大阪市の北区をグルグル巡るブログ | 大阪市の北区メインでいろいろ仕事をしてます。仕事場も住んでるところも大阪市北区なので、北区をグルグル巡って、目にしたもん耳にしたもん感じたもんを、つらつらと書いています。

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今年もやっぱり太巻きは「すし政」で。
太巻きの丸かぶりの日ですな。
例年、天満宮の1000人一斉丸かぶりイベントやらお初天神の豆まきやら堂島薬師堂の節分イベントやら、なんかしらイベントに参加するんですが、今年は、そんな時間もなく…。おとなしゅう、太巻き買って黙って食べてました。

ここ数年は、なんとなく「すし政」に落ち着いてます。

天神橋筋商店街の5丁目、天五中崎通り商店街の起点になってるところでもありますが、このあたりは寿司屋さん激戦区でもありまして、老舗だけでも「すし政」「春駒」「奴寿司」と3軒あります。しかもそれぞれがプチチェーン店化していて、商店街のなかに複数店舗構えてはります。さらにですな、回転寿司をはじめ、ほかにもたくさんありますから、たぶん、ざっと見積もっても15軒前後はあるかと。。。
こと、恵方巻きとなると、うどん屋さんから海苔屋さんまで参戦し、果てはコンビニ、弁当屋さん、総菜屋さん、スーパー…、ロールケーキ屋さんまでもが恵方ロールを出す始末で、もう、なにがなにやら…。

そんななか、「すし政」を選んでいるのは、特に理由はなくて(笑)
しいて言えば、行列ができてるから、ってことくらいですかね。

ここですね。
左が「すし政」で、右が「春駒」

恵方巻き

行列といえば、「すし政」は普段から行列ができてるお店だけれども、かつてはその行列が「春駒」のときもあり、「奴寿司」のときもありました。不思議なことに、3店同時に行列ができることはなくて、順繰りと行列のできる店が入れ替わっていきます。あれ、とっても不思議。

ちなみに「すし政」は、創業40年以上。この界隈の有名どころのお寿司屋さんは、どこもそれくらいの創業年数を誇ってます。

さて、
「すし政」ののり巻きは、
「並」が300円。高野豆腐、三つ葉、カンピョウ入り。
「上」が400円。ハーフサイズで、鰻やらマグロやらの海鮮入り。
ほっとんどの人が、「上」を買っていかはります。
僕ももちろん、「上」。

恵方巻き


夜、北北西向いて、黙ってモグモグしてました〜。

豆?
近くのコメダ珈琲でコーヒー注文したらもれなくついてくる豆菓子で代用(笑)

恵方巻き




すし政 中店
大阪市北区天神橋5丁目6-19
tel. 06-6358-2558
11:40-23:00(LO 22:45)
月休み
HP http://gourmet.yahoo.co.jp/0002097899/M0027001543/


本日オープンのコメダ珈琲 天六店に行ってきた☆
天神橋筋商店街に、噂のコメダ珈琲がオープンしました(笑)
名古屋から少しずつ西へ進出してきて、やーっと、天満にも。つか、北区初?

地下鉄「天六」駅の一番南側の出入り階段から少し南側、扇町通り沿いにあります。

コメダ珈琲 天六店


店内は、ほとんどがボックスで仕切られていて、ファミレスみたいなかんじです〜。
禁煙、喫煙の分煙も。

最初に喫煙席を頼んだら満席だったので、やむなく禁煙席に座ったら、しばらくして、喫煙席が空きましたと案内されました。で、喫煙席に移るとおしぼりも新しいものを持ってきてくれて、初日にもかかわらず、しっかりとしたオペーレション&接客で、大満足です。

コメダ珈琲 天六店


早速メニューを拝見。
噂のシロノワールとモーニングが仲よく並んだメニューです。
とりあえずミニシロノワールとブレンドを注文☆
そしたら、11時前に入店していたので、飲み物にはモーニングが無料でつきますが、と案内されたのでした。
でも、ミニシロノワール食べるから、さすがにそれに加えてモーニングは不要です(笑)朝からそんなに食べれんて(笑)

コメダ珈琲 天六店


名物の小倉トーストも、メニューにバーンとでっかく!
次回、これ行きます!

コメダ珈琲 天六店


フードはゴハン系はなくてパン系ばっかりだけど、めっちゃ豊富です。

コメダ珈琲 天六店


登場しましたブレンドには、やはりちっちゃなスナックがついてきました(笑)さすが名古屋スタイル!

コメダ珈琲 天六店


ミニシロノワール☆
あったかいパンに、冷たいソフトクリームの組み合わせ。美味いです〜。

コメダ珈琲 天六店


とにメニューや味は好みに任せるとして、チェーン店にしては、とにかくオペレーションや接客がいいです。
それだけでも、買い☆

オープンした12/1〜12/3までは、夕方17時閉店。
その後は、7:00-22:30までの営業です〜。





コメダ珈琲 天六店
大阪市北区天神橋筋5-8-14
tel.06-4792-8548
7:00-22:30 無休
HP http://www.komeda.co.jp/



天満の老舗名店「天平」がとりもつ縁のことなど
天平  

天満市場の西側、「裏HIROYA」やら「かい原」があるあたり、今、激戦区になっているのは、たくさんの人がご存知の通り。

でも僕が足繁く通っているのは、ここで40年店を構えている「天平」です。
天ぷらがメインなのだけれども、魚や煮物が美味しい、それでいてビックリするくらい安いお店でもあります。

優しさと威勢のよさが入り交じった大将と女将さんの醸し出す雰囲気がバツグンで、それはそのままお皿の味にも反映されていて、美味しい、安い、居心地がいい、接客が気持ちいい、と、どこにも非の打ちどころがないようなお店です。

天ぷらなんてビックリするくらい美味しいけど、全然気取ってないから、気取ったところで食べるよりも7掛け、下手したら半額くらいで食べられます。

大将も女将さんももう還暦を過ぎてはって、お客さんもむかしからの人が多いから、そういうお店は、インターネットにはあまり登場しませんね。でも、天満を代表する名店ですわ。個人的には、今、もっとも大切にしているお店。

今回は、食べるもんのことを書きたいのではないのでした。

そこは、むかし、エントリーしました。

「天満立ち飲みツアー note.002 「天平」 - 幸せになるということはこういうこと。」


大将と女将さんの話。
大将は、必要以上のことは話さず、淡々と仕事してはります。といって、愛想が悪いわけではなく、こちらの問いかけにはキチンと応えてくれはるし、雰囲気がね、なんともいえん柔らかさがあるんですわ。
一方で、女将さんはチャキチャキ。お客さんとの丁々発止の掛け合いを楽しんではります。でもそこにはイヤミも毒もなくて、大変に清々しい。元気溌剌!という形容がピッタリのお人です。
お二人はご夫婦で、おとうさん、おかあさん、と、お店のなかでも呼び合ってはります。
ほいで、
おかあさんは、お父さんはこの界隈で一番の働き者!お父さんがつくった料理なんやから美味しいはずです、私が保証します!と、褒めちぎります。
字面だけを見ているとバカップルみたいに見えるけれども、そこはデレデレとした空気は些かもなくて、凛とした清々しさと元気さで、そのように、おかあさんは断言されるのです。
おとうさんは、照れるというふうでもないし、衒いもなく、淡々と仕事してはります。
おたがいがおたがいを尊敬しあっているのが手にとるようにわかり、しかもそのことで端にイヤな思いをさせないという、絵に描いたような理想的な夫婦像が、そこにはあります。いまどき、ドラマの設定にすら使えないくらいの、絵に描いたような理想。

さて、古い、年季の入った店内の壁に目を遣ると、壁一面に品書きが埋め尽くされています。
達筆の字でね。これ、おとうさんのおかあさんが、今も現役で書いてはるのですね。御歳90歳の、おとうさんのおかあさんです。
もう耳もメチャクチャ遠いし、歩くのもママならないけれども、お店の隅っこに座って、お客さんが来るたび、いらっしゃいませ!と、絞り出すような、それでいて元気なお声で、僕たちをお迎えしてくれます。
僕、この、いらっしゃいませ!が好きでね。せいいっぱいのお声なのだけれども、悲壮感なんて微塵もなくて、あったかい気持ちになります。
で、おかあさんは、この、おとうさんのおかあさんと、とてもなかよしです。
嫁と姑の確執、なんてのとはまったく無縁の世界です。

そういう、僕にとって宝ものみたいなお店が、天満にはあります。
もう40年になるんやそうです。
僕は、ここに通うようになって8年くらいかなあ。

あんまりにも素敵なお店なので、いろんな人を連れていったり、紹介したりします。
でも僕、天満に腰を落ち着けるようになって10年くらいの新参者なんで、知り合いを連れていってみたら、その知り合いのほうが長いこと通っていた、なんてこともちょくちょくあります。

ほいで、ときどき、全然べつの角度から、それこそありえへんような角度から、このお店を通じて、誰かと誰かが繋がった、なんてことがあります。
最近も、そんなことがありました。

僕が今、忙しくしている仕事のひとつに、Think Of JAPAN While Knittingという、3.11で傷ついた被災地をニットで繋いで支援しよう!というチャリティーのプロジェクトがあります。ボランティアでやってることなので、仕事ではないけれどもね。
で、このプロジェクトの中心にいるatricotさんは、僕の古い友人です。
先日、プロジェクトのイベントであるモチーフサーキットを天神橋筋商店街にある関西大学リサーチアトリエで開催したあと、僕はatricotさんを「天平」に連れて、ささやかな打ち上げを行なったのでした。

atricotさんは京都の人なので、「天平」は、お初です。や、むかーしに一度連れていったことがあるから、2回目かな。ま、そのあたりのことはよろしい。
で、案の定、美味しかったので、atricotさんは、彼女がお世話になっている原毛家のポンタさんに、そのお店のことを話したのだそうです。僕もよく知っているポンタさんは、京都は等持院で、羊と格闘するパワフルなおねえさん。

すると、だ。
ポンタさんは「天平」は、ご存知である、と。しかも、もっとも大切にしているお店のひとつである、と。
繰り返しますが、ポンタさんは、京都に居を構える原毛家です。そのポンタさんが、なぜに天満の「天平」を?

よくよく聞いてみると、ポンタさんは今でこそ京都にお住まいだけれども、ご実家は大阪の曽根崎で、それも、お医者さんの家の出です。
で、ポンタさんのおとうさんが、じつは「天平」の大ファンだったらしく、ポンタさんのおとうさんのお嬢であるところのポンタさんは、おとうさんに連れられて、幼少の頃から、「天平」によく行かれていたのだとか。もちろん、大きくなってからは、おとうさんの手を離れて。

ところでポンタさんは名字がちょっと変わっているので、お名前を見れば、ああ、あそこのお医者さんの、と、なる人です。

半年くらいまえ、北区の区長さんをお連れした場所に、まったくの偶然に、ポンタさんがそこにいました。
で、双方を紹介すると、ポンタさんの名刺を受け取った区長さんが、ん?大阪医師会のあの先生の?と、聞いてはります。
その瞬間まで僕はまったく知らなかったのだけれども、ポンタさんはお医者さんの家の出で、おとうさんは評判のお医者さんで、今は、ポンタさんの弟さんが、おとうさんの後を継いでおられるのだそうです。その弟さんは、区長さんとお知り合い。で、あの先生の?と、繋がっていくわけです。

どこで繋がるか、まったくわかりません。。。

さて、そのポンタさんとポンタさんのおとうさんが「天平」に通っていることが判明し、ポンタさんのおとうさんと弟さんは評判のお医者さんで、北区役所とも縁が深いことがわかり…、なんてことだけでもお腹いっぱいなのだけれども、さてさて、「天平」の大将と女将さん、つまり「天平」のおとうさんとおかあさんは、じつはポンタさんのおとうさんに身体を見てもらっていたということまで判明し、もう、なにがなにやらです。

まだあります。

僕が「天平」でときどき会う、天満にお住まいのオバァがいらっしゃいます。
そのオバァは、そのむかし、天満とは縁もゆかりもない弁天町の高校で先生をされていました。
一方で、僕が「天平」にお連れしたことのある人が、います。その人は、僕が、いい店があるから!とお連れしたのだけれども、じつは僕よりもずーっとまえから「天平」に通ってはって、あれまあ、となった人です。
さて、その人は、なんと、僕が「天平」でときどき会う天満にお住まいのオバァでかつては弁天町の高校で先生をされていた人の、かつての教え子なのでした。
弁天町でそのような邂逅があるのなら、まだわかります。
でもここは、天満の「天平」。。。。

もう、いろんな点が繋がって繋がって…。
長いことやってはるから、ということだけではないように、僕は思います。
「天平」のおとうさんとおかあさんが、僕や僕と縁のある素敵な人たちを引き寄せてくれてるんやと思います。

そういうことすら感じさせる、素敵な素敵なお店なのです。

今日は、天丼を食べてました。580円也☆
通ってる余禄で、水菜のおひたし付きました☆

天平

天平






天ぷら・季節料理 天平
大阪市北区天神橋5丁目1-14
tel. 06-6353-4714
11:30-14:30 17:30-21:30
日祝休み


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餅屋の柏餅は激ウマ☆
GWはJR大阪駅周辺にばっかり目が行っていて、こいつをエントリーするのを忘れてました!

天神橋筋商店街には、有名どころの和菓子屋さんや老舗の団子屋さんがいくつもあるのだけれども、季節のお餅、鏡餅やら桜餅やら柏餅やらは、僕は、地元のお餅屋さんで買います。

あるんですよね、おいしいお餅のお店が。ちょっと珍しい。地元の人しか知らない。

「葡萄屋」というお店です。
天神橋筋の5丁目、天満市場の近くにあります。

こんなお店。

甘党 葡萄屋

なんかしょぼいし、小売り然としていないので普段は見過ごしがちなんだけれども、お餅の需要が高まる節句のときや年末などは店の軒先に商品がズラッと並ぶので、地元の人は知ってるけれども、それ以外の人には気付きにくいお店ですな。

で、店のなかは、店というよりも完全に工場です。

甘党 葡萄屋


小売りというよりも、いろんなところに卸してるお店ですね。
でも、おかげで、搗きたて、つくりたてを食べることができるってもんです。

何年か前、ここで初めて柏餅を買って、びっくりしたもん。
もうね、ゲ・キ・ウ・マ☆
スーパーで買ってきたものを食べてたときはなんとも思わんかったんですが、あたりまえだけれども、あれはつきたての餅じゃないわけです。考えたこともなかったけれども、つきたての餅でつくった柏餅は、餅がトロットロで、柔らかくて、めちゃくちゃ美味いです。

ほら、この写真からでも、スーパーの柏餅とは餅の柔らかさが全然違うのがわかるかと思います。

甘党 葡萄屋


聞くと、米粉がね。
スーパーで売ってるやつの4倍ほどの原価らしいです。そんなわけで、スーパーで売ってるのよりも高いけれども、高いだけのことはありますわ。

やっぱ、餅は餅屋ですな☆





甘党 葡萄屋
大阪市北区天神橋5丁目2-1
tel. 06-6358-2531


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今年もやっぱりのり巻きは「すし政」で。
2日連チャンで、恵方巻きネタ(笑)

ちなみに昨日のは、
「恵方巻きは、天満宮にて1000人一斉に丸かぶり〜☆」

節分の日は、午前中は天満宮の1000人一斉丸かぶりイベントに参加して、ランチ代わりにしたわけですが、一応、のり巻きを食べるのは節分の夜、というのが本筋なので、やっぱ、夜用に買いに走らんとアカンわけです。

で、毎年ですな、「すし政」に買いに行きます。

すし政


やっぱ、縁起モンやし、縁起モンってことは、やってもやらんでも実質的に変わらんってことで、そーゆーことにわざわざ参加するなら、わざわざちゃんとしたところで買うのが粋ってもんじゃないですか。

なので、スーパーでもコンビニでもなくて、寿司屋さんで。

天神橋の5丁目の交差点、天五中崎通り商店街の起点になってるところでもありますが、このあたりは寿司屋激戦区でもありまして、老舗だけでも、「すし政」 「春駒」「奴寿司」と3軒あります。しかもそれぞれが複数店舗を出してプチチェーン化してるんで、この3店だけでも合計で10店舗程度あります。
さらにですな、回転寿司をはじめ、他にもたくさんありますから、たぶん、ざっと見積もっても20軒くらいはあろうかと…。
こと、恵方巻きとなると、うどん屋さんやら海苔屋さんまで参戦してきますから(ついにロールケーキ屋さんまで参戦してきてますが…)、もう、商店街歩いてるだけで、数えきれんほどの店が、店先にワゴン出してのり巻き売ってます。ここはやっぱ、たくましい商店街ですわ。

そんななか、「すし政」を選んでいるのは、特に理由はなくて(笑)
「春駒」でも「奴寿司」でもいいんですけどね。でも、なぜか「すし政」だけは列をなしてるんで、なんとなく列のあるほうにフラフラと行ってしまうわけです。
のり巻きの食べ比べなんてしたことがないからわからないんだけれども、きっと、「すし政」のんが他と比べて美味いんでしょう。
ここらは、舌の肥えた人が多いし、値段にもシビアな人が多いんで、行列ができてる店は、まあ、信用できます。(メディアに出まくってる新店はそうでもないけどね)

ちなみに「すし政」は、創業40年以上。この界隈の有名どころのお寿司屋さんは、どこもそれくらいの創業年数を誇ってます。

さて、
「すし政」ののり巻きは、
「並」が300円。高野豆腐、三つ葉、カンピョウ入り。
「上」が400円。ハーフサイズで、鰻やらマグロやらの海鮮入り。
「並」でも「上」でも3本買うと、300円の寿司券くれます。

すし政


ほっとんどの人が、「上」を買っていかはります。
僕ももちろん、「上」。

晩ゴハンはべつに用意してあるんで、ハーフサイズの「上」でいいんです。
んで、今年は、な、な、なんと、南南東☆ …すんません(笑)

はい。黙ってモグモグしました。


すし政 中店
大阪市北区天神橋5丁目6-19
tel. 06-6358-2558
11:40-23:00(LO 22:45)
月休み
HP http://gourmet.yahoo.co.jp/0002097899/M0027001543/
mapを見る



天満立ち飲みツアー note.010 「上川商店」- ここの湯豆腐を食べずして日本を語るなかれ
上川商店




27歳のとき、日本に帰ってきてすぐのとき、天満で湯豆腐を食べに連れていってもらったのでした。
これが美味くてね。

大振りのドンブリみたいな器に、豆腐が一丁。
しっかりしたダシに七味と柚子が香しくて、ダシに溶け込むようにして、とろろ昆布が優しい食感をもたらしてくれます。
豆腐は、前日から低温でしっかり煮込んであるんで、ほのかにダシの色がついてます。
それでいて、鬆(su)も入ってないし、角もしっかり残ってます。目立たないけど、すごい職人技やと思いますよ。

感じるか感じないかの、とてもパッシブな淡い味で、味淡い、とでも表現したくなるような、透明感のある味。そして、胸がすくような香り。
日本のよさが凝縮されてる逸品だけれども、材料の目利き、技術、手間ひま…、どれをとっても一級品だからこそ成立しているんだと思います。
ここの湯豆腐は、それくらい素晴らしいです。

湯豆腐だけじゃなくて、松前寿司、アラ煮、ダシ巻き…、どれも目利きとひと手間を感じさせるものばかりで、さすがは半世紀以上、天満でトップクラスに居座り続けているだけのことはあります。

先日、久しぶりにお店に行って、むかしとなんも変わってない味に、感服しました。
こういう店は、天満の無形文化財に指定するべきだと思うな。



上川南店
大阪市北区天神橋5丁目4-11 魚徳ビル2F
営業:17:00-22:30
日祝休み
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【過去の天満立ち飲みツアー】
■天満立ち飲みツアー note.001「天満酒蔵」
■天満立ち飲みツアー note.002「天平」
■天満立ち飲みツアー note.003「墨国回転鶏Que Rico」
■天満立ち飲みツアー note.004「但馬屋」
■天満立ち飲みツアー note.005「奄美・島料理 てぃだ」
■天満立ち飲みツアー note.006「上海食苑」
■天満立ち飲みツアー note.007「マリンポリス天満駅前店」
■天満立ち飲みツアー 番外編「煮たり焼いたり」
■天満立ち飲みツアー note.008「裏HIROYA」
■天満立ち飲みツアー note.009「裏HIROYA」vol.2


つけ麺じゃなくてラーメンを探して新規開拓 note.001 「煮干しラーメン 玉五郎」- 悪くはないが記憶に残んない。。。
近ごろ、右を見ても左を見ても、どっこも、つけ麺の店ばっかりじゃないっすか、おじょうさん。
ほんまもんのラーメン屋さんは、どこ行ったんでしょうかね?

飲んだあとの〆はラーメン☆ってのは、僕が飲み屋さんデビューして以来20数余年踏襲されている段取りなのだけれども(飲まないけど。笑)、最近はどこもかしこも、つけ麺専門店ばっか増殖してきて、なんか、ラーメン屋さんを探すだけのことがひと苦労みたいなことになってきました。

僕は、世界中のどんなところに行っても、その土地の食べるものがどんだけのゲテモノであっても、その土地に敬意を表して食べることにしてるんですけれども、それはさておいて、食にかんして、意外と保守的なんですわ。新しいもんには、そう簡単には飛びつきまへん。

だからね、つけ麺って、3年くらいまえに1回食べたきりだし、そんときの印象もよくなかったんで、それ以来、口にしてない。

や、つけ麺が増殖するのは、僕としてはどっちでもいいんですわ。どっちみち食べないんだし、僕の関係ないところで勝手に増殖してくれればいいと思うわけ。好きな人がたくさんいるんだから、そのニーズに応えて頑張ってくれればいいわけ。

問題は、ですよ。
ラーメン屋さんでやってきたところが、つけ麺をメニューに加えて、そっちに力を入れるばっかりに、従来のラーメンの味が酷いことになってることですよ。もうね、つけ麺導入したところでむかしからちょこちょこ行ってるところは、軒並みそんなんですわ。

というわけで、仕方がないんで、ラーメン屋さんも新規開拓することにした。
といっても、つけ麺をメニュー前面に出してないラーメン屋さんなど数えるほどしかなく、しかもそういうラーメン屋さんは手持ちのカードにあるんで、しょーことなしに、つけ麺メインだけれどもラーメンもやってます、ってお店のなかでアタリはないかと物色。

というような、心のなかでのあーでもないこーでもないがあって、とりあえず、暖簾をくぐったのが、天神橋の5丁目、商店街の1本東にある通りの、「煮干しラーメン 玉五郎」

煮干しラーメンってのもあんまり食べたことないんで、どんなもんかな〜、ってかんじで。あ、もちろん、イチオシになってるのは、つけ麺だけど(笑)

煮干しラーメン 玉五郎




カウンターに座ると、ど真ん中に、デン、と、煮干しのふりかけがありました。これ、美味そうです。白飯も頼んじゃったんで、このふりかけで全然オッケーだな☆ あたしゃ、こういうのには弱いですよ〜(笑)

煮干しラーメン 玉五郎


んで、注文したのは、特製煮干しラーメン。
これです。

煮干しラーメン 玉五郎


見た目、味噌ラーメンっぽい。チャーシューはまあまあの厚さがあって、煮卵は黄身がトロトロの状態で見切ってあるんで、これまたよろし。

煮干しの香りがふわっと立ち上がってきて、なかなか食欲をそそります。
暑いときにダラダラ汗かきながら食べるラーメンって、なかなか上等な時間の部類に入ると思うんですが、どーでしょうか?

ひとくちすすると、見た目ほどこってりさほど濃厚じゃない。煮干しの風味のおかげで、見た目よりも全然あっさりしてますわ。ただ、おかげで主張が弱くて、なにか、突き刺さってくるもんがない。悪くないんだけれども、身体にも舌にも、記憶が残らない。

ほいでね、麺がダメ。麺がね、太いんですわ。僕は細麺が好きなんだけれども、これ、好みの問題以前に、このスープにこの麺は合わないと思いましたですね。
つけ麺用の麺を無理矢理このスープに合わしてるかんじ。。。。。

なんか、食べてから、ここに行った人たちのブログをいくつか見てみたけど、正直、騒ぐほどの店か?と。あ、騒がれてるのは、つけ麺のほうか。


というわけで、きっと、再訪はないお店かと。悪いけど。

ああ、ラーメン安住の地は、なかなか見つかりませんな。








煮干しラーメン 玉五郎
大阪市北区天神橋5-6-33
tel. 06-6136-1313
11:30-23:00 無休
mapを見る



餅は餅屋で
葡萄屋

周囲に子供がいてないので、5月の今の時期、単なるGWってだけで、仕事が滞ったりするので邪魔だなあと思ったり、放置してある仕事をこの時期にこなしたりと、そんなことしか考えてません。

どこ行っても混んでるんで、どっかに行こうという気にはならんしな。

そんなわけで、単なる休日の塊としか認識してないんですが、天神橋筋の商店街の横道を歩いてたら、柏餅が売られていて、ああ、端午の節句か、と、思った次第。

市場に出入りしてると、軒先で売られている商品を見て、季節を感じたります。

柏餅なんて、いっつもスーパーで買ってたけど、たまたま、お店の軒先で売られているのを見て、しかも美味そうだったので、ここで購入と相成りました。
近くに丹羽屋とか和菓子屋さんはいろいろあるんだけれども、今回はここで。

葡萄屋


なかでつくってるみたいだし。

葡萄屋


でも、何屋さんなんだろうか?
よくよく思い出したら、年末にお鏡をずらーっと並べて売っていたのを思い出したんだけれども、それ以外の時期は何を売ってるんだかわかりませんでした(笑)

でも、ひとくち食ってみると、ゲ・キ・ウ・マ☆

スーパーで買ってきたものを食べてたときはなんとも思わんかったんですが、あたりまえだけれども、あれはつきたての餅じゃないわけです。考えたこともなかったけれども、つきたての餅でつくった柏餅は、餅がトロットロで、柔らかくて、めちゃくちゃ美味いです。

ほら、この写真からでも、スーパーの柏餅とは餅の柔らかさが全然違うのがわかるかと思います。

葡萄屋



聞くと、米粉がね。
スーパーで売ってるやつの4倍ほどの原価らしいです。そんなわけで、スーパーで売ってるのよりも高いけれども、高いだけのことはありますわ。

やっぱ、餅は餅屋ですな☆
そう。餅屋さんらしいのだけれども、普段は、なんの餅を誰に売ってるんだろうか?






ぶどうや
大阪市北区天神橋5丁目2-1
tel. 06-6358-2531
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天五にできた鳴門金時の芋きんとん入りタイヤキを、芋評論家さんが絶賛してはります(笑)
鳴門鯛焼本舗

天神橋筋商店街は今、ちょっとしたタイヤキブームみたいになってまして、昨年あたりから、あちこちにタイヤキの専門店が出現しております。

夕方、ちょっと小腹が空いたときとか、お使いものなんかに1匹2匹と買ってるんだけれど、どこも似たり寄ったりのなか、ひとつだけ、取り上げてもいいかなと思ったところがありましたです。

天神橋筋の商店街のなかじゃなくて、外側の並び、天神橋筋の道路に面しているほうですが、そちらの、JR環状線のガードからちょい北に行ったところにある「鳴門鯛焼本舗」。ここは美味いです☆

チラシを見ると、一丁焼きがどうとか最高品質の小麦を独自の製法でどうとかいろいろ書いてますが、んなもん、どこのタイヤキ屋も謳うだろうから、どうでもよろし(笑)

天然鯛焼とか書いてあるけれども、天然ってなんやねん!(笑)これも、どーでもよろし。。

出色の出来なのは、中がね、鳴門金時の芋きんとんなのですよ!
これはなかなか不意打ちで、しかも風味があってよろしいです。
1匹140円。

鳴門鯛焼本舗



というわけで、ここは、僕の相方にして仏像ニットアーティスト兼さつまいも評論家のatricotさん(なんじゃそら?)に登場願い、評論してもらわねばなりません。

鳴門鯛焼本舗


以下、atricotさんの論評。

なにこれ? カスタード? ちゃう! 芋きんとんやん!
これ、めっちゃ美味しいな☆ レベル高いわ〜。これは女子のハートをつかむなっ!

どこらへんが論評になってるんかサッパリわかりませんが、芋評論家によると、そーゆーことらしいです(笑)





あ、普通のつぶあんの入ったタイヤキもあります。買ったことも食べたこともないけど。。





鳴門鯛焼本舗

大阪市北区天神橋5丁目7-1
tel. 06-6881-1126
10:00〜23:00
無休

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巻き寿司は「すし政」で買いました☆
すし政 節分 海苔巻き 天神橋6丁目


節分の日、朝から大阪天満宮、昼から堂島薬師堂、夜はお初天神と、それぞれ巻き寿司の丸かじりから豆まきまでいろいろ行事があったのですが、いずれも用事があって行けず…。

とはいえ、海苔巻きだけは確保したく、「すし政」に買いにいったのでした。

天神橋の5丁目の交差点、天五中崎通り商店街の起点になってるところでもありますが、このあたりは寿司屋激戦区でもありまして、老舗だけでも、「すし政」「春駒」「奴寿司」と3軒あります。しかもそれぞれ複数店舗を出してるんで、この3店だけでも合計で10店舗程度。それに加えて、回転寿司をはじめ、他にもたくさんありますから、たぶん、ざっと見積もっても20軒くらいはあろうかと…。
すし政なんて、中店から歩いて10秒のところに東店があるぞ(笑)ちなみに、東店のほうが美味いといわれているけれども、どーなんでしょうかね? 食べ比べたことないし…。

ただし、全国レベルで有名な寿司激戦区になってるんで、観光客も多く、いっつも並んでますな。
不思議なのは、老舗3店にまんべんなく行列ができているのではなくて、すし政に行列ができているときは春駒には行列はできておらず、春駒に行列ができているときは奴寿司に行列はできておらず、奴寿司に行列ができているときはすし政に行列ができておらず…、といった具合で、どこか1店には行列ができているけれども、3店同時に行列ができることはない、という、不思議な塩梅。

これはなかなか不思議です。
ま、行列ができているところに並びたくなるのが群集心理なので、そういうことになるような気がしないでもないんですが、きっと、寿司激戦区といっても、全店舗が連日潤うほどの市場ではないのでしょうな。

まあ、僕も滅多に行きませんわ。
ただし、おススメしないというわけではなくて、美味いですよ。100円寿司に毛が生えた程度の値段で、まともなお寿司がいただけます。ビックリするくらい美味いというわけではないけれども、夜に行って2、3千円くらいで食べるなら、ベストやと思います。ランチ? あるらしいが、それは知らん。。。。なんにせよ、コスパは非常に高いかと。

天満界隈だと、コスパが高くないと、絶対にやっていけませんからな。その意味で、天満界隈のお店は、新店はわからんけれども、それなりに長いこと営業されている店なら、どこに入っても、それなりに満足できるところが多いですわ。

ほいで、僕が今回、海苔巻きを買ったのは、すし政。えーっと、チョイスの理由は、店の前に列ができてたからなんですけどね(笑)
すし政は、創業40年以上だったかな。このあたりのお寿司屋さんは、どこもそんなもんです。

海苔巻きは、
「並」が300円。高野豆腐、三つ葉、カンピョウ入り。
「上」が400円。半分の長さで、鰻やらマグロやらの海鮮入り。

「上」を買いましてん☆
晩ゴハンはべつに用意してあるからね、半分でちょうどいい。
西南西。もちろん無言。



PS

平成22年2月2日…、2時22分はしっかりこの目でデジタル時計を見据えたのに、JR大阪駅で販売されてた記念入場券を買うのを忘れてましたわ(笑)
次の2月22日は、なんかイベントやってくれんやろか?

あ、でも、ついにテレビにまで進出した「美人時計」は、しっかり見ました(笑)
朝日放送の毎週月曜深夜4時〜、というか、毎週火曜の未明の時間ですな。
でも深夜にテレビの電源入れて、これを映してるのって、さぶいわ〜(笑)

美人時計×テレビ朝日


さわさん、2月2日が誕生日? おめでとー☆






すし政 中店

大阪市北区天神橋5丁目6-19
tel. 06-6358-2558
11:40-23:00(LO 22:45)
月休み
HP http://gourmet.yahoo.co.jp/0002097899/M0027001543/

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