大阪市の北区をグルグル巡るブログ | 大阪市の北区メインでいろいろ仕事をしてます。仕事場も住んでるところも大阪市北区なので、北区をグルグル巡って、目にしたもん耳にしたもん感じたもんを、つらつらと書いています。

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中津のピエロハーバーとおなじ高架下に、「コモンカフェ」から巣立った「ムーランキッチン」がオープンしてます。2階がいいです!
中崎町の「コモンカフェ」のオーナーである山納さんのFacebook(http://www.facebook.com/yamanoh)で、

「コモンカフェ」にこの2年ほど、週末に入っていただいていた「ムーランキッチン」さんが、このたび中津にワインバルをオープンされました。

というエントリーを見つけて、場所を確認してたら、僕の遊び場でもある中津の「ピエロハーバー」のスグ近く、というか、あの、新御堂筋の高架下を、ピエロんところからズズッと奥へ入っていったところにある、と。

なーんか繋がっとるなー、と、思いつつ、先日、TJWKのイベントをピエロハーバーで行ったあと、打ち上げがてら行ってみることにしたのでした。
あのあたりなら、古い、というか変な物件がたくさんあるのだけれども、もちろんリノベーションが必要で、それもまた楽し!という物件ですね。

blogを拝見すると、やっぱ、リノベーションの模様が延々とエントリーされています。

http://moulin-k.jimdo.com/

今、こんなふうにしてDIY精神を発露させたお店は、どんどん増えていってますね。

さて、前述した、
コモンカフェでこの2年ほど、週末に…、
というくだりだけれども、これ、どういうことかというと、コモンカフェというところは、カフェやバーなどを開業したいと志す人たちが、曜日毎にお店を出して、シミュレーションする場なのですね。

毎週木曜なら木曜、と、日を決めて、店名もメニューも価格も自由に設定して、自分で仕入れて、つくって、提供するわけです。
そうやって、お店経営のノウハウを習得していって、やがては独立する、と。
そういう修業ができる場なのです。
で、お店をやりたい!と胸いっぱいの意気込みを抱えている人が多いので、メニューにさまざまな工夫が凝らされていたり、接客が素敵だったり…、と、なにかしらキラッと光るところがあって、僕、好きですね。

「ムーランキッチン」さんも、どうやら、そのようなお店のひとつだったようです。
12月7日に、中津の地にオープンされました。

阪急中津駅から高架沿いに北西に進んでいって、最初の角で高架の真下に入り込むと、ま、ピエロハーバーがありますわな。

その、ピエロハーバーの入口を背中にして、高架の真下を道が続いています。
このあたりは、古い倉庫やらなぜか旅館の看板やらがところどころにあって、古い映画のセットみたいな趣があります。

ムーランキッチン


5分も歩くと、「丸甲倉庫」と書かれた柱が出てきます。
その少し向こうに、そこだけ壁の色が違う、新しいかんじのところがありますね。

ムーランキッチン


近づいてみると、そこが「ムーランキッチン」☆
「丸甲倉庫」の看板がそのまま残っていて、「丸甲倉庫」のお店みたいになっちゃってるところがオモシロいです(笑)こーゆー遊び心は大好きです。

ムーランキッチン


この日はそこそこの人数で訪れたし、店内のカウンターが占拠されていたので、入れないかなー、と思って恐る恐るドアを開けたら、2階があります!と。

そうやって、案内してもらった2階がこーんなところで、バラバラだけれども、どれも素敵なイスがたくさんあって、高さの違うテーブルも味があって、家具だけでちょっとテンションが上がってしまいましたな(笑)
2階はパーティルームっぽいかんじになっているけれども、どこかの別荘にお呼ばれしたような趣があります。

ムーランキッチン


さらにテンション上がるのが、なーんとハンモックが吊るされているのですよ。それも、僕がかつてアマゾンのジャングルで使っていたような、本格的なハンモックです。

ムーランキッチン


こうやって寝ます…。違っ!
ハンモックはね、対角線に身体を横たえて、広ーく使わないと、気持ちよく寝れないのですよ〜。
吊り具と吊り具とを結ぶ線に重なるように寝ちゃうと、ハンモックが丸まって、みの虫みたいになっちゃいます〜。

ムーランキッチン


さてさて、お店は「ワインバル」とあるのですが、僕はワイン飲まないから、そこはスルー。
パスタを大皿につくってもらいました。
大人数でいって、あーでもないこーでもないとメニューを舐めまわすように見ていたら、大皿でパスタつくりましょうか?と、ご提案していただき、即決☆
そういう機転の利くところが、素敵な接客ですよね。

で、つくってもらったのが、ペンネ・アラビアータとボンゴレ・ブランコ。
これがねー、どちらもソースがなっかなか美味いのもちゃんと記しておきたいのだけれども、特筆すべきは湯で加減ですわ。固すぎず、それでいてモチッとした弾力をのこしつつの、ちょいアルデンテ気味、僕が一番好きな茹で加減で…。このジャスト感は、久しく味わっていなかったくらいです。

ムーランキッチン

ムーランキッチン


そんなわけで、お店は、食べるものも美味しいし、隠れ家的な雰囲気もあるし、これからもちょいちょい使いそう。

えーっと、今回は触れなかったけれども、「ムーランキッチン」は、サイクリストさんたちに愛されるお店でありたいと目指しているようで、なーんと、シャワー室が用意されているとのことです。
そちらもまた、機会があれば見てみます〜。



ムーランキッチン
大阪市北区中津6-13-31 丸甲倉庫56号
tel. 06-4256-6963
11:30-14:00 17:00-24:00
水休み
HP http://moulin-k.jimdo.com/
mapを見る




ピエロハーバーで木村クンたこ焼きを食べた。他。
コトのはじまりはゴリモンさんだと聞いているのだけれども、真偽のほどは知らん。
なんでも、ピエロハーバーのメニューに、木村くんタコ焼きが登場したというのですね。

ピエロハーバー

木村くんというのは、キムチ+食べるラー油ですな。今年、大流行り。
ちなみに僕は、食べるラー油というのは、じつはまだ一度も食したことがありませぬ。食べるものにかんしては、流行りものにはあんまり飛びつかんタチなのですよ。意外と保守的ですねん。

でもでも、ピエロのメニューはコンプリートしたいので(笑)
もちろん、迷わずオーダー☆
なんにせよ、ピエロのフードは、もっともっと評価されていいくらい、なに食べてもクオリティが高いですから。

ピエロハーバー


タコ焼きの中にはキムチが入っていて、トッピングされているのが、食べるラー油ですな。
食べるラー油、ペロッと舐めてみると、そんなに辛くなくて、むしろ旨味が幾重にも詰まっていて、なかなか美味いです☆

食べると、タコ焼きのキムチがシャキシャキしていて、タコ焼きとは思えん食感が新しいです〜。
ほいで、むちゃくちゃ辛いというわけではなくて、ほどよい辛さ。
食べるラー油というのは、激辛ブームが生んだ遺産だと思うのだけれども、僕、限界に挑戦!みたいな辛さのチキンゲームは興味ないし、そういうのだったらヤダなーと思っていたので、これはいいです。
こんくらいの、旨味が感じられる程度の辛さがちょうどいいのですよ。

ちなみに、一緒に注文した冷やし飴は、単体で飲むと美味いけれども、木村くんタコ焼きとは相性よくないです(笑)

ピエロハーバー



さて、そんなピエロハーバーでは、今、鉄道写真展が開催されておりまする。
7/31まで。
たーくさんの人が、なかなかシブい写真を出展されてはりまして、コンテスト形式となっているので、投票できます。
関西だけじゃなくて、全国、や、海外の鉄道を撮影したものまで出展されていて、みんな元気やな〜!と思いながら、つらつらと眺めておりました。

ピエロハーバー


んで、平行して、ジオラマづくりも進んでますな。
これ、誰でも参加できます。
キットもたくさんあるし、持ち込んでもいいし、ゆる〜く進んでおります〜。
僕、このジオラマのどっかに大仏を建立してやろうかと目論んでいるところ(笑)

ピエロハーバー




というかんじで、ピエロハーバー、今日も相変わらずのカオスっぷりで、いろんなもんがめいめいで展開されておりまする〜。



中津芸術文化村ピエロハーバー
大阪市北区中津6-1-10
tel. 06-6451-7780
11:00-23:00
無休
HP http://www2.odn.ne.jp/sugar-town/


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中津にある「臍の緒神社本宮」ってなに?
臍の王神社本宮

臍の王神社本宮

中津のJRの高架をくぐる手前に、なかなか立派な梅の木があるのですね。
先月下旬のころは、匂うようなあでやかな梅がたくさん咲き誇っていました。

どうやら個人宅にある庭から生えている梅の木なのだけれども、完全に道のトンネルと化しています。
なかなか風情があってよろしいです。

さて、その梅の木の根元に目を凝らしてみると、まったくキレイに手入れされていないのだけれども、なにやら石碑があります。
なんだろ?
と、思って、近づいてみるとですな、
「臍の王神社本宮」
と、書かれてあります。

そんな神社は聞いたことがないので、いろいろと調べてみたら、どうやら、大東市に「臍の王神社」があることがわかりました。

大東市のほうには、次のように書かれた札があります。


昭和三十六年喜多一二臍翁が臍の王神社本宮の建立祭神を発願し、昭和四十三年社が完成した。経典基本は、臍の緒は神人連綿として一貫、明々実々である。即ち祖我一如是身即神である。依って是が妙境に徹信、祖先崇拝の念愈々一同心に深く植えつけて、明治天皇の御示給える「父母に孝に兄弟に友に夫婦相和し朋友相信じ恭倹己を持し博愛衆に及ぼし」等を基本として、現国家の民主主義精神をよく体得拳々服膺、然して人類愛信の道義にもとづき一層互助の精神を涵養、人 心善導に力を捧げ自らは健康と幸福を神に祈請、真に平和日本建設の礎石たらんと希うを本旨とし、進んで世界平和を祈り以って是を経典す。

昭和36年に、喜多一二臍翁という人が神社建立を発願し、昭和43年に完成。
どうやら、この人を開祖とする新興宗教団体みたい。
臍の緒は神人連綿としているんですと。
たぶん、中津の個人宅にこの石碑があるってことは、この家のオーナーさんが大東市の臍の王神社を信仰してるってことなんでしょうな。
そのわりには、手入れがもうひとつ行き届いてないがww

まあ、日本にはむかしから、臍や臍の緒にまつわるエピソードがたくさんあるので、そっから派生したものなのかもしれまへん。
性格や気力の根源があるとか言われてるし。
母子の絆として臍の緒が奉納されている神社もあるし。

さて、こちらの神社には、なんか祀られているのですかね?
「臍の王」ってくらいだから、臍の緒が転じたものだと思うし、ということは、臍の緒が祀られている可能性はありますね。
ちなみに、大東市のほうには、へそ出しルックの天女さんの絵があるそうですわ。



臍の王神社本宮
大阪市北区中津1−8−8


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「大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭」@ピエロハーバー。今回は「面格子ファンクラブ」で僕も参加☆
さてさて、「大阪北ヤードアートフェスティバル 2011 春祭」@中津芸術文化村ピエロハーバー、行ってきました。行ってきましたというか、今回は、参加者でもありまして。

3月19日(土)〜21日(月・祝)の3日間…、ということはまだやってるってことか。えーっと、21日は、僕、行く予定ないっす。
地震だしどーする?と、ケンケンガクガクあったということなのだけれども、下向いててもしゃーない!やろ!義援金も募ろう!ってことでの開催です。実際、スタッフさんのなかには東北出身の方もいらっしゃるし、こっから頑張っていこうではないですか。おりしも、期間中の夜空には、満月。上を向くにはうってつけの夜です。

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


いつものように、ヨシコさん(?)がお出迎えしてくれるのだけれども…、

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


最近の僕のイチオシは、こちらの猫。
painted by サックミーです☆
サックミーのブログはこちら。

http://sakumi.blog24.fc2.com/

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


フェスは展示ブース、スタジオブース、カフェステージの3つの場所で展開されているのだけれども、僕は、例によって展示ブースをメインにウロウロしております〜。

しょっぱなは、僕も強制参加させられている面格子ファンクラブの展示から。
なんちゅーか、とある夜、なにげにピエロハーバーに遊びにいったら、たまたまその日に面格子ファンクラブの会合があり、知ってる顔ばっかりだし、その場にいたら、どーゆーわけか強制入会させられておりました(笑)で、作品を出展せよ、と。

面格子ファンクラブのHPはこちら。

http://lattice.posterous.com/

結構、どちらさんも気合いが入っていて、数々の面格子を撮影した写真が集合しております。
いやいや、こーして見ると、じつにさまざまな面格子があって、愉快☆

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


カメラで舐めるようにして展示作品を動画に収めたので、そいつもついでにアップ☆



そして面格子ファンクラブは、グッズも充実しております。

こちらが、京都の手ぬぐい屋さんがつくってくれはった、面格子をモチーフにした手ぬぐい。

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


缶バッチ☆

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


そしてペーパークラフト。これまた、素晴らしいです☆

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


これもすごかったな。針金細工☆

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


しかも、その場で作成してはります☆

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


がんちゃんは、面格子のエッセイを。
がんちゃんのブログはこちら。

http://d.hatena.ne.jp/gamchan/

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


いろいろありますが、早いもん勝ちで販売してるものもあります。
あとね、ステージでスライドショーやら面格子をモチーフにした詩の朗読もあったのだけれども、そんときは僕は不在だったのでした。。。詩の朗読は、キッチリ見たかったけどな。。



その他、展示ブースは、まずはおなじみの面々。

カオスさんね。相変わらず、あちこち飛びまわっては撮影してはります〜。
カオスさんのブログ「混沌写真」はこちら。

http://chaos08.blog17.fc2.com/

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


seemoさんは、梅田の写真がメイン、かな?
seemoさんのHPはFacebookから。

http://www.facebook.com/asakaholuisryuta#!/seemo3150

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


ゴリモンさんは、今回はなぜか、ワンコイン似顔絵描きを。相変わらず、この人はガタイに似合わず絵が上手い☆
ゴリモンさんのブログ「ゴリモンな日々」は、こちら。

http://gorimon.com/blog/

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


いぎあ☆すてーしょんさんは、ご存知、筋肉が緩む整体を☆
アートフェスで整体のブースがあるって、すごすぎます(笑)
いぎあさんのHPは、こちら。facebookから。

http://www.facebook.com/selfseitai?sk=app_4949752878

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


そうそう、前回も描いてもらったヘナを、今回もアナハタさんに描いてもらいました。
アナハタさんのブログは、こちら。

http://plaza.rakuten.co.jp/anahatahenna/

フリーハンドで書かはります。下書きなし。なのに、結構、細かい。細かいかつ、描くスピードが速いです。15分くらいで描きあげてくれはりました。
ユーカリオイルが混ぜられているんで、鼻にすーっと抜けるような爽やかな香りがします。3週間くらいは消えません。去年は腕に描いてもらったのだけれども、今回は、手の甲。仕事に支障来しそうです(笑)
普段は、吹田でお仕事されているそうです。やってもらいたい!って人は、ブログからコンタクトとってください。

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


上の写真のように描いてもらったら、保護テープを貼ってくれます。んで、3時間後、保護テープをはがすと、こんなふうに肌に染まって完成☆ちゃーんと、キレイに染まってます。
これで3週間くらい持ちます。1日目はオレンジ、2、3日目に茶色が濃くなっていきます。
模様にはいろいろ意味がありまして、僕が好みで選んだ太陽マークのような模様は、「パワーアップ」の模様☆
これね、不思議なもんで、手に太陽があるってだけで、ウキウキしてくるんですよ。気分がね、少しだけ高揚します☆

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


そして今回の震災を受けて、東北出身のピエロ劇団員、東登子さんが急遽敢行した、震災前の東北の美しい風景を集めた展示。これ、素敵です。台紙の東北地図が写真で埋まっちゃってる(笑)
東登子さんのブログはこちら。

http://ameblo.jp/ss-zakka-ss/

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭



あとは、まあ、いろいろあるんだけれども、やっぱ、今年も僕のイチオシは、「スナックその」ですよ(笑)
アートフェスのときだけ開店する、謎のスナック(笑)
女装ママとパンツ丸出しのおねーちゃんのシュールな接客に、僕は毎度毎度魅了されっぱなしです(笑)
ほいで今回は、べつのおねーちゃん、ニューフェイスもいるし(笑)

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


とまあ、こんなかんじ。
こんなかんじというか、ごくごく一部ですが〜。

んで、今回僕が食べていたのは、北海道ライス
相変わらずの雑多メニューばっかりのピエロハーバーなのだけれども、ここのフードは、絶対にレベルが高いです☆ なに食っても美味いし、コスパもよろしい。

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


ついでに今回は、人気メニューの「タコ焼き三種盛り」をつくってるところを動画でジーッと(笑)
8分45秒のピックの舞、ご覧あれ☆




というわけで、フェス期間中は、普段とはうってかわって大賑わいのピエロなのだけれども、松五郎は、どこ吹く風で、ゴハンと闘ってはりましたな。

大阪北ヤードアートフェスティバル2011春祭


忠太郎は、まあ、こんなかんじ。





そして今回は、ナミハヤノーツさんのUst付き☆
最近、ナミハヤノーツさんとは、各所で遭遇しまくりです〜。
ナミハヤノーツさんのUst中継のアーカイブは、こちらから。

http://www.ustream.tv/recorded/13417981





さて、今回の大阪北ヤードアートフェスティバルは、冒頭にも書いたけれども、震災を受けて、開催するかどうか、ケンケンガクガクの議論があったそうです。
でも、僕は、やってくれてよかったと思う。
こういう楽しめる場に出てこれる機会があったことで、沈みがちだった心が、少し晴れました。そういう人は、少なからずいたように思います。

それだけでも、僕にとっては、ありがたい場でした。忘れられないフェスになったな。




大阪北ヤード アートフェスティバル 2011 春祭
3月19日(土)〜21(月・祝)
中津芸術文化村ピエロハーバー
HP http://artyard.info/

中津芸術文化村ピエロハーバー
大阪市北区中津6-1-10
tel. 06-6451-7780
11:00-23:00
無休
HP http://www2.odn.ne.jp/sugar-town/

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能勢街道の起点、萩之橋跡碑を見て、落語「不精の代参」を思い出す
萩之橋跡

萩之橋跡

大阪といえば、中之島の大川(旧淀川)に代表されるように、物流においては海運が盛んでした。
が、しかし、街道筋がなかったわけではない。その代表格なのが、能勢街道ですな。

中津を起点として、十三、三国、庄内、服部、岡町、石橋、池田、木部、古江、多田、一の鳥居、そして尾根筋を通り妙見山へ至る。今の国道176号線と、かなり被ってます。
道中、服部天神宮、東光院(萩の寺)、原田神社、多田神社など、有名な寺社も多いし、中山寺や勝尾寺なども近隣にあるので、参拝路としての賑わいも見せたと言います。
1876年(明治9年)、太政官達60号で道路の種類や等級が定められたのだけれども、能勢街道は、府下で3本しか認定されなかった一等縦貫線に掲げられとります。それくらい、利用の多い道だったということ。

ちなみに今の国道176号線は、岡町から池田までにかけての刀根山まわりの山道が急で物資運搬に支障を来すために、1894年(明治27年)に現在の阪急豊中駅付近から石橋にかけて比較的平坦な新道が拓かれ、これが元となっています。「新能勢街道」とも言いますな。

んで、その名の通り、能勢街道は、大阪と能勢を結ぶ街道で、炭・薪・栗・柿・木材・銅・銀など、山で獲れるものが能勢から運ばれ、途中、池田からは酒・植木が運ばれます。大阪からは衣類・干物・魚・塩など全国から大阪に船で運ばれてきたものが小分けされて、能勢街道筋へ運ばれていくわけです。


僕は、能勢街道については語れるほどの知識もなにもないけれども、上方落語には、能勢街道が出てくる噺がたくさんあることは知っています。
有名なところでは「池田の猪買い」は、池田のまちづくりに一役買ってますね。「池田の牛褒め」「不精の代参」などなど。

なかでも、「不精の代参」は、米朝師匠の噺を聞いて、お気に入りのひとつですわ。

不精な男が、能勢の妙見さんに月参りに行かねばならないのだけれども、どうしても用事があっていけなくて、ブラブラしているに代わりに行ってもらうように頼むところから、話がはじまります。
ブラブラしている男は、断るのが邪魔くさいからという理由で、賽銭、ロウソク代、弁当を用意してもらって行くことになるのだけれども、それらを懐に入れるのがこれまた邪魔くさくて、首にくくりつけてしまう、と。
さらに不精は度を超していきます。
出かけるはずやのに、歩き出さんとそこに立ってるんで、はよ行かんかい!と言うたところ、行けるようにしてくれ、と。
どないするのかというと、能勢の妙見めがけて背中をトーンと突いてくれ、と。その勢いで歩き出すから、という塩梅。なんちゅー不精なことか(笑)
そうやって男は妙見山目指して歩きはじめるわけですが、途中、坂道でだんだんと勢いが弱くなり、しまいには、よろけて他の参拝客にぶつかってしまいます。
当然、参拝客は怒るわけやけど、ついでというかめんどくさいというか、代参してきてくれへんか、と、その参拝客に頼み込んでしまうわけです。代参で出向いた男がさらに代参を頼むという、不精の極みみたいな噺ですわ。
ほいで帰りにまた、行きとおなじように、背中をトーンと突いてもらうように頼むと、代参の代参が、怒って無茶苦茶突くわけです。
そうなると、能勢から大阪どころではなく、堺から和歌山を通り越して海にはまってしまう勢い。。。さらに、首にくくってある弁当がクルクルまわって邪魔になってくるという…。
そしたら、だ。向こうに、大口を開けた男が坂を上がってくるのが見えてですな、腹が減ってるやろうと思って、そいつに弁当を食わしたろうと思って声をかけるわけです。
すると、大口を開けて坂を上ってくるその男が言うのがですな、腹が減ってるんじゃなくて、笠のヒモが緩んでるんで、あごで留めてるんや、と。。。。

とまあ、出てくる人出てくる人全員がどうしようもない不精モンばっかりやというお噺。


えーっと、能勢街道のエントリーとちゃうんか?って話ですが、これ、能勢街道が舞台の噺です。
そんな、能勢街道の中津にある起点が、萩之橋跡です。中津のパン屋さんの前にありますな。





萩之橋跡
大阪市北区中津1-1
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真冬に盆踊り(笑)@やっぱりカオスなピエロハーバー☆
えーっと、先週の木曜、遅いお昼を食べに中津のピエロハーバーに行ったら、夜、盆踊りをやるから来い!と。
ん?盆踊り?
あー思い出した。
なんでも、大阪市の大阪集客プラン支援事業っての応募して、認定されて、ショーケースみたいなイベントをやるとかなんとか、少しまえに聞かされていたよーな…。
んで、外国人向けに日本(大阪)の祭りを体験できる体験ツアーをやるから外国人を用意してくれとかなんとか言っていたよーな…。
じゃ、僕はペルー人兼日本人でもあるわけで、外国人と言えなくもないから(←純国産の混じりっけなしの大阪人であるのには違いないのだけれども)、なんなら参加しようか?と、適当な返事をしたよーなしなかったよーな…。

というわけで、夜、急遽参戦と相成ったのでした。
雨も降ってたし、イベント後には打ち合わせも入ってたし、それでも行くって、エラいな、僕はっ!
えーっと、ゴリモンさんとかニシキンさんとかも来るって言うから、彼らに会いたかったというもの、あるにはあったのだけれども(笑)

まあ、なにはともあれ、参戦ですよ。

夜、行ってみるとですな、いきなりホールの中央に櫓が組まれてます(笑)
どっから用意したんだ、んなもん(笑)

中津芸術文化村ピエロハーバー


おなじみの店員さんも、こんな格好になってはります〜。

中津芸術文化村ピエロハーバー


んで、集めに集めた外国人はほんまに来るんかいな?と、疑心暗鬼になっていたら、ピエロにはしょっちゅう来ているが、見たこともない人数の人たちが…。すごっ。

中津芸術文化村ピエロハーバー


タコ焼きが、心なしか、いつもよりもテンション高めのような…。

中津芸術文化村ピエロハーバー


焼きそばをシャッフルするコテさばきも、心なしか、いつもよりも高速な気が…。

中津芸術文化村ピエロハーバー


そして、どっから持ってきたのかよくわからん、祭りに必須の夜店の数々…。というか、劇団なんだから、こーゆーのを手に入れるのはお茶の子さいさいだわな。

中津芸術文化村ピエロハーバー



さて、なにを食べよかな?とウロウロしてるうちに、櫓舞台では、なにやらはじまってるではないですか。
というか、にいちゃん、誰よ?(笑)

中津芸術文化村ピエロハーバー


あなたもなかなか謎な人だったが、お二人とも、ピエロハーバーにはぴったり似合ってるよ☆

中津芸術文化村ピエロハーバー


西部劇と盆踊りの謎のコラボがまたピエロらしくて(笑)

中津芸術文化村ピエロハーバー


んで、前座(?)が終わって、いよいよメインイベントの盆踊り〜。
というか、今、真逆の冬なんですけど。。。つい数日前、雪がわんさと降ってたんですけど…。

中津芸術文化村ピエロハーバー


ん?はじまりの合図は法螺貝なのか? あんたは山伏ですかっ!(笑)

中津芸術文化村ピエロハーバー


そしてー、踊る!踊る!

中津芸術文化村ピエロハーバー


踊る!踊る!踊る!踊り倒す〜☆
周りで見物している外国人も日本人も、手を引っぱられて、むりやり踊りの輪に加わらされとります〜。

中津芸術文化村ピエロハーバー


タヌキも踊る〜。ポンポコリンのポン☆

中津芸術文化村ピエロハーバー


マドロス船長〜、船乗りさんも踊る踊る〜☆

中津芸術文化村ピエロハーバー


太鼓は打ち手が替わって、さらに乱れ撃ちーっと!

中津芸術文化村ピエロハーバー


歌い手さんも替わって、艶やかに〜☆

中津芸術文化村ピエロハーバー


おっさんは、なにしたっけ?もう忘れたー(笑)

中津芸術文化村ピエロハーバー


いやいやいや〜、なんかわからんけど、すごかったぞ☆
みんな巻き込まれて、えらいことになってたぞ☆
祭りだぞ☆
真冬の盆踊りだぞ☆

もうこのあと、なにがなにやらで、よく覚えてないぞ☆

盆ダンスにきっぱり背を向け、風船釣りに興じるお子ー。

中津芸術文化村ピエロハーバー


タヌキは気がつきゃ、綿菓子売ってるし〜。

中津芸術文化村ピエロハーバー


謎のにいちゃん。。。

中津芸術文化村ピエロハーバー


一応、外国人に大阪文化を伝えるイベントだからね☆

中津芸術文化村ピエロハーバー


南京珠すだれ〜。この人、昨年の敬老の日に、僕がお年寄り相手に敬老イベントを実施したときに来てもらった人ですわ。こんなところで再会するとは。

中津芸術文化村ピエロハーバー


いつも店員さんは、関東煮を売ってはりました〜。関西らしく、おでんじゃなくて、かんとだき、ね☆
これぞ正しき大阪文化!

中津芸術文化村ピエロハーバー


焼き芋〜。ちゃんと、英語の解説付き〜。そっか、一応、ベイクト・ポテトってことになるのね。

中津芸術文化村ピエロハーバー

中津芸術文化村ピエロハーバー


んで、この焼き芋は自前かと思いきや、ちゃんと焼き芋屋さんを呼んでいたのですね。
店の外に車停めて、営業してはりましたわ(笑)

中津芸術文化村ピエロハーバー



というわけで、まあ、今回にかぎったことではないけれども、やっぱりカオスなカオスなピエロハーバーなのでした。

相変わらず、わけのわからん、愛すべき店です☆

なんかね、今回のはショーケースで、こんなんできますよ〜!ってのを、近隣ホテルの関係者や旅行代理店の方、メディアを招待して、PRするのが目的ってことなんだそうです。

ということは、このブログの運営者である僕は、メディアってことで引っぱられたってコトか?(笑)





中津芸術文化村ピエロハーバー
11:30-23:00
無休
大阪市北区中津6-1-10
HP http://www2.odn.ne.jp/sugar-town/
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中津公園にて、舞台「女の一生」に思いを巡らせる
フェイバリットな芸能人は?と聞かれれば、1位みやこ蝶々、2位岸恵子と即答する僕は、どうやら熟女好きらしいです(笑)

だれが選んでくれたんでもない、自分で歩き出した道ですもの―だれが選んでくれたんでもない、自分で歩き出した道ですもの―、おなじみの「女の一生」の代名詞でもある、杉村春子も好きですな。

「女の一生」は、僕の大好きな芝居の演目ですわ。ドラマにもなったことがあるはずだけれども、そっちは見てない。TV、あんまり見ないからね。
文学座の代表作ですね。

明治から昭和を駆け抜けた、ひとりの女性の話です。
主人公の布引けいさんは、幼少時代に両親を亡くすんですが、親戚の家で育てられます。が、おきまりのパターンだけれども、親戚の家ではいじめ倒されるわけです。
耐えかねて、けいは、貿易商を営んでいる堤家に忍び込み、事情を明かして、堤家に住まわせてもらうことになります。
この選択はのちの彼女の人生を大きく決定するんですね。
けいは器量よしで頭もよかったんで、堤家の血を継いでいないのにもかかわらず、貿易商の仕事を任されるようになり、頭角を現すようになる。そして、堤家長男の伸太郎と結婚するわけです。まさに、玉の輿☆
ところが、だ。伸太郎さんは長男なのだけれどもボンクラで、あんまり家業に力を入れんのですね。むしろ、あろうことか次男坊の栄二に恋心を寄せるようになってしまい、伸太郎との夫婦仲も冷めていく、と。
果てに、伸太郎は家に寄りつかなくなってしまいますねん。
なら栄二とくっつくのかというと、その栄二もですな、なんやしらん、いつの間にか共産党員になってしまい、ややこしいことになります。
そうこうしているうち、伸太郎がふと現れます。虫が騒いで、けいに会いにきた、と。久しぶりの再会やし、焼けぼっくいに火がついたということではないけれども、冷静になっていろいろ話をして、ふたりは和解を果たすんですね。
ところがギッチョンチョン。そこはほれ、ドラマです。めでたしめでたしとなった直後、伸太郎は突如、心臓発作に見舞われる…。
さらにさらに、追い討ちをかけるように、関東大震災が起こる…。

とまあ、ジェットコースターのような人生が展開されていくのが「女の一生」なんですが、この演劇の肝は、ひとりの女性を通して、女性にとっての一生とはなにか、を、問いかけるものです。

今でこそ女性の社会進出はあたりまえだけれども、当時は、家父長制が厳として残っていた時代。奥さんというもんは、文字通り、家のなかにいて、お子らよりも下に置かれていた時代です。
そんななかで、家業を切り盛りする女性は、そうすればするほど、そのなかで幸せを得れば得るほど、代償としてなにかを失っていきます。

あたたかく迎えてくれる家を見つけ、家業も任せてもらい、なんの屈託もない人生を歩めるはずだったのに、なぜか多くのものを失ってしまうことに、けいは薄々気づいています。
この話のラストは、関東大震災で焼け野原となった暗闇のなかで、けいがたたずむシーンで幕を閉じます。

考えるんですね。けいが考えるように、観客もまた、ここで、考えさせられる。人は、どのように人生を歩むのか、ということを。

人間というものはしばしば間違いをする、あんたもそのひとりじゃないのか、と言われ、間違いだと気づいたら、間違いでなくするようにしなくっちゃ、と、言い返すときもあります。
自分らしい人生を歩もうとすればするほど、多くのものが失われていく。そういう人生もあれば、新しい価値観で人は人生を歩めるのだという主張もあります。

まあ、いろいろと広がりのある芝居で、
最終的には、杉村春子演じるけいの、

誰が選んでくれたものでもない。自分で選んで歩き出した道ですもの。

のキメ台詞がステージを駆け抜けていくんですが、このセリフを口にするのには、やはりそれだけの年輪を重ねた人生の重みみたいなもんが必要で、これはやっぱ、杉村春子がダントツですね。


とまあ、「女の一生」について長々と書いてますが、この物語の作者である森本薫(♂、念のため)が中津の生まれで、旧制の北野高校に行ってはったらしいのです。
文学碑が、中津公園にあります。


森本薫 女の一生 文学碑

森本薫 女の一生 文学碑


中津公園には初めて行ってみたんですが、鬱蒼と樹が茂っていて、広々としていて、大都心梅田のすぐ横にあるとは思われへんくらいの立派な公園ですな。
ベンチに座って本を広げて読みふけるのには、最適☆
ここで「女の一生」について、思いを巡らせてみる。いいかもしれません。



森本薫「女の一生」文学碑
大阪市北区中津2-8 中津公園内
mapを見る




中津1丁目の三叉路に鎮座する謎のお地蔵さん
地下鉄の中津駅前交差点、城北公園通でラマダホテル大阪が面してるところだけど、そっから西へずんずん歩いていくと、JR東海道線の線路にぶつかって、そのままガード下をくぐって線路の向こうに行くことができます。

んで、ガードをくぐらずに、線路の手前で南に折れてすぐのところに三叉路があるんですが、その三叉路のど真ん中に、お地蔵さんを祀った祠がありますねん。

番地でいうと、大阪市北区中津1丁目3番付近の路上。

路上のど真ん中に、ウォッチタワーであるかのように、お地蔵さんの祠が鎮座しているのですよ。

中津1丁目の三叉路に鎮座する謎のお地蔵さん


べつの角度から見ると、こんなのです。

中津1丁目の三叉路に鎮座する謎のお地蔵さん


もう何年もまえから気になっていて、いろいろ調べてはいるんだけれども、手がかりが全然なくて、僕のなかでは、謎の祠となってます。。。。

道路の真ん中に、時代に取り残されたように鎮座している祠や社は、通常、脇にでっかい神木があって、取り除こうとするたびに不吉な事故が起こることから、木の根元に神さまの使いであるヘビが棲んでいるとされる「巳さん(ミイサン)伝説」がつきもんです。

でも、この場所には、それらしい神木、大木はありません。

もひとつ、三叉路には庚申塔(koushinto)が建てられることがあります。
でも、庚申塔は猿系の神さんを祀っている場合がほとんどで、こちらはお地蔵さんですから、とりあえずは違うようです。

祠のなかは、ほれ、かわいいお地蔵さんがいらっしゃいます。

中津1丁目の三叉路に鎮座する謎のお地蔵さん

中津1丁目の三叉路に鎮座する謎のお地蔵さん


花も供えられているし、どなたかがお世話されているのは明白です。
というか、裏にまわってみると、振興町会の掲示板になっているので、振興町会でお世話されているのだと思います。
なら、振興町会の方に聞けばなにかわかりそうなもんですが、残念ながら、ツテがない。

中津1丁目の三叉路に鎮座する謎のお地蔵さん



お地蔵さんの下には、この祠を寄進したのであろう方々のお名前が刻まれたプレートが貼られていて、「昭和拾年吉日」とあります。
すでにこの場所に鎮座されて、戦争もくぐり抜けて75年。

この移り変わりの激しいキタの一角にあって、75年もご無事でいられるのはなかなかの奇跡ですが、中津らしいといえば中津らしい。

誰か、こちらのお地蔵さんの縁起をご存知の方がいらっしゃったら、教えてくださいませ。




中津1丁目の三叉路に鎮座する謎のお地蔵さん
大阪市北区中津1丁目3番付近の路上




カオスなピエロハーバーで、まったくカオスな「大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭」
さてさて、「大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭」@ピエロハーバー、行ってきました。行ってきましたというか、通ってたな(笑)
9月23日(木・祝)〜9月26日(日)、4日間全出勤してしまいましたがな。それも日に2度とか(笑)合計6回登場してます(笑)期間中、天橋立に乳繰りに抜け出した某出展者よりも、よほどたくさん行ってます!チャリで10分程度、しかも近くに僕のお客さんがいることもあって、そういうペースになっちまいました。

あ、北ヤードは、単なるゴロ合わせ。JR貨物の北ヤードとはまったく関係がない(笑)「北ヤード」でググってここに辿り着いたあなた、残念でした☆

告知もしたし、ピエロハーバーのことも過去にエントリーしたし、今さらなにを書くということもないんで、今回は写真メインで。

過去エントリーは、こちらを。

お店紹介「なんとシュールなピエロハーバー」編
告知編

入口は、いつもごとく、こんなところです。イベント中だから賑やかなんじゃなくて、いつもこんなかんじ。

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


おっさんが静かにお出迎えしてくれます。

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


店内はこんなかんじ。こーんなにたくさんのお客さんがいるのは見たことなかったんですが、ランチタイムは、これくらい混むらしい。。。。失礼しました☆

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


展示部門は、「混沌写真」でおなじみのカオスさん。
大阪人も知らない大阪!と豪語してはりました「大阪百景」です。軽く100枚以上ありますがね(笑)

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


このようにソファに座って眺めるとよろし。
や、僕は座ってないけどね。

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


その隣の展示ブースは、seemoさん撮影の、アヒル写真「君といた夏」☆
東京では巨大な綾瀬はるかが話題ですが、大阪はアヒル☆ アヒルへの深い愛情が感じされる作品群ですわ。僕は、写真に愛情込めるよりも、丸焼きにして食べる派ですが(笑)

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


これは持ってかえろうとしているのではなくて、両面テープがはがれたのをなんとかしようとしているところ〜。

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


さらにそのお隣は、「十三のいま昔を歩こう」新之助さんの、若かりし日の作品。
これ、キャンパスに収まってますが、立体アートです。三次元です。
右・第11回日本グラフィック展 奨励賞 1990年
左・第7回吉原治良賞美術コンクール展 入選 1993年
なのだそうです。
ここだけレベルが違うような…。

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


ほか、詩を書いている人がいたり…、

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


イラストを出展している人がいたり…、

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


ポストカードの作品がどーんとあったり…(手前のおねえさんは、とりあえず関係ない)。

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


トイペを使った作品…。

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


これは、ピエロでの劇団の公演の模様を写真にして展示。

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


僕は、普段は、こういうので遊んでたりします。

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


こんな人もいます☆
普段着…ではないらしく、フェスでは舞台もあって、演劇に出演されていた方ですね。えーっと、僕、出しもの関係はほとんどスルー…、というか、プログラムをほとんどまともに見てないんで、全然スケジュールが合わなかったんですね。プログラム、どっさりもらったんだけれども、全部、撒いちゃったし…。

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


そうそう、今回はヘナアートをやってもらったのでした☆
おっと、宣伝と引き換えに割引してもらってるんで、ご紹介を。
ブログはこちらです。
http://plaza.rakuten.co.jp/anahatahenna/
フリーハンドで書かはります。下書きなし。なのに、結構、細かい。細かいかつ、描くスピードが速いです。15分くらいで描きあげてくれはりました。
ユーカリオイルが混ぜられているんで、鼻にすーっと抜けるような爽やかな香りがします。3週間くらいは消えないらしいのだけれども、僕、この腕をさらして仕事に行っていいものやら…(笑)
普段は、吹田でお仕事されているそうです。やってもらいたい!って人は、ブログからコンタクトとってください。

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


描いてもらったら保護テープを貼ってくれます。最低でも3時間、僕は翌日の昼まで爆睡してたんで18時間くらい保護テープ貼ってましたが(笑)、、、んで、保護テープをはがすと、こんなふうに肌に染まって完成☆ 2週間くらいは消えないらしい。1日目はオレンジ、2、3日目に茶色が濃くなっていくんだそうです。
模様にはいろいろ意味がありまして、僕が好みで選んだ太陽マークのような模様は、「パワーアップ」の模様なのだそうです。これ以上パワーアップしたら、人が逃げていきそうなのだが、いいのだろうか?(笑)

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


これはなんだ?
突然、ステージでなにかはじまってます。準備運動みたいなんだけれども、すでにこれ自体が公演なんだと。右端の兄ちゃんのテンポが微妙にずれてて、笑けました(笑)

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー

そしてラスト、今回僕が一番楽しみにしていた「スナックその」さん☆
女装したママとなぜかパンツ見えそうなくらい短いのをはいたおねえさんが接客してくれるスナックが、ピエロハーバーの一角にオープンしているのです。
んで、その人たちが、なぜかステージに上がって、詩人と一緒に詩の朗読をしている…。わけがわからんのですが、わけがわからんのがピエロハーバーだし、わけがわからんのは、基本的に好きです☆

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー


「スナックその」は、どーやら実在しない、夢幻のお店…。いつかまた会えることを願って…。

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー



そして日々、こんなのを食べてました。
これは、ミンチカツサンド。あと、トルコライスとか加古川カレーとか、たこ焼き3種盛りとか、摩訶不思議なメニューはたくさんあるんだが、どれもこれも意外なほど美味くて安くて、あなどれません。

店内のカオス状態に目がいきがちでスルーされていることが多いけれども、じつはここのフード類は、密かにポイント高いです。コスパも非常によろしい。

大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭 ピエロハーバー



まーなんにせよ、お店がカオスならイベントもカオス。
はっきり言って1/3も紹介してませんが、なんでもありの幕の内的というか、やっぱりカオスなワンダーランドで、僕、好きです。

来年の春は、平成23年3月19日(土)・20日(日)・21日(月・祝)だそうです。






大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭
会場 / 中津芸術文化村ピエロハーバー
会期 / 9月23日(木・祝)〜9/26(日)
HP http://artyard.info/

大阪市北区中津6-1-10
tel 06-6451-7780
営業時間 / 11:30-23:00
HP http://www2.odn.ne.jp/sugar-town/index.html

mapを見る







「大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭」は9月23日(木・祝)〜9/26(日)開催です☆
さあさあ、やって来ました!
いよいよ、大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭の開催です☆
9月23日(木・祝)〜9/26(日)開催です。

場所は、中津のワンダーランド「ピエロハーバー」
あ、会場は中津だし、北ヤードはまったく関係ありませんから(笑) 単なる語呂合わせですから(笑)

えーっと、カオスさんやら新之介さんやらseemoさんやらが、大阪の写真をたくさん展示しはります。
特に〜、カオスさんは「大阪人でもあまり知らない大阪を見せる!」と豪語してはります。これは見ないわけにはいかんですねっ!

あとは、ハーブのペーストで肌を染める「ヘナ」、ポストカードの作品展、映画祭、ライブペイント、舞踏、コンサート、舞台…、オールジャンルで、カオスないつもの店内がさらにカオスになること必至です☆

詳しくは、こっち。

http://artyard.info/

あ、ピエロハーバーは、こんなところです。
過去エントリーから、こちらを。

「なんとシュールなピエロハーバー!」


ほいで今回、新たに情報を追加しておきます。




卓球、できます☆
タダです☆

ピエロハーバー



あ、アートフェス期間中もできるかどうかは知らんけど〜(笑)




大阪北ヤードアートフェスティバル2010秋祭
会場 / 中津芸術文化村ピエロハーバー
会期 / 9月23日(木・祝)〜9/26(日)
HP http://artyard.info/

大阪市北区中津6-1-10
tel 06-6451-7780
営業時間 / 11:30-23:00
HP http://www2.odn.ne.jp/sugar-town/index.html

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