大阪市の北区をグルグル巡るブログ | 大阪市の北区メインでいろいろ仕事をしてます。仕事場も住んでるところも大阪市北区なので、北区をグルグル巡って、目にしたもん耳にしたもん感じたもんを、つらつらと書いています。

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りそな銀行南森町支店ショーウィンドウで北区職人研の「娘茶屋」展示、やってます!
久しぶりの、りそな銀行南森町支店のショーウィンドウです。天神橋筋商店街の、南森町交差点北側のところね。

昨年は、その場所で、Think Of JAPAN While Knittingの活動PRを展示させていただきました。
そんときの様子は、過去エントリーを。

「【TJWK】ブランケット完成記念お披露目会@ピエロハーバーの報告と販売予定のお知らせ、価格設定に込めた思いなど」


今年は、北区の伝統工芸を紹介していく職人研の活動の場として、場所を提供してもらっています。橋渡しをしてくれているのは、おなじみ、関西大学・STEPです。それぞれに独立して存在している地域の資源を上手くマッチさせて、次々と化学反応を起こさせている、すばらしいバブですね。

関大STEPアトリエのブログでも、すでに紹介されてます。

http://kustep.exblog.jp/17838976/

さて、先週金曜に設営して、今、展示しているのは、天満を舞台にした民話を新たに書き起こして、その民話を通じて、北区の伝統工芸や伝統文化を紹介していく、というものです。
題して、「娘茶屋」。

(かつて存在していた)天満の森に、ある娘が茶屋を開いたことが物語の発端です。
オープン以来、店は大流行りで、天満の男たちが足しげく通うのですが、どいつもこいつも、ヨイヨイになって、行ったきり戻ってこない、戻ってきてもほうほうの体、といった有様が続くわけです。
行方不明者続出ということもあって、同心(警察ね)が捜査に乗り出すわけですが、相手は、妖(あやかし)。
対峙するために「お化け提灯」が登場したり…、と、スプラッターチックな物語が展開されていきます。

今、第3幕と第4幕を展示しとります。

男どもが森の奥の茶屋に行ってヨイヨイになったり戻ってこなかったり…、って場面と、捜査のために同心が立ち上がる!って場面。

こんな場面です。

娘茶屋


第1幕と第2幕は、提灯の絵付けで滅法すてきな絵を描く、むしまつさんが、挿絵を描いてくれはりました。
そして、同時に展示してある「お化け提灯」も、むしまつさんの筆。
娘茶屋の美人女将が天地逆さまになっているのは、前段紹介ということで、1幕と2幕をまとめちゃった力技☆

娘茶屋

娘茶屋


むしまつさんは、こんなお方です。

http://blog.musimatu.com/



ほいで、です。
第3幕と第4幕をお願いしたのが、これまた妖しい味わいを醸し出すイラストを描かれるquiyoxさん。
こんなお方です。

http://quiyox.exblog.jp/

ショーウィンドウにはご本名で紹介していますが、上記ブログではご本名を出されていないので、ここではハンドルネームでご紹介させていただきます。

このプロジェクトは、予算がほとんどないために、関係者は手弁当、イラストを描いてもらうにしても、雀の涙ほどの謝礼しかお支払いすることができません。
あらかじめそのことをお伝えしたうえで、お仕事をお願いすると…、
「ということは遊びですね! 好きなようにやっていってことですよね!」
と、イラストをお願いしたつもりが、いつのまにか、箱絵になりました☆
ただ眺めるだけじゃなくて、見る人が近づいて覗き込むような仕掛けにしたい!ってことで、箱絵と相成りましたー。
これねー、力作ですよ☆

娘茶屋

娘茶屋

娘茶屋


写真がしょぼくてまったく申し訳ないのだけれども、これ、アクリル板を奥から手前に数枚並べて、それぞれに切り抜いたイラストが貼られているのです。だから、奥行きがあって、飛び出す絵本みたいになってます!まさに、箱絵☆

斜めから見ると、奥行きがあるのが伝わりますかね。




もうね、とんでもないですね。
ギャラが些少だということを逆手にとって、遊びにしちゃって楽しんじゃうという精神。
真っ当なクリエイターのすごく健康的な精神の発露だと思います。
いやー、あらためて尊敬したなっ!

というわけで、この展示、しばらくはやっているので、お近くへお越しの際は、ぜひぜひお立ち寄りくださいませ〜。

僕もまた、この仕事を楽しんでいます☆





 

天満宮の大盆梅展の梅の盆栽はどれもド迫力!
天満宮で、「盆梅展」がはじまってます。というよりも、あと1週間で終わりだけど…。

梅を愛でるほどシブい人生は送っていないのだけれども(笑)、ここに出品される梅の盆栽は、どれもこれも豪快で、絢爛で、シブさとは無縁で、いわゆる可憐な梅のイメージをきっぱりと覆してくれるので、好きです。毎年、行ってます。

さて、この時期、天満宮本殿には、巨大な梅盆がお目見えします。
一昨年までは、これはほんまに盆栽か?というほどの巨大さかつ樹齢200年とかいうシロモノがお目見えしてました。
でも、この梅、病気になっちゃって、やむなく焼いたのだとか。
そんなわけで、昨年より、新しい梅盆が登場しています。

今年は寒気が強いせいか、まだまだ咲いてません。樹齢も重ねてないし、まだまだこれから頑張る梅ですね。

大阪天満宮 盆梅展


ちなみに、在りし日の、一昨年まで飾られていた梅は、こちらです。

大阪天満宮 盆梅展



さて、盆梅展。

なかに入ると、これが盆栽か?と言いたくなるほどの、デカいデカい梅が、鉢に収まってます。それが、いくつもいくつも、並んでます。
もうね、サザエさんのお父さんの波平さんが庭に並べているような盆栽など、ここの盆梅と比べたら、ミニチュアにしか見えませんから(笑)とにかく、デカい!

大阪天満宮 盆梅展


最大サイズは、これです☆なんか…もう、アバンギャルド作品みたいになっちゃってます(笑)

大阪天満宮 盆梅展


枝垂れ梅もありましてね。これもまあ、鉢に収まってることは収まってるんだけど、盆栽と呼ぶには無理があるんじゃ…(笑)だいたい、枝垂れが室内にあるっての変だし、自分の背丈よりも高い盆栽って…。

大阪天満宮 盆梅展


僕が一番気に入ったのは、これです。
端整というか、凛としていて、思わず背筋を伸ばしたくなるようなたたずまいです。

大阪天満宮 盆梅展


あとは、こんなのとか。

大阪天満宮 盆梅展

大阪天満宮 盆梅展


度肝を抜かれたのが、これ。
梅林のジオラマです(笑)

大阪天満宮 盆梅展



あとはもう、語れるほどの教養もないので、ズラズラッと用意した写真を眺めて、梅見をどうぞ☆
でも今年は、出品点数が少なかったな。例年、もっとたくさんあったと思うのだけれども…。

では、残りは、facebookのアルバムからどうぞ☆




大阪天満宮 盆梅展
2月1日(土)-3月12日(日) 9:30-16:30(受付16:00)
拝観 500円
大阪市北区天神橋2-1-8
HP http://www.tenjinsan.com/




天神橋筋商店街ではすでにえべっさんの準備がはじまってます
天満界隈でえべっさんといえば堀川戎なのだけれども、近年は、大阪天満宮でもえべっさんをやってはります。

天満宮でえべっさんというのも最初は違和感がありましたが、むかしっから、えべっさんがいらっしゃったとのことです。戦後、途絶えたらしい、と。繁盛亭ができたのを機に、復活しましたです。

そーいえば、天満宮境内の北西隅に、「蛭子遷殿」があります。天神祭の鉾流神事で鉾が流れ着いた場所に戎の社があったというエピソードがあり、その社を天満宮境内に遷したのがはじまりなのだとか。

1798年の「摂津名所図会」には、天満宮のえべっさんにお神酒を供えたら顔が赤くなり、「神酒笑姿(えみす)」と称されたとあります。これが評判となり、1802年の十日戎では群集が殺到し、大鈴が落ちてけが人が出る騒ぎになったなんてことも。

さて、その天満宮の元で栄える天神橋筋商店街では、初詣の群衆が今日になっても途切れませんが、週明けのえべっさんのころには、もっかいに賑わいますな。

商店街では、すでに準備がはじまってますわ。

えべっさん

縁起物を買うとき、値切り倒して、でも値切った分はご祝儀として売り子さんにわたす。
そういう粋な風景を見ることができるのも、えべっさんならでは、です。

えべっさんは、1月9、10、11日です。
せっかく授かった福が落ちるから、お参りした帰りは、どこにも寄り道したらあきまへんえ。



天神橋筋商店街のカウントダウン紙芝居と大阪天満宮へのショートカット
明けましておめでとうございます。

初詣は、毎年、大阪天満宮に行くのです。
ついでに、道中、堀川神社にも立ち寄ります。
大阪天満宮に行く途中に堀川さんがあるので立ち寄るのだけれども、あそこはえべっさんにて本領を発揮する神社なので、初詣にはなんとなくカウントしたくなく(笑)僕のなかでは、初詣は大阪天満宮ということになっとります(笑)

でも、堀川さん、チャリで参拝に来る人がいたりして、激混みの大阪天満宮の鼻先で、奇跡的にのどかな雰囲気なのは悪くないのですね。

堀川神社


さて、紅白の猪苗代湖ズ見て、福島にエールを送っていたころ、自民党の東海由紀子http://twitter.com/#!/tokai_yukiko)がバカなtweetして炎上してる様を楽しんでいたころ、ぼちぼち年越しソバ食って初詣に出かけようかしらんと思っていたころ、例によって関大STEPセンター長から、天神橋筋商店街のアトリエでカウントダウン紙芝居やるから、と、メールが来てですね、なんか、突然、アトリエに顔を出すことになったのでした…。

夜、10時くらい。さすがに初詣に向かう人の影はまばらで、商店街は、嵐のまえの静けさといったところです。こんなんで紙芝居やって人が集まるのかしらん?
と、心配するのもアホらしいほど、蓋を開けてみたら一瞬で人が集まりましたです。拍子木打ちながら、「紙芝居がはじまるよ〜」って、あちこち練り歩くから、ワラワラと人が集まってくるのですね。さすがですわ。
夜10時過ぎてるし、18禁紙芝居とかやってはりました(笑)

カウントダウン紙芝居の様子は、関大STEPのブログにて、リアルタイムで次々とアップされておりました。

関大STEPブログ「楽歳天三の日々」

http://kustep.exblog.jp/

カウントダウン紙芝居


天神橋筋商店街名物の、やっさんの紙芝居です。
サイトは、こちら。

http://www.kamicomi.com/

お正月の三ヶ日は、帝国ホテル大阪で口演やってるとのことです。正月から儲けはりますなっ!


さてさて、大阪天満宮です。
おそらく関西一円から参拝客が来ますから、もう、激混みなのですね。
かつての参道である商店街を歩いていくのが正しいルートなのですが、人混みがすごいし、途中から入場制限が行われて長蛇の列がまったく進まなくなるので、ここは避けたいところです。

なんせ、こんなんですからね。。。

大阪天満宮


一番お手軽なのは、正門から入るのではなく、参拝の出口にあたる繁盛亭横から入るルートがあるのだけれども、初詣の参拝に出口から入るというのはなんとなく気が引けます。

ということで、正門を通過しつつも、もっともスムーズに行けるルートを公開します。

まずは、下の地図をご覧あれ。

大阪天満宮


青で囲まれたエリアが、天満宮の入場規制によって渋滞するエリアです。このエリアを通るのがメインの参拝ルートだけれども、ここに突入すると、寒空のもと、1時間は待たされることになります。
なので、赤い線の迂回ルートをとります。
天満宮の西側にある商店街を通るのではなく、東側の道から天満宮の正門に向かう道です。こっちだと、嘘みたいに人影もまばらです。
んで、入場規制は正門の西側にロープを張って行なわれているので、正門の東側から入る道には入場規制がありません。スイスイ入れる。

さ て、正門をくぐるとですな、そこは境内なのですが、天満宮の境内は意外と狭くて、そこにアホみたいに人が押し込められているので、ここもまともに突入する と、なんと、正門からわずか10数メートル先にある本殿の前に行くまでに、約40分かかります。10数メートル進むだけで40分!もうね、全然進みません からっ!

例年思うのだけれども、境内に入ってからの導線がね、悪すぎるんです。
お賽銭を投げた人たちが逃げる道が、ないんです。そのせいで、前に進みたい人とお詣りを済ませてとっとと逃げ出したい人が交錯して、賽銭箱前がダンゴ状態になる。パンクバンドのライブさながらのモッシュが、ここで展開されるわけです。

そこで、モッシュを避けるようにして、ダンゴ状態エリアの右横(東側)に、手水場があるんで、そこを抜けます。ここはダンゴ状態の横なので、スイスイ前に進めます。ただし、この道を真っすぐ進んでも、本殿の右横に抜けていくだけなので、本殿には辿り着けません。
なので、本殿のすぐ脇まで行ったら、モッシュに突入して、本殿正面まで押し合いへし合いの波に加わります。これだと、最後の1メートルだけ押し合いへし合いするだけなので、まあ、時間はかかりませんわ。

長年の経験から、これがベスト☆
このルートを公開しちゃうと、次回から人が押し寄せて使い物にならなくなる心配が…、や、次といっても1年先のことなので、皆、忘れてるだろうから、きっと大丈夫☆

というわけで、今年もスイスイと参拝できました。
所要時間、たぶん3分(笑)

そのあと、喫茶店でお茶飲んで、帰ってみたら、謹慎中だったはずのまんべくんhttp://twitter.com/#!/manbe_kunGT)が、えらい勢いでtwitter復帰してはりました。大丈夫なのか?(笑)



大阪天満宮
大阪市北区天神橋2丁目1-8
tel. 06-6353-0025
HP http://www.tenjinsan.com/



りそな銀行の南森町支店でロビーコンサートが行われたのでした
いつもお世話になっている、りそな銀行南森町支店で、クリスマス・ロビー・コンサートが行われると案内をいただいたので、行ってきました☆

むかしは、この時期、ロビーコンサートをやっていたのだけれども、ここ数年はそれも途切れ、久々の復活なのだそうです。

「Quartet Luna」による四重奏です。
この編成で、いろいろなところで演奏されているのだとか。
1stヴァイオリン、2ndヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの編成です。もっともオーソドックスな、安心できる編成ですな。
ヴァイオリン、ヴィオラの方はプロ・ミュージシャンだけれども、チェロ奏者は、アマチュアさんなのだそうです。本職は建築家で、南森町に事務所を構え、大阪弁護士会館の建設の際のアドバイザーを務められた方なのだとか。もっとも、アマチュアといっても音楽活動歴はメチャクチャ長く、玄人はだしの、セミプロといったところです。

バッハの「G線上のアリア」で幕を開け、
モーツァルトの「『狩」の第1楽章、
ハイドンの「皇帝」より第2楽章、
と、古典の名曲が立て続けに演奏され、
後半は、
クリスマスキャロルやディズニーの曲など、ポピュラーかつクリスマスな曲が演奏されました。
最後は、「きよしこの夜」を、皆で合唱しながらのエンディング。

りそな銀行 南森町支店 クリスマス・ロビー・コンサート


なかなか、ほっこりした時間でしたです。
この時期、注意深く見れば、ホテルのロビーや大型施設の一角などで、ちょっとしたコンサートが開催されることが多いですね。
昨年のこの時期は、リッツ・カールトン・ホテルを通りがかった際に、ロビーコンサートに遭遇しました。

この、ちょっとした、というのが僕は好きで、構えなくていいところが、気に入ってます。
それに、不意打ちのプレゼント的な趣もあるし。

この日のコンサートは夕方の17:45から1時間弱行われたのだけれども、年の瀬の夕方の慌ただしい時間、ホットワインを心に流し込んだような時間を味わいましたです。

それにね、営業時間を終えたあとの銀行のロビーに入るなんてことは滅多にない体験だったので、それもまたよかったです〜。
行員さんが総出でフライヤーを配ってるのも、なかなか見ない風景で。

こんなかんじで、あたりまえだけれどもイスのレイアウトなんかも変えてあって、通常のロビーとは違う雰囲気を味わったのでした。

りそな銀行 南森町支店 クリスマス・ロビー・コンサート


また来年も、楽しみにしてます〜。




りそな銀行 南森町支店 クリスマス・ロビー・コンサート
大阪市北区天神橋2丁目北2-6 大和南森町ビル1F



南森町交差点北側の天神橋筋商店街入口のところ、迷惑駐輪のメッカを憩いの場所に変えることで解決するプロジェクト☆
南森町の交差点、天神橋筋商店街の北側入口、りそな銀行南森町支店のショーウィンドウのまえのところですが、あのあたりは、ちょっと広めのスペースがあることも手伝ってか、迷惑駐輪のメッカになっています。

ここはですね、地下鉄堺筋線の南森町駅の入口になっているせいもあって、チャリを停め置くのにはメチャクチャ適した場所なのですね(笑)
でも、その前にはショーウィンドウもあるし、この場所ではときどきイベントも行われたりもするし、第一、商店街の入口にチャリが山積みになっているというのは、景観上よろしくないし、まあ、なんとかしないとなー、と、商店街のみなさんもずーっと思ってきた場所です。
でもねー、適度にスペースがあるせいと、駅の入口の横ということもあってか、なにをやっても効果がなく、ずーっと迷惑駐輪のメッカであり続けてきたわけです。

そこへ、僕のブログでお馴染みの関西大学STEPが、立ち上がった、と。
センター長の与謝野先生が、これまた、あちこちの資源を繋いで、解決に向けての提案をされました。

それが、本日、お披露目なりました☆

関西大学佐治スタジオやゼミの学生さん、地域で活躍するデザイナーさんたちが一緒になって、木製(スギ、ですかね?)のプランターとイスを、この場所に設置されたのでした。

りそな銀行


ここに至るまで、商店街やりそな銀行の協力はもちろん、北区役所や地域で花を育てている「種花の会」のみなさんなど、いろんな人が、このプロジェクトにかかわっています。さらには、生駒の書家の先生もご協力。

憩いの場をつくることで、迷惑駐輪をなくそうという試みですね。

りそな銀行


朝から路面を掃除したり、花の手入れの方法をレクチャーしてもらったりと、設置に向けてのあれやこれやをやってはりました。
夜、通りがかってみると、早速、この場所でライブが行われてました!(終わってからの片付けの場面に通りがかってしまった…)
今後は、花を種花の会が提供し、りそな銀行の行員さんが手入れされていくそうです。
そうすることで、繋がりが一過性のものではなく、長きにわたって続いていくところがいいですね。

手前に見える「書」は、生駒の書家、今柄紫峯先生の筆によるものです。
このチャーミングな筆遣いは、とれたての真鰯を口にしたときのように人の顔をニコニコッとさせるけれども、こうした言葉によるメッセージでのアピールは、僕個人としては、ちょっと抵抗あります。この場所に迷惑駐輪しようとする人たちに訴えかける力があるのかどうかも、正直、わかりません。
でも、この場所のオープニングを飾る作品だと捉えると、これはこれでいいような気もしますね。
次の展開があるのだとしたら、この場所で、時間をつぶせるような、たとえば、クイズなんかが貼られているとおもしろいかも。

りそな銀行


それにしても…、素敵な場所に生まれ変わりました。
木製のイスは、座ってみるとわかるんですが、プラスチックやFRPのイスと違って、冬でもそんなに冷たくないんです。なによりも、木の瑞々しい香りがします。

直前までは、こんな場所だったのですよ。
コンクリート製の重厚で無機質なプランターが置かれていて、コーンとロープで、自転車を閉め出していたのでした。

りそな銀行


それでも、こうやってチャリが停められていきます。
適当な写真がなかったので上手く伝えられないのだけれども、こんなもんじゃなくて、もうぎっしりとチャリが置かれているのが日常だったのですよ。
それが、すごく気持ちのいい場所になりました。

りそな銀行


迷惑駐輪問題を、その場所を憩いの場にすることで解決しよう、という発想は、素敵なアイデアではあるけれども、突拍子もないアイデアだとは思いません。
陳腐ではもちろんないし、素敵なアイデアであるのには違いないけれども、冴えた人なら考えつくかもしれないアイデアだと思うのですね。冴えた人なら。
でも、それを実現させるのに、莫大なおカネを投下して独善的にやっていくのではなくて、さまざまにある資源を繋いで、人を繋いで、そのことによって「想い」を分厚くしていって、想いを分厚くすることで信頼を醸成していって、こうやって実現させちゃうところが、僕の目にはとても新鮮に映るのです。

地域が抱える課題や問題は、投下するおカネがないゆえに放置されていることも多いけれども、それ以前に、さまざまにたくさんある資源を繋いで、想いの総体を分厚くさせることで解決の糸口を探るほうが、公共の精神にマッチしていて上手くいくような気がします。そのほうが、継続していきます。

今回のプロジェクトは外野で拝見するのみだったけれども、そんなことを感じましたですね。







南森町交差点のりそな銀行のギャラリーで、天神祭でお馴染みの提灯の展示をしています
もうすぐ天神祭ですねー。

7月24日が宵宮、25日が本宮です。
24日は、鉾流神事、獅子舞などがあります。
25日は、陸渡御、船渡御、奉納花火などがあります。
あ、ギャルみこしは23日に出ますから、お忘れなく。

天神橋筋商店街でも、練習のお囃子が聞こえてきて、ぼちぼちお祭りムードになりつつあります。
提灯も吊られはじめたしね。

さて、そんななかですね、南森町交差点北西にあるりそな銀行のショーウィンドウで、提灯の展示が行われております。

提灯


展示されているのは、職人研による提灯の紹介です。提灯は、天神祭にたくさんの提灯を納めている、かわい提灯舗さんの提灯。

かわい提灯舗さんのサイトはこちら。

http://www.chochin-kawai.com/


職人研というのは、大阪市北区内で伝統工芸に従事する職人さんの活動を支援したり応援したりするサポーターみたいなもんです。

職人研の活動については過去にいろいろエントリーしてきたけれども、最新のものは、これかな。

「職人×学生 ワークショップ in キタ」


このとき、会場提供してくださった関西大学リサーチアトリエさんが、りそな銀行と提携されていることもあって、りそな銀行のショーウィンドウに提灯の展示を企画してくれはったのでした。

展示では、提灯の構造などがわかるようになってます。

提灯

提灯


提灯には大きく分けて、「地張」「巻式」の2通りのつくりかたがあります。
「巻式」は、丸竹ヒゴを螺旋状に巻いていくもので、「地張」は、一本一本の割竹を独立して輪に止めていくやりかたです。
伝統があるのは「地張」で、大きな提灯を張るのには、もっとも適した構造です。ただ、手間がかかることもあって、この技術をマスターしている職人さんももはや少なくなり、それこそ無形文化財的な位置づけになりつつありますわ。
天神祭などで使われる提灯は、もちろん、こちらの「地張」でつくられた提灯。
構造がわかるように、スケルトンにして展示してあります。


この時期、商店街にも提灯がたくさん吊られます。

提灯


こうやって眺めているだけでも風情があっていいもんだけれども、提灯の構造やつくりかたなどの知識があると、また違った楽しみかたも増えようというもの。
この機会に、ぜひぜひ覗いてみてください。
展示は、8月いっぱい、やってます。

提灯は、灯が入るとキレイなので、こちらの展示も、夜に見るのがいいかな。

そうそう、もうひとつトリビアを。
上記写真を見てわかるように、提灯は、メインの文字が、店の前を向くのではなく、店の横を向くように吊られます。
これは、往来を歩く人に、遠くからでもわかるように見せるのが目的なので、そのように吊られています。




りそな銀行南森町支店 ショーウィンドウ
大阪市北区天神橋2丁目北2-6


大きな地図で見る


関西大学リサーチアトリエ
大阪市北区天神橋3丁目9-9
HP http://www.kansai-u.ac.jp/rakusai/




天満の七夕点描 - 大阪天満宮の星合祭〜大川の「平成OSAKA天の川伝説」〜天神橋筋商店街
7月7日の七夕、大阪天満宮では、七夕祭、「星合祭」が行われてました。
今年は雨で彦星と織り姫は年に一度の逢瀬を果たせんかったでしょうが、お祭りはきっちりやってます(笑)
でも、この日に終日雨が降るなんて、ここ数年では記憶ないですね。夕立こそあったけれども、夜もまだ降ってるっていうのは、ちょっと記憶ないです。

七夕

天神さんそのものは七夕とは特に関係ないのだけRども、天満宮の天満は満天の星という由来があって、七夕伝説のルーツである星合池があるのですね。
その星合池にちなんで、七つの茅の輪くぐりが行なわれます。これ、天満宮の神事です。

本殿の提灯も、新調されてますね。かわい提灯舗さん製作かな。

七夕

茅の輪くぐり自体は全国の神社で行なわれている、日本最古のイニシエーションです。茅の輪をくぐることで悪いもんを祓い、夏を乗り切る、次の季節に備える、というほどの意味合いの儀式です。
たぶん、奈良の大仏さんもそうだし、お百度詣でもそうだし、くぐったり巡ったりするのは、洋の東西を問わず、人類が根源的に持っている祈りの様式なのだと、思います。
サンティアゴ・デ・コンポステラしかり、西国巡礼しかり、メッカの巡礼しかり、曼荼羅だって最初は砂に描いた曼荼羅の周りを巡るのがイニシエーションでした。そういうのって、あると思いますね。茅の輪くぐりも、そういうもののひとつですわ。

ただ、天満宮のは、茅の輪がひとつじゃなくて、七つある。これは星合池の七夕に引っ掛けているのであって、最近になって七つの輪になりました。このへんは、天満宮の商売上手なところですな(笑)

でも、七夕のお祭りは、ちっこい子供さんや婦女子さんが主役なので、酔っぱらいがあんまりいなくて、いいです。大人が増えると、すぐに酒宴になるからな(笑)

茅の輪が七つもあるから、いろいろご利益がたくさんあって、全部くぐっておくと、どれかひとつくらいはなんとかなりそうな気がしてきます(笑)

七夕

七夕

七夕

七夕

七夕

七夕

七夕


さて、星合祭の茅の輪くぐりを終えたら、その足で、天満宮から南に、大川に向かってゆるゆると歩いていきます。ここ数年、行なわれている、「平成OSAKA天の川伝説」です。LEDライトを仕込んだ玉を何万個だったか流して、天の川に仕立ててしまおう!という、なかなか雄大なイベントです。

詳しくは、こちらを。

「平成OSAKA天の川伝説」HP


途中、とり味噌さんのディスプレーなどを眺めながら…。

七夕


「平成OSAKA天の川伝説」のメイン会場である八軒家浜ではイベントが行われるのだけれども、あそこは人が多いし、北区じゃないので(笑)スルーして、毎年、天神橋か天満橋から眺めることにしてます。

今年は、天神橋から。
螺旋のループを下って中之島に降りていくあたりが、ベスト・ビュー・ポイントだと思うのだけれども、そこでじーっと立ち止まってたら注意されてウザいんで、ゆるゆる歩きながら下に降りて、剣先に向かいます。

でっかい写真は、facebookに10枚ほど置いてあります〜。

Facebook - 大阪市の北区をグルグル巡るブログ「七夕の大川は天の川」


七夕

七夕

七夕


というかんじで、今年は雨だったけれども、まあ、毎年行ってることだし、今年もゆるゆると行ってきました。

この七夕イベントが終わると、いよいよ天満は天神祭

商店街にも提灯が吊られはじめました。
提灯の文字が、お店の入口に対して垂直に向けられてます。
これが、正解☆
提灯は、道行くお客さんに示すものなので、往来を歩く人の正面に文字が見えるように吊るすのが、原則です。

七夕


そして南森町交差点北側のりそな銀行のショーウィンドーには、我が職人研関西大学リサーチアトリエがタッグを組んで、提灯の展示がはじまりました。こちらは8月いっぱい展示していて、少しずつバージョンアップしていく予定です〜。

七夕



そして最後、帰ってきてからは、ほぼ日プレゼンツのニカちゃんの七夕ライブをUstで☆

http://www.1101.com/nika/

カバーばっかりのライブは、意外にはっちゃけていて、ニカちゃんの違う一面を見たな。まあ、日本一キレイに歌うところは、不動だけれども。


今年の七夕は終日雨だったけれども、ゆるゆると、なにから心地いい日になりました。




大阪天満宮
大阪市北区天神橋2丁目1-8
HP http://www.tenjinsan.com/


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天満宮の大盆梅展の梅の盆栽はどれもド迫力!(梅画像52枚付き☆)
大阪天満宮 大盆梅展    

毎年恒例のこの時期、大阪天満宮では大盆梅展が開催されとります。今年で8回目。
開催期間中に何度も天満宮を訪れてはいるんだけれども、時間の都合で、盆梅展の会場に入るのがずいぶんと遅くなってしまいました。休日の土曜日に行ったんで、えらい人出。毎年、平日に行くので、人手で賑わうイベントだとは思っていなかったのだけれども、そうでもないですな。
休日に行くと、いかに人気のあるイベント、いかに梅が愛されているのかが、よくわかります。もちろん、オーバー40、オーバー50の人たちが多いけれども、若い人たちもいて、梅っちゅーのは、世代を超えて楽しめる花だということも、わかりましたわ。

会場のなかに入ってみるとね、梅の甘酸っぱい、さわやかな香りが、花にすーっと抜けていきます。
初めての人は、まず、この香りに魅了されること間違いなしです。

最近、ふと思ったんだけれども、梅の種を割ると出てくる実のようなものを、「仁」と言いますが、あれ、そーいえば、「天神さん」とも言いますよね。
むかしは、毒だから食べちゃいけないとかいろいろ言われていたけれども、今は、抗ガン効果があるとかないとか…。
いずれにせよ、菅原道真と梅の結びつきを示すものですな。

さて、盆梅展に行くまえに、拝殿のまえを通ったら、今年デビューした盆栽の梅に、名前が付けられておりました。

拝殿左手にあるのが「玉ゆら」。樹齢約40年です。僕の年齢とそう変わらないけれども、盆栽の梅は100年200年クラスがごろごろいるんで、まだまだヒヨッコです。

大阪天満宮 大盆梅展


拝殿右手にあるのは、「那智」。こちらは樹齢110年。まだ咲いてなかったけれども、幹のえぐれ具合に、歳月を感じさせる、風格のある梅ですな。

大阪天満宮 大盆梅展

このふたつの盆梅と昨年で引退した盆梅については、先日、エントリーしたものをご覧あれ。

『さらば、天満宮の名盆梅「あけぼの」と「唐衣」』


さて、盆梅展。

なかに入ると、これが盆栽か?と言いたくなるほどの、デカいデカい梅が、鉢に収まってます。それが、いくつもいくつも、並んでます。
もうね、サザエさんのお父さんの波平さんが庭に並べているような盆栽など、ここの盆梅と比べたら、ミニチュアにしか見えませんから(笑)とにかく、デカい!

大阪天満宮 大盆梅展


最大サイズは、これです☆ もっとも、すでに鉢に収まってませんが…(笑)

大阪天満宮 大盆梅展


枝垂れ梅もありましてね。これもまあ、鉢に収まってることは収まってるんだけど、盆栽と呼ぶには無理があるんじゃ…(笑)だいたい、枝垂れが室内にあるっての変だし、自分の背丈よりも高い盆栽って…。

大阪天満宮 大盆梅展


こちらは鹿児島の梅。
鹿児島は、紅芋といい霧島ツツジといい、植物は紅になる傾向があるのか?

大阪天満宮 大盆梅展


僕が一番気に入ったのは、これです。
端整というか、凛としていて、思わず背筋を伸ばしたくなるようなたたずまいです。

大阪天満宮 大盆梅展


度肝を抜かれたのが、これ。
梅林のジオラマです(笑)

大阪天満宮 大盆梅展


あとはもう、語れるほどの教養もないので、ズラズラッと用意した写真を眺めて、梅見をどうぞ☆

そうそう、庭があってね、ここがまたいいのですよ〜。

大阪天満宮 大盆梅展



スライドショー
第8回 大阪天満宮 大盆梅展


下のサムネイルをクリックすると、でっかい写真を見ることができます。

大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮 大盆梅展 大阪天満宮






盆梅展やってる期間中、境内のべつの場所では、梅酒大会も開催されていて、利き酒やってます。
梅酒299種、リキュール133種を利き酒☆
チケット700円だけど、盆梅展に行くと、先着何名かは、利き酒大会のチケットをもらえます〜。

梅酒大会のエントリーは、こちら。

「大阪天満宮にて、梅酒の利き酒大会開催中☆平日午前中なのに酔っぱらい多し(笑)」







大阪天満宮

大阪市北区天神橋2丁目1-8
tel. 06-6353-0025
HP http://www.tenjinsan.com/
mapを見る

大阪天満宮大盆梅展
2月8日-2月28日
9:30-16:00
大人500円、小学生300円、小学生未満は無料
http://tenjinsan.seesaa.net/


大阪天満宮にて、梅酒の利き酒大会開催中☆平日午前中なのに酔っぱらい多し(笑)
天満天神梅酒大会2011 


大阪天満宮で梅酒日本一を決める「天満天神梅酒大会2011」が開催されてます。
全国各地から集まった梅酒はじつに299種類。これにリキュールが133種類。
700円のチケットを買うとですね、好きなだけ利き酒して、5銘柄に投票します。
そうやって、日本一に選ばれた銘柄には「天下御免」の称号が与えられる、ということ。

利き酒そっちのけで、飲み倒すヒトが続出するのでは?(笑)

開催は2/21(月)まで。
10:00〜16:00でやってます。
上位銘柄の発表と表彰式は、2/27(日)14:00。大阪天満宮本殿にて。
500円の試飲投票券を買うと、何本でもテイスティングできるそうです。誰でも参加できます(あ、未成年はアウトか)。

飲まない僕にはまったく関係ないですが…(笑)
それにしても、平日の昼間っから、なぜにこんなに酒飲んでる連中が多いのだ?(笑)

天満天神梅酒大会2011

天満天神梅酒大会2011






天満天神梅酒大会2011
2/15〜2/21 10:00〜16:00
結果発表&表彰は2/27 14:00〜
場所:大阪天満宮
HP http://umesusu.jp/taikai/
大阪市北区天神橋2丁目1-8
mapを見る


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