももちろん、リビングで着替えをするのは、あたりまえの風景でした(笑)着替えた服がそのままリビングの壁に吊るされていたりね(笑)

今、上海万博で、パジャマ姿で町を歩く中国人のことがニュースに取りあげられたりするけれども、そうした中国人の意識を持ち出すまでもなく、アジアには、パブリック空間とプライベート空間の区分けって、もともとは意識が希薄なんだと思います。

オキナワなんて今でもそうだけれども、タイあたりに行くといつも感じるのは、平屋の家のなかは丸見えで、誰でもが気軽に入っていける空気です。実際、全然知らない人の家の庭先で結婚式やお葬式が行われていて、まったく関係ないけど、誘われるままに参加したことも何度もあるし、そういうオープンな感覚を、アジア人は持っていると思います。

だからこそ、欧米の、パブリック空間とプライベート空間を厳密に分ける感覚は、なかなか馴染まないんだと思うんですね。様式だけを取り入れても、結局は、その境界線をぐちゃぐちゃにしてしまうのが、よくも悪くもアジア人、日本人の感覚なんだと、自分の体験を通してみても、僕はそう思いますな。

ここで、論語にある一説を思い出しました。
泥棒に入られることの多い家があって、鍵を何重にしても、やっぱり泥棒に入られて困っていた人がいました。で、徳のある人に相談したところ、鍵は全部取っ払って、「鍵」と書いた紙を入口に貼っておきなさい、と。すると、これ以降、泥棒に入られることはなくなった、という不思議な話です。
つまるところ、ドアに鍵をかけるのではなく、泥棒の心に鍵をかけた、ということです。それで成立しちゃうというか、こういう話に得心できる感覚が、アジア人のなかには、通底奏音として流れているように思います。欧米人には、絶対にない感覚。この感覚と、公空間・私空間の区別をつけない感覚は、どこかで繋がっているように、僕は思います。

欧米との対比でいえば、もうひとつ、おもしろい話が出てきました。
日本では、子供が生まれると、両親が子供と一緒に寝るのは、ごくあたりまえの風景です。平均で、子どもが10歳までは、両親とおなじ部屋で寝るというデータが出ています。
でも、欧米では、早いうちから、子どもは子ども部屋に移して、親とはべつべつに寝るようにしますな。
これは子どもに自立を促すためのしつけ文化なんでしょうが、日本ではありえん文化です。どっちがいいという話ではなく、この対比からいろいろなことを導きだせそうで、なかなか興味深い事例でした。
子育てにおいて、保護と放任のバランスが、日本と欧米では大きく違う、ということです。

ここでも、またまたおもしろい事例があって、小伊藤さんが紹介してくれたものは、
有名私立大学に入学した生徒の小学校時代の勉強スタイルを調べてみると、リビングで勉強したりキッチンの横で勉強したりしていた生徒が多い、というものでした。
親とコミュニケーションをとりながらの勉強というのは、意外なほど効果があるみたいです。
これは、おなじ部屋にいるというだけのことで、親が子どもの勉強を手取り足取りということではなく、親は親で家事なんかの自分の仕事をしている横で、子どもは子どもで勉強しているという図です。でも、おなじ空間にいることで、コミュニケーションがとれます。子どもが勉強していてわからないところがあると、即座に親に聞くことができる、そういう距離感です。これが、好結果を生んだ事例は多い、ということでした。

ただ、この事例は、幸福な事例として紹介され、それもひとつの幸福だろうからいいんだろうけれども、なにも有名私立大学に子どもが入学することだけが幸福なわけではあるまいし、なら、家庭や家族における幸福の尺度というのは、なにがあるんだ?という疑問が出てきます。だって、それが有名私立大学だけだというのなら、こんな悲しいことはないじゃないですか(笑)

学者の先生が事例として提出するのなら、この学問の世界における家族や家庭の幸福を測る尺度としてほかにどんなものがあるのか、ということを知りたい、と、僕は思いましたな。

このあとは、学校教師や建築をされていて、かつ家庭を持つ女性の、家における居場所はどこにあって、どのように変化していっているのか、ということや、実験的な間取りを配した家に実際に2年間ほど住んでもらった実験結果なども出てきたのだけれども、そのあたりの話は、個人的にはもひとつ興味が湧かずで、右から左に…(笑)

というかんじで、今回もなかなか興味深い話、というか、家という身近な話題のときは、やっぱ、楽しいですな☆
身近なだけに、参加されていた方たちからも、たくさんの質問や意見が出てました。

北天満サイエンスカフェ

オープニング・セレモニーに来ていて議員さん? セレモニーでは立派なことをたくさんしゃべってはりましたが、サイエンスカフェでは誰一人見かけませんでしたわ(笑) 忙しいのか、興味がないのか…。なんなんでしょうね、あの人たちは。


そうそう、今回のサイエンスカフェには、メディアの取材がたくさん入って、僕、テレビのニュースにインタビュー付きで出てしまい、関西ローカルとはいえ、不細工な顔をさらしまくってしまいましたです(笑) あ〜、恥ずかしっ!

北天満サイエンスカフェ



というわけで、次回のサイエンスカフェは、「進化論の今」です。

6月19日(土)14:00〜16:00
みずしま財団理事、元岡山大学の白井浩子さんがお話してくれます。




北天満サイエンスカフェ
天五中崎通り商店街
大阪市北区黒崎町
HP http://kitatenma-cafe.com
mapを見る




【過去の北天満サイエンスカフェ】
■「天五中崎通り商店街で北天 満サイエンスカフェ開催☆ 路上の紙芝居風講義がおもろすぎます!」

■「寺子屋風にサイエンスを学ぶ『北 天満サイエンスカフェ』。天五中崎通り商店街で新型インフルエンザについて学んだのでした。」

■「第4回北天満サイエンスカフェ は、『遺伝子組み換え作物は安全か?』で、またまた生活に密着したサイエンスでした。」

■「第5回北天満サイエンスカフェ は、子供向けだけど子供騙しじゃなかった『こども面白サイエンスカフェ』☆」

■「今年一発目の北天満サイエンスカ フェは『地球の未来を考えよう! 〜気候変動と私たちのくらし〜』です☆」

■「第7回北天満サイエンスカフェは 『まちづくり』について語り合ったのでした」

■「第8回北天満サイエンスカフェ は、初の遠征!適塾を見学してきました☆」

■「今回の北天満サイエンスカフェ は、食の大切さについて。不健康生活を肯定するルイスがグチりまくるブログの巻(笑)」

■「サルは自己犠牲を伴う行動をと る! 第10回北天満サイエンスカフェは、ヒトの仲間であるサルの生態を見る☆」

■「今回のサイエンスカフェは『睡眠 について考える』。考えても、生活習慣を変えんかぎりはどうにもならんけど…(笑)」

■「今回もやっぱり大人が夢中になっ た、こども面白サイエンスカフェ☆」

■第13回サイエンスカフェは、錬金術☆





1/3PAGES >>
▲page top

pagetop
Copy Right(c)2009-2011 Joe's Garage inc. Asakaho Luis Ryuta All Rights Reserved.